JPH0132239Y2 - - Google Patents

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JPH0132239Y2
JPH0132239Y2 JP15844484U JP15844484U JPH0132239Y2 JP H0132239 Y2 JPH0132239 Y2 JP H0132239Y2 JP 15844484 U JP15844484 U JP 15844484U JP 15844484 U JP15844484 U JP 15844484U JP H0132239 Y2 JPH0132239 Y2 JP H0132239Y2
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JP
Japan
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door
cassette
cassette tape
actuating member
reel
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JP15844484U
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JPS6176591U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、カセツトテープの装填口にフラツプ
状のドアーを備えていてカセツトテープを装填す
ることによりドアーが押し開かれるようにしたカ
セツトデツキにおいて、カセツトデツキを正位置
に装填することによりドアーが閉止されるように
構成したカセツトデツキのドアー開閉装置に関す
るものである。
(従来の技術) カセツトテープの装填口にフラツプ状のドアー
を備えていてカセツトテープを装填することによ
りドアーが押し開かれるようにしたカセツトデツ
キにおいて、カセツトテープの挿入操作だけで直
ちに正位置にセツトされるような一般的な機種、
即ち、装填されたカセツトテープを更に正位置に
移送するようなローデイング機構を有しない機種
にあつては、カセツトテープを装填した状態では
ドアー下端がカセツトケースに係合していてドア
ーは開かれたままの状態となつている。このよう
な機種においては録再中にゴミ等が機器本体内に
入る虞れがあり、特に海岸等で使用する場合には
砂等が入り易い。
ローデイング機構を有する機種においても録再
中にドアーを閉じるようにするためのドアー開閉
機構としては、従来から、第3図に示すようなも
のがある。この機構においては装填口21から装
填されたカセツトテープTによつてフラツプ状の
ドアー22は押し開かれるが、ドアー22は略
「L」字状をなしており、その先端部23が常時
カセツトテープTの上面に当接していてカセツト
が降下するとドアー22が閉じられるようになつ
ている。
ビデオテープレコーダにおいてはローデイング
機構とドアーの開閉機構とを連動させて録再中に
はドアーが完全に閉止されるような機構を備えて
いるが、機構そのものは大がかりなものとなつて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した第3図に示す従来のドアー開閉機構に
おいては、ドアー22の下端部を大きく延ばさな
ければならず、これに伴なつてその回転スペース
を大きく必要とするから、スペースフアクターが
悪化して小型化を図る際の障害となる。また、ド
アー下端部が常時カセツトケースに当接していて
カセツトテープの取り出しに際してはカセツトケ
ースが上昇するとドアー22を再度強制的に押し
開く形式であるため、ドアー先端部がカセツトケ
ース上面を擦することとなり、カセツトケース上
面に傷が付くという欠点がある。
また、ビデオテープレコーダのような機構では
複雑で且つ高価となるから、カセツトデツキのド
アー開閉装置としては採用できない。
本考案の目的は上記した従来のものの欠点を解
消し、録再中においてもドアーを的確に閉止する
ことができるようにしたドアー開閉装置を簡単な
構成で提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るカセツトデツキのドアー開閉装置
は、カセツトテープの装填口にフラツプ状のドア
ーを備えたカセツトデツキにおいて、装填口内部
に配置され、装填されたカセツトテープによつて
作動すると共にカセツトテープが正位置にセツト
されるとカセツトテープとの連関が解除されるよ
うに構成した作動部材と、該作動部材と上記ドア
ーとを連関せしめるために設けられ、作動部材の
作動によりドアーを完全な開の状態に保持すると
共に作動部材が元位置に復帰することにより上記
ドアーを閉止するように構成した連関機構とを備
えている。
(作用) 装填口にカセツトテープを装填するとドアーは
押し開かれ、カセツトを更に挿入すると内部の作
動部材が作動してドアーが開いた状態を保持す
る。カセツトが正位置にセツトされると作動部材
は元位置に復帰し、これによつてドアーは閉止さ
れる。
カセツトの取り出しに際してはカセツトによつ
て作動部材が作動すると連関機構によつてドアー
が完全な状態に開かれ、装填口から取り出され
る。
(実施例) 本考案に係るカセツトデツキのドアー開閉装置
の実施例を図面に基づいて説明するに、第1図は
構成を簡略的に示す斜視図、第2図A乃至Dはカ
セツトテープの装填時におけるドアーと作動部材
の作動状態を示す断面図である。
図中、2はカセツトテープTの装填口1にフラ
ツプ状に配置されたドアーであつて、従来のもの
と略同様に構成され、上端縁が軸3により支持さ
れて回転自在になつていると共にバネ4により常
時上記装填口1を閉止する方向に付勢されてい
る。装填口1内部には、装填されたカセツトテー
プTに押されて回動すると共にカセツトテープT
が正位置にセツトされるとカセツトテープTとの
連関が解除されて元位置に復帰するように構成し
た作動部材5が配置されている。この作動部材5
と上記ドアー2とは連関機構6により連関せしめ
られていてカセツトテープTにより作動部材5が
作動するとドアー2が完全に開いた状態で保持さ
れると共に作動部材5が元位置に復帰すると上記
ドアー2が閉じられるように構成されている。
上記した構成を詳説すると、上記作動部材5は
軸8を支点として回動するフラツプ片7と、この
フラツプ片7が装填口奥部に設けたストツパー1
0に常時当接するように付勢するためのバネ9と
からなり、カセツトテープTが挿入されるとその
