JPH01320928A - 収穫機における動力伝動制御装置 - Google Patents
収穫機における動力伝動制御装置Info
- Publication number
- JPH01320928A JPH01320928A JP15260588A JP15260588A JPH01320928A JP H01320928 A JPH01320928 A JP H01320928A JP 15260588 A JP15260588 A JP 15260588A JP 15260588 A JP15260588 A JP 15260588A JP H01320928 A JPH01320928 A JP H01320928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- reaping
- section
- reaping section
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 62
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 9
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、走行機体の前部に刈取部を設け、当該刈取部
で圃場の植立殻稈を刈取った後、その殻稈を走行機体に
搭載の脱穀部にて脱穀処理するコンバインや、圃場の植
立殻稈を刈取った後結束する刈取機等の収穫機における
動力伝動制御装置に関するものである。
で圃場の植立殻稈を刈取った後、その殻稈を走行機体に
搭載の脱穀部にて脱穀処理するコンバインや、圃場の植
立殻稈を刈取った後結束する刈取機等の収穫機における
動力伝動制御装置に関するものである。
コンバインや刈取機等の収[tにおける刈取部は、走行
機体の前面部にあって圃場の植立殻稈を引き起こし、刈
取った後脱穀部や結束部に搬送する構成を有するもので
あり、走行機体の前進速度と前記刈取部における引き起
こし速度や搬送速度とが略比例的に増大することが好ま
しいが、走行機体の前進速度が一定以上になるとき、刈
取部の前記引き起こし速度や搬送速度が余り早過ぎると
、穀稈を引きちぎる等の不都合がある。
機体の前面部にあって圃場の植立殻稈を引き起こし、刈
取った後脱穀部や結束部に搬送する構成を有するもので
あり、走行機体の前進速度と前記刈取部における引き起
こし速度や搬送速度とが略比例的に増大することが好ま
しいが、走行機体の前進速度が一定以上になるとき、刈
取部の前記引き起こし速度や搬送速度が余り早過ぎると
、穀稈を引きちぎる等の不都合がある。
この不都合を解消するため、先行技術の実公昭58−4
0827号公報では、エンジンから走行部への伝動系に
介挿した主変速装置の伝動経路下手側から刈取部へ伝動
させることにより、走行機体の前進速度と刈取部の引き
起こしIn送速度とを同調させると共に、主変速装置の
伝動経路下手側から刈取部への伝動系に副変速装置を介
挿し、走行部の前進速度が一定以上の範囲では、刈取部
の速度を一定に保持すべく、前記副変速装置を主変速装
置の変速に対して逆変速を行うように構成することを提
案している。
0827号公報では、エンジンから走行部への伝動系に
介挿した主変速装置の伝動経路下手側から刈取部へ伝動
させることにより、走行機体の前進速度と刈取部の引き
起こしIn送速度とを同調させると共に、主変速装置の
伝動経路下手側から刈取部への伝動系に副変速装置を介
挿し、走行部の前進速度が一定以上の範囲では、刈取部
の速度を一定に保持すべく、前記副変速装置を主変速装
置の変速に対して逆変速を行うように構成することを提
案している。
前記先行技術においては、走行部の前進速度が一定以下
の低速範囲では、それに応じて刈取部も増減速するとい
う同調がなされるのであるが、この走行機体の車速低速
範囲で車速■の所定の増減変動ΔVに対して刈取部の速
度Uの変動割合(以下刈取部速度変動率という)が一対
一の関係で固定されている。
の低速範囲では、それに応じて刈取部も増減速するとい
う同調がなされるのであるが、この走行機体の車速低速
範囲で車速■の所定の増減変動ΔVに対して刈取部の速
