JPH0134417Y2 - - Google Patents

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JPH0134417Y2
JPH0134417Y2 JP13979082U JP13979082U JPH0134417Y2 JP H0134417 Y2 JPH0134417 Y2 JP H0134417Y2 JP 13979082 U JP13979082 U JP 13979082U JP 13979082 U JP13979082 U JP 13979082U JP H0134417 Y2 JPH0134417 Y2 JP H0134417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動式卓上アンテナ装置などのアンテ
ナ装置に関するものである。
前記のようなアンテナ装置は、一般に手動操作
によつてアンテナポールを傾動させているので、
感度のよい位置を選択しにくい。そこで、電動機
の正逆回転でアンテナポールを起倒させることが
考えられるが、アンテナポールを垂直な起立位置
から倒伏方向に傾動させる際に、アンテナポール
の重力が倒伏方向に作用するために、アンテナポ
ールの傾動動作が急激に高速となつて停止位置が
不安定となり、小トルクの小型電動機を用いる場
合にはトルク不足によりアンテナを傾動位置に確
実に停止することが困難となる事態も生じる。
本考案は、前述した問題を解決しようとするも
のであつて、電動機の正逆転でアンテナポールを
傾動させる傾動機構にねじりばねを組込むことに
より、アンテナポールの起立および倒伏動作時の
電動機に対する負荷を一定とし、傾動速度を均一
化して、小トルクの小型電動機でも安定した傾動
動作ができる電動式のアンテナ装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、本考案の一実施例の電動式卓上アンテナ
装置につき図面を参照して説明する。
第1図において、符号1はケースであり、ケー
ス1上には水平回動可能なカバー2が配設され、
カバー2にはループアンテナ3が固定され、かつ
伸縮可能な1対のアンテナポール4,4が傾動可
能に設けられている。
第2図に示すように、水平回動機構Aは、ケー
ス1の底板1a上に水平回動用のギヤド電動機5
が固定され、この電動機5の正逆回転が減速して
伝達される出力軸5aに中空シヤフト6の下端部
が嵌合されて固定ビス6aで固定されている。中
空シヤフト6の上端部が電動機台7に螺着され、
電動機台7上にアンテナポール傾動機構Bの減速
機付電動機8が固定されている。すなわち、減速
機付電動機8の一部がこれの下方から圧入する電
動機ホルダ9に係止され、このホルダ9が電動機
台7上にビス止め固定されて、減速機付電動機8
が固定される。そして、これらを覆うように前記
電動機台7の外周に筒状支柱10の下端部が嵌合
されてビス止め固定される。また、前記ケース1
の底板1a上には操作用リレー11が固定され、
かつ電源である乾電池12が図示しない適宜の手
段で着脱可能に装着されている。そして前記底板
1aの外周にケース本体1bが嵌合されてビス止
め固定され、第1図にも示すように前記支柱10
がケース本体1b上に突出している。ここでケー
ス本体1bの上壁内面に1対の水平回動制御用の
マイクロスイツチ13(一方は図示せず)が固定
され、これらのスイツチ13を動作させるスイツ
チ用ビス14が前記支柱10に螺挿されてその外
周から突出している。また第1図、第3図に示す
ように、前記カバー2の底板2aに、支柱10の
ケース1上に突出する上端部がビス止め固定され
ていると共に、ループアンテナ3の両端部が固定
されている。
そして、ギヤド電動機5の駆動により、出力軸
5a、中空シヤフト6、電動機台7および支柱1
0を介してカバー2がループアンテナ3およびア
ンテナポール4,4と一体に水平回動される。こ
の場合に回転角が160゜の範囲でスイツチ用ビス1
4が前記マイクロスイツチ13を動作させること
で、第8図に示す自動反転回路により、回転方向
が切換えられる。なお、第8図中、MSA,MSB
は1対のマイクロスイツチ13の接点、L1,L2
