JPH0133654Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0133654Y2 JPH0133654Y2 JP869485U JP869485U JPH0133654Y2 JP H0133654 Y2 JPH0133654 Y2 JP H0133654Y2 JP 869485 U JP869485 U JP 869485U JP 869485 U JP869485 U JP 869485U JP H0133654 Y2 JPH0133654 Y2 JP H0133654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- rubber layer
- conductive rubber
- draft roller
- sliver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 35
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 34
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 15
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011231 conductive filler Substances 0.000 description 1
- 229920002457 flexible plastic Polymers 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、練条機のドラフト装置に使用する
ドラフトローラであつて、その内部にスライバむ
ら制御装置用のスライバむら検出機構を組み込ん
でなる練条機のスライバむら検出用ドラフトロー
ラに関する。
ドラフトローラであつて、その内部にスライバむ
ら制御装置用のスライバむら検出機構を組み込ん
でなる練条機のスライバむら検出用ドラフトロー
ラに関する。
従来技術
練条機のスライバむら制御装置に用いるスライ
バの量目の変化を検出する機構(以下、スライバ
むら検出機構という)としては、ドラフト装置に
おいてドラフト過程にあるスライバをその計測対
象とするものの方が、ドラフト装置の上流側また
は下流側に配置する方式よりも優れていることが
知られている。その理由は、ドラフト装置の上流
側でスライバの量目を検知する場合は、スライバ
が検知点からドラフト装置に達するまでの時間に
相当する遅れを要素を制御装置に内蔵せしめる必
要があり、下流側で検知する場合は、必然的に仕
上スライバが排出されるトランペツトに加工を施
されなければならないので機械的に高精度を要
し、いずれも全体として高価なものとならざるを
得ないからである。
バの量目の変化を検出する機構(以下、スライバ
むら検出機構という)としては、ドラフト装置に
おいてドラフト過程にあるスライバをその計測対
象とするものの方が、ドラフト装置の上流側また
は下流側に配置する方式よりも優れていることが
知られている。その理由は、ドラフト装置の上流
側でスライバの量目を検知する場合は、スライバ
が検知点からドラフト装置に達するまでの時間に
相当する遅れを要素を制御装置に内蔵せしめる必
要があり、下流側で検知する場合は、必然的に仕
上スライバが排出されるトランペツトに加工を施
されなければならないので機械的に高精度を要
し、いずれも全体として高価なものとならざるを
得ないからである。
かかる事情から、ドラフト中のスライバにかか
る、いわゆるドラフトフオースを、ドラフト装置
のフロントローラまたはバツクローラのローラス
タンドの機械的な揺動角として検出するスライバ
むら検出機構が提案されている(日本繊維機械学
会編、繊維束のむらの制御装置、同学会(昭和36
年)、ページ26〜29)。しかしながら、この装置
は、ドラフトフオースとスライバむらとの相関関
係がドラフト量や繊維の種別に影響されるので、
操業条件によつて制御装置の設定が面倒である
上、揺動角の検出機構が極めて複雑であるため、
既存の練条機に容易に使用できるものとはなり得
ないという欠点があつた。
る、いわゆるドラフトフオースを、ドラフト装置
のフロントローラまたはバツクローラのローラス
タンドの機械的な揺動角として検出するスライバ
むら検出機構が提案されている(日本繊維機械学
会編、繊維束のむらの制御装置、同学会(昭和36
年)、ページ26〜29)。しかしながら、この装置
は、ドラフトフオースとスライバむらとの相関関
係がドラフト量や繊維の種別に影響されるので、
操業条件によつて制御装置の設定が面倒である
上、揺動角の検出機構が極めて複雑であるため、
既存の練条機に容易に使用できるものとはなり得
ないという欠点があつた。
考案の目的
そこでこの考案の目的は、かかる従来技術の欠
点に鑑み、ドラフトローラに組み込んだ導電性ゴ
ム層の弾性変形による電気抵抗変化として、該ド
ラフトローラにて把持されドラフトされているス
