JPH0132798Y2 - - Google Patents

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JPH0132798Y2
JPH0132798Y2 JP9235184U JP9235184U JPH0132798Y2 JP H0132798 Y2 JPH0132798 Y2 JP H0132798Y2 JP 9235184 U JP9235184 U JP 9235184U JP 9235184 U JP9235184 U JP 9235184U JP H0132798 Y2 JPH0132798 Y2 JP H0132798Y2
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JP
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case
cover
spring member
conductive spring
opening
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JP9235184U
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JPS617098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 無線通信機器は電子部品を取付けたプリント基
板をケース内に収め、このケースの開口部にカバ
ーを被着した構造になつており、かつケースとカ
バーとの間には、両者間の隙間を通して外部から
妨害電波が侵入したり、外部へ電波が漏出したり
することなどにより起こる電波障害を防止するた
めの手段が講ぜられている。
〔考案の属する技術分野〕
本考案は無線通信機器のケースと該ケースの開
口部に被着されるカバーとの間に設けられる電波
障害防止用金具に関する。
〔従来技術〕
従来は無線通信機器のケースとカバーとの間の
隙間を通して外部へ電波が侵入したり外部へ電波
が漏出したりすることなどにより起こる電波障害
を防止するため、ケースとカバーとの間に製造し
たまたは市販の導電バネ部材を挿設し、この導電
バネ部材をケースまたはカバーにリベツト締めか
ハンダ付けしている。
しかしリベツト締めにより導電バネ部材を固定
する場合は、リベツト孔に挿入したリベツトのカ
シメ作業を必要とし、またハンダ付けにより導電
バネ部材を固定する場合はハンダ付けに長時間を
要し、いずれも導電バネ部材の固定を簡単に行う
ことができない欠点がある。またハンダ付けによ
り導電バネ部材を固定する場合にはハンダの溶融
温度により導電バネ部材のバネ圧が低下する欠点
もある。
〔考案の目的〕
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、無線通信機器の
ケースと該ケースの開口部に被着されるカバーと
の間に設けられる電波障害防止金具において、ケ
ースの開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材を嵌
着し該開口縁部に沿つて設けられた複数の係合孔
に複数の抜け止め用バネ片を係合するだけで簡単
に固定することができる無線通信機器の電波障害
防止用金具を提供することである。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成する本考案電波障害防止用金
具は、図示のようにケース1の開口縁部に嵌着さ
れカバー2の内面に圧接されるチヤンネル状導電
バネ部材3と、この導電バネ部材3の少なくとも
一側面部に長さ方向に設けられ、ケース1の開口
縁部に沿つて設けられた複数の係合孔4に係合さ
れる複数の抜け止め用バネ片5とよりなる。
〔実施例の構成〕
以下図面によつて本考案電波障害防止用金具の
実施例の構成を説明する。
第1図はその第1実施例の斜視図、第2図はこ
の第1実施例を適用した無線通信機器の一部の断
面図である。
この第1実施例はケース1の開口縁部に嵌着さ
れカバー2の内面に対接されるバネ鋼製のチヤン
ネル状導電バネ部材3の一側面部に、長さ方向に
等間隔に複数の切欠き6を形成して複数の抜け止
め用バネ片5を設けた例である。4はこの複数の
抜け止め用バネ片5が係合する複数の係合孔4
で、ケース1の開口縁部に沿つてもうけられてい
る。第1実施例による金具は第2図示のようにケ
ース1の開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材3
をその抜け止め用バネ片5を外側にして嵌着する
と、チヤンネル状導電バネ部材3の一側面部に設
けられた複数の抜け止め用バネ片5がケース1の
開口縁部に沿つて設けられた複数の係合孔4に係
合して固定される。しかる後、ケース1の開口側
よりカバー2を被着すると、カバー2と各抜け止
め用バネ片5がバネ圧により圧接し、かつカバー
2と導電バネ部材3の底面3aが接触してケース
1とカバー2を隙間なく導通することができ、外
部からの妨害電波の侵入や外部への電波の漏出を
防止して電波障害を防止できる。
第3図は第2実施例の斜視図、第4図はこの第
2実施例を適用した無線通信機器の一部の断面図
である。
この第2実施例はチヤンネル状導電バネ部材3
の一側面部に、長さ方向に等間隔に内側への切起
しによる複数の抜け止め用バネ片5を設けた例で
ある。
第2実施例による金具は、第4図示のようにケ
ース1の開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材3
をその他側面部を外側にして嵌着すると、チヤン
ネル状導電バネ部材3の一側面部に設けられた複
数の抜け止め用バネ片5がケース1の開口部に沿
つて設けられた複数の係合孔4に係合して固定さ
れる。しかる後、ケース1の開口側よりカバー2
を被着すると、カバー2とチヤンネル状導電バネ
部材3の他側面部がバネ圧により圧接し、かつカ
バー2と導電バネ部材3の底面3aが接触してケ
ース1とカバー2を隙間なく導通することがで
き、外部からの妨害電波の侵入や外部への電波の
漏出を防止して電波障害を防止できる。
第5図は第3実施例の斜視図、第6図はこの第
3実施例を適用した無線通信機器の一部の断面図
である。
この第3実施例はチヤンネル状導電バネ部材3