はリレー、Mはギヤド電動機、Sw1は手動スイツ
チを示す。
第2図、第4図に示すように、前記傾動機構B
は、減速機付電動機8の出力軸8aに嵌合されて
押ねじで固定されたシヤフト15を有し、その大
径部はカバー2の底板2aにベアリング23を介
して回転自在に支持される。そして、このような
シヤフト15の大径部にはカラー16が嵌合され
て押ねじで固定され、カラー16とこれの上方に
位置するカバー2の底板2aとの間にコイルばね
からなるねじりばね17が介在され、このばね1
7の上、下端部が底板2a、カラー16にそれぞ
れ固定されている。そしてカバー2の底板2a上
に突出したシヤフト15の小径部には駆動側傘形
歯車18が嵌合されて押ねじで固定されている。
他方、これに噛合う従動側傘歯車20,20は第
3図に示すように、アンテナポール4の伸縮用電
動機受19の対向面にビス止め固定され、これら
の傘形歯車20,20は、中間シヤフト21に回
動可能に遊嵌され、かつ駆動側傘形歯車18に常
時噛合されている。前記中間シヤフト21の両端
部は電動機受19の対向面部に回動可能に嵌合さ
れ、また中間シヤフト19の軸線延長上に配設し
た端部シヤフト22が、それぞれカバー本体2b
の対向端壁に嵌合固定され、かつ電動機受19の
反対向面に回動可能に遊嵌されていることで、電
動機受19が傾動可能にカバー本体2bに支持さ
れている。カバー本体2bは底板2aの外周に嵌
合されてビス止め固定され、これらで第1図に示
すカバー2を構成している。
また、第3図に示すように、カバー本体2bの
端壁内面に1対のマイクロスイツチ24(一方は
図示せず)が固定され、これらのスイツチ24を
動作させるスイツチ用ピン25が伸縮用電動機受
19に固定されている。この電動機受19には、
第3図、第5図に示すように、伸縮用電動機26
が圧入嵌合されて固定され、かつアンテナポール
4の基ポール27の基端部が嵌合固定されてい
る。
そして、減速機付電動機8の正逆転駆動によ
り、出力軸8a、シヤフト15、駆動側傘形歯車
18および従動側傘形歯車20,20を介して伸
縮用電動機受け19,19が中間シヤフト21お
よび端部シヤフト22の軸回りに互いに反対方向
に回動し、伸縮用電動機26およびアンテナポー
ル4が一体的に傾動される。この場合に、シヤフ
ト15の駆動によつてカラー16が回転し、アン
テナポール4が垂直な起立位置から倒伏方向に傾
動する際にねじりばね19がねじられ、アンテナ
ポール4の傾斜角度に応じて大きくなるねじりば
ね17の反力とアンテナポール4などの重力によ
る傾動力とをバランスさせて、アンテナポール4
が倒伏位置近くになると傾動動作が急激に高速に
なるのを防止し、ほぼ一定速度で安定した傾動動
作をする。
さらに、第3図に示すように、アンテナポール
4は基ポール27がカバー本体2bの切込み穴2
cを遊嵌して、垂直な起立位置から各々65゜の角
度で傾動し倒伏位置に至るように規制され、この
ような傾動で伸縮用電動機受19のスイツチ用ピ
ン25がマイクロスイツチ24に当接し、これら
を作動させて第8図に示す前述したと同様な自動
反転回路により、減速機付電動機8の回転方向が
切換えられる。
前記アンテナポール4は、送りねじ式の伸縮機
構を有し、第3図、第5図に示すように、伸縮用
電動機26の回転軸26aとスクリユウシヤフト
28の基端部とが絶縁樹脂製のカツプリング29
にそれぞれ圧入嵌合されて連結されている。そし
て第5図、第6図に示すように、伸縮用電動機受
19の先端部に基端部が固定された基パイプ27
内に順次小径となる3本の中間パイプ31と最小
径パイプ30とが順次嵌合されている。最小径パ
イプ30は、先端部に飾り玉37が固定され、基
端部外周面に1対のスライドばね32の一端部が
固定され、基端部内周に突出する一対のばね受3
0a(第7図参照)が形成され、これらの基端側
に基底金具33が嵌合固定されている。最小径パ
イプ30内のばね受30aと基底金具33との間
には合成樹脂製のナツト34が嵌合され、ナツト
34の両端面とばね受30aおよび基底金具33
との間にはコイルスプリング35および36が介
在されている。前記ナツト34の外周面には縦溝
34aが形成され、第7図に示すように最小径パ
