JPH0132733Y2 - - Google Patents
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- JPH0132733Y2 JPH0132733Y2 JP1982177681U JP17768182U JPH0132733Y2 JP H0132733 Y2 JPH0132733 Y2 JP H0132733Y2 JP 1982177681 U JP1982177681 U JP 1982177681U JP 17768182 U JP17768182 U JP 17768182U JP H0132733 Y2 JPH0132733 Y2 JP H0132733Y2
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- JP
- Japan
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- coil
- windings
- winding
- chiyoke
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 56
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、大電流出力、小リツプル出力電圧の
チヨークインプツト型整流平滑回路等を得るのに
好適なチヨークコイルに関する。このチヨークコ
イルは、通常の直流電源回路のみならず、スイツ
チング電源の入出力用等として、幅広く使用し得
る。
チヨークインプツト型整流平滑回路等を得るのに
好適なチヨークコイルに関する。このチヨークコ
イルは、通常の直流電源回路のみならず、スイツ
チング電源の入出力用等として、幅広く使用し得
る。
従来技術
従来の基本的なチヨークインプツト型整流回路
は、例えば第1図に示すように、交流電源eから
変圧器T等を通して送られてくる交流をダイオー
ドD1,D2等を備えて構成された整流回路1に
よつて整流し、その整流出力を一個のチヨークコ
イルL1及び一個または複数個のコンデンサC1
〜Cnを備えて構成された平滑フイルタ回路2に
よつて平滑化する構成となつている。
は、例えば第1図に示すように、交流電源eから
変圧器T等を通して送られてくる交流をダイオー
ドD1,D2等を備えて構成された整流回路1に
よつて整流し、その整流出力を一個のチヨークコ
イルL1及び一個または複数個のコンデンサC1
〜Cnを備えて構成された平滑フイルタ回路2に
よつて平滑化する構成となつている。
ここで、出力リツプル分を小さくしたい場合
は、第2図に示すように、第1図の回路の出力側
に更にチヨークコイルL2及びコンデンサC4を
付加した二段フイルタの回路構成が取られる。
は、第2図に示すように、第1図の回路の出力側
に更にチヨークコイルL2及びコンデンサC4を
付加した二段フイルタの回路構成が取られる。
上記チヨークコイルL1を構成する場合、従来
は、例えば第3図に示すように、一つのコア3に
巻数の同じ複数の巻線41,42,……4nを巻
装したものを使用し、巻線41〜4nの両端を一
括接続することにより、等価的に第1図及び第2
図に示すように一つのチヨークコイルとなる状態
で使用していた。
は、例えば第3図に示すように、一つのコア3に
巻数の同じ複数の巻線41,42,……4nを巻
装したものを使用し、巻線41〜4nの両端を一
括接続することにより、等価的に第1図及び第2
図に示すように一つのチヨークコイルとなる状態
で使用していた。
従来技術の欠点
しかしながら、第3図に示すような構造のチヨ
ークコイルを使用した場合、第1図に示す回路構
成では、例えば出力電圧5V、出力電流30Aの電
源回路において、出力リツプル電圧を10mVpp以
下に抑えたい場合等のように、大電流出力でしか
も出力リツプル電圧を小さくしたい場合には、チ
ヨークコイルL1のコアサイズ等の制限から必要
とするインダクタンス値が得られないことが多い
ため、並列に入るコンデンサC1〜Cnの個数を
多くせざるを得ず、コンデンサの増加による実装
スペースの増大、コストアツプ等を招く欠点があ
る。一方、第2図に示す回路構成の場合は、二段
フイルタとなるので、コンデンサの個数は第1図
の場合より少なくて良いが、第3図に示す構造の
チヨークコイルを使用しているため、二段目のチ
ヨークコイルL2を、大電流を流し得る線径の太
い巻線を使用して構成する必要があり、結局は大
きなコアが必要になり、第1図と同様の実装スペ
ースの増大、コストアツプ等の欠点を招く。