度Uの変動割合(以下刈取部速度変動率という)が一対
一の関係で固定されている。
ところで、走行機体の前進速度(車速)が低速の範囲で
、刈取部の速度、特に殻稈引き起こし速度が余りに遅過
ぎると、有効な殻稈引き起こし作用が発揮できないとい
う問題がある。
、刈取部の速度、特に殻稈引き起こし速度が余りに遅過
ぎると、有効な殻稈引き起こし作用が発揮できないとい
う問題がある。
そこで、前記刈取部変速装置を利用して、車速の低速範
囲においても、刈取部の速度を前記同調速度より一層増
達させることが考えられる。
囲においても、刈取部の速度を前記同調速度より一層増
達させることが考えられる。
しかし、刈取部変速装置の変速操作位置は、その現時点
の変速比と対応するだけで、車速の変動との関係で前記
同調速度より大きい変速状態か否かを判別できないとい
う問題があった。
の変速比と対応するだけで、車速の変動との関係で前記
同調速度より大きい変速状態か否かを判別できないとい
う問題があった。
本発明は、これらの課題を解決することを目的とするも
のである。
のである。
そのため、本発明では、刈取部を有する収穫機における
原動機から主変速装置を介して走行駆動部へ動力伝動す
る一方、前記主変速装置から刈取部への分岐伝動経路中
には、刈取部変速装置を介挿し、該刈取部変速装置の操
作位置を制御する制御手段には、前記刈取部の速度が走
行車速に応じて変速するような所定の変速パターンを記
憶させる一方、前記制御手段にて任意の車速の位置に対
応する刈取部の速度変動率を前記変速パターンに沿う目
標速度変動率となるように刈取部変速装置の操作位置を
変更制御するものである。
原動機から主変速装置を介して走行駆動部へ動力伝動す
る一方、前記主変速装置から刈取部への分岐伝動経路中
には、刈取部変速装置を介挿し、該刈取部変速装置の操
作位置を制御する制御手段には、前記刈取部の速度が走
行車速に応じて変速するような所定の変速パターンを記
憶させる一方、前記制御手段にて任意の車速の位置に対
応する刈取部の速度変動率を前記変速パターンに沿う目
標速度変動率となるように刈取部変速装置の操作位置を
変更制御するものである。
このように、本発明では、予め設定される変速パターン
は任意に設定できるから、車速か遅い状態で刈取部の速
度の増大率が大きくなるように設定することができる。
は任意に設定できるから、車速か遅い状態で刈取部の速
度の増大率が大きくなるように設定することができる。
この場合、刈取部変速装置の変速の操作位置の設定は車
速の大小値だけでは判断することができない。
速の大小値だけでは判断することができない。
叩ち、刈取部は主変速装置の伝動下手側に位置するから
、刈取部変速装置の操作位置を変更しなくても、刈取部
の速度は車速の速度に同調して変動するものであり、そ
の刈取部の速度の変動の割合(刈取部の速度変動率)が
、所定の変速パターン上の速度変動率以上であるか否か
は判別できない。
、刈取部変速装置の操作位置を変更しなくても、刈取部
の速度は車速の速度に同調して変動するものであり、そ
の刈取部の速度の変動の割合(刈取部の速度変動率)が
、所定の変速パターン上の速度変動率以上であるか否か
は判別できない。
そこで、本発明では、現実の車速時における当該車速の
変動に伴う刈取部の速度変動率を検出し、これを変速パ
ターン上における目標速度変動率と比較することにより
、この変速パターンに沿うように刈取部変速装置の操作
位置を制御することとしたのである。
変動に伴う刈取部の速度変動率を検出し、これを変速パ
ターン上における目標速度変動率と比較することにより
、この変速パターンに沿うように刈取部変速装置の操作
位置を制御することとしたのである。
このように制御すれば、車速の低速範囲で刈取部におけ
る殻稈引き起し作用や殻稈搬送作用を円滑に実行するよ
うに車速の変動に応じて刈取部の速度も変動させるもの
でありながら、車速が高速の範囲では、刈取部の速度の
増大率を低減させ、且つ刈取部の最高速度を頭打ち状態
にして、殻稈引き起こし速度等の過剰による殻稈の損傷
も防止でき、総ての車速範囲にわたって良好な刈取作用
を実現させることができる。
る殻稈引き起し作用や殻稈搬送作用を円滑に実行するよ
