JPH0133732B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0133732B2
JPH0133732B2 JP57006285A JP628582A JPH0133732B2 JP H0133732 B2 JPH0133732 B2 JP H0133732B2 JP 57006285 A JP57006285 A JP 57006285A JP 628582 A JP628582 A JP 628582A JP H0133732 B2 JPH0133732 B2 JP H0133732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoelectric
flame tube
generating element
burner
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57006285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58123023A (ja
Inventor
Katsuhiko Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP628582A priority Critical patent/JPS58123023A/ja
Publication of JPS58123023A publication Critical patent/JPS58123023A/ja
Publication of JPH0133732B2 publication Critical patent/JPH0133732B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D3/00Burners using capillary action
    • F23D3/02Wick burners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゼーベツク効果を利用した熱発電素子
を石油又はガスを熱源とするバーナで加熱し、発
生した起電力で送風機などを駆動させる燃焼装置
に関するものである。
一般に熱発電素子はP型とN型の半導体棒を一
端で一体的に接合し、ここに熱を加えると両分岐
端から電力を得ることができる。近年この種の素
子がコードレス機器、安全制御装置などに応用さ
れようとしている。この熱発電素子は、例えば一
つの素子で起電圧が0.35V、起電力0.3mW程度の
ものがあるがこれを復数個直列に接続して直流電
力を大きくし、送風機等を駆動することができ
る。
また熱発電素子は加熱部の高温側と冷却部の低
温側との温度差が大きいほど熱起電力は増加する
ことは明らかであり、また電力を取り出す低温側
は冷却を促進しないと絶縁体や電極端子が劣化し
耐久上の問題が生ずる。一般的には高温側を700
〜900℃に加熱し、低温側を200℃以下することが
必要である。
第1図〜第2図に従来の熱発電素子を用いた燃
焼装置の構成を示す。
第1図において、本体ケース1内にバーナ2を
位置させこれに熱交換器3を連設し、この熱交換
器3に複数個全周状に配列した熱発電素子ユニツ
ト4を固定している。本体ケース1の前方に吹出
口5を形成し後方に熱発電素子4で駆動される送
風機6のモータ7を固定している。これは定常時
熱交換器3によつて温風とし吹出口5より室内に
放散させるものである。
第2図はバーナ2の上方に熱発電素子ユニツト
4を位置させバーナ2よりの排ガスと熱発電素子
ユニツト4の起電力で駆動される送風機6のイン
ペラから供給される空気とを混合して温風を得こ
れを本体ケース1に形成した吹出口5より室内に
放散させるものである。
これらの従来例においてはバーナ2の上方に熱
発電素子ユニツト4を位置させて2次火炎又は排
気ガスの熱で加熱し起電力を発生させている。バ
ーナ2の燃焼量は室内の暖房負荷に応じて強弱に
調節することが必要であるが上記構成では、弱燃
焼量時熱発電素子ユニツト4の加熱温度が低下
し、充分な起電力が得られず送風機6のモータ7
の回転数が低下してしまい対流による暖房効果が
著しく悪くなると同時に本体ケース1が過熱され
てしまう。
また第1図に示した構成では熱発電素子ユニツ
ト4が熱交換器3に固定されているため伝導熱お
よび輻射熱で熱発電素子ユニツト4の低温側が加
熱されてしまうことから送風機6の吸込空気流で
これを冷却しようとしても充分な効果が出ない。
さらに第2図の構成においては熱発電素子ユニ
ツト4の低温側と放熱板は強制的な空気流による
冷却ではない上に本体ケース1の吹出口5に向う
排気ガスが吹出口5側に位置する熱発電素子ユニ
ツト4の低温側に一部接触するか又はこれに近接
して流れるためむしろ加熱されるようになる。
以上のように熱発電素子ユニツト4の低温側の
冷却が不充分のためバーナ2で加熱される高温側
との温度差を大きくできないので単一熱発電素子
当りの発電効率が悪く、起電力が小さいことから
送風機6の送風量も充分得られない。また熱発電