ークコイルを使用した場合、第1図に示す回路構
成では、例えば出力電圧5V、出力電流30Aの電
源回路において、出力リツプル電圧を10mVpp以
下に抑えたい場合等のように、大電流出力でしか
も出力リツプル電圧を小さくしたい場合には、チ
ヨークコイルL1のコアサイズ等の制限から必要
とするインダクタンス値が得られないことが多い
ため、並列に入るコンデンサC1〜Cnの個数を
多くせざるを得ず、コンデンサの増加による実装
スペースの増大、コストアツプ等を招く欠点があ
る。一方、第2図に示す回路構成の場合は、二段
フイルタとなるので、コンデンサの個数は第1図
の場合より少なくて良いが、第3図に示す構造の
チヨークコイルを使用しているため、二段目のチ
ヨークコイルL2を、大電流を流し得る線径の太
い巻線を使用して構成する必要があり、結局は大
きなコアが必要になり、第1図と同様の実装スペ
ースの増大、コストアツプ等の欠点を招く。
本考案の目的
そこで本考案は上述する従来の欠点を除去し、
大電流出力で出力リツプル電圧を小さくする必要
のあるチヨークインプツト型整流平滑回路に使用
した場合に、実質的な大型化、実装スペースの増
大及びコストアツプを招くことがなく、しかも電
気的性能を向上させ得るようにしたチヨークコイ
ルを提供することを目的とする。
大電流出力で出力リツプル電圧を小さくする必要
のあるチヨークインプツト型整流平滑回路に使用
した場合に、実質的な大型化、実装スペースの増
大及びコストアツプを招くことがなく、しかも電
気的性能を向上させ得るようにしたチヨークコイ
ルを提供することを目的とする。
本考案の構成
上記目的を達成するため、本考案に係るチヨー
クコイルは、コアに巻数の等しい複数の巻線を施
し、該複数の巻線の1端側は共通に接続し、他端
側は複数組に分割して各組毎に共通に接続したチ
ヨークコイルであつて、 前記複数の巻線は、巻装された一の巻線の上に
次の巻線が巻装されるように、同一のコアに順次
重ね巻きしてあり、他端側で複数組に分割する場
合に、その複数を重ね巻きの順序に従つて順次組
合せたこと を特徴とする。
クコイルは、コアに巻数の等しい複数の巻線を施
し、該複数の巻線の1端側は共通に接続し、他端
側は複数組に分割して各組毎に共通に接続したチ
ヨークコイルであつて、 前記複数の巻線は、巻装された一の巻線の上に
次の巻線が巻装されるように、同一のコアに順次
重ね巻きしてあり、他端側で複数組に分割する場
合に、その複数を重ね巻きの順序に従つて順次組
合せたこと を特徴とする。
実施例
第4図は本考案に係るチヨークコイルの巻線接
続構造を示す図である。この実施例では、コア3
を共用して同数だけ巻かれた巻線41〜4nの一
端イ側を共通に接続すると共に、巻線41〜4n
を他端側で適当な個数に2分し、2分されたもの
の各他端を共通に接続ロ,ハすることにより、コ
ア3を共用する2つのチヨークコイルL11及び
L21を構成してある。
続構造を示す図である。この実施例では、コア3
を共用して同数だけ巻かれた巻線41〜4nの一
端イ側を共通に接続すると共に、巻線41〜4n
を他端側で適当な個数に2分し、2分されたもの
の各他端を共通に接続ロ,ハすることにより、コ
ア3を共用する2つのチヨークコイルL11及び
L21を構成してある。
かかる構造のチヨークコイルを使用してチヨー
クインプツト型整流平滑回路を構成すると、直流
出力電流の分担比の調整、出力リツプル電圧の抑
制、電気的性能の向上及び部品点数削減等の効果
を得ることができる。次に具体例を上げてこれを
詳説する。
クインプツト型整流平滑回路を構成すると、直流
出力電流の分担比の調整、出力リツプル電圧の抑
制、電気的性能の向上及び部品点数削減等の効果
を得ることができる。次に具体例を上げてこれを
詳説する。
第5図は本考案に係るチヨークコイルを使用し
たチヨークインプツト型整流平滑回路の電気回路
接続図である。この例では、ダイオードD1,D
2等を備えて構成された整流回路1の出力端に、
2つのチヨークコイルL11及びL21の共通に
接続された一端イを接続するとともに、チヨーク
コイルL11の他端ロは平滑用のコンデンサC1
1,C12に、またチヨークコイルL21の他端
ハはコンデンサC21,C22に、それぞれ各別
に接続してある。この実施例では、更に、チヨー
クコイルL11及びL21の他端ロ,ハに別のチ
ヨークコイルL13及びL23の一端を各別に接
続し、該チヨークコイルL13及びL23の他端
を共通に接続して平滑用コンデンサC5に接続し
た二段フイルタの回路構成となつている。
たチヨークインプツト型整流平滑回路の電気回路