うに車速の変動に応じて刈取部の速度も変動させるもの
でありながら、車速が高速の範囲では、刈取部の速度の
増大率を低減させ、且つ刈取部の最高速度を頭打ち状態
にして、殻稈引き起こし速度等の過剰による殻稈の損傷
も防止でき、総ての車速範囲にわたって良好な刈取作用
を実現させることができる。
また変速パターンを滑らかな湾曲状に設定したり、複数
箇所の屈曲点を有する折れ線状に設定する等急激な変動
のないようにすることができるので、車速の低速側から
高速側までの広い範囲にわたって刈取部の作用を円滑に
行わせることができるという顕著な効果を有する。
箇所の屈曲点を有する折れ線状に設定する等急激な変動
のないようにすることができるので、車速の低速側から
高速側までの広い範囲にわたって刈取部の作用を円滑に
行わせることができるという顕著な効果を有する。
次に実施例について説明すると、符号1は左右一対の走
行うローラ2.2を有するコンバインの走行機体で、該
走行機体1上には脱穀装置3を搭載し、該脱穀装置3に
おける扱室内の扱胴をその軸線が走行機体1の進行方向
に沿うように配設する。
行うローラ2.2を有するコンバインの走行機体で、該
走行機体1上には脱穀装置3を搭載し、該脱穀装置3に
おける扱室内の扱胴をその軸線が走行機体1の進行方向
に沿うように配設する。
符号4は前記脱穀装置3の側方に前後長手に配設するフ
ィートチエンで、J亥フィートチエン4の前端は、後述
する刈取部5における株元搬送装置6aの終端に臨むよ
うに配設する。
ィートチエンで、J亥フィートチエン4の前端は、後述
する刈取部5における株元搬送装置6aの終端に臨むよ
うに配設する。
刈取部5は走行機体lの前部に突出する昇降調節自在な
機枠7と、機枠7の下部フレーム先端の分草体8と、そ
の後方に左右長手に配設したバリカン状の別画9と、前
面側の殻稈引き起し装置10と、掻き込みホイールと、
穂先搬送装置6bと、株元+1!!送装置6とから成る
。
機枠7と、機枠7の下部フレーム先端の分草体8と、そ
の後方に左右長手に配設したバリカン状の別画9と、前
面側の殻稈引き起し装置10と、掻き込みホイールと、
穂先搬送装置6bと、株元+1!!送装置6とから成る
。
第2図は動力伝動系統を示す図で、走行機体1に搭載の
エンジン11から二段減速のベルト・ブーり伝達部12
を介して油圧式等の無段変速式の主変速装置13に入力
し、クラッチ付きの主変速装置13の一方の出力軸から
歯車式などの副変速装置14とその走行軸15を介して
走行駆動部である前記一対の走行うローラ2,2の駆動
輪2aに動力伝達する一方、主変速装置13におけるも
う一つの出力軸16から刈取部5への分岐伝動経路中に
は、刈取部変速装置17を介挿する。
エンジン11から二段減速のベルト・ブーり伝達部12
を介して油圧式等の無段変速式の主変速装置13に入力
し、クラッチ付きの主変速装置13の一方の出力軸から
歯車式などの副変速装置14とその走行軸15を介して
走行駆動部である前記一対の走行うローラ2,2の駆動
輪2aに動力伝達する一方、主変速装置13におけるも
う一つの出力軸16から刈取部5への分岐伝動経路中に
は、刈取部変速装置17を介挿する。
該刈取部変速装置17は、駆動軸側及び従動輪側に各々
被嵌する駆動側プーリ20および従動側ブー1J21を
各々軸に摺動自在な円錐車と軸固定の円錐車とにより構
成し、該軸固定の円錐車に対する摺動自在な円錐車の近
寄り位置を変更し、もって両プーリ20,21の巻掛は
ベルト19に対する直径を変更することで増減変速する
ものや、リングコーン式無段変速機構など種々の無段変
速機構を採用することができる。
被嵌する駆動側プーリ20および従動側ブー1J21を
各々軸に摺動自在な円錐車と軸固定の円錐車とにより構
成し、該軸固定の円錐車に対する摺動自在な円錐車の近
寄り位置を変更し、もって両プーリ20,21の巻掛は
ベルト19に対する直径を変更することで増減変速する
ものや、リングコーン式無段変速機構など種々の無段変
速機構を採用することができる。
符号22は前記刈取部変速装置17による変速の操作位
置を駆動するための駆動手段たる正逆回転可能なステン
ピングモータで、符号23は刈取部5への入力軸23に
