JPH0135204Y2 - - Google Patents

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JPH0135204Y2
JPH0135204Y2 JP2779885U JP2779885U JPH0135204Y2 JP H0135204 Y2 JPH0135204 Y2 JP H0135204Y2 JP 2779885 U JP2779885 U JP 2779885U JP 2779885 U JP2779885 U JP 2779885U JP H0135204 Y2 JPH0135204 Y2 JP H0135204Y2
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cloth
cloths
cloth hanging
arms
suspended
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JP2779885U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はフイルタープレスの布吊り装置の
改良に関する。
従来の技術 板を開枠し、相互に開離された一対の布間
に噴液管を導入し、この噴液管より放出する洗浄
液で布を洗浄するようにしたフイルタープレス
の布吊り装置は、例えば特公昭55−49897に開
示されたものでは、第3図に示すように、隣接し
合う一対の布吊りアーム1,1′相互がその上
端部に設けられた軸支部2によつて開閉自在に連
結され、該軸支部2に設けた吊持部にコイルバネ
3,3′を吊持し、該コイルバネ3,3′の下端に
布掛け棒4,4′を懸吊し、該布掛け棒4,
4′に布5,5′の上端部を掛吊していた。
従つて、布5,5′を洗浄するようにした状
態にては、布吊りアーム1,1′は軸支部2を
中心として下開きに八の字型に拡開され、布
5,5′は該軸支部2を頂点とする二等辺三角形
の斜辺に沿い、頂点近くに相互間の間隙Cを有し
て対向し、展張されていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の形式のものでは、
対向し合う一対の布5,5′が1つの吊持点に
より懸吊されているため、布5,5′相互の上
端間の間隙Cは充分に広いとは云えなかつた。
従つて、布を洗浄するに際し、例えば特公昭
50−12154に示されたような径大な部分を有する
噴液管は上記間隙cに自在に通し得ないこともあ
るという欠点があつた。
又、上記間隙Cが充分に広くはないことから、
布5,5′の鉛直面(板面)に対する傾斜角
βがかなり大きくなるので、布5,5′間に導
入された噴液管6から布5,5′面に至る距離
はその上部と下部とではかなりの差異が生じる。
従つて、布5,5′面に対する洗浄液の噴射圧
にむらが生じるので、布5,5′全面にわたつ
て均一な洗浄を行うことは出来なかつた。
この考案は、上記の問題点を解決し、対向し合
う布5,5′上端間の間隙Cを充分に広くし、
径大な部分を有する噴液管6をも上方(又は下
方)から自在に布5,5′間に導入しえ、かつ
布5,5′全面にわたつて均一な洗浄を行うこ
とが出来るようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、この考案は、板の
両側部に下端が枢着された隣り合う一対の布吊
りアーム相互が上端より低い位置に設けた軸支部
にて交叉状に開閉自在に連結され、該アーム先端
部に吊持させたスプリング等の弾性材に布掛け
棒の両端を懸吊させ該布掛け棒に布上端部を
掛吊させた布吊り装置を提供するものである。
作 用 上記構成における作用をこの考案の実施例に対
応する第1図及び第2図に基づいて説明する。
隣り合う一対の布吊りアーム1a,1b相互
が該アームの上端より低い位置に設けられた軸支
部2により交叉状開閉自在に連結されているた
め、布吊りアーム1a,1bが開かれた状態で
は、該アーム1a,1b先端の吊持部7a,7b
相互を広く開離することが出来る。
前記したように、布4a,4bの上端部はそ
れぞれ布掛け棒5a,5bに掛吊され、該布
掛け棒5a,5bはコイルバネ6a,6bを介し
て前記布吊りアーム1a,1b先端部の吊持部
7a,7bにより懸吊されている。従つて、対向
する一対の布4a,4b相互は、上記の、広く
開離された2つの吊持部7a,7bによつて、上
端部に広い間隙Bを介して対向し展張されること
になる。
実施例 この考案の実施の一例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
布洗浄時の態様を示す第1図及び第2図にお
いて、相互に交叉して対向し合う布吊りアーム
