JPH0133370Y2 - - Google Patents

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JPH0133370Y2
JPH0133370Y2 JP1983019986U JP1998683U JPH0133370Y2 JP H0133370 Y2 JPH0133370 Y2 JP H0133370Y2 JP 1983019986 U JP1983019986 U JP 1983019986U JP 1998683 U JP1998683 U JP 1998683U JP H0133370 Y2 JPH0133370 Y2 JP H0133370Y2
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JP
Japan
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coil spring
opening
frame
compression coil
view
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JP1983019986U
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JPS59126719U (ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は荷台に設置した幌の開閉操作に要する
力を圧縮コイルばねによる付勢力で低減させた貨
物自動車の側面部開閉装置に関する。
ばねによる付勢力を作用させて幌の開閉操作に
要する力を軽減させる試みは、実公昭54−2496に
開示される。この開示ではトグル機構として公知
の構成を成す様にばねが装着される。このため、
開成位置および閉成位置で付勢力が特に作用さ
れ、また、開成位置と閉成位置との中間点に不安
定なデツドポイントが生じる。従つてデツドポイ
ントを境として常に開成位置あるいは閉成位置に
側面枠が付勢されるのでその取扱いが煩わしい。
本考案は以上述べた従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは簡単な
構成により側面枠を開閉途中における任意位置で
確実に停止させることができかつ開成操作に要す
る力を軽減する貨物自動車の側面枠開閉装置を提
案することにある。
以上の目的を達成する本考案の構成は、荷台上
の枠体または上下方向に開閉自在な側面部にコイ
ルばね収納部を設け、 前記側面部に付勢力を与えて開閉操作を容易に
するために前記コイルバネ収納部に収納され圧縮
により不規則にたわむ所定長のコイルばねと、前
記コイルばねの付勢力を側面部に伝達するため
に、前記コイルばねと前記側面部間に設けられた
リンク機構を備える貨物自動車の側面部開閉装置
であつて、 前記圧縮により不規則にたわむコイルばねが前
記コイルばねバネ収納部内の内壁と接触して摩擦
を発生するような内径をそのコイルばね収納部に
持たせ、該摩擦により前記側面部を開閉途中の任
意の位置に停止できるようにしたことにある。
以下、本考案につき好適なる実施例を示す図面
を用いて詳細に説明する。
第1図において、荷台煽1上に支柱2が立設さ
れる。支柱2の上方には横枠3および縦枠4が
夫々設けられる。6および7は開放する側面のた
めの骨格部材である。8はリンクで骨格部材7と
コイルばね9の一端に設けたガイドプレート12
に軸10にて結合される。第2図および第3図は
開放時および閉成時における要部の拡大図であ
る。即ち、開放状態にある時は支柱2内に装着さ
れた圧縮コイルばねが伸張してガイドプレート1
2を押上げると共に、ガイドプレート12に結合
されたリンク8を介して骨格部材7を持上げる。
この場合骨格部材6が、丁番又はパイプカラー1
1にて縦枠に対し回動可能に支持されるので既述
の実公昭54−2496に開示される大型の横梁が不要
となる。第3図は、閉成状態を示すもので、図示
される如く、支柱2に設けた切欠き2Aの下端に
ガイドプレート12が移動すると共にリンク8が
ほゞ垂直位置となつて側面が閉成する。第4図
は、支柱2の拡大断面図である。図示される如
く、支柱2内には、一端がノツクピン14で係止
され、他端がガイドプレート12と結合されたピ
ストン13に係合する第7図に示す如き圧縮コイ
ルばね9が設けられる。ピストン13は第5図に
示す如く、支柱2の内径に適合する形状を成し、
また、ガイドプレート12は第6図に示す如く、
支柱2に設けた切欠き2A内を滑動する様に構成