素子の数を増加させる必要があるのとこれによつ
て排気ガスの流れに対して抵抗大となつて不完全
燃焼を起しやすかつた。さらに低温側を200℃以
下に維持することが困難で絶縁体や電極端子の劣
化が早く耐久性に問題があつた。
本発明はこのような従来の実用化上の問題点を
解決しようとするものでバーナの燃焼量を強弱に
調節しても熱発電素子の起電力がほとんど変化せ
ず常に安定した送風量が得られ、且つ熱発電素子
の発電効率、耐久性を高めることを目的とするも
のである。
この目的を達成するため本発明は多数の小孔を
有する内炎筒の外側に多数の小孔を有する外炎筒
を設け、さらに外炎筒の外側に外筒を設置し、内
炎筒と外炎筒の間に石油の蒸発ガス又はプロパン
等のガス燃料を送出して燃焼させると共に熱発電
素子の先端部を内炎筒と外炎筒の間に位置させ、
放熱板を取付けた他端部を外筒の外側に配置して
後記送風機の回転による空気流に臨ませ、かつ熱
発電素子の電力により燃焼熱を放散させる送風機
を外筒より外方に設けたものである。
これによつて熱発電素子の先端部は強弱燃焼時
でも常に一次火炎中に位置するので高起電力が得
られると共に熱発電素子の低温側は外筒の外側を
流れる空気流によつて冷却されるため過熱される
ことがなく発電効率の向上と耐久性の改善が図れ
る。
以下、本発明の一実施例を第3図〜第7図を用
いて説明する。
図において室内開放形暖房機に用いる燃焼装置
を示す。本体ケース1内にバーナ2を設ける。8
は多数の小孔9を有する内炎筒でこの上部に複数
個の穴10を有するキヤツプ11が固定されさら
に拡炎板12が設けられている。13は多数の小
孔14を有する外炎筒で15は外筒である。1
6,17は内炎筒8の小孔9、および外炎筒13
の小孔14部分に形成された一次燃焼炎を、18
はバーナ出口の二次燃焼炎を示す。19は灯芯で
案内筒20,21間を上下し、この案内筒20,
21の上部22,23上にバーナ2が載置されて
いる。4は熱発電素子ユニツトで構成を第7図に
示す。この素子24はゼーベツク効果を利用した
もので、例えば鉄ケイ化物のO型物質とN型物質
を加熱部側で接合して形成されたもので加熱され
る高温側と冷却される低温側の温度差で起電力を
発生する。この素子24の低温端は絶縁性を有す
る耐火セメントからなる絶縁体25を介してホル
ダー26,27と一体的に固着されている。28
は起電力を取り出す端子板でホルダー26と絶縁
されて引き出されている。このホルダー26,2
7が放熱板29に固定されている。この放熱板2
9には半円周状に熱発電素子ユニツト4が複数個
に設けられると共に各々の端子板28は直列接続
されている。
第3図の1は本体ケースで吹出口5を形成して
いる。30は基板、32は油タンクを示す。6は
送風機、7は直流モータで、33は支持片であ
る。
次に上記構成における動作を説明する。まずガ
スを内炎筒8、外炎筒13間に吐出させこれに点
火すると多数の小孔9より流入する空気により燃
焼し、一次燃焼炎16,17二次燃焼炎18を形
成する。この一次燃焼炎16で熱発電素子24の
先端部が加熱され定常時約800℃に上昇する。こ
れによつて複数個の素子ユニツト4の合成起電力
でモータ7が駆動されインペラを回転させる。イ
ンペラで吸込まれた空気は、バーナ2の排気ガス
と混合して温風となり本体ケース1の吹出口5よ
り室内に放散され暖房を行う。また熱発電素子ユ
ニツト4の低温側は耐火セメント等の絶縁体2
5、ホルダ26,27を通して放熱板29に熱伝
導し、100℃程度に保持されている。
このように燃焼中、青色の一次燃焼炎16,1
7を形成させこの中に熱発電素子24の先端部を
位置させたことによつて燃焼量を強弱変化させて
も常に直接火炎で加熱されるので安定した起電力
が得られる。さらに点火立上り時バーナ2の下方
部から順次火炎が形成されていくが、熱発電素子
24がバーナ2の下部に位置させているので点火
直後から短時間で起電力の上昇が得られる。また
バーナ2に沿つて上昇するドラフト空気流によつ
て熱発電素子24の低温側の冷却も促進し過熱の
恐れがない。
以上のように本発明の燃焼装置によれば熱発電
素子の先端を常に高温に加熱できること、および
冷却促進効果によつて低温側の過熱がない。これ
によつて熱発電素子の温度差が拡大し発電効率を
高めることができるので高起電力が得られ、これ
で送風機を駆動すればより暖房効果が促進し本体
ケースの過熱も防止できる。また熱発電素子の耐
久性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の燃焼装置の側面断
面図、第3図は本発明の一実施例である燃焼装置
の側面断面図、第4図および第5図は同装置のバ
ーナの拡大断面図、第6図は同装置の熱発電素子
の取付状態を示す半平面図、第7図は同素子の側
面断面図を示す。 2……バーナ、4……熱発素子ユニツト、8…
…内炎筒、9……小孔、13……外炎筒、14…
…小孔、15……外筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の小孔を有する内炎筒の外側に多数の小
    孔を有する外炎筒を設け、さらに外炎筒の外側に
