JPH0134026Y2 - - Google Patents

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JPH0134026Y2
JPH0134026Y2 JP1985102405U JP10240585U JPH0134026Y2 JP H0134026 Y2 JPH0134026 Y2 JP H0134026Y2 JP 1985102405 U JP1985102405 U JP 1985102405U JP 10240585 U JP10240585 U JP 10240585U JP H0134026 Y2 JPH0134026 Y2 JP H0134026Y2
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terminal board
casing
unit casing
upper opening
electrical component
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ユニツトケーシングの上方開口部の
近傍に電気部品箱が装着され、この電気部品箱に
端子盤が装着され、この端子盤に接続する配線の
導入部が前記ユニツトケーシングの側板に設けら
れ、前記ユニツトケーシングの上方開口部が天板
に覆われた構成を有する空気調和機の室外ユニツ
トに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の空気調和機の室外ユニツトとし
て、例えば、実開昭51−019554号公報に示すよう
なものがあつた。以下、この従来例を第3図に示
して説明する。第3図は室外ユニツトの一部分の
断面図である。
第3図において、21はユニツトケーシング、
22はユニツトケーシング21の上方開口部の近
傍に装着された電気部品箱、23は電気部品箱2
2に形成された傾斜面、24は傾斜面23に装着
された端子盤、25は傾斜面23に連続する状態
で電気部品箱22の下部に装着された取付板、2
6は取付板25に装着されたコードクランプ、2
7は端子盤24に接続され、コードクランプ26
に固定された接続配線である。
端子盤24およびコードクランプ26に対向す
る箇所において、ケーシング21の側板に作業用
開口部28が形成され、この作業用開口部28を
覆う開閉蓋29がケーシング21の側板に着脱自
在に装着されている。開閉蓋29の下方において
ケーシング21の側板に設けられた配線導入部3
0に、前記の接続配線27が通線されている。3
1はケーシング21の上方開口部を覆う状態でケ
ーシング21に装着された天板である。端子盤2
4に接続配線27を接続したり、端子盤24やコ
ードクランプ26のメンテナンスを行う場合に
は、開閉蓋29を取り外して、横方向Zから作業
する。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成を有する従来例の場合には、次
のような問題点がある。
(イ) 配線接続やメンテナンスに当たつて、、開閉
蓋29を着脱操作する方向も、作業する方向も
横方向Zからとなる。室外ユニツトは床面に設
置されているから、横方向Zから作業するに
は、腰を大きくかがめるなど無理な姿勢を強い
られ、作業性が著しく悪い上に、疲労度が高
い。
(ロ) 傾斜面23に装着されている端子盤24が電
気部品箱22の外端22aよりも外方に突出し
ているので、電気部品箱22の外端22aと開
閉蓋29との間の寸法L2がかなり大きくなつ
ている。即ち、電気部品箱22の配設のために
かなりのスペースが占有され、その結果、ケー
シング21自体が大型化している。
(ハ) ケーシング21における側板に作業用開口部
28を形成しているため、ケーシング21の加
工に手間がかかるとともに、ケーシング21の
強度低下を招きやすい。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、配線接続やメンテナンスの作業性を
改善するとともに、ユニツトケーシングについて
コンパクト化と構造の簡素化、強度アツプを図る
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。
即ち、本考案の空気調和機の室外ユニツトは、 コーナ部において内方下方に凹入した段状の端
子盤収納部2が形成され、この端子盤収納部2の
直下においても電気部品3を収納した電気部品箱
1と、 前記の端子盤収納部2に装着された端子盤4
と、 前記端子盤収納部2がケーシング側板の直近に
位置する状態で前記電気部品箱1を上方開口部5
aの近傍に装着したユニツトケーシング5と、 前記端子盤4の近傍箇所において前記ユニツト
ケーシング5の側板に設けられた配線導入部9
