JPH0134073Y2 - - Google Patents

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JPH0134073Y2
JPH0134073Y2 JP2232085U JP2232085U JPH0134073Y2 JP H0134073 Y2 JPH0134073 Y2 JP H0134073Y2 JP 2232085 U JP2232085 U JP 2232085U JP 2232085 U JP2232085 U JP 2232085U JP H0134073 Y2 JPH0134073 Y2 JP H0134073Y2
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rice
dryer
grain
drying
moisture
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、乾燥機から直接もみすり機に穀物を
排出して穀物を玄米にするもみすり機を接続した
穀物乾燥機に関するもので、特にその運転制御装
置に係るものである。
〈従来の技術〉 従来の乾燥機では乾燥機のもみ排出口にもみす
り機を配置し、乾燥機のもみ排出操作ともみすり
機の始動操作を個別に行うと共に、もみすり工程
時に作業者がもみを定期的に採取して、手動水分
計で水分値を計測したり、あるいはもみすり時の
音によつて水分値を推測して乾燥作業をすすめて
いた。
しかし、前者では人手による水分値確認作業が
煩わしくなつて、定期的な確認を怠ることがあつ
た。した後者では、聴覚という人間の五感に頼る
ため正確性に欠ける欠点があつた。
〈解決しようとする問題点と解決手段・作用〉 本考案は上記の諸欠点を解決することを目的と
するもので、この目的のためにつぎのように構成
する。すなわち熱風によりもみを乾燥させる乾燥
モードと、乾燥されたもみを乾燥機に接続したも
みすり機に排出する排出モードとを有する穀物乾
燥機において、排出モード時にもみすり機を運転
する駆動手段を設けると共に、もみすり機の玄米
流出路に水分計を付設し、この水分計が高水分の
玄米を検知すると、乾燥機の排出モードを乾燥モ
ードに切換える切換手段を設けてなる穀物乾燥機
の制御装置である。
〈作用〉 この装置では、水分計が高水分の玄米を検知す
ると、もみすり運転が停止して乾燥運転が自動的
に始まるため、乾燥不十分な玄米がでることがな
く、且つ作業者の手数を使う煩わしさもない。
〈実施例〉 つぎに本考案の実施例であるもみすり機を接続
した穀物乾燥機Aを図面に基いて説明する。
第1図において循環型の穀物乾燥機1は排出パ
イプ2によりもみすり機3に接続され、乾燥を終
了した穀物は直接もみすり機3に移送される。乾
燥機1は貯留部4、乾燥部5、乾燥風をおこす排
風部6、バーナ7、乾燥部5内の穀物を間欠的に
流下する繰出しバルブ8、流下した穀物を昇降機
下部に向けて移送する下部スクリユウ9、繰出し
バルブ8と下部スクリユウ9を駆動するバルブ用
モータ10、昇降機11、もみの含有水分値を測
定する乾燥機側の水分計12、制御ボツクス1
3、上部スクリユウ14、穀物の流れを排出側と
循環側に切換える切換シヤツタ15、切換シヤツ
タ15を駆動するシヤツタ用モータ16よりな
る。
もみすり機3は、一対の脱ふ用ロール20、駆
動用モータ21、玄米の水分値を測定するため玄
米流出路に設けたもみすり機側の水分計22、選
別部23、もみすり機シヤツタ24よりなる。
つぎに上記装置の動作を第2図に示す流れ図に
従つて説明する。乾燥作業が進み、ブロツク10
1にて水分計12が乾燥終了を示す値に達する
と、乾燥機1は運転を停止する。運転停止後、も
み内水分を安定値にするため、T時間(本実施例
では約1時間)もみを機内に貯留する。T時間径
過すると、ブロツク103にて排出スイツチ(図
示せず)が入り、乾燥機1はブロツク104にて
排出モードとなる。排出モードでは、切換シヤツ
タ15が排出側となり、バルブ用モータ10、下
部スクリユウ9、昇降機11が運転される。そし
て同時にもみすり機3の駆動用モータ21が駆動
されて、もみすり機3が運転を開始する。ブロツ
ク105にて、もみすり機3の水分計22がオン
となる。ブロツク106で穀物存在の有無を判断
し、存在する限り、もみすり作業を続ける。穀物
の確認は、本実施例では水分計22の表示によつ
て行う。すなわち穀物がなくなれば、水分計22
の表示は低くなるから、水分計22が低水分のL
表示をするか否かを監視する。一定時間L表示と
