JPH01319453A - 新規ベンゾキノン誘導体 - Google Patents

新規ベンゾキノン誘導体

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Publication number
JPH01319453A
JPH01319453A JP63152220A JP15222088A JPH01319453A JP H01319453 A JPH01319453 A JP H01319453A JP 63152220 A JP63152220 A JP 63152220A JP 15222088 A JP15222088 A JP 15222088A JP H01319453 A JPH01319453 A JP H01319453A
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JP
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methyl
compound
reaction
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dimethoxy
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Pending
Application number
JP63152220A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokichi Yoshizawa
吉沢 豊吉
Masakazu Ebie
正和 蛯江
Masato Tanaka
正人 田中
Shohei Sawaki
沢木 正平
Kenichi Edanami
枝浪 謙一
Hiroko Fushimi
伏見 弘子
Mie Yamada
山田 美絵
Kumio Yokoikawa
横井川 久巳男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakamoto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakamoto Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬品として有用な新規ベンゾキノン誘導体を
提供するものである。
本発明の新規ぺ/ゾキノン誘導体は血小板凝集阻害作用
、陽性の変力作用、血管弛緩作用、活性酸素種消去作用
等の薬理作用を有し、動脈硬化症・脳梗塞などの脳循環
障害、心不全、一過性虚血発作、狭心症、末梢性血栓及
び閉塞などの末梢循環障害の予防、治療に有効であり、
さらに痴呆症、不整脈、自己免疫疾患及び消化性潰瘍の
治療にも有効性が期待される下記の一般式(1)で示さ
れる化合物である。
但し、式中、Rはメチル又はメトキンを示し、Xはメチ
レン、エチレン又はカルビニルを示し、R1は5,6−
シメトキシー3−メチル−1,4−ベンゾキノリル、モ
ルホリノ又は次の一形式囚、 (B) 。
(C) 、 (D) 、 (Gl又はくF′)で示され
る複素環式化分物の残基を示す。即ち、 (R2は水素原子、フェニル又はベンシルk 示t )
(R,は水素原子、低級アルキル基、フェニル、メトキ
シフェニル、ベンジル、メトキシベンノル、ニトロベン
ジル、ノフェニルメチル、エトキシカルビニルメチル、
5,6−ノメトキンー3−メチルー1.4−ベンゾキノ
ニルメチル、ヘンソイル、ベンジルオキシカルビニル、
ビリツル又1仕ビリミノルを示す) (Yはイミノ又はメチレンを示し、R4は水素原子又は
ベンジルオキシカルビニルを示すか或いはカルyl?ニ
ルを介するか又は介しない結合手を示し、R5は水素原
子又は結合手を示す。
但し、R4及びR5はいづれか一方が結合手であり、両
者が同時に結合手であることはない。)(R6及びR7
はいづれか一方が結合手で、他方は水素原子又はメチル
を示す。) (R8は水素原子又は低級アルキル基金示す。)O (Roは水素原子、アセチル又はペン・ゾルオキシカル
ボニルを示す。) 〔従来の技術〕 ベンゾキノン誘導体で医薬品として利用さtている代表
的化合物はユビデカレノン(2,3−ノメドキンー5−
メチル−6−ゾカプレニルベンソキノン)でsb、この
化合物は、周知のとおシ、心筋の酸素利用効率の改善、
心収縮機能低下の改善、心拍数に影響の無い心拍出量の
増加等の薬理作用を有し、強心剤として広く利用されて
いる。
最近、ユビデカレノンの側鎖のデカプレニル基を別異の
置換基に変更したベンゾキノン誘導体が種々合成され、
医薬用途と共に多数報告されている。
例えば、特開昭63−45257号公報には「 」 の側鎖を有するベンゾキノン誘導体がトロンゴヤサンA
2合成酵素阻害作用、トロンゴヤサンA2受容体拮抗作
用、5−リポキシゲナーゼ阻害作用及び活性酸素種消去
作用を有し、心、脳、肺、腎の機能障害による疾患の治
療及び改善剤として有用であることが記載されている。
特開昭61−22041号公報には、2ケのベンゾキノ
ン類をC5〜C12の炭素鎖で結合させた化合物が5−
リポキシダナーゼ阻害剤及び5R3−A遊離抑制剤とし
て有用であることが記載されている。
特開昭63−60966号公報には置換インドリル基及
び置換アミノ基を有するベンゾキノン誘導体が制癌剤と
して有用であることが記載されている。
しかしながら、本発明の新規ベンゾキノン誘導体が優れ
た血小板凝集阻害作用、陽性の変力作用及び血管拡張作
用を有することは従来全く知られていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は侵れた血小板凝集阻害作用、陽性の変力作用及
び血管拡張作用を有し、医薬品として有用な新規ベンゾ
キノン誘導体を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は前記−形式(1)で示される医薬品として有用
な新規ベンゾキノン誘導体を提供するものである。
(式中、R,X及びR1は前記と同じ。)本発明化合物
(1)は、次の反応式により示される製造法によって製
造することができる。
製造法1 0H0H (1a) 製造法2 (2)             (Ib)製造法3 (5)                (6)   
              (り)(1c) 製造法4 (5)(8)OR10 (1d) (9)     α0         (11)(6
)         (1e) 製造法6 (9)       α3       (x4(1f
) 製造法7 R10 製造法8 R10 6日 (1h) 製造法9 (ハ)           (イ) 製造法10 R10 (イ)        (ハ) (1j) 〔式中、Ror R4+ R2+ R3+ R4r R
5+ R6+ R7r R8+R14ハH又ハペンソル
オキシ力ルビニル、フタロイル等のカルブニル残基を有
する1価又は2価のアミノ保護基を示すが、両者が同時
にHであることはない。R15はベンジルオキシカ/L
/TI?ニル基、アセチル基またはt−ブトキシカルボ
ニル基ヲ示す〕 以下、本発明化合物(1)及びその塩類の製造法を詳細
に説明する。
製造法1 目的化合物(1a)及びその塩は、化合物(2)及び化
合物(3) ’lたけその塩を、マンニッヒ反応の条件
下で反応させることにより、ハイドロキノン誘導体(4
)を得、このものを酸化することにより製造することが
出来る。この反応は化合物(2)と化合物(3)、また
はその塩をホルムアルデヒドの存在下で反応させること
によって行うことが出来る。
この反応は通常、水、メタノール、エタノール、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒
中で行われる。反応温度は特に限定されないが、加温下
または加熱下で行うことが好ましい。得られたハイドロ
キノン誘導体は通常の酸化反応、即ち、塩化第二鉄、硝
酸第二セリウムアンモニウム、二酸化マンガン、塩化第
一銅存在下での酸素酸化等で行うことにより目的化合物
(1a)に導くことが出来る。
製造法2 目的化合物(1b)は化合物(2)とオルマリンを加熱
条件下で反応させ、引続き酸化することにより製造する