    外筒を設置し、内炎筒と外炎筒の間に石油の蒸発
    ガス又はプロパン等のガス燃料を送出して燃焼さ
    せると共に熱発電素子の先端部を前記内炎筒と外
    炎筒の間に位置させ、放熱板を取付けた他端部を
    外筒の外側に配置して後記送風機の回転による空
    気流に臨ませ、かつ前記熱発電素子の電力により
    燃焼熱を放散させる送風機を前記外筒より外方に
    設けた燃焼装置。
JP628582A 1982-01-18 1982-01-18 燃焼装置 Granted JPS58123023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP628582A JPS58123023A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP628582A JPS58123023A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123023A JPS58123023A (ja) 1983-07-22
JPH0133732B2 true JPH0133732B2 (ja) 1989-07-14

Family

ID=11634115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP628582A Granted JPS58123023A (ja) 1982-01-18 1982-01-18 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58123023A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024131373A (ja) * 2023-03-16 2024-09-30 株式会社Kelk 誘導カバー及び誘導カバー付き熱電発電ユニット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137014A (en) * 1980-03-29 1981-10-26 Tdk Corp Combustion apparatus
JPS576230A (en) * 1980-06-11 1982-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel burner
JPS573902B2 (ja) * 1974-08-05 1982-01-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573902U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573902B2 (ja) * 1974-08-05 1982-01-23
JPS56137014A (en) * 1980-03-29 1981-10-26 Tdk Corp Combustion apparatus
JPS576230A (en) * 1980-06-11 1982-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel burner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58123023A (ja) 1983-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109595807A (zh) 燃烧设备
US2362258A (en) Heating apparatus
US20090188447A1 (en) Condensing Side-Arm Water Heater
JPH0133732B2 (ja)
JPS58140504A (ja) 燃焼装置
JP6002350B1 (ja) 燃焼機器
JPS58124112A (ja) 燃焼装置
KR100332638B1 (ko) 가스 레인지의 폐열을 이용한 열전 발전 장치
CN218763541U (zh) 一种温差式点火供电装置
JPH0629656B2 (ja) 燃焼装置
JPS59112131A (ja) 温風式スト−ブ
JPS632728Y2 (ja)
JPS62102014A (ja) 石油気化器
JPS60147036A (ja) 燃焼装置
JPS6311547Y2 (ja)
JPS62186114A (ja) 燃焼装置
JPS594818A (ja) 固体燃料燃焼装置
CA1196564A (en) Red-hot type oil burner
KR960003888Y1 (ko) 수소가스를 이용한 히터
KR200262989Y1 (ko) 히팅파이프 열풍기
KR20010092230A (ko) 가정용 가스보일러
JPS6124808Y2 (ja)
JPS62169936A (ja) コンロバ−ナの燃焼用二次空気供給装置
JPH07117215B2 (ja) 燃焼装置
KR20000064873A (ko) 가스 섬