JPH0133118B2 - - Google Patents

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JPH0133118B2
JPH0133118B2 JP58108528A JP10852883A JPH0133118B2 JP H0133118 B2 JPH0133118 B2 JP H0133118B2 JP 58108528 A JP58108528 A JP 58108528A JP 10852883 A JP10852883 A JP 10852883A JP H0133118 B2 JPH0133118 B2 JP H0133118B2
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ala
leu
gln
ser
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JP58108528A
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Chaiikuwan Ringu Nikorasu
Suteiibun Eshu Furederitsuku
Booren Peetaa
Aanesuto Burazeua Juniaa Hooru
Chaaruzu Ruisu Jirimin Rojaa
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Salk Institute for Biological Studies
Original Assignee
Salk Institute for Biological Studies
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Publication of JPH0133118B2 publication Critical patent/JPH0133118B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/60Growth hormone-releasing factor [GH-RF], i.e. somatoliberin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/142Amino acids; Derivatives thereof
    • A23K20/147Polymeric derivatives, e.g. peptides or proteins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S930/00Peptide or protein sequence
    • Y10S930/01Peptide or protein sequence
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はヒトその他の哺乳動物の下垂体の機能
に影響を与えるペプチドに関する。特に本発明は
下垂体による成長ホルモンの放出を促進するペプ
チドを目的とする。 1950年代初期から生理学者および臨床医は脳の
視床下部が腺下垂体のすべての分泌機能を制御す
ることを認識していた。その制御は神経液性であ
り、視床下部の特殊な神経分泌ニユーロンが特殊
なポリペプチドを産生し、それらのそれぞれの作
用および役割は各下垂体ホルモンの分泌を急激に
および長期的に誘発するものである。今日までに
下垂体ホルモンである甲状腺刺激ホルモンおよび
プロラクチン(トリペプチドTRF)に関して、
下垂体性の生殖腺刺激ホルモンである黄体形成ホ
ルモンおよび胞成熟ホルモン(デカペプチド
LRF、LH−RH、GnRHまたはGn−RF)に関
して、また下垂体ホルモンであるβ−エンドルフ
イン(β−endorphin)および副腎皮質刺激ホル
モン(41アミノ酸ポリペプチドCRF)に関して
は視床下部性の放出因子の特性が明らかにされて
いる。さらに抑制因子の特性も明らかにされた。
すなわち視床下部性のソマトスタチン
(somatostatin)は下垂体レベルで成長ホルモン
の分泌を抑制する。これらの視床下部性の放出因
子およびソマトスタチンは全合成により再現さ
れ、天然構造物の同族体が多種合成されており、
それらのうちあるものは天然化合物よりもはるか
に高い活性をもつ。 下垂体成長ホルモンに対応する視床下部性の放
出因子は、今日までにその存在につき広範な生理
学および臨床的な証明が得られてはいるが、その
特性は明らかにされていない。下垂体性生長ホル
モンの放出因子(以下GRF)を単離しその特性
を明らかにする際の主要な問題は、視床下部の各
断片に活性ペプチドが微小量〔50〜150×10-15
ルであると考えられる〕存在すると思われること
である。これは他の視床下部性放出因子について
これまで算出されたいずれのものよりもはるかに
少量である。このことと調和するのは、視床下部
性GRFが著しく高い効力をもつものであるとい
う推論である。 視床下部性GRFの単離に際しての他の問題は、
視床下部抽出液中にきわめて大量のソマトスタチ
ンが存在することであつた。これはもちろん目的
とする生物検定のいずれをも阻害し、あるいは異
常な結果を与えるであろう。この数年にわたつて
幾つかの研究所が視床下部性GRFを単離し、そ
の特性を明らかにしたと主張した。これらの主張
はすべてその後文献著者らが認めたようにアーチ
フアクトに関連するものであつた(シヤリー.
A.V.Sら、J.Biol.Chem.246、6647、1971;ベー
ベルD.F.ら、Biochem.Biophys.Res.
Commun.45、235、1971)。これらの誤つた主張
は、成長ホルモンの放出を評価する際に採用する
生物検定が困難なものであることにより一部は説
明することができる。 下垂体による成長ホルモン(GH)の放出を促
進する残基44個のポリペプチドがヒト島細胞腫か
ら単離され、精製され、その特性が明らかにさ
れ、合成され、試験された。このペプチドは下記
の式をもつ。 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile −Phe−Thr−Asn−Ser−Tyr −Arg−Lys−Val−Leu−Gly −Gln−Leu−Ser−Ala−Arg −Lys−Leu−Leu−Gln−Asp −Ile−Met−Ser−Arg−Gln −Gln−Gly−Glu−Ser−Asn −Gln−Glu−Arg−Gly−Ala −Arg−Leu−NH2 これはPGRF(ヒト膵性GRF)であると考えら