設けた刈取部の回転数センサー、符号24は前記走行軸
15の回転数を検出するための車速センサーを各々示し
、各センサー23.24は軸と一体的に回転する歯面に
電磁ピックアップを近接させてその磁界の周期的変動か
ら回転数を検出する等のセンサーを用いることができる
。
置を駆動するための駆動手段たる正逆回転可能なステン
ピングモータで、符号23は刈取部5への入力軸23に
設けた刈取部の回転数センサー、符号24は前記走行軸
15の回転数を検出するための車速センサーを各々示し
、各センサー23.24は軸と一体的に回転する歯面に
電磁ピックアップを近接させてその磁界の周期的変動か
ら回転数を検出する等のセンサーを用いることができる
。
第3図に示す中央制御装置25は、後述のごとく、刈取
部5の速度と対応する当該刈取部5への入力軸23の回
転数を自動制御するためのもので、そのインターフェイ
スにおける入力端子側には、脱穀装置3作動クラッチを
ON・OFFする脱穀部スイッチ26と刈取部の作動用
クラッチをON・OFFする刈取部スイッチ27と、走
行機体1を後退させるときに切り替えるパックスインチ
28とを有し、符号29は刈取部5における本発明に従
う速度自動制御を実行するときONさせる自動スイッチ
であり、脱穀部スイッチ26及び刈取部スイッチ27の
「ON」状態で自動スイッチ29をONにすると、車速
センサー24の検出信号パルスと刈取部間転数センサー
23の検出信号パルスとを比較して以下の回転数制御を
実行する。
部5の速度と対応する当該刈取部5への入力軸23の回
転数を自動制御するためのもので、そのインターフェイ
スにおける入力端子側には、脱穀装置3作動クラッチを
ON・OFFする脱穀部スイッチ26と刈取部の作動用
クラッチをON・OFFする刈取部スイッチ27と、走
行機体1を後退させるときに切り替えるパックスインチ
28とを有し、符号29は刈取部5における本発明に従
う速度自動制御を実行するときONさせる自動スイッチ
であり、脱穀部スイッチ26及び刈取部スイッチ27の
「ON」状態で自動スイッチ29をONにすると、車速
センサー24の検出信号パルスと刈取部間転数センサー
23の検出信号パルスとを比較して以下の回転数制御を
実行する。
即ち、前記中央制御装置25の記憶部には車速Vに対応
する刈取部速度Uの変動の特性関係を示すマツプまたは
関数を記憶させてお(。この特性関係を変速パターンと
称する。
する刈取部速度Uの変動の特性関係を示すマツプまたは
関数を記憶させてお(。この特性関係を変速パターンと
称する。
この変速パターンは、車速か低速側では、主変速装置の
伝動下手側で刈取部変速装置がないと仮定したときの車
速と刈取部速度との同調関係における、当該削取部速度
の変動率よりも、刈取部における目標速度変動率(変速
パターン上の速度の変動率)が大きくなるようにし、車
速の高速側では、車速の速度変動に比べて刈取部の目標
速度変動率が小さくなり、いわゆる車速か大きく増大し
ても刈取部の速度の増大が頭打ちとなるように予め設定
する。
伝動下手側で刈取部変速装置がないと仮定したときの車
速と刈取部速度との同調関係における、当該削取部速度
の変動率よりも、刈取部における目標速度変動率(変速
パターン上の速度の変動率)が大きくなるようにし、車
速の高速側では、車速の速度変動に比べて刈取部の目標
速度変動率が小さくなり、いわゆる車速か大きく増大し
ても刈取部の速度の増大が頭打ちとなるように予め設定
する。
例えば、第4図で示すように横軸に車速Vを、縦軸に刈
取部速度Uを取るとき、UがVの2乗に比例するごとく
の関数(A)や、折線関数(B)のごと(に変速パター
ンを設定する。
取部速度Uを取るとき、UがVの2乗に比例するごとく
の関数(A)や、折線関数(B)のごと(に変速パター
ンを設定する。
そして、作業中における車速Voを車速センサー24で
検出し、その時の前記変速パターン上の刈取部の速度U
oaを求め、これらの値を中央制御装置25に記憶させ
る。
検出し、その時の前記変速パターン上の刈取部の速度U
oaを求め、これらの値を中央制御装置25に記憶させ
る。
ついで、適宜微小時間(例えばTl5ec、 )後にお
ける車速の変動Δ■が生じたときの車速■1と、その時
