JPH0134810B2 - - Google Patents
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- JPH0134810B2 JPH0134810B2 JP56033245A JP3324581A JPH0134810B2 JP H0134810 B2 JPH0134810 B2 JP H0134810B2 JP 56033245 A JP56033245 A JP 56033245A JP 3324581 A JP3324581 A JP 3324581A JP H0134810 B2 JPH0134810 B2 JP H0134810B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- brake circuit
- pair
- pressure control
- valve device
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/28—Valves specially adapted therefor
- B60T11/34—Pressure reducing or limiting valves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、自動車の2重ブレーキ回路に組み
込まれ、制御力により外部から切換圧が決定され
る圧力制御弁装置に関する。この圧力制御弁装置
は、ハウジング内に2個の制御シリンダ孔を備え
ている。各制御シリンダ孔は、2つのブレーキ回
路に夫々接続されているとともに、互いに並列に
配置されている。各制御シリンダ孔内には、制御
ピストンが配置されており、これら制御ピストン
の作動プランジヤは、ハウジングの同じ一端面か
ら外側に突出されて、共通のイコライザに当接し
ている。このイコライザには、作動プランジヤと
は反対の側から制御力が作用されている。
込まれ、制御力により外部から切換圧が決定され
る圧力制御弁装置に関する。この圧力制御弁装置
は、ハウジング内に2個の制御シリンダ孔を備え
ている。各制御シリンダ孔は、2つのブレーキ回
路に夫々接続されているとともに、互いに並列に
配置されている。各制御シリンダ孔内には、制御
ピストンが配置されており、これら制御ピストン
の作動プランジヤは、ハウジングの同じ一端面か
ら外側に突出されて、共通のイコライザに当接し
ている。このイコライザには、作動プランジヤと
は反対の側から制御力が作用されている。
「従来の技術とその課題」
公知の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装置(英
国特許第2008216A号)に於て、2個の制御ピス
トンは、互いに分離された後輪用ブレーキ回路の
圧力で作動されるようになつている。後輪用ブレ
ーキ回路内のブレーキ圧が切換点、即ち、切換圧
に達すると直ちに、2個の制御ピストンは、好ま
しくはコイルばねによる制御力に抗して移動さ
れ、これにより、マスタシリンダとホイールシリ
ンダとの間の制御弁を閉じさせる。このような作
動を繰り返すことにより、後輪用ブレーキ回路内
のブレーキ圧の上昇を上記切換圧以後、マスタシ
リンダ内の圧力上昇に比べて緩やかにすることが
できる。
国特許第2008216A号)に於て、2個の制御ピス
トンは、互いに分離された後輪用ブレーキ回路の
圧力で作動されるようになつている。後輪用ブレ
ーキ回路内のブレーキ圧が切換点、即ち、切換圧
に達すると直ちに、2個の制御ピストンは、好ま
しくはコイルばねによる制御力に抗して移動さ
れ、これにより、マスタシリンダとホイールシリ
ンダとの間の制御弁を閉じさせる。このような作
動を繰り返すことにより、後輪用ブレーキ回路内
のブレーキ圧の上昇を上記切換圧以後、マスタシ
リンダ内の圧力上昇に比べて緩やかにすることが
できる。
公知の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装置の不
具合は、切換圧を越えるまでの制御弁の閉止行
程、つまり、作動プランジヤの閉止行程が比較的
長く、このため、制御ピストンを作動させるため
には、比較的多量の圧液を制御シリンダ内に導入
する必要があることである。
具合は、切換圧を越えるまでの制御弁の閉止行
程、つまり、作動プランジヤの閉止行程が比較的
長く、このため、制御ピストンを作動させるため
には、比較的多量の圧液を制御シリンダ内に導入
する必要があることである。
それ故、この発明の目的は、制御シリンダ内へ
の圧液の導入量を可能な限り少なくして、制御弁
の閉止行程を最小にでき、また、一方のブレーキ
回路が故障した場合、正常なブレーキ回路のでの
切換圧を簡単にして増加させることのできる2重
ブレーキ回路用圧力制御弁装置を提供することに
ある。
の圧液の導入量を可能な限り少なくして、制御弁
の閉止行程を最小にでき、また、一方のブレーキ
回路が故障した場合、正常なブレーキ回路のでの