ことが出来る。酸化反応は塩化第二鉄、二酸化マンガン
、硝酸第二セリウムアンモニウム、硝酸、酸化銀(It
)、硝酸−二酸化マンガン、空気による等で行うことが
出来る。反応溶媒は反応に悪影響を及ぼさないものであ
れば、何れの溶媒でも用いることが出来る。反応温度は
特に限定されず、室温または加温下で反応を行うことが
出来る。
製造法3 目的化合物(1c)及びその塩は、化合物(5)と化合
物(6)、またはその塩と塩基存在下で反応を行うこと
により中間体(7)を得、このものを酸化することによ
り製造することが出来る。
塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等のアルカリ金属炭酸水素塩、トリエチルアミン、ビリ
ノン、4−ツメチルアミノビリノン等の有機塩基または
水素化す) IJウム等が挙げられる。反応溶媒は反応
に影響を及ぼさない溶媒であれば、如何なる溶媒でもよ
く、好ましくはジオキサン、テトラヒドロフラン、クロ
ロホルム、塩化メチレン、酢酸エチル、ジメチルホルム
アミド、ピリジン等が挙げられる。反応温度は特に限定
されず、冷却下、常温、加温、または加熱下にて反応を
行うことが出来る。化合物(7)から目的化合物(1c
)への酸化は、硝酸第二セリウムアンモニウム、硝酸、
硝酸−二酸化マンガン、酸化銀(It)により行うこと
が出来る。
製造法4 目的化合物(1d)は、化合物(5)を金属マグネシウ
ムで処理することにより化合物(8)を得、引続き酸化
に付すことによシ製造することが出来る。
反応は通常、テトラヒドロフラン、ヘキサン、塩化メチ
レン、ジオキサンのような反応に悪影響を及ぼさない溶
媒中で行われる。用いる金属マグネシウムは特に限定さ
れず、通常のグリニヤール反応で用いられるものであれ
ば良い。化合物(8)の酸化は硝酸第二セリウムアンモ
ニウム、硝酸銀(n)、硝酸−二酸化マンガン等で行い
目的化合物(1d)を製造することが出来る。
製造法5 目的化合物(1e)の製造は、化合物(9)を化合物α
0またはその塩を縮合剤によるか、または化合物(9)
をハロダン化剤にょシ酸塩化物としたのち、化合物0Q
と塩基存在下で反応させ化合物α■とじ、このものをモ
ノ脱メチル化し、化合物αつとしたのち、酸化すること
により目的化合物(1e)を製造することが出来る。
この製造法で使用される縮合剤としては、ジシクロへキ
シルカルデノイミド、ジサクシンイミノル力ルゴネート
、カルビニルシイミダゾール、・クエチルホスホリルシ
アニド、ジフェニルホスホリルアット、N−サクシンイ
ミジルソフェニルホスフェート等が挙げられる。またハ
ロダン化剤としては、塩化チオニル、オキシ塩化リン、
三塩化リン、五塩化リン、塩化オギザリル等が挙げられ
る。
また塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩、ト
リエチルアミン、ピリジン、4−ツメチルアミノピリジ
ン等の有機塩基が挙げられる。
またモノ脱メチル化剤としては、三臭化ホウ素、三臭化
ホウ素・ツメチルスルフィド錯体、三塩化ホウ素、塩化
アルミニウム等のルイス酸が挙げられる。反応溶媒は通
常、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、塩化メチレン、クロロホルム等の反応に悪影響
を及ぼさない溶媒が用いられる。反応温度は特に限定さ
れず、冷却下、室温、加温下で反応を行うことが出来る
。酸化反応は、硝酸第二セリウムアンモニウム、酸化銀
(■)、二酸化マンがンー硝酸、塩化第−銅一酸素等で
行うことができ、目的化合物(1e)を製造することが
出来る。
製造法6 目的化合物(1f)は化合物(9)を・・ロダ7化剤で
酸塩化物とし、化合物(至)とフリーデル・クラフッ反
応を行うことにより化合物(1→とし、モノ脱メチル化
を行い、化合物α→とし、続く酸化反応で目的化合物(
0)を製造することが出来る。
この製造法で使用されるハI:lrノ化剤としては、塩
化チオニル、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン
、塩化オギザリル等を挙げることが出来る。モノ脱メチ
ル化剤としては、三臭化ホウ素、三臭化ホウ素・ジメチ
ルスルフィド錯体、三塩化ホウ素、塩化アルミニウム等
のルイス酸を挙げることが出来る。酸化反応は、硝酸第
二セリウムアンモニウム、酸化銀(ID、二酸化マンガ
ン、塩化第−銅一酸素等で行うことあ:出来る。反応溶
媒は通常、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチル
ホルムアミド、塩化メチレン、クロロホルム等の反応に
悪影響を及ぼさない溶媒が用いられる。反応温度は特に
限定されず、冷却下、室温、加温下で反応を行うことに
より、目的化合物(1f)を製造することが出来る。
製造法7 目的化合物(1g)は化合物(9)と4−アミノ酪酸エ
チルエステルとを縮合剤を用いて縮合し、続いて加水分
解を行うことによシ、化合物<1fllとし、ハロゲン
化剤を用いることによシ環化化合物的を得る。
このものを酸化することによシ目的化合物(1g)を製
造することが出来る。
この反応で用いる縮合剤としては、ノシクロへキシルカ
ルボジイミド、ジサクシンイミジリカルボネート、カル
ビニルジイミダゾール、ジエチルホスホリルシアニド、
ジフェニルホスホリルアジド、N−サクシンイミジルジ
フェニルホスフェート等が挙げられる。加水分解は通常
の方法、即ち、水酸化ナトリウム水溶液を用いることに
より容易に行うことが出来る。この反応で用いるハロゲ
ン化剤としては、塩化チオニル、オキシ塩化リン、三塩
化リン、五塩化リン、塩化オギザリル等が挙げられる。
酸化反応は、硝酸第二セリウムアンモニウム、酸化銀(
■)、二酸化マンガン−硝酸等で行うことが出来る。反
応溶媒は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、塩化メチ
レン、ツメチルホルムアミド等の反応に悪影響を及ぼさ
ない溶媒中で行うことが出来る。反応温度は特に限定さ
れず、冷却下、室温、加温下で反応を行うことが出来る
製造法8 目的化合物(1h)は化合物0ISのカルビニル化によ
り中間体0鴎を得、更に酸化反応により化合物(ト)を
得、続く脱保護により製造することが出来る。
カルビニル化反応は、ホスダン、トリクロロホルメート
、カルボニルジイミダゾール、ノサクシンイミジルカル
ゴネート等によるか、またはジフェニルホスホリルアッ
ト0、または酸アジドを用い≠てクルチウス転位反応に
よりカルビニル化ヲ行うことが出来る。反応溶媒は反応
に悪影響を及ぼさない溶媒であれば、如何なる溶媒を用
いてもよく、ジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メ
チレン、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。反応温
度は常温、加温、または加熱下、何れの場合でも良い。
化合物(至)から化合物(1)への酸化は硝酸第二セリ
ウムアンモニウム、酸化銀(■)、硝酸−二酸化マンガ
ンにより行うことが出来る。続く脱保護は通常のアミノ
酸の保護基を除く方法にて除去することができ、化合物
(1h)を製造することが出来る。
製造法9 目的化合物(11)は化合物(ハ)にシアン酸を作用さ
せることによシ、環化生成物(イ)を得、このものを酸
化することによシ製造することが出来る。
環化反応は、シアン酸カリウムあるいはシアン酸ナトリ
ウムと希塩酸より行うことが出来る。酸化反応は、硝酸
第二セリウムアンモニウム、酸化銀(n)、硝酸−二酸
化マンガンにより行い、目的化金物(11)を製造する
ことが出来る。
製造法10 目的化合物(Ij)は化合物(イ)と化合物(ハ)を還
元的に結合させ、化合物(ハ)とし、アミン基の保護を
行い化合物(ト)を得る。続いて酸化によシ化合物(イ
)とし、脱保護を行い目的化合物(1j)を製造するこ
とが出来る。
この還元的な結合の方法としては、シアン水素化ホウ素
ナトリウムを用いる、ノやラジウム−炭素存在下で水素
添加を行う、等が挙げられる。アミン基の保護としては
、アミノ酸の保護で用いられる通常の保護基である、ペ
ンツルオキシカルざニル基、t−ブトキシカルボニル基
等が挙げられる。