ライバの量目の変化を検知することによつて、検
出される信号が常にスライバむらと一定の相関関
係を有するので操業条件によつて制御装置の設定
変更を行なう必要がなく、しかも、検出機構を組
み込んでも、既存のドラフトローラと同形のロー
ラに形成することができるので、既設の練条機に
おいても容易に使用することができる様にした練
条機のスライバむら検出用ドラフトローラを提供
することにある。
点に鑑み、ドラフトローラに組み込んだ導電性ゴ
ム層の弾性変形による電気抵抗変化として、該ド
ラフトローラにて把持されドラフトされているス
ライバの量目の変化を検知することによつて、検
出される信号が常にスライバむらと一定の相関関
係を有するので操業条件によつて制御装置の設定
変更を行なう必要がなく、しかも、検出機構を組
み込んでも、既存のドラフトローラと同形のロー
ラに形成することができるので、既設の練条機に
おいても容易に使用することができる様にした練
条機のスライバむら検出用ドラフトローラを提供
することにある。
考案の構成
かかる目的を達成するためのこの考案の構成
は、ドラフトローラの軸のまわりの第1の電極の
外周に、導電性ゴム層と第2の電極と合成ゴム層
とを同心円筒状に配設し、このドラフトローラに
把持されてドラフトされているスライバの量目の
変化に応じて、合成ゴム層及び第2の電極を介し
て導電性ゴム層が加圧力を受けて弾性変形すると
き、第1の電極と第2の電極との間に挟まれた導
電性ゴム層の半径方向の電気抵抗値が変化するか
ら、第1の電極と第2の電極との各々に接続され
たスリツプリングを設けることによつて、このス
リツプリングに摺接するブラシを介して前記電気
抵抗変化信号を外部に取り出し得る様にしたこと
をその要旨とする。
は、ドラフトローラの軸のまわりの第1の電極の
外周に、導電性ゴム層と第2の電極と合成ゴム層
とを同心円筒状に配設し、このドラフトローラに
把持されてドラフトされているスライバの量目の
変化に応じて、合成ゴム層及び第2の電極を介し
て導電性ゴム層が加圧力を受けて弾性変形すると
き、第1の電極と第2の電極との間に挟まれた導
電性ゴム層の半径方向の電気抵抗値が変化するか
ら、第1の電極と第2の電極との各々に接続され
たスリツプリングを設けることによつて、このス
リツプリングに摺接するブラシを介して前記電気
抵抗変化信号を外部に取り出し得る様にしたこと
をその要旨とする。
実施例
以下図面を以つて実施例を説明する。
ドラフトローラ30は、軸31の外周の、スラ
イバS1,S1…に接触する範囲に、導電性ゴム層3
2、第2の電極33b、合成ゴム層34を同心円
筒状に配設するとともに、その両端面にスリツプ
リング35a,35bを嵌着してなる(第1図)。
イバS1,S1…に接触する範囲に、導電性ゴム層3
2、第2の電極33b、合成ゴム層34を同心円
筒状に配設するとともに、その両端面にスリツプ
リング35a,35bを嵌着してなる(第1図)。
軸31は、金属円筒軸であつて、その表面はそ
のまま第1の電極33aとなつている。
のまま第1の電極33aとなつている。
軸31のまわりには、シリコーンゴムにグラフ
アイトを配合して、いわゆる感圧特性を付加した
可撓性の導電性ゴム層からなる導電性ゴム層32
が形成されている。この導電性ゴムは、外圧力を
受けて弾性変形するとその部位における電気抵抗
値が、その外圧力の大きさに応じて低下する性質
を有している一方、弾性変形をもたらした外圧力
を除去すれば、自己の弾性によつて外形寸法、電
気抵抗値は速やかに元に回復する。こうした性質
の導電性ゴムは、たとえば、横浜ゴム株式会社製
のCS57−7RSC抵抗変化型感圧導電ゴムの他、基
材に各種プラスチツクス、導電性フイラーに金属
粉等を用いた感圧性素雑が使用できる。
アイトを配合して、いわゆる感圧特性を付加した
可撓性の導電性ゴム層からなる導電性ゴム層32
が形成されている。この導電性ゴムは、外圧力を
受けて弾性変形するとその部位における電気抵抗
値が、その外圧力の大きさに応じて低下する性質
を有している一方、弾性変形をもたらした外圧力
を除去すれば、自己の弾性によつて外形寸法、電
気抵抗値は速やかに元に回復する。こうした性質
の導電性ゴムは、たとえば、横浜ゴム株式会社製
のCS57−7RSC抵抗変化型感圧導電ゴムの他、基
材に各種プラスチツクス、導電性フイラーに金属
粉等を用いた感圧性素雑が使用できる。
導電性ゴム層32の外周には、第2の電極33
bが形成されており、その材質は、アルミニウ
ム、すず等の展性の秀れた金属からなる可撓性あ
る箔ないし極薄の板状体であつて、導電性ゴム層
32の外周に密着して貼着してある。
bが形成されており、その材質は、アルミニウ
ム、すず等の展性の秀れた金属からなる可撓性あ
る箔ないし極薄の板状体であつて、導電性ゴム層
32の外周に密着して貼着してある。
第2の電極33bの外周には、ネオプレン、ニ
トリルゴム等の弾力ある合成ゴム層34が、前記
軸31、導電性ゴム層32及び第2の電極33b
と同心円筒状に形成してある。