切換圧を簡単にして増加させることのできる2重
ブレーキ回路用圧力制御弁装置を提供することに
ある。
「課題を解決するための手段」
この発明の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装置
は、ハウジングと、ハウジングに、このハウジン
グの一端面から外側に向け、互いに並列に突出し
て設けられ、2重ブレーキ回路のブレーキ圧を制
御する一対の制御弁と組をなして、これら制御弁
を作動させる一対の作動プランジヤと、一端面に
各作動プランジヤの先端が当接されるとともに、
他端面に上記制御力を受けるイコライザとを備え
ている。
は、ハウジングと、ハウジングに、このハウジン
グの一端面から外側に向け、互いに並列に突出し
て設けられ、2重ブレーキ回路のブレーキ圧を制
御する一対の制御弁と組をなして、これら制御弁
を作動させる一対の作動プランジヤと、一端面に
各作動プランジヤの先端が当接されるとともに、
他端面に上記制御力を受けるイコライザとを備え
ている。
そして、イコライザの両側縁には、互いに反対
の方向に夫々突出した一対の延長部が設けられて
おり、これら延長部は、両作動プランジヤを結ぶ
ラインと平行に延び、且つ、両作動プランジヤの
両側に位置付けられている。
の方向に夫々突出した一対の延長部が設けられて
おり、これら延長部は、両作動プランジヤを結ぶ
ラインと平行に延び、且つ、両作動プランジヤの
両側に位置付けられている。
更に、ハウジングの一端面には、上記ラインに
沿い、対応する延長部と対向するように、一対の
止めが配置されている。これら止めは、ハウジン
グの一端面からの突出量を調整可能となつてお
り、これにより、イコライザの延長部が対応する
止めと夫々当接された状態で、イコライザが一対
の作動プランジヤを付勢しているとき、各作動プ
ランジヤと組をなす制御弁は、開位置に達した直
後の状態となつている。
沿い、対応する延長部と対向するように、一対の
止めが配置されている。これら止めは、ハウジン
グの一端面からの突出量を調整可能となつてお
り、これにより、イコライザの延長部が対応する
止めと夫々当接された状態で、イコライザが一対
の作動プランジヤを付勢しているとき、各作動プ
ランジヤと組をなす制御弁は、開位置に達した直
後の状態となつている。
この発明の圧力制御装置によれば、各止めの突
出量を調整することにより、制御弁が開かれると
直ちに、各止めに対して、イコライザの組をなす
延長部を当接状態におくことができる。このよう
な止めがないと、一方のブレーキ回路が故障した
場合、他方のブレーキ回路の切換圧を増加させる
には、つまり、他方のブレーキ回路と組をなす制
御弁を確実に開いておくには、製造公差を考慮す
ると、制御弁に例えば2.5mm乃至3mmの比較的長
い閉止行程を必要とする。この発明によれば、止
めを適切に配置することにより、切換圧の増加に
影響を及ぼすことなく、制御弁の閉止行程を約
0.5mmに調整することができる。この結果、制御
弁、つまり、制御シリンダ内への圧液の導入量
は、減少されることになる。制御弁が正常に作動
している状態では、閉止行程は、両方の制御ピス
トンにより、常に同時にもたらされる。
出量を調整することにより、制御弁が開かれると
直ちに、各止めに対して、イコライザの組をなす
延長部を当接状態におくことができる。このよう
な止めがないと、一方のブレーキ回路が故障した
場合、他方のブレーキ回路の切換圧を増加させる
には、つまり、他方のブレーキ回路と組をなす制
御弁を確実に開いておくには、製造公差を考慮す
ると、制御弁に例えば2.5mm乃至3mmの比較的長
い閉止行程を必要とする。この発明によれば、止
めを適切に配置することにより、切換圧の増加に
影響を及ぼすことなく、制御弁の閉止行程を約
0.5mmに調整することができる。この結果、制御
弁、つまり、制御シリンダ内への圧液の導入量
は、減少されることになる。制御弁が正常に作動
している状態では、閉止行程は、両方の制御ピス
トンにより、常に同時にもたらされる。
制御力は、イコライザに於て、2個の作動プラ
ンジヤ間の中間に働くのが好ましく、また、制御
力は、イコライザを付勢するコイルばねによつて
発生されるのが好ましい。
ンジヤ間の中間に働くのが好ましく、また、制御
力は、イコライザを付勢するコイルばねによつて
発生されるのが好ましい。
一方の延長部が対応する止めに当接すると、こ
の発明は、他方の止め側の作動プランジヤに加わ
る制御力の割合を都合よく増加させることにな
る。好都合なやり方では、このことは、両方の制
御弁を同時に開かせる上で、影響を与える。この
影響は、一方のブレーキ回路が故障した場合、特
に利点となる。何故なら、これにより、他方のブ
レーキ回路、即ち、正常なブレーキ回路での切換
圧を増加することにより、正常なブレーキ回路
で、大きなブレーキ力を発生することが可能とな
る。
の発明は、他方の止め側の作動プランジヤに加わ
る制御力の割合を都合よく増加させることにな
る。好都合なやり方では、このことは、両方の制
御弁を同時に開かせる上で、影響を与える。この