される。ここで、圧縮コイルばね9は、後述する
如く圧縮に伴い支柱2で撓みかつ支柱2の内壁に
圧接するように支柱2に対し第4図に示すように
所定の間隙を介して位置する径としてある。ま
た、ピストン13も支柱2内で傾斜できるように
所定間隔を介して支柱2内に位置する。なお、支
柱2に複数の穴を設けてノツクピン14の位置を
変化可能に構成すると圧縮コイルばね9がリンク
8を介して骨格部材7に作用する力を微調節でき
る。
以上のような構成から、側面枠の骨格部材7が
手動にて押上げられる場合、骨格部材7を含む側
面枠の重量が手動による力と圧縮コイルばねによ
る力の合力に支えられるので軽い力で容易に開放
できる。また、手動にて押下げられた後は、側面
枠の重量と、丁番又はパイプカラー11による支
点およびガイドプレート12の軸10による支点
間に作用する圧縮コイルばね9の圧縮力がバラン
ス良くセツトされるので側面枠の浮上が防止され
る。また、上述のように圧縮コイルばね9を支柱
2内に所定間隔を持つて設置した関係上、側面枠
(骨格部材7)を押下げて圧縮コイルばね9をガ
イドプレート12によつて圧縮すると、圧縮コイ
ルばね9はそれ自身の性質により第17図に示す
如く支柱2内で撓んだ状態で縮む。この結果、圧
縮コイルばね9が図示のように例えば一定箇所A
点及びB点で支柱2の内壁2Bに圧接し、かつピ
ストン13も圧縮コイルばね9の撓みに伴つて図
示の如く傾斜しその先端C及び後端Dが支柱2の
内壁2B上に圧接する。そして、圧縮コイルばね
9が図中印方向に伸びようとすると圧縮コイルば
ね9及びピストン13と支柱2の内壁2B間には
上記圧接に伴う摩擦抵抗が発生する。この作用に
より、側面枠に対する制動力が働き、側面枠を開
閉途中における任意位置で安定に停止させること
ができる。つまり、側面枠には上記摩擦抵抗によ
る保持力が働くのである。尚、停止状態にある側
面枠は、摩擦抵抗よりも大きな手動による力を加
えることにより停止状態が解除すると共に、その
後は圧縮コイルばね9自体の付勢力を得て容易に
開放が行えるようになる。
第8図は、第1図に示す実施例の変型であつて
支柱2の代りに、骨格部材7に圧縮コイルばね9
とガイドプレート12が設けられる。また、その
要部拡大図が第9図および第10図に示される。
第9図には、側面枠が開成した状態が示され、第
10図では、閉成した状態で示される。また第1
1図には、ガイドプレート12の位置と側面枠の
開閉状態の関係が示され、図示される如く、ガイ
ドプレート12が下降するに伴い、側面枠が閉成
する。
次に第12図を参照すると本考案の他の実施例
が示される。また、第13は開放時における要部
拡大図であつて、第14図は閉成時における要部
拡大図である。いま、第12図において骨格部材
7に設けられている操作レバー16の先端部から
連結されている操作ローブ17を引く事により又
は骨格部材6を手動によりハネ上げる事で屋根骨
格部材は、第14図の閉時の状態から第1図の
90゜前後の開放状態へと移行する。閉時屋根骨格
部材の自重とリンク8及び軸10の取付位置によ
り圧縮コイルばね9の反発力とがバランスよくセ
ツトされている為、屋根骨格部材の浮上がりが防
止される。操作ロープ17を斜下方向へ引張ると
リンク8の角度が上方向へ働き、圧縮されたコイ
ルばね9の反発力と操作ロープ17を引く力とが
合成され屋根骨格部材が起状する。又、コイルば
ね9は圧縮されている閉時はばねの反発力は強い
が、開放時になるとそれだけのストロークが必要
となり当然圧縮コイルばねの性質上反発力は弱く
なるが、閉時の重心の位置と開放するにつれて、
重心の位置が支点よりに変り少しの力で開放状態
で停止することが出来るので90゜前後の開放状態
に保つ事が出来る。なお、ガイドプレート12
は、第1図に示すものとは異なつて骨格部材6に
装着される。
第15図および第16図は、第13図および第
14図に示した実施例の変型であつて、骨格部材
6に代えて横枠3内に圧縮コイルばね9が装填さ
れる。
以上説明した如く本考案によれば、荷台上の枠
体又は開閉自在な側面部に装着した圧縮コイルば
ねの付勢力をリンク機構を介して側面枠に作用さ
せるので、幌あるいはその他の部材から成る側面
部の開放に要する力を軽減することができる。圧
縮コイルばねのコイルばね収納部内での不規則な
撓みに伴つて生じる摩擦抵抗により側面部を開閉
途中における任意位置で確実にかつ安定に停止さ
せることができる。このため、簡単な構造により
極めて操作性の優れた開閉装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る側面枠開閉装置を備え