酸化反応は、硝酸第二セリウムアンモニウム、酸化銀(
n)、二酸化マンガン−硝酸、等が挙げられる。
脱保護の条件としてはアミノ酸の脱保護で用いられてい
る通常の酸による方法、即ち、トリメチルメタンスルホ
ン酸、トリフロロメタンスルホン酸、臭化水素−酢酸、
トリメチルシリル)IJフレート、等を用いる方法が挙
げられる。反応溶媒はテトラヒドロフラン、ジオキサン
、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、等の反応に悪
影響を及ぼさない溶媒を用いることが出来る。反応温度
は、特に限定されず、反応は冷却下、室温、加温下で行
うことができ、目的化合物(1j)を製造することが出
来る。
以下、実施例により本発明化合物の製造法を詳細に説明
する。
実施例1 2.3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ノ・イドロ
キノン500mgおよび4−フェニルビイリジン435
■をジオキサン5mlに溶解し、ここに37チホルマリ
ン水溶液0.5 mtを加え、100℃で3時間半にわ
たり加熱攪拌を行なう。減圧下で溶媒を留去し、残渣を
酢酸エチルに溶解し、食塩水で洗浄を行なう。無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣にヘキサン
−酢酸エチル(1:3)を加え、室温に放置すると2,
3−ジメトキシ−5−メチル−6−(4−フェニルビイ
リジル)メチル−1,4−ハイドロキノンが結晶として
200m9を析出する。
ここで得られた化合物を塩化メチレン10m1に溶解し
、ここに二酸化マンガン1yを加え、3時間半にわたり
攪拌を行なう。無水硫酸マグネシウムを通し濾過を行い
、濾液を減圧下で濃縮する。
残渣をエーテルに溶解し、ここに塩酸−エタノール溶液
を加えると塩酸塩が析出する。エーテルをデカントによ
り除き、新たにエーテルを加えデカントを行なう。水に
溶解しエーテルで抽出を行なう。水層を10%炭酸ナト
リウム水溶液で塩基性とし、エーテルで抽出を行なう。
エーテル層を水洗後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)を
行なう。
減圧下でエーテルを留去すると、2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(4−フェニルビイリジル)メチル−
1,4−ベンゾキノンを黄褐色の結晶として152m9
得る。
このものを化合物1i 1とする。
実施例2 50条水素化す) IJウム144■に窒素雰囲気下で
乾燥DMF 2 mlを加え氷冷する。4−ペンジルビ
イリノン526 m?のDMF (3ml )溶液を加
え、5分間攪拌を行い、続いて塩化6−メチル−2,3
゜4.5−テトラメトキシベンジル780m9のDMF
(3m/)溶液を加える。
室温で3時間攪拌を行った後、5%クエン酸で中和し水
を加える。酢酸エチルで抽出を行ない、飽和食塩水で洗
浄後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)する。減圧下で溶
媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマト(シリカ
デル20F:クロロホルム/メタノール=30/1)に
て精製すると、6−(4−ベンジルピペリジル)メチル
−5−メチル−1,2,3,4−テトラメトキシベンゼ
ンが580m7得られる。これをアセトニトリル3.7
 ml及び水1、87 mlに懸濁させ、216−ビリ
シンジカルデン酸692mgを加える。硝酸第二セリウ
ムアンモニウム(CAN) 2.27 gをアセトニト
リル−水(1:1)4、6 mlに溶解した溶液を40
分間にわたって滴下する。さらに30分間攪拌を行った
後、水4Qml及び塩化メチレン4Qmlを加える。2
N−水酸化ナトリウムにて中和し、セライトを通して濾
過を行なう。分液後、有機層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。減圧下で溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマト(シリカゲル10I;ヘキサン/
酢酸エチル= 271)にて精製すると、2.3−ノメ
トキシー6−(4−ベンジルピペリジル)メチル−5−
メチル−1,4−ベンゾキノンを121 m9得る。
このものを化合物扁2とする。
実施例3 2.3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ハイドロキ
ノン500mg及び1−ベンツルビ被うノン478m9
をジオキサン5 mlに溶解し、ここに37チホルマリ
ン水溶液0.5 mlを加え、100℃で3時間にわた
シ加熱攪拌を行なう。減圧下で溶媒を留去し残渣をクロ
ロホルム2Qmlに溶解する。食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムを通し濾過を行なう。濾液に二酸化マン
ガン1gを加え、3時間攪拌を行なう。無水硫酸マグネ
シウムを通し濾過後、減圧濃縮を行なう。残渣を7す力
rルカラムクロマト(シリカゲル30g:ベンゼン/酢
酸エチル= 1/1 )にて精製すると、少量の不純物
を含む目的化合物が879m9得られる。この内の10
0mgをエーテル−ヘキサン(1:3)から結晶化を行
なうと黄褐色の結晶として純粋な2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(4−ベンジルビにラジル)メチル−
1,4−ベンゾキノンを98m9得る。
このものを化合物j63とする。
実施例4 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−フェニルピペラジル)
メチル−1,4−ベンゾキノンを32チの収率で得る。
このものを化合物屋4とする。
実施例5 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−〔(4−(2−メトキシフェ
ニル)ピペラジルコメチル−1,4−ベンゾキノンを定
量的に得る。
このものを化合物扁5とする。
実施例6 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−シメ
トキシー5−メチル−6−〔4−(2−ビリノル)キベ
ラノル〕メチルー1.4−ベンゾキノンを21チの収率
で得る。
このものを化合物&6とする。
実施例7 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2.3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−C4−(2−ピリミジル)ビ
イラソル〕メチルー1,4−ベンゾキノンを21%の収
率で得る。
このものを化合物扁7とする。
また、この反応で同時に生成したノー(2,3−ジメト
キシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノニル)メタンを
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離して9%の
収率で得、このものを化合物A19とする。
実施例8 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2.3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−メチルピペラジル)メ
チル−1,4−ベンゾキノンを15チの収率で得る。
このものを化合物屋8とする。
実施例9 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−ベンシイルビ被うジル
)メチル−1,4−ベンゾキノンを63%の収率で得る
このものを化合物&9とする。
実施例10 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−ベンズヒドリルビ被う
ジル)メチル−1,4−ベンゾキノンを66%の収率で
得る。
このものを化合物屋10とする。