影響は、一方のブレーキ回路が故障した場合、特
に利点となる。何故なら、これにより、他方のブ
レーキ回路、即ち、正常なブレーキ回路での切換
圧を増加することにより、正常なブレーキ回路
で、大きなブレーキ力を発生することが可能とな
る。
一方の延長部が対応する止めに当接することで
生じる増大率は、1.2乃至1.4の範囲にあるのが適
切であり、好ましくは、増大率は、1.3に設定さ
れている。
生じる増大率は、1.2乃至1.4の範囲にあるのが適
切であり、好ましくは、増大率は、1.3に設定さ
れている。
好適な実施例に於て、両方の止めは、組をなす
作動プランジヤから等距離を存しており、これに
より、いずれの延長部が対応する止めに支持され
ている場合でも、両方の制御ピストンに加わる制
御力の割合は、等しい増大率で増加されることに
なる。
作動プランジヤから等距離を存しており、これに
より、いずれの延長部が対応する止めに支持され
ている場合でも、両方の制御ピストンに加わる制
御力の割合は、等しい増大率で増加されることに
なる。
両方の止めがハウジングのねじ穴に所定の深さ
でねじ込み可能な調整止めねじであるならば、特
に好ましいものとなる。従つて、圧力調整弁装置
の組立の後にでも、制御ピストンの閉止行程を可
能な限り小さく調整することができる。調整の方
法に関しては、後述する。
でねじ込み可能な調整止めねじであるならば、特
に好ましいものとなる。従つて、圧力調整弁装置
の組立の後にでも、制御ピストンの閉止行程を可
能な限り小さく調整することができる。調整の方
法に関しては、後述する。
この発明の好適な実施例によれば、調整止めね
じの調整を容易にするため、各延長部には、調整
止めねじと対向して、孔が設けられており、この
孔の径は、調整止めねじの頭部の径よりも小さく
なつている。この孔を通じて、例えばねじ回しを
挿通し、このねじ回しを調整止めねじに於ける頭
部のスロツトに差し込むことが可能となる。
じの調整を容易にするため、各延長部には、調整
止めねじと対向して、孔が設けられており、この
孔の径は、調整止めねじの頭部の径よりも小さく
なつている。この孔を通じて、例えばねじ回しを
挿通し、このねじ回しを調整止めねじに於ける頭
部のスロツトに差し込むことが可能となる。
「実施例」
図面を参照すると、圧力制御弁装置のハウジン
グ13が示されている。このハウジング13内に
は、2個の制御弁の夫々の制御ピストンが並列に
配置されている。各制御ピストンの作動プランジ
ヤ11は、ハウジング13の同一の壁面から突出
されている。これら作動プランジヤ11,11に
は、イコライザ15が支持されている。即ち、作
動プランジヤ11,11の丸みを帯びた先端は、
イコライザ15の2つの半球状の凹み19に係合
されている。そして、イコライザ15は、コイル
ばね16により、作動プランジヤ11,11に対
し、力を対称的に加えている。コイルばね16
は、作動プランジヤ11,11とは反対のイコラ
イザ15の面とばね座20との間に架け渡されて
いる。このばね座20は、ハウジング13に固定
されている。従つて、コイルばね16は、イコラ
イザ15に制御力Kを加えており、この制御力K
の作用線は、2個の作動プランジヤ11,11の
中間にある。
グ13が示されている。このハウジング13内に
は、2個の制御弁の夫々の制御ピストンが並列に
配置されている。各制御ピストンの作動プランジ
ヤ11は、ハウジング13の同一の壁面から突出
されている。これら作動プランジヤ11,11に
は、イコライザ15が支持されている。即ち、作
動プランジヤ11,11の丸みを帯びた先端は、
イコライザ15の2つの半球状の凹み19に係合
されている。そして、イコライザ15は、コイル
ばね16により、作動プランジヤ11,11に対
し、力を対称的に加えている。コイルばね16
は、作動プランジヤ11,11とは反対のイコラ
イザ15の面とばね座20との間に架け渡されて
いる。このばね座20は、ハウジング13に固定
されている。従つて、コイルばね16は、イコラ
イザ15に制御力Kを加えており、この制御力K
の作用線は、2個の作動プランジヤ11,11の
中間にある。
イコライザ15の両方の側縁には、延長部14
が夫々突出するように設けられている。各延長部
14は、止めねじ12と協働するものであり、各
止めねじ12は、ハウジング13のねじ穴にねじ
込まれている。各止めねじ12の頭部には、ねじ
回しを差し込むためのスロツト18が形成されて
いる。各延長部14には、対応するスロツト18
と対向して、孔17が夫々形成されており、これ
ら孔17もまた、ねじ回しを挿通させるためにあ
るものである。
が夫々突出するように設けられている。各延長部
14は、止めねじ12と協働するものであり、各
止めねじ12は、ハウジング13のねじ穴にねじ
込まれている。各止めねじ12の頭部には、ねじ
回しを差し込むためのスロツト18が形成されて
いる。各延長部14には、対応するスロツト18
と対向して、孔17が夫々形成されており、これ
ら孔17もまた、ねじ回しを挿通させるためにあ