れ、以下このように呼ぶ。これはソマトクリニン
(Somatocrinin)とも呼ばれるであろう。これと
共に他の2種の高純度ペプチドも単離された。こ
れらはGH放出活性を示し、PGRF(1−37)遊
離酸およびPGRF(1−40)遊離酸である。これ
らのペプチドは温血動物および水産養殖の冷血動
物の成長を促進するために用いることができる。 本発明の合成ペプチドであるPGRFを薬剤学的
に受容できる液体または固体状の担体に分散した
医薬組成物は臨床医学(人類医学および獣医学双
方)において診断または治療の目的で一時的また
は長期的な投与に際して用いることができる。 ペプチドを規定するために用いられる命名法は
シユレーダーおよびリユプケ著“ペプチド類”
(アカデミツク・プレス(1965)により明確にさ
れたものである。ここでは慣用の表現法に従つて
N−末端を左側に表わし、C−末端を右側に示
す。アミノ酸残基が異性体の形をもつ場合、他に
明記しない限り表わされているものはそのアミノ
酸のL型である。 本発明は次式 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile −Phe−Thr−Asn−Ser−Tyr −Arg−Lys−Val−Leu−Gly −Gln−Leu−Ser−Ala−Arg −Lys−Leu−Leu−Gln−Asp −Ile−Met−Ser−Arg−Gln −Gln−Gly−Glu−Ser−Asn −Gln−Glu−Arg−Gly−X−R (式中、XはAlaまたはAla−Arg−Ala−Arg−
Leuであり、RはNH2またはOHである)の構造
を有する合成ペプチドを提供するものである。 これらのペプチドは適切な方法により、たとえ
ば全固相法により、部分的固相法により、断片縮
合法により、古典的な溶液カツプリング法によ
り、または近年開発された組み換えDNA法によ
り合成される。たとえば全固相合成法は文献“固
相ペプチド合成”(スチユワートおよびヤング著、
フリーマン社、サンフランシスコ、1969年)に述
べられており、米国特許第4105603号(1978年8
月8日、ベイルらに付与)明細書の記載により例
示される。断片縮合による合成法は米国特許第
3972859号明細書(1976年8月3日)に例示され
ている。他の用いられる合成法は米国特許第
3842067号(1974年、10月15日)および同第
3862925号(1975年1月28日)各明細書により例
示される。組み換えDNA法を採用した合成ペプ
チドの製造は大規模の商業的要求を満足させるた
めに用いられるようである。 カツプリング型合成に一般的なことは、各種ア
ミノ酸部分の不安定な側鎖基をこの部位で化学反
応が起こるのを阻止する適切な保護基によつて、
この基が最終的に除去されるまで保護することで
ある。同様に通常一般的であるのは、アミノ酸ま
たは断片上のα−アミノ基を保護し、その間にこ
れがカルボキシル基において反応し、次いでα−
アミノ保護基を選択的に除去してこの部位で次ぎ
の反応が起こりうる状態にすることである。従つ
て合成の一工程として、ペプチド鎖中に希望する
順位で位置する各アミノ酸残基を含みかつ側鎖保
護基が適切な残基に結合した中間化合物を合成す
ることが一般的に行われる。 同様に本発明のペプチドの中間体は次式で表わ
される。 X1−Tyr(X2)−Ala−Asp(X3) −Ala−Ile−Phe−Tyr(X4) −Asn−Ser(X5)−Tyr(X2) −Arg(X6)−Lys(X7)−Val −Leu−Gly−Gln−Leu−Ser(X5) −Ala−Arg(X6)Lys(X7) −Leu−Leu−Asp(X3)−Ile −Met−Ser(X5)−Arg(X6) −Gln−Gln−Gly−Glu(X3) −Ser(X5)−Asn−Gln−Gln −Glu(X3)−Arg(X5orX6) −Gly−Ala(X6)−Arg(X6) −Ala−Arg(X6)−Leu−X8 上記式中X1は水素原子またはα−アミノ基保
護基である。X1により意図されるα−アミノ基
保護基はポリペプチドの段階的の合成の分野で有
用であることが知られているものである。X1
含まれるα−アミノ基保護基には下記のものがあ
る。 (1)アシル型保護基、たとえばホルミル基、トリ
フルオルアセチル基、フタリル基、トルエンスル
ホニル基(Tos)、ベンゼンスルホニル基、ニト
ロフエニルスルフエニル基、トリチルスルフエニ
ル基、o−ニトロフエノキシアセチル基、クロル
アセチル基、アセチル基およびγ−クロルブチリ
ル基、(2)芳香族ウレタン型保護基、たとえばベン
ジルオキシカルボニル基(Z)、および置換され
たZ、たとえばp−クロルベンジルオキシカルボ
ニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル
基、p−ブロムベンジルオキシカルボニル基、p
−メトキシベンジルオキシカルボニル基、(3)脂肪
族ウレタン保護基、たとえばt−ブチルオキシカ
ルボニル基(BOC)、ジイソプロピルメチルオキ
シカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、アリルオキシカルボ
ニル基、(4)シクロアルキルウレタン型保護基、た
とえばシクロペンチルオキシカルボニル基、アタ
マンチルオキシカルボニル基およびシクロヘキシ
ルオキシカルボニル基、(5)チオウレタン型保護
基、たとえばフエニルチオカルボニル基、(6)アル
キル型保護基、たとえばトリフエニルメチル基
(トリチル基)、ベンジル基、(7)トリアルキルシラ
ン基たとえばトリメチルシラン。好ましいα−ア
ミノ基保護基はBOCである。 X2はTyrのフエノール性水酸基のための保護
基であり、テトラヒドロピラニル基、t−ブチル
基、トリチル基、Bzl、CBZ、4Br−CBZおよび
2,6−ジクロルベンジル基よりなる群から選ば
れる。好ましい保護基は2,6−ジクロルベンジ
ル基である。X2は水酸基であつてもよい。これ
は水酸基に保護基がないことを意味する。 X3は水素原子、またはAspもしくはGluのカル
ボキシル基のためのエステル形成型保護基であ
り、Bzl、2,6−ジクロルベンジル基、メチル
基およびエチル基よりなる群から選ばれる。 X4およびX5はTyrおよびSerの水酸基のための
保護基であり、アセチル基、ベンゾイル基、t−