の刈取部間転数センサー23による検出結果と対応する
速度U1を各々検出記憶する。
ける車速の変動Δ■が生じたときの車速■1と、その時
の刈取部間転数センサー23による検出結果と対応する
速度U1を各々検出記憶する。
さらに、中央制御装置25にて、前記車速が■0から■
1に変動した時の前記変速パターン上の刈取部の速度U
laを求めて、変速パターン上の速度の変動率(目標速
度変動率) po = (Ula−Uoa) /Δ■を演算する一方
、実際の刈取部における回転数の変動率(以下検出変動
率という) f)o ’ = (Ul −Uoa) /
Δ■を演算する。
1に変動した時の前記変速パターン上の刈取部の速度U
laを求めて、変速パターン上の速度の変動率(目標速
度変動率) po = (Ula−Uoa) /Δ■を演算する一方
、実際の刈取部における回転数の変動率(以下検出変動
率という) f)o ’ = (Ul −Uoa) /
Δ■を演算する。
なお、前記目標速度変動率
po = (Ula−Uoa) /ΔVは、車速■0か
らΔVだけ変化したときの微小時間内における変速パタ
ーン上における点(Vo 、 Uoa)での接線勾配
を示すことになる。つまり前記目標速度変動率ρ0の演
算は、前記変速パターン上の所定位置での接線勾配を計
算することに置き換えられる。
らΔVだけ変化したときの微小時間内における変速パタ
ーン上における点(Vo 、 Uoa)での接線勾配
を示すことになる。つまり前記目標速度変動率ρ0の演
算は、前記変速パターン上の所定位置での接線勾配を計
算することに置き換えられる。
この両変動率の大小を比較し、ρ0=ρ0′であるとき
には、刈取部の速度制御が変速パターンの曲線通りに実
行されているので、ステッピングモータ22を駆動する
必要がなく現状維持であり、ρ0〉ρ0 ′であれば、
ステッピングモータ22を正方向に回転駆動して削取部
変速装置17を増速側に変速させて刈取部5の回転数が
変速パターン上の位置に来るように制御する。
には、刈取部の速度制御が変速パターンの曲線通りに実
行されているので、ステッピングモータ22を駆動する
必要がなく現状維持であり、ρ0〉ρ0 ′であれば、
ステッピングモータ22を正方向に回転駆動して削取部
変速装置17を増速側に変速させて刈取部5の回転数が
変速パターン上の位置に来るように制御する。
前記と反対にpoくρ0′であれば、ステッピングモー
タ22を逆方向に回転駆動して削取部変速装置17を減
速側に変速させて刈取部5の速度が変速パターンに沿っ
て変動するように制御するものである。
タ22を逆方向に回転駆動して削取部変速装置17を減
速側に変速させて刈取部5の速度が変速パターンに沿っ
て変動するように制御するものである。
なお、目標速度変動率ρOに対する検出変動率ρ0 ′
の近付き誤差が所定の微小範囲内にあるときには、ステ
ッピングモータ22を作動させない、いわゆる不感帯と
するし、車速■0の変動が所定のΔV以内のときにも、
ステッピングモータ22を作動させないようにし、制御
におけるハンチング現象を防止する。
の近付き誤差が所定の微小範囲内にあるときには、ステ
ッピングモータ22を作動させない、いわゆる不感帯と
するし、車速■0の変動が所定のΔV以内のときにも、
ステッピングモータ22を作動させないようにし、制御
におけるハンチング現象を防止する。
このように、本発明では、刈取部を有する収穫機におけ
る原動機から主変速装置と副変速装置とを介して走行駆
動部へ動力伝動する一方、前記主変速装置から刈取部へ
の分岐伝動経路中には、削取部変速装置を介挿し、該削
取部変速装置の操作位置を制御する制御手段には、前記
刈取部の速度が走行車速に応じて変速するように、所定
の変速パターンを記憶させる一方、前記制御手段にて任
意の車速の位置に対応する刈取部の速度変動率が前記変
速パターン上の目標速度変動率に沿うように削取部変速
装置の操作位置を変更制御するものであり、予め設定さ
れる変速パターンは任意に設定できるから、車速か遅い
状態で刈取部の速度の増大率が大きくなり、刈取部にお
ける殻稈引き起し作用や殻稈搬送作用を円滑に実行する
ように車速と刈取部の速度とを同調させるものでありな