実施例11 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−イノプロピルビ被うジ
ル)メチル−1,4−ベンゾキノンを36%の収率で得
る。
このものを化合物Allとする。
実施例12 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ゾメ
トキンー5−メチル−6−(4−ペンノルオキシカルゴ
ニルビイラソル) メチル−1,4−ベンゾキノンf、
90%の収率で得る。
このものを化合物扁12とする。
実施例13 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2.3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−モルホリノメチル−1,4−
ベンゾキノンを92係の収率で得る。
このものを化合物&13とする。
実施例14 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ノメ
トキンー5−メチル−6−〔4−(4−二トロペンジル
)ピペラジルコメチル−1,4−ペン/キノンを46チ
の収率で得る。
このものを化合物扁14とする。
実施例15 実施例3の合成と全く同様に反応を行い 2.3−ジメ
トキシ−5−メチル−6−(4−(4−メトキシベンツ
ル)ピイラジル〕メチルー1.4−ベンゾキノンを11
係の収率で得る。
このものを化合物屋15とする。
実施例】6 実施例3の合成と全く同様に反応を行い、2,3−ノメ
トキ7−5−メチル−6−(4−エトキシカルボニルメ
チルビ被うジル)メチル−1,4−ベンゾキノンを18
チの収率で得る。
このものを化合物&16とする。
実施例17 1−(3−アミノ−2−ペンノルオキシ力ルデニルアミ
ノデロビル)−2−メチル−3,4,5,6−テトラメ
トキシベンゼン211m9’!i−乾燥ベンゼン5 m
lに溶解し、トリクロロメチルクロロホルメート0.1
5m!!を加え、室温で5分間攪拌後、20分にわたシ
還流を行なう。減圧濃縮を行ない残渣を酢酸エチルに溶
解し、飽和食塩水で洗浄を行なう。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマト(7リ力rル10g
:ベンゼン/酢酸エチル= 1/3 )でnMfると、
1− ベンジルオキシカルビニル−5−(2−メチル−
3,4,5,6−チトラメトキシベンソル)−2−イミ
ダゾリソノンが285mり得られる。
このもの131m9をアセトニトリルQ、 3 mlお
よび水0.4 mlの混合溶媒に溶解させ、氷水と食塩
で0℃に冷却する。2,6−ビリシンノカルビン酸14
8ダを加え、さらに硝酸第二セリウムアンモニウム48
5m9をアセトニトリル−水(1:1)l mlに溶解
した溶液を35分間にわたシ滴下する。
さらに30分間攪拌を行った後、水10m1及び塩化メ
チレン10m1を加え、約10分間攪拌を行なう。セラ
イトを通し濾過を行ない、分液し、水層を塩化メチレン
にて繰り返し抽出を行なう。塩化メチレン層を合わせ、
飽和食塩水で洗浄後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)す
る。減圧下で溶媒を留去すると赤褐色の2,3−ジメト
キシ−5−(1−ベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソ−5−イミダゾリル)メチル−6−メチル−1,4−
ベンゾキノンが106m9結晶として得られる。
このもの670■を酢酸2.4 mlに懸濁させ、30
係臭化水素/酢酸4.86 mlを加えると、褐色の透
明溶液となる。3時間半にわたり攪拌を行った後、酢酸
エチルを加え、40℃以下の温度で減圧濃縮を行なう。
残渣に水を加え重曹水で中和後、塩化メチレンで繰り返
し抽出を行なう。飽和食塩水で洗浄後、水層を塩化メチ
レンにて2回抽出を行なう。塩化メチレン層を合わせ、
乾燥(無水硫酸マグネシウム)する。減圧下で溶媒を留
去し、残渣をシリカゲルカラムクロマト(シリカゲル4
01!:クロロホルム/メタノール=1071)にて精
製し、2.3−ジメトキシ−5−(2−オキソ−4−イ
ミダゾリジニル)メチル−6−メチル−1,4−ベンゾ
キノンを赤褐色の結晶として323■得る。融点166
−7℃(エタノール) このものを化合物& 17とする。
実施例18 実施例3の合成と全く同様に反応を行なうと、1.4−
ビス[: (5,6−シメトキシー3−メチル−1,4
−ベンゾキノニル)メチル〕ビぜラノンが63係の収率
で得られる。
このものを化合物扁18とする。
実施例19 6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノリノ
ン171 m9と2.3.4.5−テトラメトキシ−6
−メチルベンズアルデヒド253In9をメタノールI
Qmlに溶解させ、モレキュラーシープス3Aの粉末を
加える。さらにンアノ水素化ホウ素ナトリウム73■と
塩化亜鉛72m9をメタノール2 mlに溶解したもの
を加え、室温で14時間にわたり攪拌する。減圧下で溶
媒を留去後、酢酸エチルと5チ重曹水を加え、分液後、
酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄する。乾燥(無水硫酸
マグネシウム)した後、減圧下で溶媒を留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマト(シリカビ/l/10!j;
クロロホルム/メタノール=19/1)で精製し白色結
晶の6− (: (2,3,4,5−テトラメトキシ−
6−メチル)ベンジル〕アミノー3,4−ジヒドロ−2
(IH) −キノリノンを352a7得る。(融点 1
57℃)次に、6− C(2,3,4,5−テトラメト
キシ−6−メチル)ベンツルコアミノ−3,4−ソヒド
ロー2 (IH)−キノリノン10011gをクロロホ
ルム2mlおよび水2 mlの二液層に溶解し、氷冷す
る。IN=水酸化ナトリウム0.26 mlを加え、続
いて塩化ペンノルオキシカルボニル0.05mlヲ30
分にわたり滴下する。この間IN−水酸化す) IJウ
ムでPH8−9に維持する。さらに1時間30分にわた
シ攪拌を行った後、クロロホルムを加え、分液する。ク
ロロホルム層を5チクエン酸水溶液および水で洗浄後、
乾燥(無水硫酸マグネシウム)する。
減圧下で溶媒を留去し、残渣をシリカダルカラムクロマ
ト〔シリカゲル10g;ベンゼン/酢酸エチル= 17
1 )にて精製し6− (N −(2,3,4,5−テ
トラメトキシ−6−メチル)ベンジル−N−ペンノルオ
キジ力ルゴニル〕アミノ−3,4−ノヒドロー2 (I
H)−キノリノンを136■得る。
次に、6− CN −(2,3,4,5−テトラメトキ
シ−6−メチル)ペンツルーN−ペンジルオキシカルゴ
ニル〕アミノ−3,4−ノヒドロー2 (1)() −
キノリノン100mgをアセトニトリルo、 s mt
 K 溶解し、氷冷する。CAN 350 m9を水Q
、 8mlに溶解した水溶液を30分間攪拌を行った後
、酢酸エチルおよび水を加え、炭酸ナトリウム水溶液で
弱酸性に調整する。酢酸エチル層を分離し、食塩水で洗
浄後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)する。減圧下で溶
媒を留去後、残渣をPrep TLC(Merek。
ArL−5744:ベンゼン/酢酸エチル= 1/1 
) Kて精製したところ、赤色油状物の6− [: N
 −(5,6−ジメトキシ−3−メチル−1,4−ベン
ゾキノニル)メチル−N−ベンジルオキシカルボニルコ
アミノ−3,4−ソヒドロー2(IH)−キノリノンを
39m9得る。
このものを化合物jIIL20とする。
実施例20 6−(N −(5,6−シメトキシー3−メチル−1,
4−ベンゾキノニル)メチル−N−ベンジルオキシカル
ボニルコアミノ−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノ
リノン238rn9を氷水と食壇で0℃に冷却し、トリ
フロロ酢酸−トリフロロメタンス加えデカントを2回繰
り返す。残渣をクロロホルムに溶解させ、飽和重曹水で
洗浄後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)する。減圧下で
