JPH0133877Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0133877Y2 JPH0133877Y2 JP1984049586U JP4958684U JPH0133877Y2 JP H0133877 Y2 JPH0133877 Y2 JP H0133877Y2 JP 1984049586 U JP1984049586 U JP 1984049586U JP 4958684 U JP4958684 U JP 4958684U JP H0133877 Y2 JPH0133877 Y2 JP H0133877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- tensioner
- lubricating oil
- hole
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 14
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、４サイクルエンジンのカムシヤフ
トを駆動するチエン等に用いるチエンテンシヨナ
ーの潤滑装置に関する。
トを駆動するチエン等に用いるチエンテンシヨナ
ーの潤滑装置に関する。
４サイクルエンジンでは、クランクシヤフトと
上部のカムシヤフトをチエンで連結して駆動する
ことがある。そして、チエンは弛むと騒音を発生
するので、チエンの外側に沿つて帯状のテンシヨ
ナーを押付けて、チエンを張つた状態に保つてい
る。エンジンのクランクケースは、オイルバス式
にしてあつて潤滑オイルが下部に収容されてお
り、チエンは回転によつて潤滑オイルを掻上げて
潤滑できるようにしているが、テンシヨナーのチ
エンが当る面は、常時運転中チエンが摺動するの
で、掻上げた潤滑オイルだけでは潤滑が不足し、
摺動面に摩耗ができて、耐久性に問題があり、交
換が必要になつている。
上部のカムシヤフトをチエンで連結して駆動する
ことがある。そして、チエンは弛むと騒音を発生
するので、チエンの外側に沿つて帯状のテンシヨ
ナーを押付けて、チエンを張つた状態に保つてい
る。エンジンのクランクケースは、オイルバス式
にしてあつて潤滑オイルが下部に収容されてお
り、チエンは回転によつて潤滑オイルを掻上げて
潤滑できるようにしているが、テンシヨナーのチ
エンが当る面は、常時運転中チエンが摺動するの
で、掻上げた潤滑オイルだけでは潤滑が不足し、
摺動面に摩耗ができて、耐久性に問題があり、交
換が必要になつている。
この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、
以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。
以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。
クランクシヤフト１のスプロケツト２と、カム
シヤフト３のスプロケツト４をチエン５で連動さ
せるようになつている。テンシヨナー６は帯状の
板でできていて、上端の軸孔７を支軸８に軸着
し、下部後側からバネ９で付勢したロツド１０で
押して、チエン５にテンシヨナー６を押付けてチ
エン５を張つた状態に保つている。ところで本考
案は、支軸８の一側のシリンダヘツド１１に潤滑
オイル溜め１２を設ける。そして、支軸８には、
潤滑オイル溜め１２に連通する芯孔１３を設ける
と共に二つの横孔１４を設ける。一方、テンシヨ
ナー６の上端の軸孔７の両側に切欠き１５を設け
る。横孔１４は切欠き１５の位置に合せてある。
シヤフト３のスプロケツト４をチエン５で連動さ
せるようになつている。テンシヨナー６は帯状の
板でできていて、上端の軸孔７を支軸８に軸着
し、下部後側からバネ９で付勢したロツド１０で
押して、チエン５にテンシヨナー６を押付けてチ
エン５を張つた状態に保つている。ところで本考
案は、支軸８の一側のシリンダヘツド１１に潤滑
オイル溜め１２を設ける。そして、支軸８には、
潤滑オイル溜め１２に連通する芯孔１３を設ける
と共に二つの横孔１４を設ける。一方、テンシヨ
ナー６の上端の軸孔７の両側に切欠き１５を設け
る。横孔１４は切欠き１５の位置に合せてある。
しかして、潤滑オイル溜め１２の潤滑オイル
は、支軸８の芯孔１３を通つて横孔１４に流れ、
テンシヨナー６の左右の切欠き１５に流出する。
そして、そのまま流れ落ちて、テンシヨナー６の
チエン５が当る面に流れ、チエン５とテンシヨナ
ー６の摺動する部分を潤滑する。こうして、チエ
ン５とテンシヨナー６の摺動部分が確実に潤滑で
き、チエン５及びテンシヨナー６の摩耗を少くで
きて、耐久性を向上できる。
は、支軸８の芯孔１３を通つて横孔１４に流れ、
テンシヨナー６の左右の切欠き１５に流出する。
そして、そのまま流れ落ちて、テンシヨナー６の
チエン５が当る面に流れ、チエン５とテンシヨナ
ー６の摺動する部分を潤滑する。こうして、チエ
ン５とテンシヨナー６の摺動部分が確実に潤滑で
き、チエン５及びテンシヨナー６の摩耗を少くで
きて、耐久性を向上できる。
