JPH01319697A - 塗装方法 - Google Patents
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- JPH01319697A JPH01319697A JP15151388A JP15151388A JPH01319697A JP H01319697 A JPH01319697 A JP H01319697A JP 15151388 A JP15151388 A JP 15151388A JP 15151388 A JP15151388 A JP 15151388A JP H01319697 A JPH01319697 A JP H01319697A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車の車体塗装方法に関する。
(従来の技術)
近年、自動車のデザイン上の要求、あるいは軽量化や防
錆等の観点から、車体の一部をプラスチック部品で構成
し、残りの部分を板金部品とすることが試みられている
。
錆等の観点から、車体の一部をプラスチック部品で構成
し、残りの部分を板金部品とすることが試みられている
。
しかして、上記板金部品は、これを電着塗装に供して塗
膜の焼付を行なうことかできるが、上記プラスチック部
品は、一般的には導電性がないことから、そのままでは
これを電着塗装や静電塗装に供することかできない。
膜の焼付を行なうことかできるが、上記プラスチック部
品は、一般的には導電性がないことから、そのままでは
これを電着塗装や静電塗装に供することかできない。
これに対し、上記プラスチック部品に予め塗装下地とし
て導電性プライマを塗付し、これにより、上記静電塗装
を可能にするという技術は知られている(例えば、特開
昭58−143867号公報参照)。
て導電性プライマを塗付し、これにより、上記静電塗装
を可能にするという技術は知られている(例えば、特開
昭58−143867号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記プラスチック部品は耐熱性に欠けることが
多く、例えばPC(ボリカーボネー1−)樹脂やABS
(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合)
樹脂では板金部品とは別のラインで低温(例えば90’
C程度)で時間をかけて乾燥(塗膜の焼付)を行なう必
要かある。また、最近は耐熱性の樹脂も開発されてきて
いるか、その場合でも板金部品とは別のラインにおいて
上述の導電性プライマによる塗装の下地を形成する必要
がある。従って、いずれにしても車体の一部をプラスチ
ック部品で構成する場合にはプラスチック部品専用ライ
ンを必要とすることからコスト高になり易く、またプラ
イマ塗装がプラスチック部品と板金部品とで異なること
により、上塗り後の両者の色差が大きくなり易いという
問題もある。
多く、例えばPC(ボリカーボネー1−)樹脂やABS
(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合)
樹脂では板金部品とは別のラインで低温(例えば90’
C程度)で時間をかけて乾燥(塗膜の焼付)を行なう必
要かある。また、最近は耐熱性の樹脂も開発されてきて
いるか、その場合でも板金部品とは別のラインにおいて
上述の導電性プライマによる塗装の下地を形成する必要
がある。従って、いずれにしても車体の一部をプラスチ
ック部品で構成する場合にはプラスチック部品専用ライ
ンを必要とすることからコスト高になり易く、またプラ
イマ塗装がプラスチック部品と板金部品とで異なること
により、上塗り後の両者の色差が大きくなり易いという
問題もある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、このような課題に対し、プラスチック部品に
その成形段階で導電性と熱安定性を61−!−7してお
くことにより、このプラスチック部品に対し板金部品と
同一条件で電着及び焼付の処理を行なうようにするもの
である。
その成形段階で導電性と熱安定性を61−!−7してお
くことにより、このプラスチック部品に対し板金部品と
同一条件で電着及び焼付の処理を行なうようにするもの
である。
ずなわぢ、本発明は、プラスチック部品と板金部品とで
構成される車体の塗装方法であって、上記プラスチック
部品は導電性熱安定第1料を混入して成形しておき、こ
のプラスチック部品と上記板金部品とに対し同一の電着
槽による塗膜の形成と、同一の条件での塗膜の焼イ」と
を行なうことを特徴とする。
構成される車体の塗装方法であって、上記プラスチック
部品は導電性熱安定第1料を混入して成形しておき、こ
のプラスチック部品と上記板金部品とに対し同一の電着
槽による塗膜の形成と、同一の条件での塗膜の焼イ」と
を行なうことを特徴とする。
(作用)
」1記塗装方法においては、プラスチック部品は、導電
性熱安定材料にて導電性か付与されているから、板金部
品と同一の電着槽で同時に塗膜を形成することができ、
また、上記導電性熱安定材料にて耐熱性が付与されてい
るから、板金部品と同一の条件で短時間に塗膜の焼付を
行なうことかできることになる。
性熱安定材料にて導電性か付与されているから、板金部
品と同一の電着槽で同時に塗膜を形成することができ、
また、上記導電性熱安定材料にて耐熱性が付与されてい
るから、板金部品と同一の条件で短時間に塗膜の焼付を
行なうことかできることになる。
(発明の効果)
従って、本発明によれば、プラスチック部品は導電性熱
安定TJ IIを混入して成形し、このプラスチック部
品と上記板金部品とを同一の電着槽を用い、同一の焼付
条件で塗装するようにしたから、プラスチック部品専用
の塗装ラインを組む必要かなくなり、そして、上記プラ
スチック部品と板金部品とを糾み立てた状態で同一の塗
装ラインで塗装することが可能となるため、生産性の向
上か図れる。
安定TJ IIを混入して成形し、このプラスチック部
