JPH0132796Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132796Y2 JPH0132796Y2 JP2073085U JP2073085U JPH0132796Y2 JP H0132796 Y2 JPH0132796 Y2 JP H0132796Y2 JP 2073085 U JP2073085 U JP 2073085U JP 2073085 U JP2073085 U JP 2073085U JP H0132796 Y2 JPH0132796 Y2 JP H0132796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grounding
- electromagnetic shielding
- shielding plate
- peeling
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、本出願人が先に実願昭59−29974号
において提案した電磁シールド板の改良に関す
る。
において提案した電磁シールド板の改良に関す
る。
従来の技術
本出願人が、実願昭59−29974号において提案
した電磁シールド板は、第10図、第11図に示
したように、導電性基板1の上下両面に、合成樹
脂フイルムなどによつて形成された絶縁層2,3
を被覆し、この絶縁層2,3の少なくとも一方の
一部に切込線4を形成してアース用剥離部5を設
けたものである。
した電磁シールド板は、第10図、第11図に示
したように、導電性基板1の上下両面に、合成樹
脂フイルムなどによつて形成された絶縁層2,3
を被覆し、この絶縁層2,3の少なくとも一方の
一部に切込線4を形成してアース用剥離部5を設
けたものである。
このような電磁シールド板は、従来公知のこの
種の電磁シールド板、つまり導電性基板の片面に
PVCなどの合成樹脂絶縁フイルムを単に被覆さ
せただけのものに比べて、アース用剥離部5を剥
脱すれば導電性基板1の一部をアース用端子部1
aとして露出させて、そのままシヤーシやラツク
などに取付けて接地できるために取扱に便利であ
り、しかも導電性基板1の上下両面に、予め絶縁
層2,3を被覆してあるのでアース用端子部1
aaを形成しない部分は隣接する回路素子の絶縁
性を充分に保持でき、狭いスペース内に介装する
にも頗る便利なものであつた。
種の電磁シールド板、つまり導電性基板の片面に
PVCなどの合成樹脂絶縁フイルムを単に被覆さ
せただけのものに比べて、アース用剥離部5を剥
脱すれば導電性基板1の一部をアース用端子部1
aとして露出させて、そのままシヤーシやラツク
などに取付けて接地できるために取扱に便利であ
り、しかも導電性基板1の上下両面に、予め絶縁
層2,3を被覆してあるのでアース用端子部1
aaを形成しない部分は隣接する回路素子の絶縁
性を充分に保持でき、狭いスペース内に介装する
にも頗る便利なものであつた。
しかし、このような電磁シールド板のアース用
端子部1aにリード線などを取付ける場合におい
ては、その部分にリード線を逐一位置付けして半
田付けするなどして取付けるのが通例となつてい
る。その場合、リード線の取付を確実に行うため
に、リード線を片手で保持しながらもう一方の手
で半田ゴテを用いる必要があり、この操作は比較
的面倒なものとなつている。
端子部1aにリード線などを取付ける場合におい
ては、その部分にリード線を逐一位置付けして半
田付けするなどして取付けるのが通例となつてい
る。その場合、リード線の取付を確実に行うため
に、リード線を片手で保持しながらもう一方の手
で半田ゴテを用いる必要があり、この操作は比較
的面倒なものとなつている。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、リード線の取付け時の手間を軽減すること
を解決すべき問題点とするものである。
ので、リード線の取付け時の手間を軽減すること
を解決すべき問題点とするものである。
問題点を解決するための具体的手段
上述の問題点は、次のような構造の特徴を有す
る本考案の電磁シールド板によつて解決される。
る本考案の電磁シールド板によつて解決される。
すなわち、この考案は、導電性基板の上下両面
に絶縁層を被覆し、この絶縁層の少なくとも一方
の一部にアース用剥離部を形成した電磁シールド
板の改良に係るものであつて、特に上記導電性基
板のアース用剥離部に対応した部分に形成された
アース用端子部に、リード線の導電部などを挿入
するガイド孔を形成してあることを構造上の特徴
とするものである。
に絶縁層を被覆し、この絶縁層の少なくとも一方
の一部にアース用剥離部を形成した電磁シールド
板の改良に係るものであつて、特に上記導電性基
板のアース用剥離部に対応した部分に形成された
アース用端子部に、リード線の導電部などを挿入
するガイド孔を形成してあることを構造上の特徴
とするものである。
考案の作用及び効果
本考案によれば、導電性基板のアース用剥離部
に対応した部分に形成されたアース用端子部に
は、予めリード線の導電部などを挿入するための
ガイド孔を設けているので、逐一リード線を保持
しながら半田ゴテを使用するような面倒さはな
く、リード線の導電部などをこのガイド孔に挿入
すればリード線の導電性基板上の位置が固定され
るので、そのままの状態で半田ゴテなどを使用し
てリード線を取付ければよい。
に対応した部分に形成されたアース用端子部に
は、予めリード線の導電部などを挿入するための
ガイド孔を設けているので、逐一リード線を保持
しながら半田ゴテを使用するような面倒さはな