ブチル基、トリチル基、テトラヒドロピラニル
基、Bzl、2,6−ジクロルベンジル基および
CBZよりなる群から選ばれる。好ましい保護基
はBzlである。X4および/またはX5は水素原子で
あつてもよい。これは水酸基に保護基がないこと
を意味する。 X6はArgのグアニジノ基のための保護基であ
り、ニトロ基、Tos、CBZ、アダマンチルオキシ
カルボニル基およびBOCよりなる群から選ばれ
るか、あるいは水素原子である。 X7は水素原子またはLysの側鎖アミノ置換基の
ための保護基である。適切な側鎖アミノ基保護基
の具体例は2−クロルベンジルオキシカルボニル
基(2−Cl−Z)、Tos、CBZ、t−アミルオキ
シカルボニル基およびBOCである。 側鎖アミノ基保護基の選択は厳密なものではな
いが、ただし合成に際してα−アミノ基の脱保護
中に除去されないものでなければならない。従つ
てα−アミノ基保護基および側鎖アミノ基保護基
は同一ではあり得ない。 X8はOH、OCH3、エステル基、アミド基、ヒ
ドラジド基、−O−CH2−樹脂系支持体および−
NH−樹脂系支持体よりなる群から選ばれ、OH
およびアミド以外の基は広義には保護基と考えら
れる。 中間体の式においてX1、X2、X3、X4、X5
X6、X7およびX8のうち少なくとも1つは保護基
である。 ペプチドの合成に用いられる特定の側鎖保護基
を選択する際には、下記の規準に従う。(a)保護基
は合成の各段階においてα−アミノ基保護基を除
去するために選ばれる試薬に対し同条件下で安定
でなければならない。(b)保護基はカツプリング反
応条件下でその保護特性を保持しなければなら
ず、同条件下で離脱してはならない。(c)側鎖保護
基は希望するアミノ酸配列を含む合成が終了した
時点で、ペプチド鎖を変化させない条件下におい
て除去されなければならない。 ペプチドはメリフイールド〔J.Am.Chem.
Soc.、85、2149(1963)〕により記述されるよう
に、固相合成法を用いて製造されることが好まし
い。ただし前記のように当業界で知られている他
の相当する化学合成法も用いることができる。固
相合成はペプチドのC−末端から、保護されたα
−アミノ酸を適切な樹脂にカツプリングさせるこ
とにより行われる。この種の出発物質はα−アミ
ノ基を保護されたLeuもしくはAlaをエステル結
合によりクロルメチル化樹脂もしくはヒドロキシ
メチル樹脂に結合させるか、またはアミド結合に
よりBHA樹脂もしくはMBHM樹脂に結合させ
ることによつ製造することができる。ヒドロキシ
メチル樹脂の製造についてはボダンスキーら
〔Chem.Ind.(ロンドン)38、1597−98(1966)〕に
より記述されている。クロルメチル化樹脂はバイ
オ・ラド・ラボラトリーズ社(カリフオルニア州
リツチモンド)およびラボ−システムズ社から市
販されている。この種の樹脂の製造についてはス
チユワートらにより“固相ペプチド合成”(フリ
ーマン社、サンフランシスコ、1969年)、第1章、
1〜6頁に記載されている。BHAおよびMBHA
樹脂系支持体は市販されており、合成される目的
ポリペプチドがC−末端にα−カルボキシアミド
基をもつ場合にのみ一般に用いられる。 アミノ酸40個のペプチドを合成することを希望
する場合、BOCにより保護されたAlaをモナーン
およびギロンのバイオポリマーズ、12、2513−
2519(1973)の方法に従つてクロルメチル化樹脂
にカツプリングさせる。支持体樹脂にBOC−Ala
をカツプリングさせたのち、たとえば塩化メチレ
ン中のトリフルオル酢酸(TFA)、TFA単独ま
たはジオキサン中のHClを用いることによりα−
アミノ基保護基を除去する。脱保護反応はほぼ0
℃から室温までの温度で行われる。シユレーダー
およびリユプケ著“ペプチド”I、72〜75頁(ア
カデミツク・プレス社、1965年)に記載されるよ
うに、特定のα−アミノ基保護基を除去するため
の他の標準的な脱離試薬および条件を用いること
ができる。 Alaのα−アミノ基保護基を除去したのち、残
りのα−アミノ基および側鎖を保護されたアミノ
酸を希望する順に段階的にカツプリングさせ、前
記の中間化合物を得るか、あるいは合成に際し各
アミノ酸を別個に添加する代わりにこれらのうち
幾つかを固相反応器に添加することができる。適
切なカツプリング試薬を選択することは当技術分
野に含まれる。カツプリング試薬として特に適切
なものはN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド(DCCI)である。 ペプチドの固相合成に用いられる活性化試薬は
ペプチド技術において周知である。適切な活性化
試薬の例は下記のものである。(1)カルボジイミ
ド、たとえばN,N−ジイソプロピルカルボジイ
ミド、N−エチル−N′−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド、(2)シアナミドたとえば
N,N−ジベンジルシアナミド、(3)ケテイミン、
(4)イソキサゾリウム塩、たとえばN−エチル−5
−フエニルイソキサゾリウム−3′−スルホネー
ト、(5)環中に1〜4個の炭素原子を含有し、芳香
族の特性をもつ単環式の窒素含有複素環式アミ
ド、たとえばイミダゾリド、ピラゾリドおよび
1,2,4−トリアゾリド;有用な特定の複素環
式アミドにはN,N′−カルボニルジイミダゾー
ル、N,N′−カルボニル−ジ−1,2,4−ト
リアゾールが含まれる、(6)アルコキシ化アセチレ
ン、たとえばエトキシアセチレン、(7)アミノ酸の
カルボキシル部分と混合無水物を形成する試薬、
たとえばクロル蟻酸エチルおよびクロル蟻酸イソ
ブチル、ならびに(8)アミノ酸のカルボキシル部分
と活性エステルを形成する試薬、たとえば1個の
環窒素原子上に水酸基をもつ窒素含有複素環式化
合物たとえばN−ヒドロキシフタルイミド、N−
ヒドロキシスクシンイミドおよび1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール(HOBT)。ペプチドのカツ
プリングにおける他の活性化試薬およびそれらの
使用についてはシユレーダーおよびリユプケによ
り前出の文献、章に、およびカプール
(Kapoor)によりJ.Phar.Sci.、59、1−27(1970)
に記述されている。 保護された各アミノ酸またはアミノ酸配列を約
2倍またはそれ以上過剰に固相反応器に導入し、
ジメチルホルムアミド(DMF):CH2Cl2(1:
1)の媒体中で、またはDMFもしくはCH2Cl2