以上説明したように、この考案は、チエンの外
側に沿つて帯状のテンシヨナーを押圧してチエン
を張るようにしたものに於て、テンシヨナーの上
端の支軸の一側に潤滑オイル溜めを設け、支軸に
芯孔と横孔を穿設し、テンシヨナーの上端の軸孔
の両側に切欠きを設けて、潤滑オイルをテンシヨ
ナーのチエンが当る面に流すようにしたので、潤
滑オイルが切れることがなくて、チエンとテンシ
ヨナーの摺動部分を確実に潤滑できる。このため
チエン及びテンシヨナーの摩耗を少くできて、耐
久性を大巾に向上させることができる。
側に沿つて帯状のテンシヨナーを押圧してチエン
を張るようにしたものに於て、テンシヨナーの上
端の支軸の一側に潤滑オイル溜めを設け、支軸に
芯孔と横孔を穿設し、テンシヨナーの上端の軸孔
の両側に切欠きを設けて、潤滑オイルをテンシヨ
ナーのチエンが当る面に流すようにしたので、潤
滑オイルが切れることがなくて、チエンとテンシ
ヨナーの摺動部分を確実に潤滑できる。このため
チエン及びテンシヨナーの摩耗を少くできて、耐
久性を大巾に向上させることができる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は全体側
面図、第２図は第１図Ａ矢示部の拡大側面図、第
３図は同正面図、第４図は同縦断面図である。 １……チエン、６……テンシヨナー、７……軸
孔、８……支軸、１２……潤滑オイル溜め、１３
……芯孔、１４……横孔、１５……切欠き。
面図、第２図は第１図Ａ矢示部の拡大側面図、第
３図は同正面図、第４図は同縦断面図である。 １……チエン、６……テンシヨナー、７……軸
孔、８……支軸、１２……潤滑オイル溜め、１３
……芯孔、１４……横孔、１５……切欠き。
Claims (1)
- チエンの外側に沿つて帯状のテンシヨナーを押
圧してチエンを張るようにしたものに於て、テン
シヨナーの上端の支軸の一側に潤滑オイル溜めを
設け、支軸にその潤滑オイル溜めに連通する芯孔
と横孔を穿設し、テンシヨナーの上端の軸孔の両
側には上記横孔と対向する部分に切欠きを設け
て、潤滑オイルをテンシヨナーのチエンが当る面
に流すようにしたことを特徴とするチエンテンシ
ヨナーの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984049586U JPS60161744U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | チエンテンシヨナ−の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984049586U JPS60161744U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | チエンテンシヨナ−の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161744U JPS60161744U (ja) | 1985-10-26 |
| JPH0133877Y2 true JPH0133877Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=30566924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984049586U Granted JPS60161744U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | チエンテンシヨナ−の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60161744U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010059043A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 차량의 체인 레버 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512047U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039559Y2 (ja) * | 1980-10-17 | 1985-11-27 | 本田技研工業株式会社 | チエンテンシヨナ装置 |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP1984049586U patent/JPS60161744U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512047U (ja) * | 1978-07-11 | 1980-01-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60161744U (ja) | 1985-10-26 |
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