がら、車速か高速の範囲では、刈取部の速度の増大率を
低減させ、且つ刈取部の最高速度を頭打ち状態にして、
殻稈引き起こし速度等の過剰による殻稈の損傷も防止で
き、総ての車速範囲にわたって良好な刈取作用を実現さ
せることができる。
る原動機から主変速装置と副変速装置とを介して走行駆
動部へ動力伝動する一方、前記主変速装置から刈取部へ
の分岐伝動経路中には、削取部変速装置を介挿し、該削
取部変速装置の操作位置を制御する制御手段には、前記
刈取部の速度が走行車速に応じて変速するように、所定
の変速パターンを記憶させる一方、前記制御手段にて任
意の車速の位置に対応する刈取部の速度変動率が前記変
速パターン上の目標速度変動率に沿うように削取部変速
装置の操作位置を変更制御するものであり、予め設定さ
れる変速パターンは任意に設定できるから、車速か遅い
状態で刈取部の速度の増大率が大きくなり、刈取部にお
ける殻稈引き起し作用や殻稈搬送作用を円滑に実行する
ように車速と刈取部の速度とを同調させるものでありな
がら、車速か高速の範囲では、刈取部の速度の増大率を
低減させ、且つ刈取部の最高速度を頭打ち状態にして、
殻稈引き起こし速度等の過剰による殻稈の損傷も防止で
き、総ての車速範囲にわたって良好な刈取作用を実現さ
せることができる。
また、本発明の制御に際して、現実に検出する値は、前
記の車速の変化の前後の値である■0とVlまたはΔV
、並びに車速変化後の刈取部の速度(回転数)Ulだけ
であり、残りのUlaとUoaは予め設定された変速パ
ターンから演算により求められるから、検出信号数も少
なくて済み、且つ、ステッピングモータ22の増減速の
変更も速やかに実行に移すことができる。
記の車速の変化の前後の値である■0とVlまたはΔV
、並びに車速変化後の刈取部の速度(回転数)Ulだけ
であり、残りのUlaとUoaは予め設定された変速パ
ターンから演算により求められるから、検出信号数も少
なくて済み、且つ、ステッピングモータ22の増減速の
変更も速やかに実行に移すことができる。
なお、作業中における車速Voを車速センサー24で検
出し、その時の前記変速パターン上の刈取部の速度(回
転数)Uoaを求め、これらの値を中央制御装置25に
記憶させる。
出し、その時の前記変速パターン上の刈取部の速度(回
転数)Uoaを求め、これらの値を中央制御装置25に
記憶させる。
ついで、適宜微小時間(例えばT2sec、 )後にお
ける車速の変動ΔVのためその時の車速が■1になった
時の刈取部回転数センサー23による刈取部の速度(回
転数)Ulを各々検出記1.すし、さらに、中央制御装
置25にて、前記車速がVoから■1に変動した時の前
記変速パターン上の刈取部の速度Ulaを求めて、該速
度Ulaと前記検出速度U1との大小を比較して、U1
a=U1ならば、変速パターン上に乗っていると判別し
て、ステッピングモータ22の作動を停止する一方、U
la<Ulならば、刈取部5の速度が所定の値より大き
過ぎるとI’lJ別してステッピングモータ22を減速
側に作動し、反対にUla>Ulならば刈取部の速度が
所定の値より低く過ぎると判別してステッピングモータ
22を増速側に作動させるように制御しても良い。
ける車速の変動ΔVのためその時の車速が■1になった
時の刈取部回転数センサー23による刈取部の速度(回
転数)Ulを各々検出記1.すし、さらに、中央制御装
置25にて、前記車速がVoから■1に変動した時の前
記変速パターン上の刈取部の速度Ulaを求めて、該速
度Ulaと前記検出速度U1との大小を比較して、U1
a=U1ならば、変速パターン上に乗っていると判別し
て、ステッピングモータ22の作動を停止する一方、U
la<Ulならば、刈取部5の速度が所定の値より大き
過ぎるとI’lJ別してステッピングモータ22を減速
側に作動し、反対にUla>Ulならば刈取部の速度が
所定の値より低く過ぎると判別してステッピングモータ
22を増速側に作動させるように制御しても良い。
前記いずれの制御においても、ステッピングモータ22
の作動は目標値から遠い範囲ではデユティ間隔が大きく
、目標値に近付く綱かいデユティ間隔となるようにして
目標値への到達時間を迅速にすると同時にハンチング現
象も生じないようにしている。