先端部でフラツプ片7が押し上げられ、カセツト
テープTが正位置にセツトされるべく降下すると
元位置に復帰してストツパー10に当接するよう
になつている。
上記連関機構6は上記軸8に固定されたリール
11と、これよりも小径であつて上記軸3に回動
自在に設けられたリール12と、該リール12に
設けられ、該リール12が回動すると上記ドアー
2に係合してドアー2が完全な開の状態で保持さ
れるようにした係合爪13と、上記リール12を
常時一方向に回動付勢するためのコイルバネ14
と、上記リール11とリール12との間に張架さ
れた索条15とからなり、該索条15は一端を上
記リール11に固定すると共にこれに所定回数巻
回し、他端を上記リール12に所定回数巻回して
これに固定してある。
次に上記した構成による作動例を第2図に基づ
いて説明するに、第2図Aに示す状態でカセツト
テープTを装填口1から装填するとドアー2はバ
ネ4の弾発力に抗して自由に押し開かれ、第2図
Bの状態となる。この作動時にはドアー2の下端
はカセツトテープTの上面に当接しており、完全
に開かれた状態とはなつていないが、第2図Cに
示すようにローデイング機構によりカセツトテー
プTが機器内部に送られるとカセツトテープTに
よりフラツプ片7が押し上げられ、リール11が
回転する。このリール11の回転により索条15
が牽引されるからリール12が回転し、その係合
爪13で係止されて第2図Cに示すようにドアー
2は完全に開いた状態となる。第2図Dに示すよ
うにカセツトテープTが正位置にセツトされるべ
く降下するとフラツプ片7は元位置に復帰してス
トツパー10に当接し、これに伴なつて索条15
が緩められるからドアー2は閉じられる。
カセツトテープTの取り出しに際しては上記し
た動作とは逆にローデイング機構によりカセツト
テープTが持ち上げられるとフラツプ片7を押し
上げ、これによりリール11が回転して索条15
を介してリール12を回転させる。リール12に
は係合爪13が設けられているからこれがドアー
2に係合し、ドアー2を完全に開いてその状態を
保持する。この状態ではドアー2は完全に開かれ
ているからカセツトテープTが装填口1から導出
されるには何等の支障とならない。また、カセツ
トテープTの取り出し時にはドアー2がカセツト
テープT上面に当接したり擦つたりすることがな
いからカセツトテープTが損傷することもない。
なお、上記した構成は一例であり、リール11
とリール12との回転比を用いた一種の増速機構
であるから、上記した構成例に限らず、例えば、
回転比の異なるギヤを利用することもできること
勿論である。
「考案の効果」 本考案に係るカセツトデツキのドアー開閉装置
によれば、装填口にカセツトテープを装填すると
ドアーは押し開かれ、カセツトテープが更に挿入
されると内部の作動部材が作動してドアーが完全
に開いた状態を保持することとなり、カセツトが
正位置にセツトされると作動部材は元位置に復帰
し、これによつてドアーを的確に閉止することが
できる。
カセツトテープの取り出しに際してはカセツト
ケースによつて作動部材が作動すると連関機構に
よつてドアーが完全な状態に開かれ、カセツトケ
ースがドアーに当つたりすることなく装填口から
的確に取り出すことができ、ドアーがカセツトケ
ースを擦つたりすることがないから、カセツトケ
ースを損傷することもない。
また、構成は簡単であつて配置スペースも小さ
いと共に作動が的確であり、この種のドアー開閉
装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るカセツトデツ
キのドアー開閉装置の実施例を示し、第1図は装
置全体を略線的に示す斜視図、第2図A乃至Dは
カセツトテープの装填時におけるドアーと作動部
材の作動状態を示す断面図である。第3図は従来
のドアー開閉装置の例を示す断面図であり、A図
はカセツトテープの装填過程を示す断面図、B図
はカセツトテープが正位置にセツトされた状態の
断面図である。 T……カセツトテープ、1……装填口、2……
ドアー、3……軸、4……バネ、5……作動部
材、6……連関機構、7……フラツプ片、10…
…ストツパー、11,12……リール、13……
係合爪、14……コイルバネ、15……索条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトテープの装填口にフラツプ状のドアー
    を備えたカセツトデツキにおいて、 装填口内部に配置され、装填されたカセツトテ
    ープによつて作動すると共にカセツトテープが正
    位置にセツトされるとカセツトテープとの連関が
    解除されるように構成した作動部材と、該作動部
    材と上記ドアーとを連関せしめるために設けら
    れ、作動部材の作動によりドアーを完全な開の状
    態に保持すると共に作動部材が元位置に復帰する
    ことにより上記ドアーを閉止するように構成した
    連関機構とを備えていることを特徴とするカセツ
    トデツキのドアー開閉装置。
JP15844484U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0132239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15844484U JPH0132239Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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JP15844484U JPH0132239Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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Publication Number Publication Date
JPS6176591U JPS6176591U (ja) 1986-05-23
JPH0132239Y2 true JPH0132239Y2 (ja) 1989-10-03

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JP15844484U Expired JPH0132239Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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