独の中でカツプリング反応を行うことができる。
不完全なカツプリング反応が起こつた場合、次ぎ
のアミノ酸のカツプリングを行う前に、α−アミ
ノ基保護基の除去前に上記のカツプリング操作を
繰り返す。合成の各段階におけるカツプリング反
応の成功は、E.カイザーら〔Anal.Biochem.、
34、595(1970)〕により記述されているようにニ
ンヒドリン反応によつて監視される。 希望するアミノ酸配列が終了したのち、樹脂か
らペプチドを離脱させるだけでなく残存するすべ
ての側鎖保護基X2、X3、X4、X5、X6、X7およ
びX8ならびにα−アミノ基保護基X1をも離脱さ
せる試薬(たとえば液体フツ化水素)で処理する
ことにより、支持体樹脂から中間体ペプチドを分
離し、ペプチドを得る。 代替経路として、アリコーリシスにより支持体
樹脂から中間体ペプチドを分離し、得られたC−
末端アルキルエステルをその後加水分解により酸
に変えることもできる。次いでいずれの側鎖保護
基をも前記の方法または他の既知の方法、たとえ
ば接触還元(たとえばBaSO4上のPd)により離
脱させることができる。脱離のためにフツ化水素
を用いる場合は、脱除のためにアニソールおよび
硫化メチルエチルを反応器に装入することができ
る。 下記の具体例は固相法によりPGRFを合成する
ための好ましい方法を示したものである。もちろ
ん対応するより短かいペプチド断片の合成は同じ
方法で、単に鎖のいずれかの端において必要な数
のアミノ酸を除去することにより行われることは
理解されるであろう。しかし、生物活性をもつ断
片はN−末端にここに示した配列を含むべきであ
ると現在は考えられる。 例 1 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−
Arg−Gly−Ala−Arg−Ala−Arg−Leu−OH 上記式の構造をもつPGRF(1−44)遊離酸の
合成を、ベツクマン社990型ペプチド合成器を用
いてクロロメチル化樹脂(ラボ・システムズ社か
ら得られる0.9MegCl/gを含有するもの)上で
段階的に行つた。樹脂へのBOC−Leuのカツプリ
ングはモナーンらにより“バイオポリマーズ”12
(1973)、2513〜2519に示された一般法により行わ
れ、これにより樹脂1gにつき約0.22ミリモルの
Leuが置換された。用いた溶剤はすべて不活性ガ
ス(好ましくはヘリウム)を噴入することにより
注意深く脱ガスされ、Met残基のイオウ原子を不
本意に酸化する可能性のある酸素の不在を確実に
ものにした。 脱保護基および中和ののち、ペプチド鎖を樹脂
上に段階的に形成させた。脱保護基、中和、およ
び各アミノ酸の添加は一般に米国特許第3904594
号明細書(ギレミンら)に詳述される方法に従つ
て行われた。カツプリングは詳細には下記の表に
従つて行われれた。カツプリングは詳細には下記
の表に従つて行われた。
【表】 要約すると、カツプリング反応のためには樹脂
1gにつき塩化メチレン中のBOC−保護アミノ
酸1ミリモル、および塩化メチレン中の0.5M・
DCCIもしくは塩化メチレン中の30%DMF1当量
を2時間使用した。Argをカツプリングさせる場
合は、10%DMFおよび塩化メチレンの混合物を
用いた。SerおよびThrの側鎖水酸基の保護基と
してはBzlと使用した。Lys側鎖の保護基として
は2−クロル−ベンジルオキシカルボニル(2Cl
−Z)を用いた。Argのグアニジノ基を保護する
ためにはTosを用い、GluおよびAspのカルボキ
シル基はBzlエステルとして保護された。Tyrの
フエノール性水酸基は2,6−ジクロルベンジル
基により保護された。合成終了時に、下記の組成
物が得られた。 X1−Tyr(X2)−Ala−Asp(X3)−Ala−Ile−
Phe−Tyr(X4)−Asn−Ser(X5)−Tyr(X2)−
Arg(X6)−Lys(X7)−Val−Leu−Gly−Gln−
Leu−Ser(X5)−Ala−Arg(X6)−Lys(X7)−
Leu−Leu−Asp(X3)−Ile−Met−Ser(X5)−
Arg(X6)−Gln−Gln−Gly−Glu(X3)−Ser
(X5)−Asn−Gln−Glu(X3)−Arg(X6)−Gly
−Ala−Arg(X6)−Ala−Arg(X6)−Leu−X8 上記式中X1はBOC、X2は2,6−ジクロルベ
ンジル基、X3はベンジルエステル、X4はBzl、
X5はBzl、X6はTos、X7は2Cl−ZおよびX8は−
O−CH2−ベンゼン−ポリスチレン樹脂系支持体
である。 最後のTyr残基が樹脂にカツプリングしたの
ち、CH2Cl2中の45%TFAでBOC基を除去した。
得られた保護されたペプチド鎖を分離し、保護基
を除去するため、これをペプチド鎖1gにつきア
ニソール1.5ml、硫化メチルエチル0.25mlおよび
フツ化水素(HF)10mlで−20℃において1/2時
間、および0℃において1/2時間処理した。高度
の真空下でHFを除去したのち、残存する樹脂−
ペプチドを乾燥ジエチルエーテルおよびクロロホ
ルムで交互に洗浄し、次いでペプチドを脱ガスし
た2N酢酸水溶液で抽出した。酢酸抽出液の凍結
乾燥により、白色の綿毛状物質が得られた。 分離され、保護基を除去されたこのペプチドを
次いで30%酢酸に溶解し、セフアデツクスG−50
微細ゲル過にかけた。 次いで0.01M・NH4OAc(PH4.5)400mlを含有
する混合フラスコに0.4M・NH4OAc(PH6.5)1
を滴下することにより形成された凹形密度勾配
を用いてCM−32カルボキシメチルセルロース
(ワツトマン社製)陽イオン交換クロマトグラフ
イー(1.8×18cm、Vbed=50ml)によつてペプチ
ドをさらに精製した。最終精製はセフアデツクス
G−50微細支持体(フアルマシア社製)上で溶剤
系としてnBuOH:EtOH:ピリジン:0.2%N
HOAc(4:1:1:7)を用いる分配クロマト
グラフイーにより行われた。精製の詳細は一般に
リングらによりBiochem.Biophys.Res.
Commun.、95、945(1980)に示されている。ク
ロマトグラフイーの画分はTLCにより注意深く
監視され、実質的な純度を示す画分のみを集め
た。 アミノ酸分析は加水分解ののち密閉した試験管
中でAnal.Biochem.、126、144−156(1982)に記
載した方法を採用し、正確な配列が得られたこと
を調べるためリクイマート社型アミノ酸分析器
を用いて行われ、下記の結果を得た。 Asx(3.62)、Thr(0.75)、Ser(3.5)、Glx(6.83)

