JPH0133808Y2 - - Google Patents

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JPH0133808Y2
JPH0133808Y2 JP1621883U JP1621883U JPH0133808Y2 JP H0133808 Y2 JPH0133808 Y2 JP H0133808Y2 JP 1621883 U JP1621883 U JP 1621883U JP 1621883 U JP1621883 U JP 1621883U JP H0133808 Y2 JPH0133808 Y2 JP H0133808Y2
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JP
Japan
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piston
pressure receiving
receiving part
lubricating oil
piston pin
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JP1621883U
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JPS59123642U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/0015Multi-part pistons
    • F02F3/0023Multi-part pistons the parts being bolted or screwed together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセラミツクスピストンに関する。
第1図は従来の内燃機関のピストン上部をセラ
ミツクスで構成したピストンを示す。図におい
て、セラミツクスでできたピストン上部11はア
ルミニウムでできたピストン下部12にボルト1
3により皿ばね受14、皿ばね15を介してナツ
ト16で取付けられている。ここで、ボルト1
3、皿ばね受14、皿ばね15及びナツト16は
いずれも金属製である。さらに、ピストン下部1
2には連接棒18の小端部を貫通したピストンピ
ン17が焼ばめされている。
ピストン上部11はセラミツクスでできている
ため高温の燃焼ガスにさらされても焼損を起すこ
とがなく、機関の高出力化を可能としている。さ
らに、高温になつたときにセラミツクスと金属の
熱膨張差によりピストン上部11とピストン下部
12の間に隙間が生じることのないように皿ばね
15でその熱膨張差を吸収している。この結果、
ピストン上部11に作用する燃焼ガス圧力はピス
トン下部12からピストンピン17を通り連接棒
18に伝えられる。
しかし上記のものには次の欠点がある。
セラミツクスでできているピストン上部11を
金属のボルト13でピストン下部12に固定する
か、ピストン上部11とボルト13の接触部21
において、ボルト13の下面とピストン上部11
の上面が平行かつ全面で接触させることがなかな
かできない。両面が平行でなかつたり、両面の片
方にでも僅かな凹凸があると、ナツト16を締め
上げて行くとき、その部分に応力集中が生じる。
ところで、セラミツクスは延性がないため、変形
してその応力集中を緩和することができず破損す
ることになる。
このため本形式のピストンは製造時の歩留りが
悪く価格が高くなる欠点がある。
本考案の目的は上記欠点を排除したセラミツク
スピストンを提供することであり、その特徴とす
るところは、全体をセラミツクスにて形成され、
嵌挿される金属製ピストンピンとの間に潤滑油膜
を形成し揺動可能なクリアランスを設けた円筒状
の孔、同孔と上記ピストンピンとの間に同ピスト
ンピンの軸方向に間隔をとつてそれぞれ設けられ
た複数組のオイルシール部、同各組のオイルシー
ル部の間に形成された受圧部、同受圧部へ潤滑油
を供給する給油通路を備えたことである。
この場合は、セラミツクスと金属の接触を潤滑
油膜を介して行い、接触部での応力集中を生じさ
せない。
本考案は内燃機関ピストン、往復式圧縮機ピス
トンに適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第2図は本考案による1実施例のピストンを示
す断面図である。
図において、ピストン31の全体をセラミツク
スで構成する。
ピストン31に金属のピストンピン17が潤滑
油膜を形成して揺動可能なだけのクリアランスを
もつ円筒状の孔32を設けている。
円筒状の孔32の両端にピストンピン17が抜
けるのを防止するスナツプリング33を設置す
る。
さらに、円筒状の孔32とピストンピン17と
の間に、Oリング等を使用してピストンピン17
の軸方向に間隔をとつたオイルシール部34,3
5を2個所以上、即ち複数組設ける。
この各組のオイルシール部34,35の間には
受圧部36が形成され、同受圧部36には連接棒
18の給油通路37からピストンピン17内の給
油通路38,39を通して潤滑油が供給される。
上記構成の場合の作用について述べる。
ピストン31に作用する燃焼ガス圧力は円筒状
の孔部32の受圧部36のピストン上部側を押し
下げる。このとき、受圧部36には潤滑油が満た
されており、さらにピストンピン17の軸方向へ
はオイルシール部34,35が存在するため潤滑
油が逃げられない。
このため、受圧部36のピストン上部側の潤滑
油に大きなスクイーズ効果が生じ、この部分の潤
滑油は油膜厚さが大きい状態で圧力が上昇し、燃
焼ガス圧力がピストンピン17へ伝えられる。こ
の力は、さらにピストンピン17から連接棒18
へと伝えられ、機関の有効仕事となる。
上述の場合には次の効果がある。
セラミツクスのピストン31と金属のピストン
ピン17の間の受圧部36は油膜厚さが大きい状
態でピストン31に作用する燃焼ガス圧力をピス
トンピン17に伝える。
このため、受圧部の両面が平行でなかつたり、
両面に僅かな凹凸があつても、セラミツクスのピ
ストン31と金属のピストンピン17が直接接触
することはない。
この結果、セラミツクスに応力集中が生じ破損
することがなく、セラミツクスピストンの製造時
の歩留りが良くなり安価なセラミツクスピストン
を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のピストン上部をセラミツクスで
構成したピストンを示す断面図、第2図は本考案
による1実施例のピストンを示す断面図である。 17……ピストンピン、31……セラミツクス
ピストン、32……円筒状の孔、34,35……
オイルシール部、36……受圧部、38,39…
…給油通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体をセラミツクスにて形成され、嵌挿される
    金属製のピストンピンとの間に潤滑油膜を形成し
    揺動可能なクリアランスを設けた円筒状の孔、同
    孔と上記ピストンピンとの間に同ピストンピンの
    軸方向に間隔をとつてそれぞれ設けられた複数組
    のオイルシール部、同各組のオイルシール部の間
    に形成された受圧部、同受圧部へ潤滑油を供給す
    る給油通路を備えたことを特徴とするセラミツク
    スピストン。
JP1621883U 1983-02-08 1983-02-08 セラミツクスピストン Granted JPS59123642U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1621883U JPS59123642U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 セラミツクスピストン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1621883U JPS59123642U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 セラミツクスピストン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123642U JPS59123642U (ja) 1984-08-20
JPH0133808Y2 true JPH0133808Y2 (ja) 1989-10-13

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ID=30147518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1621883U Granted JPS59123642U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 セラミツクスピストン

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JP (1) JPS59123642U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5321724B2 (ja) * 2012-11-08 2013-10-23 日産自動車株式会社 リンク機構の軸受構造

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Publication number Publication date
JPS59123642U (ja) 1984-08-20

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