接続図である。この例では、ダイオードD1,D
2等を備えて構成された整流回路1の出力端に、
2つのチヨークコイルL11及びL21の共通に
接続された一端イを接続するとともに、チヨーク
コイルL11の他端ロは平滑用のコンデンサC1
1,C12に、またチヨークコイルL21の他端
ハはコンデンサC21,C22に、それぞれ各別
に接続してある。この実施例では、更に、チヨー
クコイルL11及びL21の他端ロ,ハに別のチ
ヨークコイルL13及びL23の一端を各別に接
続し、該チヨークコイルL13及びL23の他端
を共通に接続して平滑用コンデンサC5に接続し
た二段フイルタの回路構成となつている。
この場合、コア3に対する前記巻線41〜4n
の巻線形態としては、第6図に示すように、コア
3に対して巻線41を一列にN回巻き、絶縁処理
を施した後、その上に巻線42を一列にN回巻
き、更に同様の手法により巻線43,44,……
4nを順次一列にN回巻いて行く方法を取る。こ
れは従来より一般にとられている手法である。こ
のようにして巻装された巻線41〜4nのインダ
クタンスLは、次の一般式 L=μAN2/l ……(1) 但し μはコアの透磁率 Aは巻線の断面積 Nは巻数 lは磁路長 で表わされる。ここで、μ、N及びlは一定であ
るから、各巻線41〜4nのインダクタンス値L
は、巻線の断面積Aに比例する。各巻線41〜4
nの断面積Aは、コア3の中心Oからの巻線距離
r1〜rnの関数になり、巻線距離r1〜rnが大き
くなればなる程、つまり外側に巻いてある巻線ほ
ど、断面積Aが大きくなる。このため、巻線41
〜4nは外側に巻いてある巻線ほど大きなインダ
クタンス値Lを持つようになる。一方、チヨーク
コイルにおいては次の(2)式 LI=Eτ ……(2) 但し Iはリツプル電流 Eはチヨークコイル印加電圧 τは印加時間 が成立する。上記(2)式において、電圧時間積Eτ
は巻線41〜4nで同じであるから、インダクタ
ンス値Lはリツプル電流Iに反比例する。インダ
クタンス値Lは、一般式(1)で説明したように、巻
線41〜4nのうち、外側の巻線ほど大きな値に
なるから、外側の巻線ほどリツプル電流Iは小さ
くなる。従つて、本考案の如くく、複数の巻線4
1〜4nを内と外に分け、外側の巻線の組を例え
ばチヨークコイルL11として使用することによ
り、チヨークコイルL11のインダクタンス値L
を増大させることができるから、出力リツプル電
圧を充分に小さい値に抑えながら、チヨークコイ
ルL11と共にフイルタを構成するコンデンサC
11,C12の個数または容量値を減少させるこ
とが可能になる。つまり、外側の巻線の組によつ
て構成したチヨークコイルL11は、出力リツプ
ル電圧に対する配慮をそれほど必要でなく、直流
出力電流の分流分を流すことが主な役目となる。
の巻線形態としては、第6図に示すように、コア
3に対して巻線41を一列にN回巻き、絶縁処理
を施した後、その上に巻線42を一列にN回巻
き、更に同様の手法により巻線43,44,……
4nを順次一列にN回巻いて行く方法を取る。こ
れは従来より一般にとられている手法である。こ
のようにして巻装された巻線41〜4nのインダ
クタンスLは、次の一般式 L=μAN2/l ……(1) 但し μはコアの透磁率 Aは巻線の断面積 Nは巻数 lは磁路長 で表わされる。ここで、μ、N及びlは一定であ
るから、各巻線41〜4nのインダクタンス値L
は、巻線の断面積Aに比例する。各巻線41〜4
nの断面積Aは、コア3の中心Oからの巻線距離
r1〜rnの関数になり、巻線距離r1〜rnが大き
くなればなる程、つまり外側に巻いてある巻線ほ
ど、断面積Aが大きくなる。このため、巻線41
〜4nは外側に巻いてある巻線ほど大きなインダ
クタンス値Lを持つようになる。一方、チヨーク
コイルにおいては次の(2)式 LI=Eτ ……(2) 但し Iはリツプル電流 Eはチヨークコイル印加電圧 τは印加時間 が成立する。上記(2)式において、電圧時間積Eτ
は巻線41〜4nで同じであるから、インダクタ
ンス値Lはリツプル電流Iに反比例する。インダ
クタンス値Lは、一般式(1)で説明したように、巻
線41〜4nのうち、外側の巻線ほど大きな値に
なるから、外側の巻線ほどリツプル電流Iは小さ
くなる。従つて、本考案の如くく、複数の巻線4
1〜4nを内と外に分け、外側の巻線の組を例え
ばチヨークコイルL11として使用することによ
り、チヨークコイルL11のインダクタンス値L
を増大させることができるから、出力リツプル電
圧を充分に小さい値に抑えながら、チヨークコイ
ルL11と共にフイルタを構成するコンデンサC