Gly(2.87)、Ala(5.10)、Val(0.9)、Met(1.23)

Ile(1.84)、Leu(5.045)、Tyr(2.09)、Phe(0.91
)、
Lys(2.31)、およびArg(6.61) 分析によつて配列の正しいことが確認された。 例 2 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−
Glu−Arg−Gly−Ala−OH 上記式の構造をもつPGRF(1−40)の合成を
ベツクマン社990型ペプチド合成器を用いて例1
に記載した方法によりクロルメチル化樹脂上で段
階的に行つた。TLCおよびHPLCを用いてこの
ペプチドは実質的に純粋であると判定された。 正しい配列が得られることを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(3.89)、Thr(0.88)、Ser(3.66)、Glx(7.04)

Gly(3.07)、Ala(4.02)、Val(0.96)、Met(1.01)

Ile(1.86)、Leu(4.28)、Tyr(2.0)、Phe(0.86)

Lys(2.24)、およびArg(4.15)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 1 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−OH 上記式の構造をもつPGRF(1−34)遊離酸の
合成を、ベツクマン社990型ペプチド合成器を用
いて例1に記載した方法によりクロルメチル化樹
脂上で段階的に行つた。TLCおよびHPLCを用
いてこのペプチドは実質的に純粋であると判定さ
れた。 正しい配列が得られたことを調べるため加水分
解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(2.87)、Thr(0.78)、Ser(3.78)、Glx(5.11)

Gly(1.93)、Ala(3.03)、Val(0.88)、Met(0.96)

Ile(1.88)、Leu(4.14)、Tyr(2.05)、Phe(1.07)

Lys(2.29)、およびArg(3.22)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 2 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−OH 上記式の構造をもつPGRF(1−31)遊離酸の
合成をベツクマン社990型ペプチド合成器を用い
て例2に記載した方法によりクロルメチル化樹脂
上で段階的に行つた。TLCおよびHPLCを用い
てこのペプチドは実質的に純粋であると判定され
た。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(2.73)、Thr(0.75)、Ser(2.77)、Glx(3.95)

Gly(0.98)、Ala(3.06)、Val(0.80)、Met(0.98)

Ile(1.77)、Leu(4.28)、Tyr(2.23)、Phe(1.14)

Lys(2.34)、およびArg(3.22)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 3 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−OH 上記式の構造をもつPGRF(1−28)遊離酸の
合成をベツクマン社990型ペプチド合成器を用い
て例1に記載した方法によりクロルメチル化樹脂
上で段階的に行つた。TLCおよびHPLCを用い
てこのペプチドは実質的に純粋であると判定され
た。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(2.66)、Thr(0.73)、Ser(2.66)、Glx(1.98)

Gly(0.81)、Ala(2.89)、Val(0.90)、Met(1.15)

Ile(1.72)、Leu(4.14)、Tyr(2.43)、Phe(1.58)

Lys(2.15)、およびArg(2.19)。 分析により配列の正しいことが確認された。 例 3 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−
Arg−Gly−Ala−Arg−Ala−Arg−Leu−
NH2 上記式の構造をもつPGRF(1−44)の合成を
ベツクマン社990型ペプチド合成器を用いて
MBHA樹脂上で例1に記載した方法により段階
的に行つた。TLCおよびHPLCを用いてこのペ
プチドは実質的に純粋であると判定された。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(3.75)、Thr(0.80)、Ser(3.60)、Glx(6.98)

Gly(3.16)、Ala(5.04)、Val(0.77)、Met(1.02)

Ile(1.79)、Leu(5.41)、Tyr(2.03)、Phe(0.84)

Lys(2.39)、and Arg(6.43)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 4 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ala−Asn−Gln−Glu−
Ser−Gly−Arg−OH 上記式の構造をもつPGRF同族体の合成をベツ
クマン社990型ペプチド合成器を用いてラボ・シ
ステムズ社から得られるクロルメチル化樹脂上で
例1に記載した方法により段階的に行つた。
TLCおよびHPLCを用いてこのペプチドは実質
的に純粋であると判定された。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(4.35)、Thr(1.06)、Ser(3.80)、Glx(7.53)

Gly(2.96)、Ala(4.05)、Val(0.97)、Met(0.86)

Ile(1.94)、Leu(3.70)、Tyr(2.05)、Phe(1.06)

Lys(2.06)、and Arg(3.53)。 分析により配列の正しいことが確認された。 例 44 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−
Arg−Gly−Ala−NH2 上記式の構造をもつPGRF(1−40)−アミドを
ベツクマン社990型ペプチド合成器を用いて
MBHA樹脂上で例1に記載した方法により段階
的に行つた。TLCおよびHPLCを用いてこのペ
プチドは実質的に純粋であると判定された。 正しい配列が得られたことを確認するため加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(3.76)、Thr(0.88)、Ser(3.68)、Glx(6.89)

Gly(3.12)、Ala(4.08)、Val(0.88)、Met(1.36)

