JPH0132140B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0132140B2
JPH0132140B2 JP11357284A JP11357284A JPH0132140B2 JP H0132140 B2 JPH0132140 B2 JP H0132140B2 JP 11357284 A JP11357284 A JP 11357284A JP 11357284 A JP11357284 A JP 11357284A JP H0132140 B2 JPH0132140 B2 JP H0132140B2
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JP
Japan
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winding
screen
rotation
magnet
locking
Prior art date
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Application number
JP11357284A
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JPS60258045A (ja
Inventor
Daijiro Nakamura
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ESU EMU KOGYO KK
Original Assignee
ESU EMU KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH0132140B2 publication Critical patent/JPH0132140B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/68Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 この発明は、たとえば、カーテン、ブライン
ド、軽量シヤツタ、映写用スクリーン等の各種ス
クリーンを巻取り軸に巻取り、この巻取り軸から
スクリーンを引出すことによつて、巻取り軸に内
蔵されたバネに弾力を蓄積し、巻取り時には上述
のバネに蓄積された弾力で巻取り軸を逆転させて
スクリーンを巻取るようなスクリーン巻取り装置
に関する。
(ロ) 発明の背景 上述のスクリーンを巻取り軸より引出して任意
の位置で解放すればスクリーンが自動的にロツク
される手段として、従来ロールを自重で係合溝に
落下させるロールクラツチを用いた手段が存在す
るが、このロールクラツチの場合、ロールの動き
が不安定であるため、確実なロツク操作およびロ
ツク解除が得られず、何回もロツク操作およびロ
ツク解除操作を行なわなければならなかつた。
(ハ) 発明の目的 この発明は、スクリーンの自動ロツクを行なう
ロツク用ローラを確実に可動させて、スクリーン
の自動ロツクおよびロツク解除が的確に行ない得
るスクリーン巻取り装置の目的とする。
(ニ) 発明の要約 この発明は、遊星歯車差動機構のキヤリアを固
定し、インターナルギヤーを巻取り軸に連結する
と共に、サンギヤーより回動を出力し、上記サン
ギヤーの内側面には、このサンギヤーからのスク
リーン引出し方向の回動を伝達する一方向クラツ
チを介してカム磁石を対設し、このカム磁石の外
周面には、等分の位置にロツク用ローラを収納す
る複数の凹部を設け、上記カム磁石の内側面に
は、このカム磁石の外周面上の等分の位置に、前
記凹部の数に対応する複数のロツク用ローラを半
径方向に出入り可能に保持して回動するロールホ
ルダを対設すると共に、上記カム磁石の内側面と
対向する位置に送り磁石を固定し、前記サンギヤ
ーとロールホルダとの間には、上記ロツク用ロー
ラが1回の突出または収納を行なうための回動を
許容する遊びを有して相互が係合する係合部を形
成し、前記ロールホルダの外周面には、ロツク用
ローラと係合する係合部を形成したロツクリング
を挿通し、上記ロツクリングと巻取り軸の連動部
との間には、巻取り軸からのスクリーン巻取り方
向の回動をロツクリングに伝達する一方向クラツ
チを介装したスクリーン巻取り装置であることを
特徴とする。
(ホ) 発明の効果 この発明によれば、ロツク用ローラがカム磁石
の外周面に位置し、その一部がロールホルダから
突出している状態にあるとき、上述のロツク用ロ
ールはロツクリングの係合部と係合するも、この
ロツクリングは巻取り軸の連動部との間に介装し
た一方向クラツチが、スクリーンの引出し方向に