溶媒を留去し、得うれた結晶をクロロホルム−メタノー
ルよす再結晶すると緑黒色結晶の6− (5,6−シメ
トキシー3−メチル−1,4−ベンゾキノニル)メチル
アミノ−3,4−ノヒドロー2(−1H)−キノリノン
を142m9得る。融点 169.3−169.8℃こ
のものを化合物&21とする。
実施例21 実施例18における中間化合物、6− ((2゜3.4
.5−テトラメトキシ−6−メチル)ベンツルコアミノ
−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノリノン100■
をアセトニトリル10ゴに溶解させ氷水で冷却し、塩化
アセチル0.04 mlとトリエチルアミン0.035
m/を加える。15分間攪拌後、溶媒を留去し、残渣を
クロロホルムに溶解する。飽和食塩水で洗浄後、乾燥(
無水硫酸iグネシウム)し、溶媒全留去する。残渣を実
施例180CAN酸化と同様に処理し、残渣をPrep
−TLC(クロロホルム/メタノール/酢酸エチル−1
4/1/1 )で分離精製し、赤色油状の6−〔N−ア
セチル−N−(5,6−ジメトキシ−3−メチル−1,
4−ベンゾキノニル)メチルコアミノ−3,4−ジヒド
ロ−2(IH)−キノリノンf:52■(51チ)得る
このものを化合物&22とする。
実施例22 2−ピロリジノン300■及び水素化ナトリウム170
”fをDMF 7 mlに溶解し、0℃、窒素雰囲気下
で、2,3.4.5−テトラメトキシ−6−メチルベン
ジルクロリド800■を加える0反応液全130℃で2
時間攪拌した後、水に注ぎ、エーテルで抽出する。濃縮
後、残渣をシリカゲルカラムクロマト(クロロホルム/
メタノール=19/1)で精製した後、蒸留し、N −
(2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルベンジ
ル)−α−ピロリジノンを無色透明の)油状物質として
860ダ得る。
N −(2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチル
ベンジル)−2−ピロリジノン310■及び2,6−ビ
リシンジカルボン酸500II+9全アセトニトリル4
 ml、水2mlに懸濁し、0℃で攪拌する。これにC
AN 2.1 、Fの水溶液i1時間かけて加え、室温
で2時間攪拌する。水50m1を加えた後、塩化メチレ
ンで抽出する。有機層全飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシクムで乾燥後、濃縮する。残渣をエーテルよシ再結
晶し、N −(5,6−シメトキシー3−メチル−1,
4−ベンゾキノニルメチル)−2−ピロリジノンを21
0M9得る。
融点 61.5−62.5℃ このものを化合物扁23とする。
実施例23 2.3,4.5−テトラメトキシ−6−メチルベンジル
クo IJド1.O&、ヒダントイン0.4g及び炭酸
カリウム1.1gをDMF 20 mlに溶解し室温で
一夜攪拌する。これに、水を加えエーテルで抽出する。
有機層を飽和食塩水で洗浄し乾燥、濃縮後生じた結晶を
エタノールより再結晶し3− (2,,3,4,5−テ
トラメトキシ−6−メチルベンジル)ヒダントインを4
35ダ得る。
3、− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチ
ルベンジル)ヒダントイン390m9に用い、実施例2
0と同様にして3− (5,6−ジメトキシ−3−メチ
ル−1,4−ベンゾキノニルメチル)ヒダントインを2
38■得る。
このものを化合物屋24とする。
実施例24 2.3.4.5−テトラメトキシ−6−メチルベンノル
クロリド1.0g、1−メチルヒグントイン0.45g
を用い、実施例21と同様にして、1−メチル−3−(
2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルベンジル
)ヒダントインを1.1g得る。
1−メチル−3−(2,3,4,5−テトラメトキシ−
6−メチルペンゾル)ヒダントイン350叩を用い、実
施例20と同様にして1−メチル−3−(5,6−シメ
トキシー3−メチル−1,4−ベンゾキノニルメチル)
ヒダントイン−i22019得る。
このものを化合物A25とする。
実施例25 2.3,4.5−テトラメトキシ−6−メチルベンジル
クロリド2.0g、グリシンエチルエステル塩酸塩5.
4g、トリエチルアミン5.5g及びテトラ−n−7”
チルアンモニウムヨーシト0.4 gi THF30m
/に溶解し、2時間加熱還流する。ろ通抜、6液を濃縮
し、シリカゲルカラムクロマト(ベンゼン/酢酸エチル
−5/1→1/1)で精製し、N −(2,3,4,5
−テトラメトキシ−6−メチルベンジル)グリシンエチ
ルエステルt−2,341!る。
N −(2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチル
ベンジル)グリシンエチルエステル450TR9及びシ
アン酸カリウム170■を、IN−塩酸1 mlと水3
0mJに溶解し、1.5時間加熱還流する。反応液を塩
化メチレンで抽出し、水洗後濃縮し残渣をエタノールよ
り再結晶し、1− (2,3,4,5−テトラメトキシ
−6−メチルベンジル)ヒダントインf114m9得る
1− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチル
ベンジル)ヒダントイン200#i用い、実施例20と
同様にして1− (5,6−シメトキシー3−メチル−
1,4−ベンゾキノニルメチル)ヒダントインを120
■得る。
このもの全化合物1a26とする。
実施例26 エチレンウレア1.0g及び水素化ナトリウム0.5g
をDMF 10 ml溶解し0℃窒素雰囲気下で2.3
,4.5−テトラメトキシ−6−メチルベンノルクロリ
ド0.5g’を加える。室温で一夜攪拌し、水を加えエ
ーテルで抽出する。有機層を乾燥濃縮後、シリカゲルカ
ラムクロマト(クロロホルム/メタノール冨Zoo−1
9/1)で精製し、酢酸エチルより再結晶し、1− (
2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチルベンノル
)エチレンウレア ’i 220m9得る。
1− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチル
ベンジル)エチレンウレア300 m9を用い、実施例
20と同様にして1−(5,6−ジメトキシ−3−メチ
yv−1,4−ベンゾキノニルメチル)エチレンウレア
を80■得る。
このものを化合物扁27とする。
実施例27 1−(3−ブテニル)−2−メチル−3,4,5,6−
テトラメトキシベンゼン全ヨー化アジド、続いてアジ化
ソーダで処理して得られる1 −(3,4−ソアノドプ
チル)−2−メチル−3,4,5,6−テトラメトキシ
ベンゼン1,427.91リンドラ−触媒を用いて接触
還元を行ないソアミン体を得る。これにアセトニトリル
80m1を加え、ジサクシンイミジルカルボネート1.
04 gのアセトニトリル80m1溶液を滴下し、室温
で5時間攪拌する。溶媒を留去しクロロホルムを加え飽
和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。シ
リカゲルカラムクロマト(クロロホルム/イソプロ/’
P /−ル=25/1)で精製し、4−(2−(2−メ
チル−3,4,5,6−テトラメトキシフエニル)エチ
ルクー2−イミダゾリジノンを1.0g(76%)得る
@上記で得られた化合物216■にアセトニトリル(2
ml ) 、水(1ml )、2,6−ピリランジカル
ボン酸334ダを加え0〜2℃に冷却する。これに硝酸
第二セリウムアンモニウム1.IIのアセトニトリル−
水(1:1) (2,5+++4りの溶液を15分を要
し滴下し、0℃で20分間攪拌する。水を加え塩化メチ
レンで抽出を行ない、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶
媒留去し、prep−TLC(2mX 1 )(クロロ
ホルム/イソシロンp7−ル= 1O/1)で精製し、
4−(:2−(3−メチル−5,6−シメトキシー1.