Ile(1.76)、Leu(4.24)、Tyr(2.00)、Phe(0.80)

Lys(2.32)、and Arg(4.16)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 5 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−
OH 上記式の構造をもつPGRF(1−37)遊離酸の
合成をベツクマン社990型ペプチド合成器を用い
て例1に記載した方法によりクロルメチル化樹脂
上で段階的に行つた。TLCおよびHPLCを用い
てこのペプチドは実質的に純粋であると判定され
た。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(3.92)、Thr(0.79)、Ser(3.62)、Glx(7.05)

Gly(1.97)、Ala(3.17)、Val(1.03)、Met(1.0)

Ile(1.91)、Leu(4.37)、Tyr(1.86)、Phe(0.76)

Lys(2.15)、およびArg(3.40)。 分析により配列の正しいことが確認された。 参考例 6 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−
Asn−Ser−Tyr−Arg−Lys−Val−Leu−Gly
−Gln−Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−
Leu−Gln−Asp−Ile−Met−Ser−Arg−Gln
−Gln−Gly−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−
NH2 上記式の構造をもつPGRF(1−37)アミドの
合成をベツクマン社990型ペプチド合成器を用い
てMBHA樹脂上で例1に記載した方法により行
つた。TLCおよびHPLCを用いてこのペプチド
は実質的に純粋であると判定された。 正しい配列が得られたことを調べるため、加水
分解ののちアミノ酸分析を行い、下記の結果を得
た。 Asx(4.02)、Thr(0.80)、Ser(3.49)、Glx(6.90)

Gly(1.92)、Ala(3.08)、Val(1.15)、Met(1.01)

Ile(1.77)、Leu(4.05)、Tyr(2.02)、Phe(1.14)