るものである。
この発明によれば、止めねじ12の頭部と対応
する延長部14との間の距離sは、次のようにし
て調整される。
する延長部14との間の距離sは、次のようにし
て調整される。
先ず、両方の制御弁は、ブレーキ圧の立ち上げ
により、閉位置に付勢される。この閉位置に於
て、止めねじ12は、延長部14の孔17を通じ
て差し込まれたねじ回しにより、イコライザ15
の延長部14との間に、上記距離sが存するまで
回される。この後、この距離sの存在により、ブ
レーキ圧が減少されると、イコライザ15の延長
部14は、対応する止めねじ12の頭部に当接
し、この状態で、両制御弁は、開位置に達した直
後の状態におかれる。この結果、両方の制御弁の
閉止行程を正確に決定することができる。
により、閉位置に付勢される。この閉位置に於
て、止めねじ12は、延長部14の孔17を通じ
て差し込まれたねじ回しにより、イコライザ15
の延長部14との間に、上記距離sが存するまで
回される。この後、この距離sの存在により、ブ
レーキ圧が減少されると、イコライザ15の延長
部14は、対応する止めねじ12の頭部に当接
し、この状態で、両制御弁は、開位置に達した直
後の状態におかれる。この結果、両方の制御弁の
閉止行程を正確に決定することができる。
制御力Kの作用線から各作動プランジヤ11ま
での距離は、L1によつて示されており、また、
制御力Kの作用線から止めねじ12までの距離
は、L2で示されている。2つの延長部14のう
ち、一方の延長部14が対応する止めねじ12に
先ず当接するとき、他方の延長部14に加わる制
御力は、増大率Vによつて増加する。この増大率
Vは、次式で表される。
での距離は、L1によつて示されており、また、
制御力Kの作用線から止めねじ12までの距離
は、L2で示されている。2つの延長部14のう
ち、一方の延長部14が対応する止めねじ12に
先ず当接するとき、他方の延長部14に加わる制
御力は、増大率Vによつて増加する。この増大率
Vは、次式で表される。
V=(2・L2)/(L2+L1)
従つて、距離L2を適切に選択することによ
り、増大率Vを所望の値に選定することができ
る。ここで、増大率Vは、一方のブレーキ回路が
故障した場合、他方のブレーキ回路での前述した
切換圧を増加させる上で、重要なものである。
り、増大率Vを所望の値に選定することができ
る。ここで、増大率Vは、一方のブレーキ回路が
故障した場合、他方のブレーキ回路での前述した
切換圧を増加させる上で、重要なものである。
図面は、この発明の一実施例を示す2重ブレー
キ回路用制御弁装置の一部を破断して示す図であ
る。 11……作動プランジヤ、12……止めねじ、
13……ハウジング、14……延長部、15……
イコライザ、16……コイルばね、17……孔、
18……スロツト、19……凹み。
キ回路用制御弁装置の一部を破断して示す図であ
る。 11……作動プランジヤ、12……止めねじ、
13……ハウジング、14……延長部、15……
イコライザ、16……コイルばね、17……孔、
18……スロツト、19……凹み。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車の2重ブレーキ回路に組み込まれ、制
御力により弁の切換圧が外部から決定される圧力
制御弁装置に於て、 ハウジングと、 ハウジングに、このハウジングの一端面から外
側に向け、互いに並列に突出して設けられ、2重
ブレーキ回路のブレーキ圧を制御する一対の制御
弁と組をなして、これら制御弁を作動させる一対
の作動プランジヤと、 一端面に各作動プランジヤの先端が当接される
とともに、他端面に上記制御力を受けるイコライ
ザと、 イコライザの両側縁から互いに反対の方向に
夫々突出して設けられ、両作動プランジヤを結ぶ
ラインと平行に延び、且つ、両作動プランジヤの
両側に位置する一対の延長部と、 ハウジングの一端面に上記ラインに沿い、対応
する延長部と対向して配置され、ハウジングの一
端面からの突出量を調整可能な一対の止めとを備
え、 イコライザの延長部が対応する止めと夫々当接
された状態で、イコライザが一対の作動プランジ
ヤを付勢しているとき、各作動プランジヤと組を
なす制御弁は、開位置に達した直後の状態にある
ことを特徴とする2重ブレーキ回路用圧力制御弁
装置。 2 イコライザは、2個の作動プランジヤ間の中
間で制御力を受けることを特徴とする請求項1に
記載の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装置。 3 制御力は、イコライザを付勢するコイルばね
によつて発生されることを特徴とする請求項1又
は2に記載の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装
置。 4 一対の止めの各々は、2個の作動プランジヤ
のうち、組をなす作動プランジヤから等距離を存
して配置されていることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれか1つの項に記載の2重ブレーキ回