トリルゴム等の弾力ある合成ゴム層34が、前記
軸31、導電性ゴム層32及び第2の電極33b
と同心円筒状に形成してある。
これらの導電性ゴム層32、第2の電極33
b、合成ゴム層34の両端面には、スリツプリン
グ35a,35bが嵌着してあり、その一方35
aは第1の電極33aに、他方35bは絶縁リン
グ36を介して軸31と絶縁した上、第2の電極
33bに、それぞれ、電気的に接続してある。
b、合成ゴム層34の両端面には、スリツプリン
グ35a,35bが嵌着してあり、その一方35
aは第1の電極33aに、他方35bは絶縁リン
グ36を介して軸31と絶縁した上、第2の電極
33bに、それぞれ、電気的に接続してある。
いまこのドラフトローラを、ドラフト装置のバ
ツクローラまたはフロントローラのトツプローラ
として使用して、ボトムローラ20の外周に接し
て、図示しない駆動源から駆動する(第1図)。
そこで、ドラフトすべきスライバS1,S1…を、こ
のドラフトローラ30からなるトツプローラとボ
トムローラ20との間に挟んで走行せしめれば、
スライバS1,S1…の量目(単位長当りの重量、す
なわち太さ)の変化に応じて、合成ゴム層34
は、スライバS1,S1…の通過する位置において、
その半径方向に力を受ける。この力は、合成ゴム
層34の弾性変形をもたらし、この弾性変形は、
第2の電極33bが可撓性の金属箔ないし極薄板
状体であるため、容易に最内層の導電性ゴム層3
2に伝達される。
ツクローラまたはフロントローラのトツプローラ
として使用して、ボトムローラ20の外周に接し
て、図示しない駆動源から駆動する(第1図)。
そこで、ドラフトすべきスライバS1,S1…を、こ
のドラフトローラ30からなるトツプローラとボ
トムローラ20との間に挟んで走行せしめれば、
スライバS1,S1…の量目(単位長当りの重量、す
なわち太さ)の変化に応じて、合成ゴム層34
は、スライバS1,S1…の通過する位置において、
その半径方向に力を受ける。この力は、合成ゴム
層34の弾性変形をもたらし、この弾性変形は、
第2の電極33bが可撓性の金属箔ないし極薄板
状体であるため、容易に最内層の導電性ゴム層3
2に伝達される。
導電性ゴム層32は、弾性変形するとその部位
における電気抵抗値が外圧力に応じて低下する性
質を有するものであるから、スリツプリング35
a,35bに摺接するブラシ37a,37b間で
計測される第1の電極33aと第2の電極33b
との間の電気抵抗値は、スライバS1,S1…の量目
の総量に応じて変化し、したがつて、この電気抵
抗値を計測することによつてスライバS1,S1…の
むらを測定することができる。
における電気抵抗値が外圧力に応じて低下する性
質を有するものであるから、スリツプリング35
a,35bに摺接するブラシ37a,37b間で
計測される第1の電極33aと第2の電極33b
との間の電気抵抗値は、スライバS1,S1…の量目
の総量に応じて変化し、したがつて、この電気抵
抗値を計測することによつてスライバS1,S1…の
むらを測定することができる。
なお、このドラフトローラ30は、トツプロー
ラのみならず、ボトムローラしても使用すること
もできるものとする。
ラのみならず、ボトムローラしても使用すること
もできるものとする。
他の実施例と効果
第2の電極33bは、導電性ゴム層32または
合成ゴム層34の一方または双方と機械的性質が
類似し、且つ、その電気伝導が良好な導電性ゴム
層の薄板とすることができる。通過するスライバ
S1,S1…によつて合成ゴム層34及び導電性ゴム
層32が弾性変形するとき、第2の電極33bも
同様に弾性変形できるから、第2の電極33bと
導電性ゴム層32との密着が損われるおそれが少
なく、特性が安定化される。
合成ゴム層34の一方または双方と機械的性質が
類似し、且つ、その電気伝導が良好な導電性ゴム
層の薄板とすることができる。通過するスライバ
S1,S1…によつて合成ゴム層34及び導電性ゴム
層32が弾性変形するとき、第2の電極33bも
同様に弾性変形できるから、第2の電極33bと
導電性ゴム層32との密着が損われるおそれが少
なく、特性が安定化される。
第2の電極33bは、さらに、金属細線からな
る可撓性の編組体とすることができる。(第2
図)。編組体は多少の伸縮が可能であるとともに、
可撓性も有するから、金属箔を使用する場合に比
して、導電性ゴム層32の弾性及び可撓性を減ず
る度合いが少なくて好都合である。また、前例
の、導電性ゴムの薄板状とするよりもコスト的に
有利である。
る可撓性の編組体とすることができる。(第2
図)。編組体は多少の伸縮が可能であるとともに、
可撓性も有するから、金属箔を使用する場合に比
して、導電性ゴム層32の弾性及び可撓性を減ず
る度合いが少なくて好都合である。また、前例
の、導電性ゴムの薄板状とするよりもコスト的に
有利である。
第2の電極33bは、断面が丸、四角もしくは
平板状の金属線からなる導体を、導電性ゴム層3
2の外周面に、らせん状に巻回してなるものでも
よい。(第3図)。1本の線を巻回するのみで、継