と、 前記端子盤収納部2の上方開口部2cを含めて
前記ユニツトケーシング5の上方開口部5aを覆
う状態で前記ユニツトケーシング5に着脱自在に
装着された天板10 とを備えたものである。
(作用) 本考案の構成による作用は、次の通りである。
(i) 天板は、端子盤収納部の上方開口部を含めて
ユニツトケーシングの上方開口部を覆うもので
ある。従つて、配線接続やメンテナンスの際
に、天板を取り外すことによつて端子盤収納部
に対する作業用空間が上方に開放される。
ユニツトケーシングを取り外す方向は上方で
あり、かつ、配線接続やメンテナンスの作業を
する方向も上下方向である。従つて、床面に設
置されている室外ユニツトに対する作業性が従
来例に比べて大幅に改善される。即ち、腰を大
きくかがめるといつた無理な姿勢を強いられる
ことが少ないからである。
(ii) 端子盤を電気部品箱に装着するに当たり、電
気部品箱のコーナ部において内方下方に凹入し
た段状の端子板収納部を形成して、この端子盤
収納部に端子盤を装着してある。また、電気部
品箱をユニツトケーシングに装着するに当た
り、、端子盤収納部がケーシング側板の直近に
位置する状態でユニツトケーシングの上方開口
部の近傍装着し、このように装着された状態
で、端子盤の近傍箇所においてケーシング側板
に配線導入部を設けてある。
従つて、電気部品箱の外端とケーシング側板
との間の寸法が従来例に比べて小さくなる。ま
た、電気部品箱が、端子盤収納部の直下におい
ても電気部品を収納しているため、収納効率が
高まり、電気部品箱自体の小型化が図られる。
以上の相乗により、電気部品箱の配設のため
に必要なスペースが従来例に比べてかなり縮小
され、その結果、ユニツトケーシングのコンパ
クト化が図られる。
(iii) ユニツトケーシングの上方開口部を覆う天板
が、端子盤収納部の上方開口部を開閉する開閉
蓋として兼用されているため、従来例のように
ケーシング側板に作業用開口部を加工する必要
がない。従つて、ユニツトケーシングの構造の
簡素化および強度アツプが図られる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例に係り、
第1図は室外ユニツトの要部の破断正面図、第2
図は蓋を取り外した状態の電気部品箱の斜視図で
ある。
電気部品箱1は、第2図に示すように、コーナ
部において内方下方に凹入し、縦板部2aと横板
部2bとからなる段状の端子盤収納部2を有して
いる。電気部品箱1は、プリント配線基板3a、
駆動用コンデンサ3b、リレー3c、電磁開閉器
3d、トランス3eなどの電気部品3を収納して
いる。端子盤収納部2の直下においても電気部品
3(トランス3e)を収納している。1aは電気
部品箱1の蓋であり、この蓋1aは第2図では省
略されている。
段状の端子盤収納部2の横板部2bには、この
縦板部2aの幅内において端子盤4が装着されて
いる。
電気部品箱1は、ユニツトケーシング5の上方
開口部5aの近傍において、端子盤収納部2がユ
ニツトケーシング5の側板の直近に位置する状態
で装着されている。ユニツトケーシング5の側板
と電気部品箱1の外端1bとの間の寸法L1は、
第3図に示した従来例の寸法L2よりも十分に小
さくなつている。
端子盤4の近傍箇所において、ユニツトケーシ
ング5の側板にコンジツトチユーブ6が貫通する
状態に取付けられ、コンジツトチユーブ6に通線
された接続配線7がケーシング5に導入され、端
子盤4に接続されている。端子盤4から導出され
たリード線8が電気部品箱1内に導入され、各電
気部品3に接続されている。
コンジツトチユーブ6の端部が配線導入部9を
構成しており、この配線導入部9は、端子盤4よ
りも下方に位置している。
端子盤収納部2の上方開口部2cを含めてユニ
ツトケーシング5の上方開口部5aを覆う天板1
0がユニツトケーシング5に着脱自在に装着され
ている。
次に、この実施例の空気調和機の室外ユニツト
の機能について説明する。
天板10を上方向Xに取り外すことによつて
端子盤収納部2の上方開口部2cが作業用空間
として上方に開放される。配線接続やメンテナ
ンスの作業は、上下方向Yに沿つて行われる。
従つて、床面に設置されている室外ユニツト
に対する作業において、腰を大きくかがめると
いつた無理な姿勢を強いられることが少なく、
その作業性を従来例に比べて大幅に改善するこ
とができる。
電気部品箱1のコーナ部において内方下方に
凹入する状態に形成された段状の端子盤収納部
2に端子盤4を装着してあり、かつ、電気部品
箱1が端子盤収納部2の直下においても電気部
品3(トランス3e)を収納してあるため、電
気部品箱1および端子盤4が占めるスペースを
従来例に比べて大幅に縮小することができる。
ユニツトケーシング5の側板と電気部品箱1