イプ30の内周面から突出したその軸方向に沿う
リブ30bに溝34aが摺動可能に係合され、ア
ンテナポール4の縮小時に前記スクリユウシヤフ
ト28の先端部に形成したねじ部28aが螺合す
るように構成されている。前記基底金具33は、
スクリユウシヤフト28が遊貫する貫通孔33a
が形成され、基端部に最小径ポール30の基端か
ら下方および外周側に突出して2段目の中間ポー
ル31内周面に摺接する鍔33bが形成され、外
周面には鍔33bを含む軸方向に沿つて縦溝33
cが形成され、縦溝33cが2段目の中間ポール
31の内周面に突設したリブに摺動可能に係合さ
れる。2段目乃至4段目の中間パイプ31は、こ
れらの径は異なるが、構成がほぼ同様であるか
ら、これらの1本について説明すると、先端部に
絞り部31bが形成されて小径側のパイプの抜け
止めとされ、基端部には前述した最小径ポール3
0と同様に外周面にスライドばね32が固定さ
れ、かつ内周に突出するばね受31aが形成さ
れ、基底金具33が嵌合固定され、これらの間に
ナツト34が嵌合され、ばね受31aとナツト3
4との間にこれを基端側に附勢するコイルスプリ
ング35が介在されているが、ナツト34と基底
金具33との間に介在されるスプリングは設けら
れていない。基パイプ27は先端部に中間パイプ
31と同様な絞り部27bが形成されているが、
ばね受、ナツト、基底金具およびスプリングは設
けられていない。また、中間パイプ31、基パイ
プ27の内周面にも最小径パイプ30のリブ30
bと同様なリブが設けられている。なお、これら
のリブは、パイプ材である丸素管を引抜き小径化
して行く過程で形成し、先端部の絞り部が形成さ
れる部分はリブがカツトされる。また、ばね受は
各パイプに設けた上下2段の横割スリツト間の部
分を中心側にへ字形に屈曲させて形成し、基底金
具は環状凹溝にパイプの基端部を絞つてかしめ、
さらにポンチ打ちして固成し、スライドばねはパ
イプの穴に一部を絞り込んで固定するものであ
る。
前述のように構成されたアンテナポール4は、
第5図に示す縮小状態では、最小径ポール30内
の下方のコイルスプリング36が圧縮されてナツ
ト34を上方に附勢しており、各最小径パイプ3
0および中間パイプ31の最大径の4段目パイプ
のものを除く基底金具33が外周側のパイプのス
ライドばね32固定用の突起32aに当接し、4
段目の中間パイプ31の基底金具33は前記カツ
プリング29に当接されている。また、スクリユ
ウシヤフト28はねじ部28a下端が最小径パイ
プ30のナツト34と外れた位置で止まつてい
る。この縮小状態で、伸縮用電動機26を正転駆
動すると、出力軸26a、カツプリング29を介
してスクリユウシヤフト28が正転し、最小径パ
イプ30のナツト34は、下方のコイルスプリン
グ36で上方に附勢され、スクリユウシヤフト2
8のねじ部28aに押付けられているので、この
ねじ部28aに螺合される。この時、最小径パイ
プ30のナツト34はこれの縦溝34aに最小径
パイプ30のリブ30bが係合して回転せず、最
小径パイプ30と2段目の中間パイプ31とは基
底金具33の縦溝33cと中間パイプ31のリブ
との係合により回転せず、順次基パイプ27まで
回転しないようにされ、かつ基パイプ27が固定
されており、さらに最小径パイプ30以外のパイ
プのナツトも前記ねじ部28aと螺合していない
ので、最小径パイプ30のナツト34だけが上方
に移動し、このナツト34上方のコイルスプリン
グ35を圧縮し、これのばね力がスライドばね3
2の中間パイプ31内周面に圧接する力に打勝つ
と、ナツト34が最小径パイプ30を上方に押出
す。最小径パイプ30のナツト34がスクリユウ
シヤフト28のねじ部28aから外れる前に、最
小径パイプ30のスライドばね32の突起32a
が2段目の中間パイプ31の絞り部31bに当接
して2段目の中間パイプ31が引上げられ、これ
のナツト34が前記ねじ部28aに螺合される。
この場合に、最小径パイプ30のナツト34が上
方のコイルスプリング35に余裕をもたせること
で自動調整され、2段目の中間パイプ31のナツ
ト34が固定のように働き、このナツト34にね
じ部28aが即座に螺合される。2段目の中間パ