の作動は目標値から遠い範囲ではデユティ間隔が大きく
、目標値に近付く綱かいデユティ間隔となるようにして
目標値への到達時間を迅速にすると同時にハンチング現
象も生じないようにしている。
なお、刈取り手動増速スイッチ30は、手動のON操作
で前記ステッピングモータ22を正方向(増速側)に連
続作動させ、削取部変速装置17の操作位置を増速側に
移動させて刈取部5の速度を増速側に変更し、刈取り手
動減速スイッチ31は、手動の0Ntffi作で前記と
反対側にステッピングモータ22を逆方向(減速側)に
連続作動させ、削取部変速装置17を減速側に移動させ
て刈取部5の速度を減速側に変更するものである。
で前記ステッピングモータ22を正方向(増速側)に連
続作動させ、削取部変速装置17の操作位置を増速側に
移動させて刈取部5の速度を増速側に変更し、刈取り手
動減速スイッチ31は、手動の0Ntffi作で前記と
反対側にステッピングモータ22を逆方向(減速側)に
連続作動させ、削取部変速装置17を減速側に移動させ
て刈取部5の速度を減速側に変更するものである。
これらの手動スイッチ30.31は脱穀部スイッチ26
および刈取部スイッチ27が「ON」でパックスインチ
28がrOFFJの状態のとき、自動スイッチ29のO
N・OFFに拘わらず作動するといういわゆる手動優先
操作ができるものである。
および刈取部スイッチ27が「ON」でパックスインチ
28がrOFFJの状態のとき、自動スイッチ29のO
N・OFFに拘わらず作動するといういわゆる手動優先
操作ができるものである。
高速側リミットスイッチ32、低速側リミットスイッチ
33は削取部変速装置17の変速操作における高速側最
大位置、低速側最小位置に各々設けられ、変速操作時に
高速側リミットスイッチ32がOFFになると前記ステ
ッピングモータ22の増速側への回転を停止し、反対に
低速側リミットスイッチ33がOFFになると前記ステ
ッピングモータ22の減速側への回転を停止させる。
33は削取部変速装置17の変速操作における高速側最
大位置、低速側最小位置に各々設けられ、変速操作時に
高速側リミットスイッチ32がOFFになると前記ステ
ッピングモータ22の増速側への回転を停止し、反対に
低速側リミットスイッチ33がOFFになると前記ステ
ッピングモータ22の減速側への回転を停止させる。
なお、符号35は前記副変速装置14を高速側に変速す
るときにその操作レバーと連動してONする切換えスイ
ッチ、符号36は副変速装置14を低速側に変速すると
きにその操作レバーと連動してONする切換えスイッチ
である。
るときにその操作レバーと連動してONする切換えスイ
ッチ、符号36は副変速装置14を低速側に変速すると
きにその操作レバーと連動してONする切換えスイッチ
である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はコンバインの側
面図、第2図は伝動系統の概略図、第3図は制御回路の
ブロック図、第4図は車速■に対応する刈取部速度Uの
変速パターンを示す説明図である。 1・・・・走行機体、2.2・・・・走行うローラ、3
・・・・脱穀部、5・・・・刈取部、11・・・・エン
ジン、13・・・・主変速装置、14・・・・副変速装
置、17・・・・削取部変速装置、22・・・・ステッ
ピングモータ、23・・・・回転数センサー、24・・
・・車速センサー、25・・・・中央制御装胛。
面図、第2図は伝動系統の概略図、第3図は制御回路の
ブロック図、第4図は車速■に対応する刈取部速度Uの
変速パターンを示す説明図である。 1・・・・走行機体、2.2・・・・走行うローラ、3
・・・・脱穀部、5・・・・刈取部、11・・・・エン
ジン、13・・・・主変速装置、14・・・・副変速装
置、17・・・・削取部変速装置、22・・・・ステッ
ピングモータ、23・・・・回転数センサー、24・・
・・車速センサー、25・・・・中央制御装胛。
Claims (1)
- (1)、刈取部を有する収穫機における原動機から主変
速装置を介して走行駆動部へ動力伝動する一方、前記主
変速装置から刈取部への分岐伝動経路中には、刈取部変
速装置を介挿し、該刈取部変速装置の操作位置を制御す