ぎ目の処理が不要であるから製造が容易である。
この導体は、金属線単体のみならず、可撓性ある
プラスチツクフイルム39の片面に貼着された箔
状体であつてもよい(第4図)。機械的強度を高
め得るので、らせん状に巻回するときの作業が実
施し易くなつて便利である。
平板状の金属線からなる導体を、導電性ゴム層3
2の外周面に、らせん状に巻回してなるものでも
よい。(第3図)。1本の線を巻回するのみで、継
ぎ目の処理が不要であるから製造が容易である。
この導体は、金属線単体のみならず、可撓性ある
プラスチツクフイルム39の片面に貼着された箔
状体であつてもよい(第4図)。機械的強度を高
め得るので、らせん状に巻回するときの作業が実
施し易くなつて便利である。
さらに、第1の電極33aは、軸31の外表面
をそのまま流用するのみならず、絶縁皮膜38を
介して軸31から電気的に絶縁して形成すること
ができる(第2図)。軸31は、ベアリングを介
して機械フレームに接触しているので、不完全な
接地電位を保有することがあり、軸31から絶縁
することは、この不完全な接地電位に基づくノイ
ズの混入をしや断するのに役立つ。
をそのまま流用するのみならず、絶縁皮膜38を
介して軸31から電気的に絶縁して形成すること
ができる(第2図)。軸31は、ベアリングを介
して機械フレームに接触しているので、不完全な
接地電位を保有することがあり、軸31から絶縁
することは、この不完全な接地電位に基づくノイ
ズの混入をしや断するのに役立つ。
さらにまた、第1の電極33aも第2の電極3
3bと同様に、導電性ゴム層32と、前記軸31
の表面または前記絶縁皮膜38との間に挾着した
前記電気伝導の良好な導電性ゴムの薄板とするこ
とができる。
3bと同様に、導電性ゴム層32と、前記軸31
の表面または前記絶縁皮膜38との間に挾着した
前記電気伝導の良好な導電性ゴムの薄板とするこ
とができる。
考案の効果
以上説明した様にこの考案によれば、ドラフト
ローラの軸のまわりに、第1の電極と第2の電極
に挟んで導電性ゴム層を形成し、スライバの量目
の変化を、外層の合成ゴム層を介して導電性ゴム
層の弾性変形に基づく電気抵抗変化信号として検
出し得る様にしたから、検出される信号は常にス
ライバむらと一定の相関関係を有し、操業条件に
よつて制御装置の設定変更を行なう必要がなく、
しかも、導電性ゴム層、第1の電極、第2の電極
からなる検出機構は同心同筒状に配設したので、
既存のドラフトローラと同形に形成することがで
き、したがつて、既設の練条機においても容易に
使用することができるという、実用上極めて優れ
た効果がある。
ローラの軸のまわりに、第1の電極と第2の電極
に挟んで導電性ゴム層を形成し、スライバの量目
の変化を、外層の合成ゴム層を介して導電性ゴム
層の弾性変形に基づく電気抵抗変化信号として検
出し得る様にしたから、検出される信号は常にス
ライバむらと一定の相関関係を有し、操業条件に
よつて制御装置の設定変更を行なう必要がなく、
しかも、導電性ゴム層、第1の電極、第2の電極
からなる検出機構は同心同筒状に配設したので、
既存のドラフトローラと同形に形成することがで
き、したがつて、既設の練条機においても容易に
使用することができるという、実用上極めて優れ
た効果がある。
第1図は実施例を示す一部切欠斜視図、第2図
は別の実施例を示す要部縦断面図、第3図はさら
に他の実施例を示す要部斜視図、第4図はさらに
他の実施例を示す第3図のX−X線矢視相当拡大
断面図である。 31……軸、32……導電性ゴム層、33a…
…第1の電極、33b……第2の電極、34……
合成ゴム層、35a,35b……スリツプリン
グ、37a,37b……ブラシ、S1……スライ
バ。
は別の実施例を示す要部縦断面図、第3図はさら
に他の実施例を示す要部斜視図、第4図はさらに
他の実施例を示す第3図のX−X線矢視相当拡大
断面図である。 31……軸、32……導電性ゴム層、33a…
…第1の電極、33b……第2の電極、34……
合成ゴム層、35a,35b……スリツプリン
グ、37a,37b……ブラシ、S1……スライ
バ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 軸のまわりの第1の電極の外周に、感圧特性
を有する導電性ゴム層と第2の電極と合成ゴム
層とを同心円筒状に配設するとともに、前記第
1の電極と第2の電極との各々に接続されたス
リツプリングを前記軸に嵌着してなり、前記合
成ゴム層の外周で把持されるスライバの量目の
変化を、前記第1の電極と第2の電極との間の
電気抵抗変化信号として、前記スリツプリング
に摺接するブラシを介して検出し得る如くした
練条機のスライバむら検出用ドラフトローラ。 2 前記第2の電極は、前記導電性ゴム層と前記
合成ゴム層との間に挟着された可撓性の金属箔
または金属の極薄板状体または電気伝導の良好
な導電性ゴムの薄板からなることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の練条機の