11,C12の個数または容量値を減少させるこ
とが可能になる。つまり、外側の巻線の組によつ
て構成したチヨークコイルL11は、出力リツプ
ル電圧に対する配慮をそれほど必要でなく、直流
出力電流の分流分を流すことが主な役目となる。
このため、第7図に示すように、二段目のフイ
ルタを構成するチヨークコイルL13及びコンデ
ンサC11,C12を省略し、部品点数を減少さ
せ、回路を小型化すること等も可能になる。
ルタを構成するチヨークコイルL13及びコンデ
ンサC11,C12を省略し、部品点数を減少さ
せ、回路を小型化すること等も可能になる。
一方、内側の巻線の組によつて構成したチヨー
クコイルL21は、チヨークコイルL11よりイ
ンダクタンス値Lが小さく、直流電流分の外にリ
ツプル電流が流れるので、一段目のフイルタを構
成するコンデンサC21,C22は許容リツプル
電流内の本数を並列に接続し、更にチヨークコイ
ルL23を付加して、二段フイルタの回路構成と
することにより、出力リツプル電圧を小さく抑え
る。ここで、二段目のチヨークコイルL23は、
直流出力電流の分流分だけを考慮に入れればよい
ので、巻線径は細くてよく、また一段目のチヨー
クコイルL21のインダクタンス値の数%以内の
小さいインダクタンス値で済むので、小型のチヨ
ークコイルとなる。なお、このチヨークコイルL
21は、インダクタンス値が小さく、電流が大き
くなるので、通常の線材に代えて、例えば銅板等
を巻装して構成することも可能である。
クコイルL21は、チヨークコイルL11よりイ
ンダクタンス値Lが小さく、直流電流分の外にリ
ツプル電流が流れるので、一段目のフイルタを構
成するコンデンサC21,C22は許容リツプル
電流内の本数を並列に接続し、更にチヨークコイ
ルL23を付加して、二段フイルタの回路構成と
することにより、出力リツプル電圧を小さく抑え
る。ここで、二段目のチヨークコイルL23は、
直流出力電流の分流分だけを考慮に入れればよい
ので、巻線径は細くてよく、また一段目のチヨー
クコイルL21のインダクタンス値の数%以内の
小さいインダクタンス値で済むので、小型のチヨ
ークコイルとなる。なお、このチヨークコイルL
21は、インダクタンス値が小さく、電流が大き
くなるので、通常の線材に代えて、例えば銅板等
を巻装して構成することも可能である。
更に、本考案に係るチヨークコイルによると、
直流出力電流がチヨークコイルL11,L21を
分流することとなるので、チヨークコイルL13
及びL23を備えた二段フイルタの回路構成を取
る場合、チヨークコイルL13及びL23は直流
出力電流に対してその分流分だけを考慮するだけ
でよい。このため、大電流出力の場合において
も、チヨークコイルL13及びL23の巻線径が
細くて済み、またそのインダクタンス値も一段目
のチヨークコイルL11及びL21の数%以内の
小さい値で済み、小型になる。
直流出力電流がチヨークコイルL11,L21を
分流することとなるので、チヨークコイルL13
及びL23を備えた二段フイルタの回路構成を取
る場合、チヨークコイルL13及びL23は直流
出力電流に対してその分流分だけを考慮するだけ
でよい。このため、大電流出力の場合において
も、チヨークコイルL13及びL23の巻線径が
細くて済み、またそのインダクタンス値も一段目
のチヨークコイルL11及びL21の数%以内の
小さい値で済み、小型になる。
本考案の効果
以上述べたように、本考案に係るチヨークコイ
ルは、コアに巻数の等しい複数の巻線を施し、該
複数の巻線の1端側は共通に接続し、他端側は複
数組に分割して各組毎に共通に接続したチヨーク
コイルであつて、前記複数の巻線は、巻装された
一の巻線の上に次の巻線が巻装されるように、同
一のコアに順次重ね巻きしてあり、他端側で複数
組に分割する場合に、その複数を重ね巻きの順序
に従つて順次組合せたから、外側寄りの組ほど、
インダクタンス値の大きい巻線の組を構成し、電
流分担及びリツプル吸収分担を各巻線の組によつ
て異ならせ、大電流出力で出力リツプル電流を小
さくする必要のあるチヨーツクインプツト型整流
平滑回路に使用した場合には、実質的な大型化、
実装スペースの増大及びコストアツプを招くこと
がなく、しかも電気的特性を向上させ得るように
したチヨークコイルを提供することができる。
ルは、コアに巻数の等しい複数の巻線を施し、該
複数の巻線の1端側は共通に接続し、他端側は複
数組に分割して各組毎に共通に接続したチヨーク
コイルであつて、前記複数の巻線は、巻装された
一の巻線の上に次の巻線が巻装されるように、同
一のコアに順次重ね巻きしてあり、他端側で複数