Lys(2.50)、およびArg(3.27)。 分析により配列の正しいことが確認された。 本発明のペプチドの物理特性を次のようにまと
めた:
【表】
【表】 PGRF(1−40)OH、PGRF(1−4)NH2
よびPGRF(1−44)OHについてはさらに下記
の特性が示される:
【表】 例 5 成長ホルモンの放出を促進するペプチドの有効
性を判定するため、例2の合成PGRF(1−40)
を用いて、当モル濃度の抽出精製した天然PGRF
(1−40)および下垂体細胞からの成長ホルモン
の放出を促進する既知の有効性をもつGRF標準
品との密接な比較のもとにインビトロ検定を行つ
た。標準品はブラゾー(Brazeau)らのエンドク
リノロジー、Vol.110、A538(1982)に記載され
定義されており、下垂体細胞単層生物検定におい
てGH放出に関して最大値の半分の応答を生じる
量のラツト視床下部由来の製剤である。ほぼ4〜
5日前に摘出されたラツト下垂体の細胞を含む培
養物を用いた。定められた標準培地の培養物およ
び成長ホルモンの分泌に最適と考えられる培養物
の双方をブラゾーらのレギユラトリー・ペプタイ
ズ、1255、1981に記載された一般法により比較試
験に用いた。被試物質に関するインキユベーシヨ
ンを3〜4時間行い、培地の一部を取り出して処
理し、それらの免疫反応性GH(irGH)を十分に
特性が明らかにされたラジオイムノアツセイによ
り測定した。 この比較試験の結果、表1に示すように等モル
比において合成PGRF(1−40)は天然ペプチド
の完全な生物活性をもつ。合成ペプチドのED50
は約113ピコグラムであり、これはこれまでの
CH放出因子と主張された他のいかなる分子より
もはるかに効力が高い。
【表】 成長ホルモンの分泌に関するインビトロ試験の
ほか、ペントバルビタールで麻酔した正な雄ラツ
ト(体重約200g)に合成ペプチドを注射するこ
とによりインビボ試験を行つた。表に示した結
果から、合成PGRFペプチドは下垂体性成長ホル
モンの分泌に対する強力な刺激剤であることが示
される。
【表】 追加試験から、参考例4の合成PGRFは天然
PGRF(1−40)と実質的に等しい生物学的効力
を示し、参考例5および参考例6の合成断片もき
わめて実質的な生物学的効力を示すことが知られ
た。さらにC末端にα−カルボキサミドをもつ例
4のPGRF(1−40)ペプチドは、例5で試験さ
れた合成ペプチドの生物学的効力の実質的に2倍
をもつていた。 例 6 成長ホルモンの放出を促進するペプチドの有効
性を判定するため、例1の合成PGRF(1−44)
を用いて、下垂体細胞からの成長ホルモンの放出
を促進する既知の有効性をもつGRF標準品との
密接な比較のもとにインビトロ検定を行つた。標
準品はブラゾー(Brazeau)らのエンドクリノロ
ジー、Vol.110、A538(1982)に記載され定義さ
れており、下垂体細胞単層生物検定においてGH
放出に関して最大値の半分の応答を生じる量のラ
ツト視床下部由来の製剤である。ほぼ4〜5日前
に摘出されたラツト下垂体細胞を含む培養物を用
いた。定められた標準培地の培養物および成長ホ
ルモンの分泌に最適と考えられる培養物の双方を
ブラゾーらのレギユラトリー・ペプタイズ、
1255、1981に記載された一般法により試験を用い
た。被験物質に関するインキユベーシヨンを3〜
4時間行い、培地の一部を取り出して処理し、そ
れらの免疫反応性GH(irGH)を十分に特性が明
らかにされたラジオイムノアツセイにより測定し
た。 この試験の結果、表に示すように等モル比に
おいて合成PGRF(1−44)は天然ペプチドの完
全な生物活性をもつことがわかつた。 表 GRF標準品 インビトロでのGH分泌 (単位/ml) (ng/ml) 0 870±26 0.63 1710±60 1.25 2626±24 2.50 3928±40 5 5586±52 10 6803±48 20 7060±75 合成PGRF(1−44) (10-5モル/ml) 0 343±12 3.1 647±9 6.3 733±13 12.5 1123±12 25 1447±7 50 1720±30 100 2046±17 200 2133±13 他の試験から、例1で合成された合成PGRF
(1−44)遊離酸は天然PGRF(1−44)よりも若
干低い効力を示し、合成PGRF(1−44)アミド
は天然PGRF(1−44)と実質的に等しい効力を
示すことが知られた。合成PGRF(1−44)アミ
ドは実験動物(ラツト)に注射した場合、例5の
表のPGRF(1−40)が示すものと等しい型の
GH放出活性を示し、ただしPGRF(1−40)遊
離酸よりも効力が約2.5〜3.0倍高い(重量基準)。 例 7 PGRF(1−44)およびPGRF(1−40)の効力
を比較するために、各ペプチド0.02ナノモルを雄
ラツトに投与した。 まず、ラツトに60mg/Kgのペントバルビタール
を腹腔内注射して麻酔して15分後に血液を採取し
た。同時に0.5mlの生理塩水に溶かした各ペプチ
ド0.02ナノモルを静脈内投与した。各ペプチド投
与後の成長ホルモン(GH)の放出能力を第1図
に示した。第1図の各点は4〜6匹のラツトから
のデータの平均値を示し、各点より上下に延びた
線は標準誤差を示す(危険率P<0.05)。図中の
□はPGRF(1−40)を示し、■はPGRF(1−
44)を示す。 各ペプチドはすぐれたGH放出能力を有し、互
いに有意の差はなかつた。 米国で生まれる子供7000〜150000人のうち約1
人は下垂体性成長ホルモン欠損症すなわち“下垂
体性小人”であることが知られている。すなわち
彼らはその血液中に正常な水準の下垂体性GHを
欠如しているため小人である。これらの患者は大
部分が正常な下垂体をもつており、これらの問題
の原因はGHに対する視床下部性放出因子の合成
または分泌が欠如していることであると提示する
臨床的根拠がある。合成PGRFはこれまでヒト下
垂体性GH、すなわちもつぱらヒト下垂体から死
体解剖に際して得られるきわめて高価な製剤の注
射によつて治療されてきたこれらの症例のための
理想的な治療法となることが期待されている。
DNA組み換え法により製造されるヒトGHは文
献中には示されているが現在のところ常用するた
めに得られるものではない。合成PGRFはこれよ
りもはるかに簡単な分子であり、この種の下垂体
性小人が数十万人いると推定される世界中で使用
されるために著しい利点をもつはずである。 合成PGRFはGH分泌に関して下垂体の機能を
特異的に評価するものとして最初に知られた分子
であるので、医師が下垂体機能の特異的な欠損を
疑うすべての症例においてGH分泌に関する最初
のルーチン試験を提供する。従つて合成PGRFは
GH分泌能を評価するために診断法として現在採
用されている頻雑な方法(アルギニン注入、低血
糖、L−DOPA注射など)に代わるべきもので
ある。 合成PGRFは医師が陽性の窒素平衡および同化
作用を希望する臨床医学的症例すべて、たとえば
傷の治瘉、広範囲の火傷の治療、広範囲の外科手
術に伴う術後期間その他の医学的衰弱状態、なら
びに多くの老人医学的症状および未熟状態で出産
した乳児の小児医学的症状において興味深いもの
となるはずである。充実性腫瘍のための広範囲の
放射線療法中およびその後の患者においても、同
化作用を刺激するため、また造血系の幹細胞の刺
激に対するGHの作用を利用するために、GH分
泌の刺激は興味深い。合成PGRFペプチドはヒト
に投与するためには少なくとも約93%、好ましく
は少なくとも98%の純度をもたなければならな
い。この純度は、目的とするペプチドが存在する
類似ペプチドおよびペプチド断片すべてのうちで
上記の重量%を構成しなければならないことを意
味する。 生物活性をもつペプチドは大部分が最初に認識
されたもの以外の生物活性をもつことが認められ
ている。このような前例からみて、PGRFは実際
上興味深い下垂体外活性をもつことが見出される
見込みがある。PGRFはヒトの膵臓腫瘍から抽