の両側面部に、長さ方向に等間隔に内側への切起
しによる複数の抜け止め用バネ片5を設け、かつ
導電バネ部材3の底面外側に、長さ方向に等間隔
に複数の対接バネ片7を設けた例である。
〔実施例の作用〕
次に第1〜第3実施例の作用を説明する。
第1実施例による金具は第2図示のようにケー
ス1の開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材3を
その抜け止め用バネ片5を外側にして嵌着する
と、チヤンネル状導電バネ部材3の一側面部に設
けられた複数の抜け止め用バネ片5がケース1の
開口縁部に沿つて設けられた複数の係合孔4に係
合して固定される。しかる後、ケース1の開口側
よりカバー2を被着すると、カバー2と各抜け止
め用バネ片5がバネ圧により圧接し、かつカバー
2と導電バネ部材3の底面3aが接触してケース
1とカバー2を隙間なく導通することができ、外
部からの妨害電波の侵入や外部への電波の漏出を
防止して電波障害を防止できる。
第2実施例による金具は、第4図示のようにケ
ース2の開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材3
をその他側面部を外側にして嵌着すると、チヤン
ネル状導電バネ部材3の一側面部に設けられた複
数の抜け止め用バネ片5がケース1の開口部に沿
つて設けられた複数の係合孔4に係合して固定さ
れる。しかる後、ケース1の開口側よりカバー2
を被着すると、カバー2とチヤンネル状導電バネ
部材3の他側面部がバネ圧により圧接し、かつカ
バー2と導電バネ部材3の底面3aが接触してケ
ース1とカバー2を隙間なく導通することがで
き、外部からの妨害電波の侵入や外部への電波の
漏出を防止して電波障害を防止できる。
第3実施例による金具は第6図示のようにケー
ス1の開口縁部にチヤンネル状導電バネ部材3を
嵌着すると、導電バネ部材3の両側面部に設けら
れた複数の抜け止め用バネ片5がケース1の開口
部に沿つて設けられた複数の係合孔4に係合して
固定される。しかる後、ケース1の開口側よりカ
バー2を被着すると、カバー2と導電バネ部材3
の一側面がバネ圧により圧接し、かつカバー2と
対接バネ片7が接触してケース1とカバー2を隙
間なく導通することができ、外部からの妨害電波
の侵入や外部への電波の漏出を防止して電波障害
を防止できる。
〔考案の効果〕
上述より明らかなように本考案電波障害防止用
金具によれば、無線通信機器のケース1と該ケー
ス1の開口部に被着されるカバー2との間に設け
られる電波障害防止用金具において、ケース1の
開口縁部に嵌着され、カバー2の内面に圧接され
る、チヤンネル状導電バネ部材3と、この導電バ
ネ部材3の少なくとも一側面部に長さ方向に設け
られ、ケース1の開口縁部に沿つて設けられた複
数の係合孔4に係合される複数の抜け止め用バネ
片5とよりなるので、ケース1の開口縁部にチヤ
ンネル状導電バネ部材3を嵌着し、該開口縁部に
沿つて設けられた複数の係合孔4に複数の抜け止
め用バネ片5を係合するだけで簡単に固定するこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電波障害防止用金具の第1実施
例の斜視図、第2図はこの第1実施例を適用した
無線通信機器の一部の断面図、第3図は第2実施
例の斜視図、第4図はこの第2実施例を適用した
無線通信機器の一部の断面図、第5図は第3実施
例の斜視図、第6図はこの第3実施例を適用した
無線通信機器の一部の断面図である。 1……ケース、2……カバー、3……チヤンネ
ル状導電バネ部材、4……係合孔、5……抜け止
め用バネ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線通信機器のケース1と該ケース1の開口部
    に被着されるカバー2との間に設けられる電波障
    害防止用金具において、ケース1の開口縁部に嵌
    着され、カバー2の内面に圧接される、チヤンネ
    ル状導電バネ部材3と、この導電バネ部材3の少
    なくとも一側面部に長さ方向に設けられ、ケース
    1の開口縁部に沿つて設けられた複数の係合孔4
    に係合される複数の抜け止め用バネ片5とよりな
    る無線通信機器の電波障害防止用金具。
JP9235184U 1984-06-19 1984-06-19 無線通信機器の電波障害防止用金具 Granted JPS617098U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235184U JPS617098U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 無線通信機器の電波障害防止用金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235184U JPS617098U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 無線通信機器の電波障害防止用金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS617098U JPS617098U (ja) 1986-01-16
JPH0132798Y2 true JPH0132798Y2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=30649069

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9235184U Granted JPS617098U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 無線通信機器の電波障害防止用金具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514557Y2 (ja) * 1987-05-09 1993-04-19

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JPS617098U (ja) 1986-01-16

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