JPH01322038A - 小便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は小便器に関する。

（従来技術） 従来の小便器は、小便器本体の最上部に洗浄水の給水管
を接続し、この給水管からの洗浄水を本体内に形成され
る洗浄水流路を介してボール部に供給している。

上記給水管の途中にはフラッシュバルブや電磁弁等の洗
浄水供給用のバルブ、及び止水栓が接続されているが、
小便器を設置する際の配管作業において、現場で生じた
寸法誤差に対応してバルブや止水栓を接続する作業に手
間がかかり、また、洗浄水供給用のバルブは小便器本体
の上部に接続される給水管の途中に大きく突出するので
外観も悪いものであった。

また、従来の小便器の中には小便器が設置される壁面に
収納凹部を形成し、この凹部内にバルブ類を収納設置し
た上、カバーにて覆って外観を良好にしたものがあるが
、このものは壁面にバルブ収納用の凹部を形成する手間
が大変であった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の課題は、小便器を設置する為に現場にて行なう
洗浄水供給用バルブの接続作業を削減して小便器の取付
施工を容易にすると共に、上記バルブを合理的に収納し
て外観を向上せしめることである。

（課題を解決する為の手段） 上記課題を解決する為に本発明の小便器は、小便器本体
のボール部の上部に収納用空間部を一体形成し、該空間
部内に洗浄水供給用のバルブを収納して取付固定し、こ
のバルブの一次側口を小便器本体の上部に直接的若しく
は間接的に引出すと共に、同バルブの二次側口を小便器
本体内に形成される洗浄水流路に連絡したものである。

（作用） 以上の手段によれば、洗浄水供給用のバルブは小便器本
体のボール部の上部に形成される空間部内に納められて
設置される。

上記バルブの一次側口は小便器本体の上部に引出され、
小便器を設置する際に給水管が接続される。

（効果） 本発明は以上の様に、小便器本体のボール部の上部に収
納用の空間部を一体形成し、この空間部内に洗浄水供給
用のバルブを収納して設置したものであるから、小便器
を製造する段階にて上記バルブの取付を能率的に済ませ
ることができる。よって、現場における小便器の設置作
業はバルブの取付作業が削減された分だしり容易となり
、短時間にて済ませることができる。

また、上記バルブを収納する空間部は小便器本体と一体
に成形しているので、小便器を成形する際に、手間をか
【ノずに形成することができ、従来のものの様に小便器
を設置する壁面に収納用の凹部を形成しなくともバルブ
を完全に収納し、外観をすっきりとまとめることができ
る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図にて示す小便器（Ａ１）は小便器本体
（ａ）のボール部（１）の上部に収納用の空間部（２）
を形成し、この空間部（２）内に洗浄水をボール部（１
）へ供給する電磁バルブ（３）を収納して構成してあり
、壁面（Ｂ）に対して設置しである。

小便器本体（ａ＞は陶器製であり、前面にボール部（１
）を大きく開口させ、その底面部に排水口（４）を設け
ると共に、ボール部（１）の上部には収納用の空間部（
２）を一体に形成して成り、背面を壁面（Ｂ）に対して
付き合わせた状態で取付けである。

空間部（２）は第２図にて示す様に、ボール部（１）に
対して洗浄水を供給する電磁バルブ（３）、及びこのバ
ルブ（３）と関連する部材。

機器を収納する部屋状空間であって、背面を開口すると
共に、同空間（２）の上面壁に嵌挿口（９）を開設しで
ある。

上記空間部（２）内に収納する電磁バルブ（３）は同空
間部（２）内に一緒に収納される感知器（７）の制御に
よって開弁及び閉弁するものであり、該バルブ（３）の
−次側口（３ａ）には止水栓（８）を接続し、さらに、
この止水栓（８）の上流側口（８ａ）を空間部（２）の
上面壁（２ａ）に開設した嵌挿口（９）に嵌着してねじ
止めする。これによって、止水栓（８）及び電磁バルブ
（３）を上面壁（２ａ）に対して取付固定すると共に、
電磁バルブ（３）の−次側口（３ａ）を止水栓（８）を
介して間接的に小便器本体（ａ）の上面に引出しである
。

上記の様に小便器本体（ａ）の上面に引出した止水栓（
８）の上流側口（８ａ）には壁面（Ｂ）を貫通させた給
水管（１０）を接続する。

また、電磁バルブ（３）の二次側口（３ｂ）は連結管（
６）によってボール部（１）の最上部に形成された洗浄
水流路（５）に連絡しである。

而して、感知器（７）が小便器（Ａ１）の前に立った使
用者を感知して電磁バルブ（３）を開弁させると、給水
管（１０）からの洗浄水は連絡管（６）内を通過して洗
浄水流路（５）に流入し、同流路（５）に多数穿設した
流出孔（５ａ）よりボール部（１）の周壁に沿って流出
し、ボール部（１）を洗浄する。

上記した感知器（７）はバッテリー（１３）と共に空間
部（２）内に収納され、空間部（２）前面側に設【ノた
開口（１１）を塞ぐカバー（１２）に対して取付固定し
である。

また開口（１１）はカバー（１２）及び感知器（ア）を
取外すことにより、電磁バルブ（３）及び止水栓（８）
の点検口として利用するものである。

以上の如く構成した小便器（Ａ１）は電磁バルブ（３）
及び止水栓（８）を空間内に設置したものであるから、
製造の段階でこれらの取イ１けを能率的に済せておくこ
とができる。従って、現場におけるＭｌは電磁バルブ（
３）と止水栓（８）の取付作業が削減されて作業時間を
大幅に短縮することができる。

また、電磁弁（３）と止水栓（８）及びこれらと関連す
る部材、ｖｓ器を空間部（２）内に収納したので、小便
器（Ａ１）上部の給水管（１０）の周りをすっきりとま
とめて外観を向上させることかできるものである。

上記した小便器（Ａ１）は、空間部（２）内に収納して
設置した電磁バルブ（３）の−次側口（３ａ）を止水栓
（８）を介して小便器本体（ａ＞の上面に間接的に引出
したが、電磁バルブ（３）の−次側口（３ａ）は第３図
にて示した小便器（Ａ２）の様に、上面壁（２ａ）の嵌
挿口（９）に対して直接的に接続して外部へ引出しても
よいものである。

この場合、止水栓（８）は給水管（１０）の途中に取付
けることになる。

尚、ボール部に対して洗浄水を供給するバルブは電磁バ
ルブに限定するものではなく、フラッシュバルブを用い
ても良いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した小便器を示す一部切欠側面図
、第２図は同小便器のバルブ部分を示す拡大横断平面図
、第３図はバルブの一次側口を直接的に引出した小便器
を示す一部切欠側面図である。 図中、 Ａ：小便器　　　　ａ：小便器本体 １：ボール部　　　２：収納部 ３：バルブ　　　　３ａニ一次側ロ ３ｂ＝二次側口　　　５：洗浄水流路 ８：止水栓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 小便器本体のボール部の上部に収納用空間部を一体形成
   し、該空間部内に洗浄水供給用のバルブを収納して取付
   固定し、このバルブの一次側口を小便器本体の上部に直
   接的若しくは間接的に引出すと共に、同バルブの二次側
   口を小便器本体内に形成される洗浄水流路に連絡した小
   便器。