品と上記板金部品とを同一の電着槽を用い、同一の焼付
条件で塗装するようにしたから、プラスチック部品専用
の塗装ラインを組む必要かなくなり、そして、上記プラ
スチック部品と板金部品とを糾み立てた状態で同一の塗
装ラインで塗装することが可能となるため、生産性の向
上か図れる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には自動車の車体についての成形・塗装の工程が
示されている。上記車体は板金部品とプラスチック部品
とにより構成されるものである。
示されている。上記車体は板金部品とプラスチック部品
とにより構成されるものである。
まず、板金部品とプラスチック部品とはそれぞれ別の工
程1,2で成形される。この場合、プラスチック部品は
樹脂に後述の導電性熱安定材料を混入して成形される。
程1,2で成形される。この場合、プラスチック部品は
樹脂に後述の導電性熱安定材料を混入して成形される。
そして、プラスチック部品は脱脂工程3を経て組付工程
4で上記板金部品に組み付けられる。
4で上記板金部品に組み付けられる。
しかして、上述の組み(1けられた板金部品とプラスチ
ック部品とは、化成処理工程5、電着処理(下塗り)工
程6、焼付工程7、中塗工程8、乾燥工程9、上塗工程
10、乾燥工程1]を経て、次工程(例えば、エンジン
やザスペンションの組付工程)へ送られる。
ック部品とは、化成処理工程5、電着処理(下塗り)工
程6、焼付工程7、中塗工程8、乾燥工程9、上塗工程
10、乾燥工程1]を経て、次工程(例えば、エンジン
やザスペンションの組付工程)へ送られる。
以上が車体成形・塗装の全体の流れであり、次に具体例
を説明する。
を説明する。
一例]−
本例は上記プラスチック部品成形工程2において、プラ
スチック部品をSMC(シート・モールド・コンパウン
ド)法で成形した例である。
スチック部品をSMC(シート・モールド・コンパウン
ド)法で成形した例である。
すなわぢ、ポリエステル100重量部に対し導電性熱安
定材料としてカーボンブラックを38重量部配合したシ
ートを用い、ガラス繊維を補強材としてプラスチック部
品(FRP成形品、つまり、本例の場合はトランクリッ
ド)を成形した。板金部品はスチール製の車体フレーム
である。
定材料としてカーボンブラックを38重量部配合したシ
ートを用い、ガラス繊維を補強材としてプラスチック部
品(FRP成形品、つまり、本例の場合はトランクリッ
ド)を成形した。板金部品はスチール製の車体フレーム
である。
化成処理工程5は、板金部品とプラスチック部品の表面
に化成被膜を形成するもので、第2図に示す態様で実施
した。すなわち、この工程5は、温度50°Cでのシャ
ワ一方式による湯洗処理5A。
に化成被膜を形成するもので、第2図に示す態様で実施
した。すなわち、この工程5は、温度50°Cでのシャ
ワ一方式による湯洗処理5A。
45℃のリン酸ソーダ水溶液によるシャワ一方式とディ
ッピング(浸漬)方式を併用した脱脂処理5B、シャワ
一方式による水洗処理5C,23°Cの水へのディッピ
ングによる表面調整処理5D。
ッピング(浸漬)方式を併用した脱脂処理5B、シャワ
一方式による水洗処理5C,23°Cの水へのディッピ
ングによる表面調整処理5D。
50 ’Cのリン酸亜鉛水溶液へのディッピングによる
化成処理5E、シャワ一方式とディッピング方式による
水洗処理5Fとからなる。
化成処理5E、シャワ一方式とディッピング方式による
水洗処理5Fとからなる。
次に、電着処理工程6は、エポキシ系カチオン電着槽(
温度30°C)で印加電圧を230V、ディッピング時
間を2分30秒として行なった。これにより、板金部品
とプラスチック部品の表面(化成被膜の」二)全体にわ
たって塗料成分が略均−に析出して吸着され、塗膜か形
成された。
温度30°C)で印加電圧を230V、ディッピング時
間を2分30秒として行なった。これにより、板金部品
とプラスチック部品の表面(化成被膜の」二)全体にわ
たって塗料成分が略均−に析出して吸着され、塗膜か形
成された。
次の焼トj工程7は、170℃で30分間行なった。こ
れにより、板金部品とプラスチック部品の表面の塗膜が
乾燥して焼き(=Jけられ、美麗で且つ密着性の高い塗
膜か得られた。
れにより、板金部品とプラスチック部品の表面の塗膜が
乾燥して焼き(=Jけられ、美麗で且つ密着性の高い塗
膜か得られた。
次の中塗工程8と上塗工程10、並びに対応する乾燥工
程9,11は、それぞれ静電塗装によって行なった。な
お、この場合の乾燥は使用する塗料の種類に応じて常温
及び焼付のいずれかを採用する。この結果、板金部品と
プラスチック部品とは、先の電着塗装による下塗の塗膜
が同じ塗色になっているため、上記上塗による塗色も色
差がほとんどないものになった。
程9,11は、それぞれ静電塗装によって行なった。な
お、この場合の乾燥は使用する塗料の種類に応じて常温
及び焼付のいずれかを採用する。この結果、板金部品と
プラスチック部品とは、先の電着塗装による下塗の塗膜
が同じ塗色になっているため、上記上塗による塗色も色
差がほとんどないものになった。
一例2−
本例はプラスチック部品を射出成形で得る場合である。
すなわち、粒子径20μ以下、比表面積1500以上の
カーボンブラックを]1〜15重量%含む6−ナイロン
(体積固有抵抗値2×10〜]×10−1Ωam、MF
R(流動性:l 2−10g/l 0m1n)にて射+
J]成形によりプラスチック部品(フィラーリッド、つ
まり燃料注入口の蓋)を得た。そうして、先の例1と同
様にして脱脂、組付けの工程から上塗り、乾燥までの工
程を行なった。
カーボンブラックを]1〜15重量%含む6−ナイロン
(体積固有抵抗値2×10〜]×10−1Ωam、MF
R(流動性:l 2−10g/l 0m1n)にて射+
J]成形によりプラスチック部品(フィラーリッド、つ
まり燃料注入口の蓋)を得た。そうして、先の例1と同
様にして脱脂、組付けの工程から上塗り、乾燥までの工
程を行なった。