対してはフリーであるため、スクリーンの引出し
が可能である。
この状態でスクリーンを任意の位置まで引出し
て、この引出しを解放すると、巻取り軸は内蔵さ
れたバネに蓄積の弾力によつて巻取り方向に回動
される。
この巻取り方向の回動初期において、サンギヤ
ーは遊星歯車の介装で、回動自体が巻取り軸に対
して逆回転となり、しかも、カム磁石はサンギヤ
ーとの間の一方向クラツチがフリーとなるため、
その回動力は伝達されない。
同時にロールホルダはサンギヤーとの間の遊び
分の回動は伝達されないので、停止状態となり、
この遊び分の回動時にはカム磁石はロールホルダ
の送り磁石に吸引されて、停止状態となる。
その結果、カム磁石はロツク用ローラを突出し
た状態を保持して停止していることになり、この
ロツク用ローラはロツクリングの接合部と当接す
ることになる。
一方、ロツクリングは巻取り軸の連動部との間
に介装した一方向クラツチが伝動状態になるの
で、巻取り方向に回動することになり、、前述の
ロツク用ローラの回動方向とは相反する方向とな
る。
その結果、このロツクリングの係合部とロツク
用ローラとが当接することで、相互の回動が阻止
され、巻取り軸はロツク状態となり、スクリーン
は引出された位置でロツクされて停止する。
さらに、展開状態にあるスクリーンを巻取る場
合、一旦スクリーンを停止状態から引出す。
この引出し初期において、巻取り軸の連動部と
ロツクリングとの間に介装した一方向クラツチが
フリーとなるため、ロツクリングおよびロールホ
ルダは停止状態、またはロツク時の付勢力の慣性
で巻取り軸の引出し方向と同じ方向に若干回動す
る。
一方、サンギヤーは遊星歯車の介装で回動自体
が巻取り軸とは逆回転となり、ロールホルダとの
遊び分回動し、同時にカム磁石は一方向クラツチ
が伝動状態となるので、サンギヤーと同期して回
動する。
そのため、カム磁石とロールホルダとの間に相
対回動が生じ、ロツク用ローラはカム磁石に吸着
されながら、その周面から凹部に収納され、ロツ
クが解除される。
従つて、一旦引出したスクリーンを解放するこ
とで、スクリーンは内蔵のバネに蓄積された弾力
で巻取られる。
このような操作によつて、ロツク用ローラはカ
ム磁石の吸着と、このカム磁石とロールホルダの
送り磁石の相対回動によつて、的確に出入り操作
され、確実なロツクおよびロツク解除ができる。
しかも構造がコンパクトに構成し得る。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明
する。
図面はスクリーン巻取り装置の例として、日除
は光除けを行なうローラブラインドを示し、第1
図、第2図において、円筒状に形成された巻取り
軸1は他端側にバネ(図示省略)が内蔵され、ま
た周面にはブラインド2がその一端を固定して巻
取られ、このブラインド2が引出されることによ
り、上述のバネに弾力が蓄積され、ブラインド2
の巻取り時には蓄積されたバネの弾力によつて巻
取られる。
なお、上述のバネの弾力の蓄積に関する機構は
周知であるため、その説明は省略する。
上述の巻取り軸1の軸端部の内部には、ゴム材
からなるブツシユ3を介して円筒状のギヤーケー
ス4が嵌着され、このギヤーケース4の内端には
ハウジング5が嵌着され、これらのブツシユ3、
ギヤーケース4、ハウジング5は巻取り軸1と一
体となつて回動する。
上述のギヤーケース4の内部の外端側には遊星
歯車差動機構6が形成され、この機構6のキヤリ
ア7の軸部8はギヤーケース4の中心部に軸受さ
れ、さらに、軸部8の外端は六角状に形成した取
付け部9を有し、この取付け部9は固定部材10
の六角状に形成された取付け孔11に差込まれ
て、軸部8は回止めされる。
なお、固定部材10はローラブラインドを取付
ける部分の固定壁に取付けられる。
上述の遊星歯車差動機構6は、上述のキヤリア
7の他に、プラネタリギヤー12、インターナル
ギヤー13、サンギヤー14を有し、上述のプラ
ネタリギヤー12はキヤリア7に軸支され、イン
ターナルギヤー13はギヤーケース4の内周面に
刻設され、サンギヤー14は一端がキヤリア7の
軸心部にボール15を介して軸支された支軸16
に支持されている。
上述のサンギヤー14の内端側には筒状部17
が連設され、この筒状部17の内部には、支軸1
6に挿通されたカム軸18が挿通され、このカム
軸18と筒状部17との間には、サンギヤー14
からのブラインド引出し方向の回動をカム軸18
に伝達する一方向クラツチ19を介装している。
そして、この一方向クラツチ19は周知のロール
クラツチで構成されている。
上述のカム軸18の内端には、筒状部17の内
側面に対向させた円盤状のカム磁石20が固定さ
れ、このカム磁石20は永久磁石で形成され、そ
