JPH01321986A - 製紙用スクリュープレス - Google Patents

製紙用スクリュープレス

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JPH01321986A
JPH01321986A JP15016088A JP15016088A JPH01321986A JP H01321986 A JPH01321986 A JP H01321986A JP 15016088 A JP15016088 A JP 15016088A JP 15016088 A JP15016088 A JP 15016088A JP H01321986 A JPH01321986 A JP H01321986A
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JP
Japan
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screw
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shaft
outlet
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JP15016088A
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Yoshihiko Aikawa
相川 叔彦
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Aikawa Iron Works Co Ltd
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Aikawa Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製紙用の原質設備、又は古紙再生設備として
用いられる各種パルプ、スラッジの脱水或いは原料の洗
浄、薬品回収、未溶解物や色ボッを離解して脱墨しやす
くするための原料脱水等に使用されるスクリュープレス
に関するものである。
〔従来技術〕
各種バルブ又は故紙原料、スラッジを連続的に濃縮して
高濃度に脱水を可能にするために製紙システムに種々の
構造のスクリュープレスを用いることが知られている。
このスクリュープレスでの代表的例では、原料入口1と
原料出口2とを形成したケーシング3にスクリーンバス
ケット4と、8亥スクリーンバスケツト4の内側で回転
するスクリュー5とを備えたスクリュープレスが多用さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 この従来のスクリュープレスでは、原料濃度を、例えば
2〜3%の原料を25〜30%程度と高くするために傾
斜エキストラクターとスクリュープレスを組み合わせて
用いたり、スクリュープレスを長大な装置として時間を
かけて脱水させて対応するもので設備的に据付面積の大
きさを含めて極めて不経済で、しかも脱水すべき原料に
負荷を掛けるに際しても限界があって大きく掛けられず
、したがって、処理能力が低下し、作業時間が長くそれ
以上の負荷を掛けようとすると、原料が詰ってしまい、
まずます機能低下を来たす欠点があった。
本発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので
、充分な圧搾作用で詰り現象なく負荷をかけやすくし、
処理能力を大幅に向上化でき、作業時間の短縮化と大量
処理に適し処理装置の据付面積も小さくコンパクトでき
るスクリュープレスを提供することを目的としたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、原料入口1と原料出口2とを形成したケーシ
ング3にスクリーンバスケット4と、8亥スクリーンハ
スケソト4の内側で回転するスクリュー5とを備えたス
クリュープレスにおいて、該スクリュー5を前記原料入
口1側と原料出口2側とに分割したスクリュー軸51,
52を主軸5゜を介して回転可能に接続し、この原料入
口1側のスクリュー軸5.にスクリュー羽根53を短ピ
ンチで形成し、かつ、前記原料出口2側のスクリュー軸
52にはスクリュー羽根54を長ピッチで形成すると共
に、両スクリュー羽根53,5.間にスクリュー軸のみ
からなる原料滞留ゾーン6を形成し、さらに両スクリュ
ー軸5.52を異なる回転数で回転するようにそれぞれ
駆動部7,8に連結配備したことを特徴とする製紙用ス
クリュープレスである。
〔作 用〕
原料入口1からケーシング3に投入された原料をスクリ
ュー5で圧送する。即ちスクリュー羽根53をスクリュ
ー軸5.で駆動部7によって回転させ、スクリーンバス
ケット4に圧送されつつ脱水移送し原料滞留ゾーン6に
至って移送速度を落とし充満率をあげ、スクリーンバス
ケット内部に原料によるプラグを形成させ、このプラグ
の抵抗によってスクリュー羽根53による脱水効率を上
げ入口濃度2〜3%の原料を濃度10〜15%に濃縮す
る、いわゆる予備脱水を行なわせしめる。
さらにスクリュー羽根54のあるスクリュー軸5゜を駆
動部8によって異なる回転速度で回転させ、スクリーン
バスケット4を通して脱水しつつ原料出口2側へ連続的
に移送しより高濃度へ脱水すると共に、排出弁9の開閉
調整操作で運転処理中の濃度を自由に変更して目標とす
る濃縮処理を行うものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図を参照して説明すると、原料入
口1と原料出口2とを形成したケーシング3にスクリー
ンバスケット4を備え、該スクリーンバスケット4の内
側で回転するスクリュー5を前記原料入口1側と原料出
口2側とに分割したスクリュー軸5..52を主軸5゜
を介して回転可能に接続し、この原料入口1側のスクリ
ュー軸51にスクリュー羽根53を短ピンチで形成し、
かつ、前記原料出口2側のスクリュー軸52にはスクリ
ュー羽根54を長ピッチ例えばスクリュー羽根53の2
倍ピッチ又はそれ以上のピンチで形成すると共に、両ス
クリュー羽根53.54間にスクリュー軸のみからなる
原料滞留ゾーン6を形成し、さらに両スクリュー軸5.