路用圧力制御弁装置。 5 一対の止めの各々は、ハウジングの一端面の
ねじ穴に所定の深さでもつて、ねじ込み可能な調
整止めねじであることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1つの項に記載の2重ブレーキ回路
用圧力制御弁装置。 6 2個の延長部の各々は、対応する調整止めね
じに対向する孔を有しており、この孔の径は、対
応する調整止めねじの頭部の径よりも小さいこと
を特徴とする請求項5に記載の2重ブレーキ回路
用圧力制御弁装置。 7 2つの延長部のうち、一方の延長部が対応す
る調整止めねじに当接した場合、他方の延長部側
の作動プランジヤに加わる制御力の割合は、1.2
乃至1.4の範囲の増大率で増加することを特徴と
する請求項6に記載の2重ブレーキ回路用圧力制
御弁装置。 8 増大率は、約1.3であることを特徴とする請
求項7に記載の2重ブレーキ回路用圧力制御弁装
置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803009292 DE3009292A1 (de) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | Zweikreisdruckregler |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142741A JPS56142741A (en) | 1981-11-07 |
JPH0134810B2 true JPH0134810B2 (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=6096866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324581A Granted JPS56142741A (en) | 1980-03-11 | 1981-03-10 | Two circuit pressure control valve |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56142741A (ja) |
BR (1) | BR8101340A (ja) |
DE (1) | DE3009292A1 (ja) |
ES (1) | ES500230A0 (ja) |
FR (1) | FR2478001A1 (ja) |
GB (1) | GB2071243B (ja) |
IT (1) | IT1139022B (ja) |
SE (1) | SE447229B (ja) |
ZA (1) | ZA811080B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4493508A (en) * | 1981-02-05 | 1985-01-15 | Itt Industries, Inc. | Dual-circuit pressure control valve |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5089769A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-18 | ||
JPS54111062A (en) * | 1978-02-20 | 1979-08-31 | Jidosha Kiki Co Ltd | Operating-force transmission mechanism in two-system type brake apparatus |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2306107A1 (fr) * | 1975-04-01 | 1976-10-29 | Dba | Commande mecanique et correcteur double de freinage utilisant une telle commande mecanique |
JPS5753721Y2 (ja) * | 1977-03-31 | 1982-11-20 | ||
JPS5471272A (en) * | 1977-11-17 | 1979-06-07 | Toyota Motor Corp | Hydraulic controlling device in two-system braking device |
-
1980
- 1980-03-11 DE DE19803009292 patent/DE3009292A1/de active Granted
-
1981
- 1981-01-30 SE SE8100686A patent/SE447229B/sv not_active IP Right Cessation
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