の外周面の等分した3個所の位置には、後述する
ロツク用ローラ22を収納する凹部21…を形成
している。
上述のカム磁石20の内側面には、このカム磁
石20の外周面上に等分した位置であつて、前述
の凹部21…との数と対応する3個のロツク用ロ
ーラ22を、当該外周面より半径方向に出入り可
能に保持して回動するロールホルダ23を対設
し、さらに、上述のカム磁石20の内側面と対向
する位置には送り磁石24を固定し、この送り磁
石24は永久磁石で形成されている。
上述の送り磁石24と前述のカム磁石20と
は、第3図に示すように、それぞれ分割された12
個の磁石20a…、24a…が、隣接磁石同士が
異極となるように配設して、、相互が接着されて
いる。そのため、カム磁石20と送り磁石24と
が相対回動するとき、30度ごとの回動で、異極と
同極とが交互に対向して、吸引と反発が繰返し行
なわれる。このカム磁石20と送り磁石24とが
60度の相対回動をして停止するとき、この60度の
相対回動を誤差なく、的確に行なわせるためであ
る。
前述のサンギヤー14の筒状部17と、上述の
ロールホルダ23との間には、ロツク用ローラ2
2が1回の突出または収納を行なうための回動
(60度の回動)を許容する遊びを有する係合部を
構成し、この係合部は、筒状部17の外周面の等
分した3個所の位置に形成した、比較的円周方向
に範囲が広い凹溝25…と、この凹溝25…と対
向するロールホルダ23の側面に連設して、上述
の凹溝25…と遊びを有した状態で係合する突起
26…とによつて形成されている。
前述のロールホルダ23の外周面と、前述のギ
ヤーケース4の内端部との間には、ロツクリング
27が挿通され、このロツクリング27の内周面
には、前述のロツク用ローラ22がロールホルダ
23より突出状態にあるとき、相互が係合する係
合部28…が形成され、またロツクリング27の
外周面とギヤーケース4との間には、巻取り軸1
からのブラインド巻取り方向の回動をロツクリン
グ27に伝達する一方向クラツチ29が介装され
ている。そしてこの一方向クラツチ29は周知の
スプリングラクツチによつて構成されている。
前述のロールホルダ23の内端軸部には、支軸
16に挿通された回動軸30が挿通され、この回
動軸30とロールホルダ23の軸部との間には、
巻取り軸1からのブラインド巻取り方向の回動を
伝達する一方向クラツチ31を介装している。そ
して、この一方向クラツチ31は周知のロールク
ラツチで構成されている。
上述の回動軸30の内端には、ブツシユ32が
固定され、このブツシユ32の内端は前述のハウ
ジング5内端の小径部33より内方に延出され、
その延出部の外周部には、アルミ材で形成された
円筒状の回転体34が固定されている。
前述のハウジング5の小径部33の外周面と上
述の回転体34の間には、小径部33に圧入固定
された円筒状の磁石35が位置し、この磁石35
は永久磁石で形成され、その外周面と回転体34
の内周面との間は若干の間隙が形成されている。
さらに、上述の回転体34の外周部には、鉄材
で形成された円筒状のヨーク36が若干の間隙を
形成して位置し、このヨーク36はその外端側が
ハウジング5に固定され、内端側の内部には軸受
部材37が固着され、その中心部に前述の支軸1
6の内端が支持されている。
第4図に示すように、磁石35は分割された8
個の永久磁石35a…が、隣接磁石同士が異極と
なるように配設されて相互が接着され、この磁石
35の磁界は外周のヨーク36に達し、アルミ材
で形成された回転体34はこの磁界中を相対回動
することで、この周面に渦電流が生じ、この渦電
流によつて回転体34と磁石35を固定したハウ
ジング5との間にブレーキ作用が生じる。
そして、このブレーキ作用は一方向クラツチ3
1が伝動状態となるブラインド巻取り時に作用さ
れる。
このように構成したブラインドの巻取り装置の
作用を説明する。
たとえば、ブラインド2が巻取り軸1に内蔵さ
れたバネの弾力で上限位置に巻取られている場
合、ロツク用ローラ22はカム磁石20の凹部2
1に位置してロツクが解除状態にあり、さらに、
カム磁石20と送り磁石24は吸引状態に対向さ
れ、サンギヤー14の筒状部17の凹溝25はロ
ールホルダ23の突起26をブラインド巻取り方
向の回動力が伝達するように当接させている。
この状態でブラインド2を任意の位置まで引出
すと、この回動は、巻取り軸1、ハウジング5、
ギヤーケース4、インターナルギヤー13、プラ
ネタリギヤー12を介してサンギヤー14に伝達
される。
なお、サンギヤー14の回動自体は、プラネタ
リギヤー12の介装によつて巻取り軸1とは逆回
転となる。ただし、このサンギヤー14の逆回転
もブラインド2の引出し方向に連動した回動には
変りない。