なつたことを検知したら、ブロツク108にて停
止制御となつて、乾燥機1、もみすり機3の運転
を停止して、作業終了となる。なお、穀物の有無
はレベルセンサによつて行う場合もある。
穀物がある限り、作業は継続し、この作業中ブ
ロツク107にて玄米の水分値を測定する。測定
値Mが、M>Mc+k(但しMcは停止水分値、k
は本実施例では1%)の事体を生じない限り、も
みすり機3の運転は続く。測定値MがM>Mc+
kとなつたとき、すなわち高水分の玄米発生を検
知すると、ブロツク110にて、ブザー(図示せ
ず)が鳴ると同時に、乾燥機1のバルブ用モータ
10が停止し、繰出しバルブ8および下部スクリ
ユウ9が止まつて、もみの流下がストツプする。
但し昇降機11内にあるもみを排出しおえるた
め、ブロツク111にて、繰出しバルブ8および
下部スクリユウ9の運転停止後も、なおt時間昇
降機11は運転をつづける。t時間経過したら、
ブロツク112にて排出シヤツタ15を乾燥機側
に切換え、もみすり機3のロール20の間隔を拡
大して、もみすり作業を不能にする。なおもみす
りされなかつた若干のもみは、作業者が手作業で
乾燥機1へもどす。次いでブロツク113にても
みすり機3の排出シヤツタ24を閉じて、もみす
り機3へのもみの流れを完全に停止する。ブロツ
ク114にて、もみすり機3からの排出完了を確
認する。完了を確認したら、ブロツク115に
て、もみすり機3の運転を停止し、乾燥機1を乾
燥モードに移す。すなわち排風機6、バーナ7、
繰出しバルブ8、下部スクリユウ9、昇降機1
1、水分計12、上部スクリユウ14を運転させ
る。もみすり機3側の水分計22の測定値にもと
づいて、ブロツク116にて乾燥時間を演算す
る。ついでブロツク117にて乾燥機1側の水分
計12の測定値MがM≦Mcとなるまで、乾燥モ
ードを続行する。ブロツク118にて乾燥時間
が、ブロツク116にて算出した時間T1に達し
たか否かを判断し、T1時間経過するまで乾燥運
転をつづける。測定水分値Mが、M≦Mcで、且
つ時間T1を経過したら、ブロツク119の停止
制御に移つて、乾燥運転を停止する。
ここで、動作は最初のブロツク102にもど
り、以後は今迄の動作を繰り返す。
〈考案の効果〉 本考案は以上説明したように構成して、高水分
のもみが、もみすり機に到来したときに、もみす
り工程を自動的に停止し、且つ乾燥運転を開始す
るようにしたため、高水分のもみがもみすりされ
ることを防止すると共に、水分異常時の処理を迅
速かつ確実に行いうる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のもみすり機を接続した穀物乾
燥装置を示す正面図、第2図は同装置の動作を説
明する流れ図である。 A……穀物乾燥装置、1……乾燥機、3……も
みすり機、4……貯留部、5……乾燥部、12…
…水分計、13……制御ボツクス、15……切換
シヤツタ、22……脱ふ用ロール、22……水分
計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機内のもみを循環しつつ、これに熱風を浴
    びせて乾燥運転する乾燥モードと、乾燥機内のも
    みを乾燥機に接続したもみすり機に排出する排出
    モードとを有する穀物乾燥機において、前記排出
    モード時にもみすり機を運転する駆動手段を設
    け、もみすり機の玄米流出路に水分計を取付け、
    この水分計による測定値が予め設定した水分値よ
    りも高い値になつたとき、その信号を入力して前
    記排出モードを乾燥モードに切換える切換手段を
    設けてなるもみすり機を接続した穀物乾燥機の運
    転制御装置。
JP2232085U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPH0134073Y2 (ja)

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JP2232085U JPH0134073Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JP2232085U JPH0134073Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JPS61138995U JPS61138995U (ja) 1986-08-28
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