JP5143623B2 - し渣分離脱水機の運転方法 - Google Patents
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Description
そこで、このような含水率の高い処理物を連続的に脱水するものとしてし渣分離脱水機がある。
このし渣分離脱水機は、円筒型スクリーンの内部にし渣を搬送するスクリューを配設するとともに、該円筒型スクリーンの排出部に背圧板を設け、背圧によりし渣を脱水するようにしている。
このし渣分離脱水機は、維持管理性の向上等を目的として、遊星歯車機構91を使用することにより、1つのモータ92で円筒型スクリーンとスクリューをそれぞれ回転させるようにしている。
例えば、高濃度のし渣が流入してくるような施設の場合、目詰まりを防止するため円筒型スクリーンの回転数を増加させ、スクリーンの清掃を積極的に行う必要があるが、スクリーンとスクリューを連動させる従来の駆動方式では、速度比が固定されてしまうため、スクリューの回転数も同時に上昇し、し渣の搬送速度すなわち脱水時間も短縮されてしまい、十分にし渣が絞られないまま排出されてしまう。
これに対し、本発明のし渣分離脱水機の運転方法では、円筒型スクリーンとスクリューの回転数を個別に変更するようにして自由な運転設定が可能となるため、一方の機能を維持したまま、もう一方の機能を向上させることが可能となり、結果的に設備に応じた効率的な運転が行えるようになる。
このし渣分離脱水機は、円筒型スクリーン1の内部にし渣を搬送するスクリュー2を配設するとともに、該円筒型スクリーン1の排出部に背圧抵抗板3を設け、背圧によりし渣を脱水するようにしている。
そして、このし渣分離脱水機は、円筒型スクリーン1とスクリュー2をそれぞれ回転可能に設けるとともに、円筒型スクリーン1を回転させるモータ4と、スクリュー2を回転させるモータ5とを個別に設け、円筒型スクリーン1とスクリュー2の速度比を流入負荷に応じて変更することができるようにしている。
円筒型スクリーン1は、固液分離部11の水切スクリーンを、逆三角形の断面をした異形線を等間隔に並べてスリットを形成するウェッジワイヤ13で構成することで、水抜性能の向上を図っている。
円筒型スクリーン1の上部には洗浄水ノズル7が配設されるとともに、円筒型スクリーン1の周囲には、し渣の密閉搬送に対応した密閉ケーシング8が設けられている。
なお、水とし渣は、スクリュー軸21の中空パイプ内を通り、流入口81末端の長穴81aより円筒型スクリーン1の内部に流入する。
近年、ジェットポンプ等に代表されるし渣のパイプ密閉搬送方式が増加していることに鑑み、本実施例では流入口と密閉ケーシング8を設けることによって、このし渣分離脱水機を従来の「開放型」ではなく「密閉型」としている。
固液分離部11で水と分離されたし渣は、スクリュー2により脱水部12へと搬送され、次第に圧密されて、最終的に背圧抵抗板3の抵抗でプレス脱水され、脱水し渣として排出される。
従来では、円筒型スクリーン1とスクリュー2の速度比が固定されてしまうため、一方の回転数を増減させれば、もう一方もそれに連動して増減することとなるが、本実施例では、各モータ4、5は、図示省略する制御部により回転数を各々変更することができるようにしたため、円筒型スクリーン1とスクリュー2は個別に回転数を設定することが可能である。
そして、本実施例では、円筒型スクリーン1とスクリュー2は逆方向に回転するようにしている。
例えば、高濃度のし渣が流入してくるような施設の場合、目詰まりを防止するため円筒型スクリーン1の回転数を増加させ、スクリーンの清掃を積極的に行う必要があるが、円筒型スクリーン1とスクリュー2を連動させる従来の駆動方式では、速度比が固定されてしまうため、スクリュー2の回転数も同時に上昇し、し渣の搬送速度すなわち脱水時間も短縮されてしまい、十分にし渣が絞られないまま排出されてしまう。
これに対し、本発明のし渣分離脱水機の運転方法では、円筒型スクリーン1とスクリュー2の回転数を個別に変更するようにして自由な運転設定が可能となるため、一方の機能を維持したまま、もう一方の機能を向上させることが可能となり、結果的に設備に応じた効率的な運転が行えるようになる。
11 固液分離部
12 脱水部
13 ウェッジワイヤ
2 スクリュー
21 スクリュー軸
3 背圧抵抗板
4 モータ
5 モータ
61 チェーン
62 スプロケット
63 軸受箱
7 洗浄水ノズル
8 密閉ケーシング
81 流入口
82 排水口
Claims (2)
- 円筒型スクリーンの内部にし渣を搬送するスクリューを配設するとともに、該円筒型スクリーンの排出部に背圧機構を設け、背圧によりし渣を脱水するし渣分離脱水機の運転方法において、円筒型スクリーンとスクリューをそれぞれ回転可能に設けるとともに、円筒型スクリーンを回転させるモータと、スクリューを回転させるモータとを個別に設け、円筒型スクリーンとスクリューを逆方向に、かつ、流入負荷に応じて、円筒型スクリーンとスクリューの回転数を個別に変更するようにしたことを特徴とするし渣分離脱水機の運転方法。
- 円筒型スクリーンの周囲に密閉ケーシングを設け、し渣を密閉搬送するようにしたことを特徴とする請求項1記載のし渣分離脱水機の運転方法。
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JP2008125731A JP5143623B2 (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | し渣分離脱水機の運転方法 |
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JP2008125731A JP5143623B2 (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | し渣分離脱水機の運転方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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