上述のブラインド2の引出し初期において、上
述のサンギヤー14の回動は一方向クラツチ19
を介してカム軸18に伝達されるため、カム磁石
20が回動する。
しかし、サンギヤー14の回動は、筒状部17
の凹溝25とロールホルダ23の突起26とにお
ける相対回動の遊びの間隙方向であるため、この
遊び間はロールホルダ23に回動が伝達されず停
止状態にあり、さらに、ロールホルダ23は磁石
35と回転体34とによるブレーキ負荷が掛かつ
ているため、負荷を有した状態で停止されてい
る。
その結果、サンギヤー14の筒状部17の凹溝
25とロールホルダ23の突起26とが係合する
間、カム磁石20とロールホルダ23との間に、
カム磁石20と送り磁石24の吸引に抗して60
度の相対回動が生じ、この回動でカム磁石20は
ロールホルダ23に保持されたロツク用ローラ2
2に対し、凹部21からその外周面に切換えら
れ、ロツク用ローラ22の一部をロールホルダ2
3の外周面より外方に押出す。
上述のように、ロツク用ローラ22の一部がロ
ールホルダ23から突出していると、ロツク用ロ
ーラ22はロツクリング27の係合部28と係合
する。しかしこのロツクリング27は巻取り軸1
と連動するギヤーケース4との間に介装した一方
向クラツチ29が、ブラインド2の引出し方向に
対してはフリーであるため、ブラインド2の引出
しが可能である。
従つて、ブラインド2の引出し初期でロツク用
ローラ22が突出した後は、このロツク用ローラ
22を突出した状態でブラインド2は引出され、
またカム磁石20は送り磁石24と吸引状態にな
るので、ロツク用ローラ22の突出状態は確実
に、しかも設定された位置で維持される。
このようにして引用されるブラインド2を任意
の位置で解放すると、巻取り軸は内蔵されたバネ
に蓄積の弾力によつて巻取り方向に回動される。
この巻取り方向の回動初期において、サンギヤ
ー14はプラネタリギヤー12の介装で、回動自
体が巻取り軸1に対して逆回転となり、しかも、
カム磁石20はサンギヤー14との間の一方向ク
ラツチ19がフリーとなるため、その回動力はカ
ム磁石20には伝達されない。
同時にロールホルダ23は、サンギヤー14の
筒状部17との間の遊び分の回動が伝達されない
ので停止状態となり、この遊び分の回動時にはカ
ム磁石20がロールホルダ23の送り磁石24に
吸引されているので、カム磁石20はロールホル
ダ23と共に停止状態となつている。
その結果、カム磁石20はロツク用ローラ22
を突出した状態を保持して停止していることにな
り、このロツク用ローラ22はロツクリング27
の係合部28と当接することになる。
一方、ロツクリング27と巻取り軸1と連動す
るギヤーケース4との間に介装した一方向クラツ
チ29は伝動状態になるので、ロツクリング27
は巻取り方向に回動することになり、前述のロツ
ク用ローラ22(ロールホルダ23)の回動方向
とは相反する方向となる。
その結果、第5図に示すように、このロツクリ
ング27の係合部28とロツク用ローラ22とが
相反する回動で当接することにより、相互の回動
が阻止され、巻取り軸1はロツク状態となり、ブ
ラインド2は引出された位置から若干巻取られた
位置でロツクされて停止する。
さらに、展開状態にあるブラインド2を巻取る
場合、一旦ブラインド2を停止位置から若干引出
す。
この引出し初期において、巻取り軸1の連動す
るギヤーケース4とロツクリング27との間に介
装した一方向クラツチ29がフリーとなるため、
ロツクリング27およびロールホルダ23は停止
状態、またはロツク時の付勢力の慣性で巻取り軸
1のブラインド引出し方向と同じ方向に若干回動
する。
一方、サンギヤー14はプラネタリギヤー12
の介装で回動自体が巻取り軸1とは逆回転とな
り、ロールホルダ23との遊び分回動する。
同時にカム磁石20は一方向クラツチ19が伝
動状態となるので、サンギヤー14と同期して回
動する。
そのため、カム磁石20とロールホルダ23と
の間には、カム磁石20と送り磁石24との吸引
に抗して相対回動が生じ、ロツク用ローラ22は
カム磁石20に吸着されてその凹部21に収納さ
れ、第6図に示すように、ロツクが解除される。
従つて、一旦引出したブラインド2を解放する
ことで、ブラインド2は内蔵のバネに蓄積された
弾力で巻取られる。
また上述のように、ブラインド2が巻取られる
ときは、ローラホルダ23の一方向クラツチ31
がブラインド巻取り方向の回動を回動軸30に伝
達するので、この回動軸30に連結された回転体
34も回動される。
そして、この回転体34の回転方向はプラネタ
リギヤー12の介装によつて、巻取り軸1とは逆
回転となるので、巻取り軸1と連動するハウジン
グ5の磁石35との間に相対回動が生じ、この回