出、単離されたが、全体的な経験および実験に基
づいて、PGRF(1−44)アミドのアミノ酸配列
はヒト視床下部性のGH放出因子の配列と同一で
あると信じられている。 合成PGRFペプチドを農場の動物その他の温血
動物に長期投与することにより同化作用が促進さ
れ、従つて筋肉量に関して体重が増加すると期待
される。水産養殖において魚類その他の冷血海水
動物を飼育して生育を促進するために用いること
も予定されている。動物には約5%程度の低い純
度で投与することも許容できる。 合成PGRFまたはその無毒性塩を、薬剤組成物
を形成する薬剤学的に受容できるキヤリヤーと組
み合わせてヒトを含む哺乳動物に静脈内、皮下、
筋肉内または経口的に投与することができる。こ
の投与は、治療されるべき受容者がこの種の治療
を必要とする場合に、成長ホルモンの放出を刺激
するために医師により採用することができる。必
要な用量は治療される特定の状態、状態の重症
度、および目的とする治療の期間に応じて変わる
ものであろう。 この種のペプチドはしばしば、薬剤学的に受容
できる無毒性の塩たとえば酸付加塩、またはたと
えば亜鉛、鉄などとの金属錯体(これらは本発明
の目的のための塩と考えられる)の形で投与され
る。この種の酸付加塩の具体例は塩酸塩、臭化水
素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、マレイン酸塩、酢酸
塩、クエン酸塩、安息香酸塩、コハク酸塩、リン
ゴ酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩などであ
る。活性成分を錠剤の形で投与すべきである場
合、錠剤には結合剤、たとえばトラガカント、コ
ーンスターチもしくはゼラチン;崩壊剤、たとば
アルギン酸;および滑沢剤、たとえばステアリン
酸マグネシウムが含有されていてもよい。液状で
の投与を希望する場合、甘味剤および/または香
味剤を用いてもよく、等張食塩液、リン酸塩緩衝
液などに入れて静脈内投与することも行われる。 これらのペプチドは医師の指導のもとに投与さ
れるべきであり、薬剤組成物は通常はペプチド
を、慣用される薬剤学的に受容できるキヤリヤー
と共に含有するであろう。通常は用量は受容者の
体重1Kg当たりペプチド約20〜約2000ナノグラム
であろう。 本発明のペプチドの急性毒性は次のとおりであ
る: ラツトにおけるPGRF(1−44)の静脈内注射 使用動物:体重250〜1000gの雄および雌のスプ
ラグドーリーラツト50匹以上 披験化合物:PGRF(1−44)1〜10mg/ml0.9%
生理食塩水覚醒している自由に動き回つている
ラツトにPGRF(1−44)100μgを静注しても
ラツトの行動に何ら明白な変化は見られなかつ
た。月令3ケ月ないし22ケ月の若いラツトをペ
ントバルビタールナトリウム塩で麻酔して25μ
g/KgのPGRF(1−44)を静注しても正常に
覚醒した。 ラツトにおけるPGRF(1−40)の静脈内注射 使用動物:体重250〜400gの雄および雌のスプラ
グドーリーラツト50匹以上 被験化合物:PGRF(1−40)1μg/0.9%生理食
塩水 覚醒して自由に動き回つているラツトにPGRF
(1−40)を100μgを静注してもラツトの行動に
何ら明白な変化は見られなかつた。ペントバルビ
タールナトリウム塩で麻酔して50μg/Kgの
PGRF(1−40)を静注してもすべてのラツトは
正常に覚醒した。 マウスにおけるPGRF(1−40)OHの静脈内注
射 使用動物:体重17〜24gのマウス15匹 被験化合物:PGRF(1−40)OH1mg/ml(媒
体) 媒体組成:0.9%NaCl、10%マンニトール、0.9ベ
ンジルアルコール、1mMアスコルビン酸、10
mM酢酸 すべてのマウスをエーテル麻酔し、外科的に露
出させたけい静脈に、75μ1媒体のみ(7匹のマ
ウス)、75μgのPGRF(1−40)OH/75μ1の媒
体(8匹のマウス)を各々注射した。切り口をク
リツプで閉じて、マウスをケージに戻した。ペプ
チドで処理された上記マウスは≧3mgペプチド/
Kg(体重)のペプチドを注射されたことになる。
これらのマウスは、注射後1時間および24時間径
過した時点ですべて生きていた。 本発明者らに現在知られている最良の形態を構
成する好ましい実施態様に関して本発明を記述し
たが、特許請求の範囲に示した本発明の範囲を逸
脱することなく当業者に明らかな各種の変更およ
び修正を行うことができると解すべきである。た
とえば44員子の鎖における変更、特にペプチドの
カルボキシ末端に始まる削除を今日既知の実験慣
例に従つて行い、長さ40残基以下であり、C−末
端にNH2またはOHをもち、ペプチドの効力のす
べてまたはきわめて実質的な部分を保持する断
片、たとえばPGRF(1−27)を製造することが
でき、これらのペプチドは本発明の範囲内にある
と考えられる。さらにいずれの末端もしくは両未
端に付加を行い、および/または一般にペプチド
化学の全搬的技術において周知のように天然残基
の代わりに一般的に等しい残基を用いて、本発明
の範囲から逸脱することなく天然ポリペプチドの
効力の少なくとも実質的な部分をもつ同族体を製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のペプチドPGRF(1−44)お
よびPGRF(1−40)の生長ホルモン(GH)放
出能力の比較(例7)を示すグラフである。図中
□はPGRF(1−40)、■はPGRF(1−44)を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile −Phe−Thr−Asn−Ser−Tyr −Arg−Lys−Val−Leu−Gly −Gln−Leu−Ser−Ala−Arg −Lys−Leu−Leu−Gln−Asp −Ile−Met−Ser−Arg−Gln −Gln−Gly−Glu−Ser−Asn −Gln−Glu−Arg−Gly−X−R (式中、XはAlaまたはAla−Arg−Ala−Arg−
    Leuであり、RはNH2またはOHである)の構造
    を有する合成ペプチド。 2 XがAlaであり、RがNH2である特許請求の
    範囲第1項に記載の合成ペプチド。 3 XがAlaであり、RがOHである特許請求の
    範囲第1項に記載の合成ペプチド。 4 XがAla−Arg−Ala−Arg−Leuであり、R
    がNH2である特許請求の範囲第1項に記載の合
    成ペプチド。 5 XがAla−Arg−Ala−Arg−Leuであり、R
    がOHである特許請求の範囲第1項に記載の合成
    ペプチド。 6 式 H−Tyr−Ala−Asp−Ala−Ile −Phe−Thr−Asn−Ser−Tyr −Arg−Lys−Val−Leu−Gly −Gln−Leu−Ser−Ala−Arg −Lys−Leu−Leu−Gln−Asp −Ile−Met−Ser−Arg−Gln −Gln−Gly−Glu−Ser−Asn −Gln−Glu−Arg−Gly−X−R (式中、XはAlaまたはAla−Arg−Ala−Arg−
    Leuであり、RはNH2またはOHである)の構造
    を有する合成ペプチドおよび薬剤学的に受容でき
    る液体または固体状の担体を含むヒトにおいて成
    長ホルモンの放出を促進する医薬組成物。 7 XがAlaであり、RがNH2である特許請求の
    範囲第6項に記載の医薬組成物。 8 XがAlaであり、RがOHである特許請求の
    範囲第6項に記載の医薬組成物。 9 XがAla−Arg−Ala−Arg−Leuであり、R
    がNH2である特許請求の範囲第6項に記載の医
    薬組成物。 10 XがAla−Arg−Ala−Arg−Leuであり、
    RがOHである特許請求の範囲第6項に記載の医
    薬組成物。
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