く、リード線の導電部などをこのガイド孔に挿入
すればリード線の導電性基板上の位置が固定され
るので、そのままの状態で半田ゴテなどを使用し
てリード線を取付ければよい。
このため、リード線を取付ける場合の手間を著
しく軽減でき、使用者にとつて取扱の利便な電磁
シールド板を提供できる利点がある。
しく軽減でき、使用者にとつて取扱の利便な電磁
シールド板を提供できる利点がある。
さらに、リード線の導電部などがガイド孔に挿
入されて確実に半田付けなどによつて固定される
ため、リード線取付部の接続強度が向上するとい
う利点がある。
入されて確実に半田付けなどによつて固定される
ため、リード線取付部の接続強度が向上するとい
う利点がある。
考案の実施例
以下に添付図とともに、本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図は、導電性基板1の上下両面に絶縁層
2,3を設け、その絶縁層2,3の適宜個所に、
切込線4を設けてアース用剥離部5を形成した電
磁シールド板A(本出願人によつて既に実願昭59
−29974号において提案済)に本考案を適用した
例を示しており、第3図はアース用剥離部5の剥
脱を一層容易にするために、絶縁層2の切込線4
の形成された部分に、この部分を包含する小片6
を付着させてアース用剥離部5を形成した電磁シ
ールド板B(本出願人によつて既に実願昭59−
151982号において提案済)に本考案を適用した例
を示している。
2,3を設け、その絶縁層2,3の適宜個所に、
切込線4を設けてアース用剥離部5を形成した電
磁シールド板A(本出願人によつて既に実願昭59
−29974号において提案済)に本考案を適用した
例を示しており、第3図はアース用剥離部5の剥
脱を一層容易にするために、絶縁層2の切込線4
の形成された部分に、この部分を包含する小片6
を付着させてアース用剥離部5を形成した電磁シ
ールド板B(本出願人によつて既に実願昭59−
151982号において提案済)に本考案を適用した例
を示している。
前者のような電磁シールド板Aは、絶縁層2,
3に設けられたアース用剥離部5を直接剥ぎ取る
ことによつて導電性基板1の一部を露出させてア
ース用端子部1aを形成するが、後者のような電
磁シールド板Bにおいては、第4図(第3図のイ
と対応した部分を拡大して示す)のロに示したよ
うな要領で小片6を剥ぎ取る(×印は小片6と絶
縁層2との接着された部分を示している)ことに
よつて絶縁層2の切込線4の形成された部分を取
り除くことによつてアース用端子部1aを形成す
る。
3に設けられたアース用剥離部5を直接剥ぎ取る
ことによつて導電性基板1の一部を露出させてア
ース用端子部1aを形成するが、後者のような電
磁シールド板Bにおいては、第4図(第3図のイ
と対応した部分を拡大して示す)のロに示したよ
うな要領で小片6を剥ぎ取る(×印は小片6と絶
縁層2との接着された部分を示している)ことに
よつて絶縁層2の切込線4の形成された部分を取
り除くことによつてアース用端子部1aを形成す
る。
第2図、第5図に、このような電磁シールド板
A,Bの縦断面構造図をそれぞれ示すが、これら
の図より分かるように、本考案の電磁シールド板
は、導電性基板1のアース用剥離部5に対応した
部分に形成されたアース用端子部1aに、予めガ
イド孔7(電磁シールド効果を保持するために孔
径は約3m/m以下が望ましい)を形成してなる
もので、このガイド孔7にリード線8の導電部8
aを第4図のハに示した要領で挿入させて位置付
けできるようにして、リード線8の導電部8aを
アース用端子部1aに取付ける場合の利便を図つ
たものである。
A,Bの縦断面構造図をそれぞれ示すが、これら
の図より分かるように、本考案の電磁シールド板
は、導電性基板1のアース用剥離部5に対応した
部分に形成されたアース用端子部1aに、予めガ
イド孔7(電磁シールド効果を保持するために孔
径は約3m/m以下が望ましい)を形成してなる
もので、このガイド孔7にリード線8の導電部8
aを第4図のハに示した要領で挿入させて位置付
けできるようにして、リード線8の導電部8aを
アース用端子部1aに取付ける場合の利便を図つ
たものである。
また、本考案の電磁シールド板は、第6図に示
したような電磁シールド板C(本出願人によつて
既に実願昭59−110449号おいて提案済)にも適用
でき、その場合におけるアース用剥離部5の縦断
面構造図を第7図に示す。
したような電磁シールド板C(本出願人によつて
既に実願昭59−110449号おいて提案済)にも適用
でき、その場合におけるアース用剥離部5の縦断
面構造図を第7図に示す。
このような電磁シールド板Cは、絶縁層2に形
成されたアース用剥離部5の周囲に保護用凸部9
を形成したことを構造上の特徴としており、した
がつて、本考案を適用した電磁シールド板Cにお
いては、電磁シールド板Cをプリント基板などに
重ねて実装する時にアース用剥離部5の周囲に設
けた保護用凸部9が、いわゆるスペーサとなつて
プリント基板との間に一定の距離を保持して隔離
できるので、アース用剥離部5の一部が捲れ上が
つてアース用端子部1aの一部が万一露出したよ
うな場合にも露出したアース用端子部1aの一部
がプリント基板の導電部と接触するのを未然に防
止でき、したがつて、本考案の効果に加えて実装
時に不用意な短絡を生じる虞がないなどの利点も
得られる。
成されたアース用剥離部5の周囲に保護用凸部9
を形成したことを構造上の特徴としており、した
がつて、本考案を適用した電磁シールド板Cにお
いては、電磁シールド板Cをプリント基板などに
重ねて実装する時にアース用剥離部5の周囲に設