た貨物自動車の概括的斜視図、第2図は第1図に
示す側面枠開閉装置における開放状態の部分拡大
斜視図、第3図は閉成状態を示す同斜視図、第4
図は本考案に係る支柱の拡大断面図、第5図は本
考案に係るガイドプレートピストンとピストンの
斜視図、第6図は本考案に係る支柱の斜視図、第
7図は本考案に係る圧縮コイルばねの斜視図、第
8図は本考案に係る開閉装置を備えた貨物自動車
の他の実施例の概括的斜視図、第9図は8図に示
す開閉装置における開放状態の部分拡大斜視図、
第10図は閉成状態における同斜視図、第11図
はガイドプレートの位置と側面枠の開閉関係を示
す部分斜視図、第12図は本考案に係る開閉装置
を備えた貨物自動車の更に他の実施例の概括的斜
視図、第13図は第12図に示す開閉装置におけ
る開放状態の部分拡大斜視図、第14図は閉成状
態における同斜視図、第15図は本考案に係る開
閉装置の更に他の実施例の開成状態における部分
拡大斜視図、第16図は閉成状態における同斜視
図、第17図は第4図に示す開閉装置において支
柱内での圧縮コイルばねの動作を説明するための
拡大断面図である。 ここで、1……荷台煽、2……支柱、2A……
切欠き、2B……内壁、3……横枠、4……縦
枠、5……屋根枠、6……骨格部材、7……骨格
部材、8……リンク、9……コイルばね、10…
…軸、11……丁番又はパイプカラー、12……
ガイドプレート、13……ピストン、14……ノ
ツクピン、16……操作レバー、17……操作ロ
ープ又はワイヤーである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 荷台上の枠体または上下方向に開閉自在な側面
    部にコイルばね収納部を設け、 前記側面部に付勢力を与えて開閉操作を容易に
    するために前記コイルバネ収納部に収納され圧縮
    により不規則にたわむ所定長のコイルばねと、前
    記コイルばねの付勢力を側面部に伝達するため
    に、前記コイルばねと前記側面部間に設けられた
    リンク機構を備える貨物自動車の側面部開閉装置
    であつて、 前記圧縮により不規則にたわむコイルばねが前
    記コイルばねバネ収納部内の内壁と接触して摩擦
    を発生するような内径をそのコイルばね収納部に
    持たせ、該摩擦により前記側面部を開閉途中の任
    意の位置に停止できるようにしたことを特徴とす
    る貨物自動車の側面部開閉装置。
JP1998683U 1983-02-16 1983-02-16 貨物自動車の側面部開閉装置 Granted JPS59126719U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998683U JPS59126719U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 貨物自動車の側面部開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998683U JPS59126719U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 貨物自動車の側面部開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59126719U JPS59126719U (ja) 1984-08-25
JPH0133370Y2 true JPH0133370Y2 (ja) 1989-10-11

Family

ID=30151124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998683U Granted JPS59126719U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 貨物自動車の側面部開閉装置

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JP (1) JPS59126719U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58136820U (ja) * 1982-03-11 1983-09-14 株式会社メイダイ 貨物自動車の側面枠開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59126719U (ja) 1984-08-25

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