4−ベンゾキノニル)エチル)−2−イミダゾリジノン
をlOO叩(51%)得る。融点  159〜161 
℃ このものを化合物扁28とする。
実施例28 3− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−メチル
フェニル)プロピオン酸700■を用い、実IJ33と
同様にしてN −(3−(5,6−ジメトキシ−3−メ
チル−1,4−ベンゾキノニル)fロピオニル〕−2−
ピロリジノン115019得る。
このもの全化合物屋29とする。
実施例29 2.3,4.5−テトラメトキシ−6−メチルベンジル
クロリド1.12 Fのエーテル溶液(5mJ)を、窒
素雰囲気下でマグネシウム110■の入ったフラスコに
滴下する。更に、少量のエチレンプロミドとTHF 5
 ml!を加え、加温し、その後室温で1.5時間攪拌
する。反応後、希塩酸全加え、エーテルで抽出する。有
機層を水洗、乾燥、濃縮し、1.2−ジ(2,3,4,
5−テトラメトキシ−6−メチルフェニル)エタン39
0rn9を得る。
引続き、1.2−ジ(2,3,4,5−テトラメトキシ
−6−メチルフェニル)エタン250η金用い、実施例
20と同様にして、1,2−ジ(5,6−シメトキシー
3−メチル−1,4−ベンゾキノニル)エタンを150
ダ得る。
このもの全化合物& 30とする。
実施例30 2−メチル−3,4,5,6−テトラメトキシ安息香酸
2,67.9を水4.5 mlに懸濁させ氷冷する・こ
こにIN−水酸化カリウムIQ、5m/f:加え完全に
溶解させる。減圧下で水を留去し、さらにメタノールで
2回共沸を行った後、乾燥を行う。塩化メチレン20ゴ
を加え水冷を行う。ここに塩化オギデリル1 ml f
 40分にわたり滴下する。室温で18時間攪拌後、4
−メチル−2−イミダシロン1.3gを加え、さらに塩
化アルミニウム4.19.li’120分にわたり少量
ずつ加える。室温で4時間攪拌後、デカンテーションす
る。再度氷水を加え、不溶物の洗浄を2回繰り返し行う
。残渣をメタノールに溶解し、減圧下で濃縮を行う。残
渣をシリカゲルカラムクロマト(シリカゲル100.9
;クロロホルム/メタノール=20/1)にてf’[ス
ると4−(2−メチル−3;4,5.6−テトラメトキ
ジベンゾイル)−5−メチル−2−イミダシロンが1.
589得られる。
三臭化、ffロン−メチルスルフィド1.9に窒素雰囲
気下で、塩化メチレフ3 ml f加える。ここに4−
(2−メチル−3,4,5,6−テトラメトキシベンゾ
イル)−5−メチル−2−イミダシロン300■の塩化
メチレン(3++4り溶液を30分にわたり滴下する。
室温で3時間攪拌後、砕氷を加え分液を行う。水層に食
塩を加え酢酸エチルで抽出を行う。塩化メチレン層と酢
酸エチル層を合わせ乾燥(無水硫酸マグネシウム)を行
う。減圧下で溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマト(シリカダル10#;クロロホルム/メタノール
=20/1〜10/1 )にて精製を行うと、4−(2
−ヒドロキシ−6−メチル−3,4,5−トリメトキシ
ベンゾイル)−5−メチル−2−イミダシロンが123
ダ無色針状晶として得られる。
次に、4−(2−ヒドロキシ−6−メチル−3,4,5
−トリメトキシベンゾイル)−5−メチル−2−イミダ
シロン100■をアセトニトリルl mlに懸濁させ氷
冷する。ここに硝酸第二セリウムアンモニウム5101
n9を水17JK溶解した水溶液を20分にわたり滴下
する。さらに同温度で1.5時間攪拌後、酢酸エチル及
び水全加え、10チ炭酸ナトリウムで中和を行う。分液
後、水層全酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて乾燥
(無水硫酸マグネシウム)する。減圧下で溶媒を留去し
、残渣全シリカゲルカラムクロマト(シリカゲル10g
:クロロホルム/メタノール= 1571 )にて精製
すると、粗4− (2−(5,6−シメトキシー3−メ
チル−1,4−ベンゾキノノイル)〕−〕5−メチルー
2−イミグゾロが35m9得られる。
このものをメタノールよシ再結晶すると、純粋なものが
22■得られる・融点 205℃(分解)とのものを化
合物A31とする。
実施例31 実施例27の合成と全く同様に屑応を行なうと、4− 
(5,6−シメトキシー3−メチル−1,4−ベンゾキ
ノノイル)−5−エチル−2−イミダシロンが黄褐色の
結晶として通算収率2.8eIjで得られる。融点 1
88−9℃ このものを化合物A32とする。
実施例32 4−ベンツルビ被リジン350■と2.3.4.5−テ
トラメトキシ−6−メチル安息香酸512J]eアセト
ニトリル5 mlに溶解させ、実施例32と同様に処理
し、残渣をシリカゲルカラムクロマト(シリカゲル20
1:n−ヘキサン/酢酸エチル−1/1)で精製し無色
透明の油状物である1−(2,3,4,5−テトラメト
キシ−6−メチルベンゾイル)−4−ベンジルピペリジ
ン1826■得る。
次に、1− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−
メチルベンソイル)−4−ベンツルビ被リジン720■
を実施例32と同様に処理し、残渣をPrep’TLC
プレート(Merck Art、5744 : ベンゼ
ン/酢酸エチル=171)で精製し、赤色油状物の1−
 (4,5−ジメトキシ−3−メチル−1,4−ベンゾ
キノノイル)−4−ベンジルビd IJシンを206ダ
の収率で得る。
このものを化合物II 33とする。
実施例33 1−ベンジルビ4ラジン352■と2.3,4.5−テ
トラメトキシ−6−メチル安息香酸512■をアセトニ
トリル5m1K溶解させ、実施例32と同様に処理する
。残渣をシリカゲルカラムクロマト(シリカダル20g
:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1)で精製し、無色
油状物のl−(2,3゜4.5−テトラメトキシ−6−
メチルベンゾイル)−4−ベンツルビ被リジンを713
mq得ル。
次に、三臭化ホク素−メチルスルフィド1.871に窒
素雰囲気下で乾燥塩化メチレン30m7!を加え氷水で
冷却する。ここに1− (2,3,4,5−テトラメト
キシ−6−メチルベンゾイル)−4−ベンツルビ被リジ
ン828■の塩化メチレン(20mlり溶液を滴下する
。水冷下で1時間、室温で30分間攪攪拌性った後、水
20m1及びエーテル20m1を加える。水槽11N−
水酸化ナトリウムでアルカリ性にした後、クロロホルム
で3回抽出を行う。
乾燥(無水硫酸マグネシウム)後、減圧下で溶媒を留去
する。残渣全アセトニトリル16m1に溶解し氷冷する
。CAN 2.75 、!i’ k水16m1に溶解し
た水溶液を30分間にわたって滴下した後、そのままの
温度で30分間攪拌を行う。水20m1及びクロロホル
ム20m1全加え10分間攪拌を行う。クロロホルム層
を飽和食塩水で洗浄後、乾燥(無水硫酸マグネシウム)
し減圧下で溶媒を留去する。
残渣ヲシリカグル力ラムクロマト(シリカダル30g;
ベンゼン/酢酸エチル−1/1)Kてff製したところ
赤色結晶の1−(5,6−シメトキシー3−メチル−1
,4−ベンゾキノノイル)−4−ベンジルビ被うジンを
270■得る。
融点 185.0−188.2°(クロロホルムより再
結晶) このものを化合物漁34とする。
チル安息香酸632ダと1− (2−メトキシフェニル
)ピペラジン38419をアセトニトリル5Mに溶解さ
せ、実施例32と同様に処理する。残渣をシリカダルカ
ラムクロマト(シリカダル301!:ベンゼン/酢酸エ
チル=1/1)にて精製し無色油状物を3.88.9得
る。これを3N−酢酸2’1mlに溶解させ90℃で2
時間攪拌を行う。冷却後、IN−水酸化ナトリウムでア
ルカリ性にしクロロホルムで抽出を行う。乾燥(無水硫