の外端1bとの間の寸法L1は、第3図に示し
た従来例の寸法L2よりも十分に小さくなつて
いるとともに、前述のように電気部品箱1およ
び端子盤4の全体が占めるスペースが小さくな
つているから、ユニツトケーシング5自体をコ
ンパクトに構成することができる。
ユニツトケーシング5の上方開口部5aを覆
う天板10が、端子盤収納部2の上方開口部2
cを開閉する開閉蓋として兼用されているた
め、従来例のようにケーシング側板に作業用開
口部を加工する必要がなく、ユニツトケーシン
グ5の構造の簡素化および強度アツプを図るこ
とができる。
配線導入部9を端子盤4よりも下方に設けて
あるため、配線導入部9から万一雨水が浸入し
たとしても、端子盤4に雨水が触れることを防
止して、安全性を確保することができる。
なお、本考案は、端子盤4を端子盤収納部2
の縦板部2aに装着したものも実施例として含
む。
(考案の効果) 本考案によれば、次の効果が発揮される。
(a) ユニツトケーシングを取り外す方向が上方で
あり、配線接続やメンテナンスの作業をする方
向も上下方向であるから、室外ユニツトに対す
る作業性を従来例に比べて大幅に改善すること
ができる。
(b) 電気部品箱をケーシング側板のごく直近に配
設することができ、また、電気部品箱が端子盤
収納部の直下においても電気部品を収納してい
るため、電気部品箱自体の小型化を図ることが
できる。従つて、電気部品箱の配設のために必
要なスペースを従来例に比べてかなり縮小で
き、ユニツトケーシングのコンパクト化を図る
ことができる。
(c) ユニツトケーシングの上方開口部を覆う天板
を、端子盤収納部の上方開口部を開閉する開閉
蓋として兼用しているため、従来例のようにケ
ーシング側板に作業用開口部を加工する必要が
なく、ユニツトケーシングの構造の簡素化およ
び強度アツプを図ることができる。
なお、配線導入部を端子盤よりも下方に設け
た場合には、配線導入部から万一雨水が浸入し
たとしても、端子盤に雨水が触れることを防止
して、安全性を確保することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例に係り、
第1図は室外ユニツトの要部の破断正面図、第2
図は電気部品箱の斜視図、第3図は従来例の室外
ユニツトの一部分の断面図である。 1……電気部品箱、2……端子盤収納部、2c
……端子盤収納部の上方開口部、3……電気部
品、4……端子盤、5……ユニツトケーシング、
5a……ユニツトケーシングの上方開口部、9…
…配線導入部、10……天板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コーナ部において内方下方に凹入した段状の
    端子盤収納部2が形成され、この端子盤収納部
    2の直下においても電気部品3を収納した電気
    部品箱1と、 前記の端子盤収納部2に装着された端子盤4
    と、 前記端子盤収納部2がケーシング側板の直近
    に位置する状態で前記電気部品箱1を上方開口
    部5aの近傍に装着したユニツトケーシング5
    と、 前記端子盤4の近傍箇所において前記ユニツ
    トケーシング5の側板に設けられた配線導入部
    9と、 前記端子盤収納部2の上方開口部2cを含め
    て前記ユニツトケーシング5の上方開口部5a
    を覆う状態で前記ユニツトケーシング5に着脱
    自在に装着された天板10とを備えた空気調和
    機の室外ユニツト。 (2) 前記配線導入部9が前記端子盤4よりも下方
    に設けられている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の空気調和機の室外ユニツト。
JP1985102405U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0134026Y2 (ja)

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JP1985102405U JPH0134026Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS6212427U JPS6212427U (ja) 1987-01-26
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JPS50146157U (ja) * 1974-05-20 1975-12-03

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JPS6212427U (ja) 1987-01-26

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