52を異なる回転数、例えば高速(60〜100r、p
、m、)のスクリュー羽根53よりスクリュー羽根54
の方を低速(15〜30r、p、m、 )で回転すよう
にそれぞれ駆動部7,8に連結配備しであるる。
この場合、前記スクリュー軸50,5゜が、大小径の異
なる直径を持つ中空軸であって、小径のスクリュー軸5
2に大径のスクリュー軸5Iを回転自在に同心軸上に嵌
挿し、該スクリュー軸52の一端に形成した軸受部21
において第1図Aのように前記主軸5゜を介してスクリ
ュー軸52とに連結接続するのがよく、該軸受部21は
主軸5゜又は小径のスクリュー軸52上のいずれかに取
付けてもよい。また前記ケーシング3では、その原料出
口2に開閉自在の排出弁9を備え、エアシリンダ10で
開閉駆動できるように構成して空気圧の調整により運転
中に濃度の変更ができるようにし、かつ前記ケーシング
3が、仕切板11をもって前記原料滞留ゾーン6の位置
でスクリーンバスケット4の外周を区画して一次区画室
31と二次区画室32とし、一次脱水出口12と二次脱
水出口13とをそれぞれ区画室31.32に備えである
。このスクリーンバスケット4は、原料出口側に向かう
にしたがって段階的又は順次メソシュの細いスクリーン
又はパンチメタルを張装し、脱水効果をあげるように考
慮しである。
なお、前記駆動部7.8は、ケーシング3の両端部に分
けて配備し、それぞれ変速機17.18を介して各スク
リュー軸53,52にそれぞれ駆動伝達できるようにし
、原料入口1側では水抜きを良好にするためにスクリュ
ー羽根53はピンチが細かく高速度で回転し、低濃度の
原料による目詰り防止と原料出口の高濃度原料との容積
比の違いに対してバランスが取れるように考慮しである
また駆動部は、単一駆動源から伝動部材を介して両スク
リュー軸53,5゜をそれぞれ別途に回転駆動できるよ
うにすることもできる。
図中14は軸受部、15はカップリング、16は排水口
、19はベルトカバー、20はフレームである。
第2〜3図の具体例では、駆動部7,8を一側端部にま
とめたタイプとしである。
なお各実施例において、スクリュー軸51.52は速度
差をつけて同一方向に回転するように駆動伝達部例えば
ギヤ、プーリー、鎖車及びベルト。
チェノなどを介して駆動部7.8に連絡しである。
この場合、前記スクリュー軸5゜はケーシング3の中心
部に内装され、その軸上にスクリュー軸5、を回転可能
に支承され、直接又はカップリング16を介して駆動部
8に連結しである。
〔発明の効果〕
本発明は、スクリューを前記原料入口側と原料出口側と
に分割したスクリュー軸を回転可能に連結接続し、この
原料入口側のスクリュー軸にスクリュー羽根を短ピッチ
で形成し、かつ、前記原料出口側のスクリュー軸にはス
クリュー羽根を長ピッチで形成すると共に、両スクリュ
ー羽根間にスクリュー軸のみからなる原料滞留ゾーンを
形成し、さらに両スクリュー軸を異なる回転数で回転す
るようにそれぞれ駆動部に連結配備したことにより、投
入された原料に対してケーシング内での高充満率を維持
することが出来るので圧搾作用並びに脱水作用が十分に
行われ、入口原料濃度が2−3%程度の低い濃度でも1
台のスクリュープレスで30%程度まで濃縮することが
出来ると共に、安全運転を可能にし処理能力を大幅に向
上化でき、作業時間の短縮化と大量処理に適し処理装置
の据付面積も小さくコンパクトでき、即ち同じ条件下で
処理する場合には、スクリュー軸長さは従来のものと数
分の−に短縮化でき、経済的な装置とじうるちのである
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は縦断面図、第1
図Aはスクリュー軸部の一部の拡大縦断面図、第2図は