転体34に渦電流が生じて、ブレーキ作用が発生
し、巻取り軸1のブラインド巻取り方向の回動に
ブレーキを付与する。
従つて、ブラインド2はブレーキ作用を受けて
設定された速度で巻取られる。
なお、ブラインド2の引出し時には、上述の一
方向クラツチ31がフリーとなるため、巻取り軸
1の回動に対してブレーキは作用しない。
上述のように、この実施例では、ブラインド2
を任意の位置まで引出して解放すれば、ブライン
ド2は自動的にロツクされ、また巻取るときは、
ブラインド2を若干引出してから解放すること
で、ロツクが解除されて巻取られ、この巻取り時
にはブレーキが作用されて、適当な速度で巻取る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はス
クリーン巻取り装置の断面図、第2図は要部の分
解斜視図、第3図はカム磁石および送り磁石の説
明図、第4図は第1図中のA−A線視断面図、第
5図はロツク状態を示す第1図中のB−B線視断
面図、第6図は第5図のロツク解除状態を示す断
面図である。 1……巻取り軸、2……ブラインド、4……ギ
ヤーケース、6……遊星歯車差動機構、7……キ
ヤリア、8……軸部、12……プラネタリギヤ
ー、13……インターナルギヤー、14……サン
ギヤー、17……筒状部、18……カム軸、19
……一方向クラツチ、20……カム磁石、21…
…凹部、22……ロツク用ローラ、23……ロー
ルホルダ、24……送り磁石、25……凹溝、2
6……突起、27……ロツクリング、28……係
合部、29……一方向クラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻取り軸に巻取られたスクリーンを引出すこ
    とにより、内蔵されたバネに弾力を蓄積し、巻取
    り時には上記バネに蓄積された弾力で巻取り軸を
    回動させてスクリーンを巻取るスクリーン巻取り
    装置であつて、 遊星歯車差動機構のキヤリアを固定し、インタ
    ーナルギヤーを上記巻取り軸に連結すると共に、
    サンギヤーより回動を出力し、上記サンギヤーの
    内側面には、このサンギヤーからのスクリーン引
    出し方向の回動を伝達する一方向クラツチを介し
    てカム磁石を対設し、 上記カム磁石の外周面には、等分の位置にロツ
    ク用ローラを収納する複数の凹部を設け、 上記カム磁石の内側面には、このカム磁石の外
    周面上の等分の位置であつて、前記凹部の数に対
    応する複数のロツク用ローラを半径方向に出入り
    可能に保持して回動するロールホルダを対設する
    と共に、カム磁石の内側面と対向する位置に送り
    磁石を固定し、 前記サンギヤーとロールホルダとの間には、前
    記ロツク用ローラが1回の突出または収納を行な
    うための回動を許容する遊びを有して相互が係合
    する係合部を形成し、 前記ロールホルダの外周面には、ロツク用ロー
    ラが突出状態にあるとき、このロツク用ローラと
    係合する係合部を形成したロツクリングを挿通
    し、 上記ロツクリングと巻取り軸の連動部との間に
    は、巻取り軸からのスクリーン巻取り方向の回動
    をロツクリングに伝達する一方向クラツチを介装
    した スクリーン巻取り装置。 2 前記ロールホルダの内端には、巻取り軸から
    のスクリーン巻取り方向の回動を伝達する一方向
    クラツチを介して回動軸を連結し、この回動軸と
    巻取り軸の連動部との間にブレーキを介装した 特許請求の範囲第1項記載のスクリーン巻取り装
    置。
JP11357284A 1984-06-01 1984-06-01 スクリ−ン巻取り装置 Granted JPS60258045A (ja)

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JPS60258045A JPS60258045A (ja) 1985-12-19
JPH0132140B2 true JPH0132140B2 (ja) 1989-06-29

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ID=14615638

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008123162A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-16 Nanik Japan, Inc. ブラインド及びブラインド用安全装置

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