酸マグネシウム)した後、減圧下で溶媒を留去したとこ
ろ褐色結晶を3.78g得る。この3.78gをジオキ
サン20m1K溶解させ、2,3−ジシク0−5.6−
ジシアノ−1,4−ベンゾキノン(DDQ) 500叩
をゆりくシ加えた後、室温で30分間攪拌を行う。反応
液を濾過後、濾液を減圧下で留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマト(シリカゲル30g;ベンゼン/酢酸エ
チル=1/1)にて精製し赤色油状物i2.0g得る。
この油状物をジオキサンに溶解し、塩酸飽和なエタノー
ル溶液音訓え減圧下で溶媒を留去すると褐色結晶が得ら
れる。これをエーテルで洗浄し1− (5,6−シメト
キシー3−メチル−1,4−ベンゾキノノイル)−4−
(2−メトキシフェニル)ピペラジンの塩酸塩560■
を得るO このものを化合物A35とする。
実施例35 6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2−(IH)−キノリ
ノンの塩酸塩2.179と2.3.4.5−テトラメト
キシ−6−メチル安息香酸2.79gkアセトニトリル
30m1に溶解させ、シアノリン酸ジエチ# (DEP
C) 2.6711とトリエチルアミン3 mlを加え
、室温で2日間攪拌を行う。減圧下で溶媒を留去後、残
渣を酢酸エチルに溶解させ、飽和重曹水と飽和食塩水で
洗浄する。乾燥(無水硫酸マグネシウム)した後、減圧
下で溶媒を留去する。得られた結晶全メタノールより再
結晶し白色結晶の6− (2,3,4,5−テトラメト
キシ−6−メチルベンゾイル)アミノ−3,4−ジヒド
ロ−2(IH)−キノリノン全3.19.!i’得る。
(融点 233.0−235.0℃) 次に、三臭化ホウ素−メチルスルフィP2.409に窒
素雰囲気下で乾燥塩化メチレン60rn/!を加える。
ここに6− (2,3,4,5−テトラメトキシ−6−
メチルベンゾイル)アミノ−3,4−ジヒドロ−2(I
H)−キノリノン1.02gの塩化メチレン(60+n
Aり溶液全滴下する。室温で1,5時間攪拌後、水3Q
mlおよびエーテル30m1を加える・この反応液をク
ロロホルムで3回抽出を行ったのち、乾燥(無水硫酸マ
グネシウム)し、溶媒を留去する。残11Erアセトニ
トリル16m1に溶解させ、氷冷する・CAN 3.5
 Fを水15m1に溶解した水溶液を30分間にわたっ
て滴下し、更に1時間攪拌を行つ。水30mA!および
酢酸エチル30mJi加え、約10分間攪拌?行った後
、酢酸エチル層全分離する。水層を酢酸エチルにて2回
抽出を行い、酢酸エチル層を合わせ飽和食塩水で洗浄す
る。乾燥(無水硫酸マグネシウム)した後、減圧下で溶
媒を留去する。残渣をクロロホルムより再結晶したとこ
ろ赤色結晶の6− (5,6−シメトキシー3−メチル
−1,4−ベンゾキノノイル)アミノ−3,4−ジヒド
ロ−2(IH)−キノリノンを2369得る。
(融点 173.5−174.5℃) このものを化合物436とする。
一実施例36 γ−アミノ酪酸エチルエステル塩酸塩1.8g、2.3
,4.5−テトラメトキシ−6−メチル安息香酸2.6
g及びトリエチルアミン4 g k DMF 3.Om
lに溶解し、これに、ジエチルリン酸シアニド(DEP
C)2、5 ml f 0℃冷却下で少量づつ加える。
室温で2時間攪拌後、水に注ぎ、エーテルで抽出する。
有機層を乾燥濃縮後メタノール20mJ、IN−水酸化
ナトリウム10m1を加え、80℃で5分間攪拌した後
濃縮する。濃縮物に4N−塩酸を加え、エーテルで抽出
する。有機層全乾燥濃縮し、N−(2,3,4,5−テ
トラメトキシ−6−メチルベンゾイル)アミノ酪酸を2
.579得る。N −(2,3゜4.5−テトラメトキ
シ−6−メチルベンゾイル)アミノ酪酸550ダと、チ
オニルクロリド500ダを、乾燥ベンゼン2Qmlに溶
解し、16時間加熱還流する。反応液を濃縮し、シリカ
ゲルカラムクロフト(クロロホルム/メタ/−#±39
/1 )で精製し、N−(2,L415−テトラメトキ
シ−6−メチルベンゾイル)−α−ピロリジノン’i 
410■得る。
N −(2,3,4,5〜テトラメトキシ−6−メチル
ヘンソイル)−2−ピロリジノン1.39ge用い、実
施例20と同様にして、N −(5,6−ジメトキシ−
3−メチル−1,4−ベンゾキノノイル)−2−ピロリ
ジノン1!:475 M9得る。
(融点 96.0−98.5℃) このものを化合物A37とする。
実施例37 N−ベンジルオキシカルボニル−2−(N−2タルイミ
ジル) −1−(2,5−ジメトキシ−3,4゜6−)
IJメチルベンジル)エチルアミン1.03 gをイソ
プロパツール3Qm/!に加熱しながら溶解させ、水5
m1k加え、室温まで冷却する。水素化ホウ素ナトリウ
ム370 myを加え、2時間30分攪拌する。酢酸を
加えP)(5とし80℃にて16時間攪拌する。減圧濃
縮し、酢酸エチルに溶解させ重曹水で1回、飽和食塩水
で1回洗浄する。乾燥(無水硫酸マグネシウム)させ減
圧下で溶媒を留去する残渣を乾燥ベンゼン24m1に溶
解し、トリクロロメチルクロロホルメー) (TCF)
 0.6 ml e 加え室温で5分間攪拌後、20分
間加熱還流する。
減圧濃縮した後、残渣?酢酸エチルに溶解し飽和食塩水
で洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で
溶媒全留去し、残渣をシリカゲルカラムクロフト(シリ
カゲル50g:酢酸エチル/ベンゼン=3/1)で精製
し1−ベンジルオキシカルビニル−5−(2,5−ジメ
トキシ−3,4,6−トリメチルベンジル)−2−イミ
ダゾリジノンを2461n9得る。
引続き実施例20と同様に酸化を行ない、1−ペンジル
オキシ力ルボニルー:) −(3+5+6− ト!Jメ
チルー1,4−ベンゾキノニル)メチル−2−イミダゾ
υジノンf150■得る。
融点 161.0−161.5℃(メタノール)このも
のを化合物A38とする。
実施例38 1−ベンジルオキシカルボニル−5−(2,5−ジメト
キシ−3,4,6−トリメチルベンジル)−2−イミダ
ゾリジノン162■ヲメタノール30m1に溶解し、酢
酸を0.5 ml加え、10チー・ぞラジウム−炭素1
00 m9を用い、室温で30分にわたり接触還元を行
う。セライトを通して濾過を行った後、減圧下で溶媒を
留去する。残渣をクロロホルムに溶解し、飽和重曹水と
飽和食塩水で洗浄した後、乾燥(無水硫酸マグネシウム
)する。減圧下で溶媒を留去すると白色アモルファスの
1−(2゜5−ジメトキシ−3,4,6−トリメチルベ
ンツル)−2−イミダゾリジノン1loo#iる。
次に、1−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−トリメ
チルベンジル)−2−イミダゾリジノン50ダを7セト
ニトリルー水(2: 1 ) 1 miに溶解させ、氷
水と食塩で0℃に冷却する。2.6−ビリランジカルボ
ン酸120■とCAN 400 m9fアセ)ニトリル
−水(1:1)imJに溶解した溶液を滴下する。30
分間攪拌を行った後、さらに室温で1時間攪拌する。水
10mJおよび塩化メチレン10+++l!をくわえ、
10分間攪拌した後、セライトを通して濾過する。分液
し、水層を塩化メチレンにて3回抽出する。塩化メチレ
ン層全合わせ、飽和食塩水で洗浄後、乾燥(無水硫酸マ
グネシウム)する。
減圧下で溶媒を留去し、残渣f PrepTLCプレー
ト(Merck + Art A 5744 + クロ
ロホルム/メタノール/酢酸エチル=11/+/+)で
精製し、赤色油状物の4− (3,5,6−トリメチル
−1,4−ベンゾキノニル)メチル−2−イミダゾリジ
ノンを45m9得る。
このものを化合物A39とする。
次に、前述の実施例により製造した本発明ベンゾキノン