他の実施例の縦断面図、第3図はその斜面図である。 1・・・原料入口、2・・・原料出口、3・・・ケーシ
ング、4・・・スクリーンバスケット、5・・・スクリ
ュー、50・・・主軸、51,5゜・・・スクリュー軸
、53,54・・・スクリュー羽根、6川原料滞留ゾー
ン、7.8・・・駆動部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料入口(1)と原料出口(2)とを形成したケ
    ーシング(3)にスクリーンバスケット(4)と、該ス
    クリーンバスケット(4)の内側で回転するスクリュー
    (5)とを備えたスクリュープレスにおいて、該スクリ
    ュー(5)を前記原料入口(1)側と原料出口(2)側
    とに分割したスクリュー軸(5_1)(5_2)を主軸
    (5_0)を介して回転可能に連結接続し、この原料入
    口(1)側のスクリュー軸(5_1)にスクリュー羽根
    (5_3)を短ピッチで形成し、かつ、前記原料出口(
    2)側のスクリュー軸(5_2)にはスクリュー羽根(
    5_4)を長ピッチで形成すると共に、両スクリュー羽
    根(5_3)(5_4)間にスクリュー軸のみからなる
    原料滞留ゾーン(6)を形成し、さらに両スクリュー軸
    (5_2)(5_2)を異なる回転数で回転するように
    それぞれ駆動部(7)(8)に連結配備したことを特徴
    とする製紙用スクリュープレス。
  2. (2)前記スクリュー軸(5_1)(5_2)が、大小
    径の異なる直径を持つ中空軸であって、小径のスクリュ
    ー軸(5_2)に大径のスクリュー軸(5_1)を回転
    自在に主軸(5_0)を介して同心軸上に嵌挿し、該ス
    クリュー軸(5_1)の一端に形成した軸受部で前記ス
    クリュー軸(5_2)に回転自在に連結接続した請求項
    1記載のスクリュープレス。
  3. (3)前記ケーシング(3)の原料出口(2)には開閉
    自在の排出弁(9)を備え、エアシリンダ(10)で開
    閉駆動できるように構成した請求項1又は2記載のスク
    リュープレス。
  4. (4)前記ケーシング(3)が、仕切板(11)をもっ
    て前記原料滞留ゾーン(6)の位置でスクリーンバスケ
    ット(4)の外周を区画し、一次脱水出口(12)と二
    次脱水出口(13)とをそれぞれ区画室に備えた請求項
    1、2又は3記載のスクリュープレス。
JP15016088A 1988-06-20 1988-06-20 製紙用スクリュープレス Expired - Lifetime JP2597147B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6261417B1 (en) 1998-02-03 2001-07-17 Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha Dehydrating concentrator
JP2002526676A (ja) * 1998-09-23 2002-08-20 アンドリツ オサケユキチュア 繊維懸濁液を濃縮する方法と装置
JP2007512450A (ja) * 2003-11-26 2007-05-17 3ティー システムズ リミテッド 紙材料のリサイクルに使用される装置

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JP2597147B2 (ja) 1997-04-02

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