スライバむら検出用ドラフトローラ。 3 前記第2の電極は、前記導電性ゴム層と前記
合成ゴム層との間に挟着された可撓性の金属編
組体からなることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の練条機のスライバむら検
出用ドラフトローラ。 4 前記第2の電極は、前記導電性ゴム層の外周
に、らせん状に巻回された導体からなることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
の練条機のスライバむら検出用ドラフトロー
ラ。 5 前記第1の電極は、電気伝導の良好な導電性
ゴムの薄板からなることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項から第4項のいずれかに
記載の練条機のスライバむら検出用ドラフトロ
ーラ。 6 前記第1の電極は、前記軸から電気的に絶縁
してあることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項から第5項のいずれかに記載の練条
機のスライバむら検出用ドラフトローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP869485U JPH0133654Y2 (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP869485U JPH0133654Y2 (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61125180U JPS61125180U (ja) | 1986-08-06 |
JPH0133654Y2 true JPH0133654Y2 (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=30488216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP869485U Expired JPH0133654Y2 (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0133654Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP869485U patent/JPH0133654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61125180U (ja) | 1986-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE4002790C2 (de) | Meßwertgeber zum Ermitteln von Druckänderungen in Rohren | |
SE7904310L (sv) | Elektriskt element | |
JPH053688B2 (ja) | ||
JPH0133654Y2 (ja) | ||
DK202270046A1 (en) | Tactile Sensor, Matrix of Tactile Sensors; and Methods of Producing Such | |
CN209371993U (zh) | 一种磁悬浮轴承的径向与轴向的组合传感器结构 | |
EP1221705A3 (en) | Load sensor, pinch detection apparatus and load detection apparatus | |
JPH0829271A (ja) | 感圧センサ及びその製造方法 | |
CN109458919A (zh) | 一种磁悬浮轴承的径向与轴向的组合传感器结构 | |
JPH074594Y2 (ja) | 抵抗測定用プローブ | |
JPH04168331A (ja) | トルクセンサ | |
JP2571735Y2 (ja) | 漏液検知センサ | |
JPH03505371A (ja) | 細片によるロールにかかる圧力決定手段 | |
JPS63236937A (ja) | 接触圧力測定方法 | |
WO2023013728A1 (ja) | センサユニット | |
JPS645933Y2 (ja) | ||
US20240035209A1 (en) | Sensing Fiber Member | |
JP2000214004A (ja) | ケ―ブル状圧力センサ | |
JPH0125462Y2 (ja) | ||
JP3688737B2 (ja) | 光ファイバ担持用螺旋スペーサのピッチ異常検出装置 | |
JPS61115266A (ja) | ピンチロ−ラ装置 | |
JP2613567B2 (ja) | センタリングクロスガイダーのコントロールロール | |
JPS6222431B2 (ja) | ||
JP2000028446A5 (ja) | ||
JPH087405Y2 (ja) | 除電器 |