誘導体の物性全化合物屋順にまとめて第1表で示す。
〔発明の効果〕
本発明の新規ベンゾキノン誘導体は血小板凝集阻害作用
、陽性の変力作用、血管弛緩作用、活性酸素種消去作用
等の薬理作用を有し、動脈硬化症、脳便塞などの脳循環
障害、心不全、一過性虚血発作、狭心症、末梢性血栓及
び閉塞などの末梢循環障害の予防、治療に有効であり、
さらに痴呆症、不整脈、自己免疫疾患及び消化性潰瘍の
治療にも有効性が期待される。
次に、本発明化合物の医薬品としての有用性を説明する
ため、薬理活性についての試験例を示す。
試験例1(血小板凝集抑制作用) 体重2〜4匈の雄性日本白色家兎の耳静脈より、3.8
憾−クエン酸ナトリウム1容に対し9容となるように採
血し、直ちに室温下、1200 rpm 10分間遠心
し、その上清をと9多血小板血漿(PRP)とした。沈
渣をさらに3000 rpm 10分間遠心し、上清を
乏血小板血漿(ppp)とした。PRPを37℃で3分
間保温後、その1 rnlに対し5μlのアラキドン酸
(AA、終濃度250μM)tたは、10μlのADP
 (終濃度10101iを加え凝集を惹起し、凝集率を
アブリボメーターで測定した。
供試化合物はすべてDMSOに溶解し、5Alを凝集剤
添加1分前に加えた。DMSOを対照とし、その最大凝
集に対する各供試化合物の抑制率を求め、用量反応曲線
より50チ凝集抑制濃度(rc、、o値)を算出した。
その結果は第2表に示す。
第2表 (血小板凝集抑制作用) 試験例2(陽性変力作用) 体重300〜500gの雄性ハートレイ系モルモットの
心房を常法にしたがって摘出し、Modified L
ockeR4nger  :tLfみたした容量30m
1のorgan bath中に0.59の負荷を与えて
懸重しだ。bathの温度は32±1℃とし、常時95
係−02+5係−CO2混合ガス全通気した。
収縮力及び心拍数の変化は高感度FDピックアップを介
してポリグラフ上に記録した。標本が安定した後、l5
oproterenol  f累積的に適用、洗浄後、
供試化合物を累積的に適用し、収縮力及び心拍数の変化
全測定した。おのおのの変化率はl5oprotere
nolによる最大反応を100%として計算した。
その結果は第3表に示す。
第3表 (陽性変力作用) 試験例3(血管弛緩作用) 体重2.5〜3.5 kyの雄性日本白色家兎を放血致
死し、開腹後、腸間膜動脈を摘出し、常法に従って血管
ラセン条片(2〜3mmX10mm)を作成した。血管
条片は95 % 02+ 5 % Co2  混合ガス
を通気した37℃のModified Krebs−H
euseleit液20m1に1gの負荷をかけ懸重し
た。KCl 30mMまたはNorepinephir
ine (NE) 10−’M f加え血管条片を収縮
させ、最大収縮に達した後、化合物を累積的に適用した
。供給化合物による弛緩反応はPapaverine 
10  M  による弛緩を100%とし、それに対す
る百分率として表し用量反応曲線より50%弛緩濃度(
IC5o値)全求めた。
その結果は第4表に示す。
第4表  (血管弛緩作用) 試験例4(ラット脳ホモソネートの過酸化脂質生成抑制
作用) 脳ホモジネートにおける過酸化脂質の生成は5tock
s  らの方法(Cl1n、Sci、Mo1.Med、
、 47 +215 、1974 )に準拠して行なっ
た。すなわち、Wisterラット(雄性、約9週令)
を エーテル麻酔下に断頭後脳組織を摘出した。組織を
4倍量(重量比)の氷冷したリン酸緩衝液(PH7,4
゜53 mM )中でホモジナイズし、100OXFで
10分間遠心分離して得られた上清−i 1Jン酸緩衝
液で5倍希釈して脳ホモジネートとした。この脳ホモノ
ネート1mlに、供試化合物を最終濃度I X 10−
’M又は1xlOMとなるように添加し、37℃で15
分間インキュベート後、Okawaらの方法(Anal
ytical Biochem、+ 95 + 551
 + 1979 )  に従って過酸化脂質の生成iヲ
チオパルビツール酸法によシ測定した。過酸化脂質生成
の抑制作用は溶媒(DMS O)添加群の生成量に対す
る係抑制率として表示した。
成績は第5表に示す。
第5表(ラット脳ホモノネートの過酸化脂質生成抑制作
用)試験例5(ラット肝ホモジネートの過酸化脂質生成
抑制作用) 肝ホモジネートにおける過酸化脂質の生成及び定量は佐
原らの方法(薬学雑誌、 97 、268 、1977
 )に従って行なった。すなわち、Wister  ラ
ット(雄性、約9週令)を瀉血した後、肝臓を摘出して
、’ 150 mM KC6’e含む10mM  リン
酸緩衝液(pH7,4)を加えてホモジナイズし、1%
ホモソネート(重量比)を調製した。この肝ホモソネー
) 1 mlに、FeSO4及びアスコルビン酸をそれ
ぞれ10μM、0.5mMの最終濃度になるように添加
し、さらに供試化合物を最終濃度lXl0””M又は1
xlOMとなるように添加し、37℃で60分間インキ
ュベート後、生成した過酸化脂質をチオバルビッール酸
法により測定した。
過酸化脂質生成の抑制率は脳ホモジネートの場合と同様
に算出した。
成績は第6表に示す。
第6表(ラット肝ホモジネートの過酸化脂質生成抑制作
用)特許出願人  わかもと製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1)で示されるベンゾキノン誘導体及びその塩
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(1) 但し、式中、Rはメチル又はメトキシを示し、Xはメチ
    レン、エチレン又はカルボニルを示し、R_1は5,6
    −ジメトキシ−3−メチル−1,4−ベンゾキノリル、
    モルホリノ又は次の一般式(A)、(B)、(C)、(
    D)、(E)又は(F)で示される残基を示す。即ち、
    (A)は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 (R_2は水素原子、フェニル又はベンジルを示す)(
    B)は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 (R_3は水素原子、低級アルキル基、フェニル、メト
    キシフェニル、ベンジル、メトキシベンジル、ニトロベ
    ンジル、ジフェニルメチル、エトキシカルボニルメチル
    、5,6−ジメトキシ−3−メチル−1,4−ベンゾキ
    ノニルメチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカルボニル
    、ピリジル又はピリミジルを示す) (C)は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 (Yはイミノ又はメチレンを示し、R_4は水素原子又
    はベンジルオキシカルボニルを示すか或いはカルボニル
    を介するか又は介しない結合手を示し、R_5は水素原
    子又は結合手を示す。 但し、R_4及びR_5はいづれか一方が結合手であり
    、両者が同時に結合手であることはない。)(D)は▲
    数式、化学式、表等があります▼を示し、 (R_6及びR_7はいづれか一方が結合手で、他方は
    水素原子又はメチルを示す。) (E)は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 (R_8は水素原子又は低級アルキル基を示す。)(F
    )は▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 (R_0は水素原子、アセチル又はベンジルオキシカル
    ボニルを示す。)
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