けた保護用凸部9が、いわゆるスペーサとなつて
プリント基板との間に一定の距離を保持して隔離
できるので、アース用剥離部5の一部が捲れ上が
つてアース用端子部1aの一部が万一露出したよ
うな場合にも露出したアース用端子部1aの一部
がプリント基板の導電部と接触するのを未然に防
止でき、したがつて、本考案の効果に加えて実装
時に不用意な短絡を生じる虞がないなどの利点も
得られる。
その他、本考案はアース用剥離部を設けたあら
ゆる種類の電磁シールド板に適用可能なことはい
うまでもなく、例えば、第8図、第9図はアース
用剥離部5の切込線4の外側にリング状の保護凸
部10を設けた電磁シールド板Dを示している。
ゆる種類の電磁シールド板に適用可能なことはい
うまでもなく、例えば、第8図、第9図はアース
用剥離部5の切込線4の外側にリング状の保護凸
部10を設けた電磁シールド板Dを示している。
さらに、以上の実施例では、ガイド孔7にリー
ド線8の導電部8aを直接挿入して取着する例を
示したが、リード線8の導電部8aを取付けたビ
スなどの導電体をガイド孔7に挿入して取付けて
もよく、本考案でいう導電部などとはこのような
態様を包含するものである。
ド線8の導電部8aを直接挿入して取着する例を
示したが、リード線8の導電部8aを取付けたビ
スなどの導電体をガイド孔7に挿入して取付けて
もよく、本考案でいう導電部などとはこのような
態様を包含するものである。
第1図は本考案の第一の実施例を示す斜視図、
第2図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断面
図、第3図葉は本考案の第二の実施例を示す斜視
図、第4図は第3図のイに対応した部分の拡大
図、第5図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断
面図、第6図は本考案の第三の実施例を示す斜視
図、第7図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断
面図、第8図は本考案の更に他の実施例における
アース用剥離部を示す図、第9図はその部分の拡
大縦断面図、第10図は本出願人によつて既に提
案された電磁シールド板の斜視図、第11図はそ
のアース用剥離部の一部拡大縦断面図である。 符号の説明、図において、A,B,C,Dは本
考案の電磁シールド板、1はその導電性基板、1
aはそのアース用端子部、2,3はその絶縁層、
4はアース用剥離部に設けた切込線、5はアース
用剥離部、7はリード線のガイド孔、8はリード
線、8aはその導電部などをそれぞれ示す。
第2図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断面
図、第3図葉は本考案の第二の実施例を示す斜視
図、第4図は第3図のイに対応した部分の拡大
図、第5図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断
面図、第6図は本考案の第三の実施例を示す斜視
図、第7図はそのアース用剥離部の一部拡大縦断
面図、第8図は本考案の更に他の実施例における
アース用剥離部を示す図、第9図はその部分の拡
大縦断面図、第10図は本出願人によつて既に提
案された電磁シールド板の斜視図、第11図はそ
のアース用剥離部の一部拡大縦断面図である。 符号の説明、図において、A,B,C,Dは本
考案の電磁シールド板、1はその導電性基板、1
aはそのアース用端子部、2,3はその絶縁層、
4はアース用剥離部に設けた切込線、5はアース
用剥離部、7はリード線のガイド孔、8はリード
線、8aはその導電部などをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 導電性基板の上下両面に絶縁層を被覆し、この
絶縁層の少なくとも一方の一部にアース用剥離部
を形成した電磁シールド板において、 上記導電性基板のアース用剥離部に対応した部
分に形成されたアース用端子部に、リード線の導
電部などを挿入するガイド孔を形成してあること
を特徴とする電磁シールド板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073085U JPH0132796Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073085U JPH0132796Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138298U JPS61138298U (ja) | 1986-08-27 |
JPH0132796Y2 true JPH0132796Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30511488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2073085U Expired JPH0132796Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0132796Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2073085U patent/JPH0132796Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138298U (ja) | 1986-08-27 |
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