1a,1bが軸支部2にて開閉自在に連結され、
それぞれの下端部が梁10に両側部を支持される
板3a,3bの両側に設けられた枢着部9,9
に支持される。11,11は板3a,3bを梁
10上に摺動自在に支持する把手である。
上記布吊りアーム1a,1bの上端部に設け
られた吊持部7a,7bにコイルバネ6a,6b
を介して布吊り棒5a,5bが懸吊され、該
布吊り棒5a,5bに布4a,4bの上端部が
掛吊される。
上記布4a,4bは、上端相互に間隙Bを有
して対向し、かつ板3a,3b面の上端から距
離Dだけ開離し、板3a,3b面との傾斜角α
を有して展張される。
前記した如く、布4a,4b上端部が相互に
開離した2つの吊持部7a,7bによりコイルバ
ネ6a,6b等を介して懸吊されるため、布4
a,4b上端間の間隙Bは第3図における従来の
間隙Cよりはるかに広くなる。
従つて、布4a,4bを洗浄する際に、たと
え径大な部分を有する噴液管6であつても上方
(又は下方)から自在に上記間隙Bに挿通させる
ことが出来る。
又、布4a,4の傾斜角αは、第3図におけ
る従来の傾斜角βよりはるかに小さくなる。従つ
て、噴液管8から布4a,4bまでの距離は、
その上部と下部において、従来のものにおけるよ
うな大きな差異はなく、ほぼ均等に近いものとな
るので、布4a,4b全面にわたつて均一でむ
らのない洗浄を行うことが出来る。
さらに、布4a,4bの板3a,3bに対
する開離距離Dが従来のものよりはるかに小さく
なるので、フイルタープレス全体を小型に設計で
きるという利点があり、かつ前記したように、
布4a,4b上端間の間隙Bを充分に広くなしう
ることは、布4a,4bの取り付け、取りはず
し等の作業を容易ならしめるという利点をも有す
る。
考案の効果 板が開枠された時に対向し合う布の各上端
部が相互に開離した2つの吊持部によりスプリン
グ等を介して懸吊されるため、布上端間隙Bが
充分に広くなるので、布を洗浄する際に、たと
え径大な部分を有する噴液管であつても上方(又
は下方)から自在に上記間隙Bに挿通出来、かつ
布の傾斜が僅少となるので、布全面が噴射管
とほぼ均等な距離となり、従来のものよりはるか
に均一な洗浄が出来る。
又、板の開枠距離Aに対して布上端間隙B
を従来のものよりも相対的に広くとれることか
ら、フイルタープレス全体を小型化しうる利点を
も有する。
さらに、上記したように隣接する一対の布が
それぞれ別個の吊持部に懸吊され、かつ吊持部が
軸支部から離れた上端部に位置するため、板開
枠時における板の衝撃が布吊りアームを介し
て有効に吊持部に伝わるため、従来のものよりも
布に与える振動が大きく、滓剥離作用が優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例における洗浄時の側
面図、第2図は第1図における−線における
断面図、第3図は従来例を示す側面図である。 1a,1b……布吊りアーム、2……軸支
部、3a,3b……板、4a,4b……布、
5a,5b……布掛け棒、6a,6b……スプ
リング、8……噴液管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板を開枠し、相互に開離された一対の布間
    に噴液管を導入し、この噴液管より放出する洗浄
    液で布を洗浄するようにしたフイルタープレス
    の隣り合う一対の布吊りアーム相互が開閉自在
    に連結され、該アームにスプリング等の弾性材を
    介して布を懸吊させた布吊り装置において、
    板の両側部に下端が枢着された隣り合う一対の
    布吊りアーム相互が上端より低い位置に設けた
    軸支部にて交叉状に開閉自在に連結され、該アー
    ム先端部に吊持させたスプリング等の弾性材に
    布掛け棒の両端を懸吊させ該布掛け棒に布上
    端部を掛吊させたことを特徴とするフイルタープ
    レスの布吊り装置。
JP2779885U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0135204Y2 (ja)

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JP2779885U JPH0135204Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2779885U JPH0135204Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61143611U JPS61143611U (ja) 1986-09-04
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