る制御手段には、前記刈取部の速度が走行車速に応じて
変速するような所定の変速パターンを記憶させる一方、
前記制御手段にて任意の車速の位置に対応する刈取部の
速度変動率を前記変速パターンに沿う目標速度変動率と
なるように刈取部変速装置の操作位置を変更制御するこ
とを特徴とする収穫機における動力伝動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15260588A JPH01320928A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 収穫機における動力伝動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15260588A JPH01320928A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 収穫機における動力伝動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01320928A true JPH01320928A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15544055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15260588A Pending JPH01320928A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 収穫機における動力伝動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01320928A (ja) |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP15260588A patent/JPH01320928A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2022000058A (ja) | 田植機 | |
JPH01320928A (ja) | 収穫機における動力伝動制御装置 | |
JPH029317A (ja) | 収穫機における動力伝動制御装置 | |
JP2604806B2 (ja) | 収穫機における動力伝動制御装置 | |
JPH06343335A (ja) | コンバインのフィードチェン制御装置 | |
JP2813642B2 (ja) | コンバインの伝動構造 | |
JP3156369B2 (ja) | コンバインの刈取部作動速度制御装置 | |
JPH03149452A (ja) | 作業車の車速制御装置 | |
JPH06225625A (ja) | コンバインの駆動構造 | |
JP3354809B2 (ja) | 水田作業機 | |
JP3133638B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP2613426B2 (ja) | 収穫機 | |
JPH01250663A (ja) | 作業車の車速制御装置 | |
JP3087372B2 (ja) | コンバインの刈取制御装置 | |
JP2624400B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JP2002360043A (ja) | コンバインの速度連動手段 | |
JPS6288626A (ja) | 作業用走行機体における減速制御装置 | |
JPS5837231Y2 (ja) | 移動農機の車速制御装置 | |
JPS6223297Y2 (ja) | ||
JP2021151215A (ja) | コンバイン | |
JPH0132848Y2 (ja) | ||
JPH01250664A (ja) | 作業車の車速制御装置 | |
JP3116405B2 (ja) | コンバインの刈取部作動速度制御装置 | |
JPS6033443B2 (ja) | 走行速度自動制御機構付き収穫機 | |
JPH04112719A (ja) | コンバイン |