イプ31のナツト34がスクリユウシヤフト28
のねじ部28aに螺合された直後に最小径パイプ
30のナツト34がねじ部28aから外れ、最小
径パイプ30は2段目の中間パイプ31に対しス
ライドばね32の圧接力で伸長状態を保つたま
ま、2段目の中間パイプ31が上方に移動する。
順次同様な動作で3段目4段目の中間パイプ31
が伸長し、これらの最も大径の4段目の中間パイ
プ31は基パイプ27に対して伸長し、これの絞
り部27bに4段目の中間パイプ31のスライド
ばね32の突起32aが当接し、アンテナポール
4が伸長限に達する。ここで、スクリユウシヤフ
ト28のねじ部28aから4段目の中間パイプ3
1のナツト34が外れ、このナツト34はコイル
スプリング35を圧縮して上昇していたので、こ
のスプリング35で下方に押付けられ、スクリユ
ウシヤフト28とナツト34との間で、空回りの
接触音を発生し、可聴音のクラツチ機構となる。
したがつて、適宜の手段によつて伸縮用電動機2
6を停止させる。なお、各段のスライドばね32
は基パイプ側に行くにしたがつて大きな摺動抵抗
をもつようにすることが必要である。
アンテナポール4の伸長状態では、4段目の中
間パイプ31のナツト34は、スクリユウシヤフ
ト28のねじ部28aから外れ、このねじ部28
aにコイルスプリング35で下方に附勢されて押
付けられて、基底金具33に当接されている。ア
ンテナポール4を縮小させるには、伸縮用電動機
26を逆転駆動してスクリユウシヤフト28を逆
転させると、これのねじ部28aに4段目の中間
パイプ31のナツト34が螺合されて基底金具3
3を下方に押し、4段目の中間パイプ31が下方
に移動する。順次、各段のパイプのナツト34は
先に下方に移動したパイプのナツトがねじ部28
aから外れる前にこのねじ部28aと螺合し、前
述した伸長時とほぼ同様な作用で、各段のパイプ
31,30が下方に移動して、アンテナポール4
が縮小する。この場合に、ナツト34はねじ部2
8aに後から螺合されるものが自動調整され、前
に螺合されたものが固定のように働き、ナツト3
4にねじ部28aが確実に螺合される。最小径パ
イプ30が下方に移動される時には、最小径パイ
プ30のナツト34は、下方のコイルスプリング
36を圧縮して下降し、スクリユウシヤフト28
のねじ部28aから外れ、コイルスプリング36
で上方に押付けられてスクリユウシヤフト28と
ナツト34との間で空回りの接触音を発生し、可
聴音のクラツチ機構となる。したがつて、適宜の
手段で伸縮用電動機26を停止させる。
なお、第2図中、符号6bは中空シヤフト6の
横穴、9aは電動機ホルダ9の切欠、第3図中符
号2dはカバー底板2aの給電用穴、2eはカバ
ー本体2bのループアンテナ嵌挿穴である。
前述したように、本実施例のアンテナ装置は、
減速機付電動機8で駆動側傘形歯車18を回動さ
せることによつて2個の従動側傘形歯車20が互
に反対方向に回動し、これらの傘形歯車20に取
付けられているアンテナポール4が起倒する。こ
の場合に、ねじりばね17は、アンテナポール4
が垂直に起立している時に負荷がOであり、アン
テナポール4が水平方向に倒れて行くにしたがつ
てこれに反する荷重がかかるように設定され、バ
ランサとして働く。そして、本実施例のような卓
上形のアンテナ装置では、減速機付電動機8は、
これ自体が回転動作されるので、小形軽量である
ことが必要であり、トルクが小さなものとなる。
このため、アンテナポール4の傾動動作時にアン
テナポール4の自重が減速機付電動機8に加わ
り、アンテナポール4の倒伏動作が急激に早くな
つて不安定になるが、この動作時にねじりばね1
7に加わるねじり力の反作用でバランスを保た
せ、ほぼ一定速度でアンテナポール4の傾動動作
を行うことができる。したがつて、アンテナポー
ル4の起倒が、手動によることなく自動で行われ
ると共に、ねじりばね17を設けたことで、アン
テナポール4の傾動速度が一定化されるので、感
度のよい位置の選択が容易となる。
さらに、アンテナポール4が倒伏端に達する
と、スイツチ用ピン25でマイクロスイツチ24
を動作させて減速機付電動機8を逆転させるの
で、アンテナポール4の倒れ過ぎによる破損を防
止できる。