その結果、本例においても、板金部品とプラスチック部
品とは、電着処理工程6で表面全体にわたって塗料成分
が析出して塗膜が形成された。そして、焼付°工程7で
上記塗膜か乾燥して焼き付けられ、美麗で且つ密着性の
高い塗膜が得られ、さらに上塗による塗色も色差のほと
んどないものになった。
品とは、電着処理工程6で表面全体にわたって塗料成分
が析出して塗膜が形成された。そして、焼付°工程7で
上記塗膜か乾燥して焼き付けられ、美麗で且つ密着性の
高い塗膜が得られ、さらに上塗による塗色も色差のほと
んどないものになった。
なお、上記実施例では、プラスチック部品を板金部品に
組トjける前に脱脂処理を施したか、ここでの脱脂処理
は省略してもよい。
組トjける前に脱脂処理を施したか、ここでの脱脂処理
は省略してもよい。
また、上記実施例の導電性熱安定材料はカーホンである
が、アルミナなど他の導電性熱安定材料を単独であるい
は上記カーホンなどと組合せて用いてもよい。
が、アルミナなど他の導電性熱安定材料を単独であるい
は上記カーホンなどと組合せて用いてもよい。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は車体の成形・塗
装の工程図、第2図は化成処理の工程図である。 特許出願人 マツダ株式会社 IF ′坩J1:
)、:
装の工程図、第2図は化成処理の工程図である。 特許出願人 マツダ株式会社 IF ′坩J1:
)、:
Claims (1)
- (1)プラスチック部品と板金部品とで構成される車体
の塗装方法であって、上記プラスチック部品は導電性熱
安定材料を混入して成形しておき、このプラスチック部
品と上記板金部品とに対し同一の電着槽による塗膜の形
成と、同一の条件での塗膜の焼付とを行なうことを特徴
とする塗装方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15151388A JPH01319697A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 塗装方法 |
US07/367,154 US4974307A (en) | 1988-06-20 | 1989-06-16 | Method of making an automobile body |
KR1019890008575A KR930009924B1 (ko) | 1987-01-17 | 1989-06-20 | 자동차 차체의 도장방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15151388A JPH01319697A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319697A true JPH01319697A (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=15520152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15151388A Pending JPH01319697A (ja) | 1987-01-17 | 1988-06-20 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01319697A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013306A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Honda Motor Co Ltd | 炭素繊維強化シート状成形材料及びその製造方法 |
CN107829128A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-23 | 北京汽车集团有限公司 | 含复合材料部件的汽车装配件进行电泳处理的方法 |
WO2020202457A1 (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-08 | 日本製鉄株式会社 | 金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP15151388A patent/JPH01319697A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009013306A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Honda Motor Co Ltd | 炭素繊維強化シート状成形材料及びその製造方法 |
CN107829128A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-23 | 北京汽车集团有限公司 | 含复合材料部件的汽车装配件进行电泳处理的方法 |
WO2020202457A1 (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-08 | 日本製鉄株式会社 | 金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体 |
JPWO2020202457A1 (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-08 | ||
CN113646164A (zh) * | 2019-04-02 | 2021-11-12 | 日本制铁株式会社 | 金属-碳纤维增强树脂材料复合体 |
CN113646164B (zh) * | 2019-04-02 | 2023-06-06 | 日本制铁株式会社 | 金属-碳纤维增强树脂材料复合体 |
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