組に分割する場合に、その複数を重ね巻きの順序
に従つて順次組合せたから、外側寄りの組ほど、
インダクタンス値の大きい巻線の組を構成し、電
流分担及びリツプル吸収分担を各巻線の組によつ
て異ならせ、大電流出力で出力リツプル電流を小
さくする必要のあるチヨーツクインプツト型整流
平滑回路に使用した場合には、実質的な大型化、
実装スペースの増大及びコストアツプを招くこと
がなく、しかも電気的特性を向上させ得るように
したチヨークコイルを提供することができる。
第1図は従来のチヨークコイルの電気回路接続
図、第2図は同じく別の従来例における電気回路
接続図、第3図は従来のチヨークコイルの巻線接
続状態を示す図、第4図は本考案に係るチヨーク
コイルの巻線接続状態を示す図、第5図は本考案
に係るチヨークコイルを使用したチヨークインプ
ツト型整流平滑回路の電気回路接続図、第6図は
コアに対する巻線の巻装状態を示す断面図、第7
図は本考案に係るチヨークコイルを使用したチヨ
ークインプツト型整流平滑回路の別の実施例の電
気回路接続図である。 3……コア、41〜4n……巻線、L11,L
21……チヨークコイル。
図、第2図は同じく別の従来例における電気回路
接続図、第3図は従来のチヨークコイルの巻線接
続状態を示す図、第4図は本考案に係るチヨーク
コイルの巻線接続状態を示す図、第5図は本考案
に係るチヨークコイルを使用したチヨークインプ
ツト型整流平滑回路の電気回路接続図、第6図は
コアに対する巻線の巻装状態を示す断面図、第7
図は本考案に係るチヨークコイルを使用したチヨ
ークインプツト型整流平滑回路の別の実施例の電
気回路接続図である。 3……コア、41〜4n……巻線、L11,L
21……チヨークコイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コアに巻数の等しい複数の巻線を施し、該複数
の巻線の1端側は共通に接続し、他端側は複数組
に分割して各組毎に共通に接続したチヨークコイ
ルであつて、 前記複数の巻線は、巻装された一の巻線の上に
次の巻線が巻装されるように、同一のコアに順次
重ね巻きしてあり、他端側で複数組に分割する場
合に、その複数を重ね巻きの順序に従つて順次組
合せたこと を特徴とするチヨークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17768182U JPS5981017U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | チヨ−クコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17768182U JPS5981017U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | チヨ−クコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981017U JPS5981017U (ja) | 1984-05-31 |
JPH0132733Y2 true JPH0132733Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30385960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17768182U Granted JPS5981017U (ja) | 1982-11-24 | 1982-11-24 | チヨ−クコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981017U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4350268B2 (ja) * | 2000-05-10 | 2009-10-21 | Fdk株式会社 | チョークコイル |
JP6504778B2 (ja) * | 2014-10-08 | 2019-04-24 | 住友重機械工業株式会社 | コンバータおよびそれを用いた作業機械 |
-
1982
- 1982-11-24 JP JP17768182U patent/JPS5981017U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5981017U (ja) | 1984-05-31 |
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