なお、本実施例のアンテナ装置は、カバー底板
2aに設けた給電用穴2dに、カバー2内のアン
テナポール4、マイクロスイツチ24、伸縮用電
動機26の各々の給電線(図示せず)などを通
し、これらの給電線を支柱10内を通し、電動機
ホルダ9下端部の切欠9aからこのホルダ9内を
経て減速機付電動機8の給電線と共に電動機台7
を通して中空シヤフト6内に導き、これの横穴6
bからケース1内の操作用リレー11を介し、電
源である乾電池12に接続してある。また、ケー
ス底板1aに設けたギヤド電動機5は前述したよ
うに、支柱10のスイツチ用ビス14と2個のマ
イクロスイツチ13で160゜の角度で正逆転される
ように構成されている。したがつて、アンテナポ
ール4の水平回動を自動によつて行つているた
め、手動に比べて感度がよい位置が容易に得ら
れ、また前述したように自動的に正逆転するた
め、前記給電線などの絡まりを防止できる。
以上説明したように、本考案のアンテナ装置
は、電動機の正逆転でアンテナポールを傾動させ
る傾動機構を備え、前記電動機の回転でねじられ
るねじりばねを前記傾動機構に組込み、アンテナ
ポールの傾斜角度に応じて大きくなる前記ねじり
ばねのねじり反力とアンテナポールの重力による
傾動力とがバランスするようにしたので、アンテ
ナポールの傾斜角度にかかわらず傾動速度を一定
化することができ、アンテナポールの感度がよい
位置の選択が容易にでき、傾動機構の電動機が小
形軽量でよいため、卓上形の小形アンテナ装置に
好適するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図はケース内部分の分解斜視図、第3図
はカバー内部分およびアンテナポール伸縮機構部
分の分解斜視図、第4図は傾動機構の要部の斜視
図、第5図はアンテナポールの縦断面図、第6図
は同分解斜視図、第7図は第6図の−線断面
図、第8図は自動反転回路の結線図である。 4……アンテナポール、8……減速機付電動
機、15……シヤフト、16……カラー、17…
…ねじりばね、18……駆動側傘形歯車、20…
…従動側傘形歯車、B……傾動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機の正逆回転でアンテナポールを傾動させ
    る傾動機構を備え、アンテナポールを垂直な起立
    位置から倒伏方向へ傾動させる前記電動機の回転
    でねじられるねじりばねを前記傾動機構に組込
    み、アンテナポールの傾斜角度に応じて大きくな
    る前記ねじりばねのねじり反力とアンテナポール
    の重力による傾動力とがバランスするようにした
    ことを特徴とするアンテナ装置。
JP13979082U 1982-09-14 1982-09-14 アンテナ装置 Granted JPS5946008U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13979082U JPS5946008U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 アンテナ装置

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JP13979082U JPS5946008U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 アンテナ装置

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JPS5946008U JPS5946008U (ja) 1984-03-27
JPH0134417Y2 true JPH0134417Y2 (ja) 1989-10-19

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JP13979082U Granted JPS5946008U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 アンテナ装置

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