JPH01319451A - ホルミルシクロプロパンの製法 - Google Patents

ホルミルシクロプロパンの製法

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JPH01319451A
JPH01319451A JP1112395A JP11239589A JPH01319451A JP H01319451 A JPH01319451 A JP H01319451A JP 1112395 A JP1112395 A JP 1112395A JP 11239589 A JP11239589 A JP 11239589A JP H01319451 A JPH01319451 A JP H01319451A
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formylcyclopropane
chlorobutanal
water
reaction
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JP1112395A
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Thomas Kuekenhoehner
トーマス・キューケンヘーナー
Norbert Goetz
ノルベルト・ゲーツ
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BASF SE
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    • C07C47/28Saturated compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of rings other than six—membered aromatic rings
    • C07C47/293Saturated compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of rings other than six—membered aromatic rings with three- or four-membered ring
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C45/30Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with halogen containing compounds, e.g. hypohalogenation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性鉱物塩基により4−クロルブタナールを
環化することによる次式 のホルミルシクロプロパンの改善された製法に関する。
本発明はさらに、4−クロルブタノールの酸化による出
発化合物の4−クロルブタナールの特に有利な製造法を
組込んでこの方法を行うことに関する。
ホルミルシクロプロパンは、多くの植物保護剤特に殺昆
虫剤、殺菌剤及び生長調節剤がシクロプロピル基を含有
するので、相当な重要性があり、化合物にシクロプロパ
ン基を導入するための重要な合成成分として興味がある
ホルミルシクロプロパンは、最近まで工業的に興味のな
い多段階合成により得られた。入手が容易で安価な4−
クロルブタノールから酸化により4−クロルブタナール
となし、次いでこれを環化することによるその製造は、
最近まで不可能であった。なぜならばホルミルシクロプ
ロパンは、環化反応の強アルカリ性の水性媒質中でカニ
ツアロー反応によりヒドロキシメチルシクロプロパン及
びシクロプロパンカルボン酸に不均化するからである(
 van der Maedenら著Rec、 Tra
v、 Chim、 SM + 221〜22B(197
2)参照)。
最近になって初めて、Khusid (J、 Org。
Chem、 USSR2L 112〜115(1987
) )は4−クロルブタノールから出発するホルミルシ
クロプロパンの簡単な合成に成功した。この場合4−ク
ロルブタノールをピリジニウムクロルクロメートにより
酸化して4−クロルブタナールとなし、これを水溶性有
機溶剤及び相転移触媒(固−液〜相転移触媒反応)の存
在下に固体水酸化ナトリウムにより環化してホルミルシ
クロプロパンとなす。環化反応において固−液一相転移
触媒反応を用いることは、苛性アルカリ水溶液により誘
発される生成ホルミルシクロプロパンのカニツアロー反
応を避ける目的を有する。
この方法は実験室的規模では良好な収率を与えるが、工
業的規模に移すためには不適当である。なぜならば一方
ではピリジニウム−クロルクロメートによる環化の際に
大量のクロム塩が得られ、このものは高価な廃棄費用を
伴うからであり、他方では固〜液−相転移触媒反応を工
業的規模で実施するには費用のかかる技術的措置を伴う
からである。
従って本発明の課題は、簡単な出発化合物から工業的規
模で、場合により連続的に、前記の欠点を避けて、ホル
ミルシクロプロパンを製造することのできる、簡単に実
施することができかつ経費上好ましい方法を開発するこ
とであった。
本発明はこの課題を解決するもので、4−クロルブタナ
ールを水性鉱物塩基により環化し、この環化反応を、水
性相及び水と混合しな℃・有機相から成る液状の2相系
中で50ないし150′Cの温度において行い、そして
ホルミルシクロプロパンを反応混合物から連続的に除去
することを特徴とする、次式 のホルミルシクロプロパンの製法である。
そのほか本発明者らは、出発化合物4−クロルブタナー
ルを、2相系中での4−クロルブタノールの酸化により
製造し、その際酸化剤として、次亜塩素酸ナトリウム水
溶液及び−形式〔式中Alkは同一でも異なってもよ<
 C,〜C4−アルキル基、Qは次式 (式中x0はアニオンである)の原子団、nは0又は1
の数、Yは酸素原子、カルボニル基又/8\ (式中R1及びR2は水素原子、水酸基又はC−有機基
もしくは〇−有機基を意味し、これらは互いに結合して
5員又は6員の環を形成してもよい)の残基を意味する
〕で表わされる化合物から成る系を用い、そして続く環
化を、4−クロルブタナールを単離しないで第1請求項
に記載の方法により行うことによって、第1請求項に記
載の方法を特に有利に実施できることを見出した。
下記の反応式 による4−クロルブタナールの環化は、水性相及び水と
混合しな(・有機相から成る2相系中で行われる。この
反応は相転移触媒の存在下でも不在下でも実施できる。
両方法にお℃・て、用いられた塩基は水性相中に存在す
るが、4−クロルプタノールは水溶性有機相中に溶存し
ている。
このための有機溶剤としては、反応条件下で不活性な溶
剤例えばジフェニルエーテル、デカリン、テトラリン、
キジロール、ジフェニル及ヒメシチレンが用いられる。
その沸点が■又はIを含有する共沸混合物の沸点より高
い溶剤を用いることが好ましい。
水性鉱物塩基としては、アルカリ金属水酸化物特に水酸
化ナトリウム及び−カリウム、アルカリ金属炭酸塩特に
炭酸ナトリウム及び−カリウムならびにアルカリ土類金
属炭酸塩の水溶液を用いることが好ましく、これらの塩
基は好ましくは10重量%ないし飽和溶液特に10〜2
5重世%溶液として用いられる。
相転移触媒と(、ては、原則として任意の四級アンモニ
ウム塩、例えばメチルトリブチルアンモニウムプロミド
、テトラブチルアンモニウムクロリド、メチルトリオク
チルアンモニウムクロリド、テトライソペンチルアンモ
ニウムプロミド、デシルトリブチルアンモニウムプロミ
ド、デシルトリプロビルアンモニウムクロラート、セチ
ルトリブチルアンモニウムスルフアート、テトラオクチ
ルアンモニウムベンゾエート、セチルピリジニウムクロ
リド、トリエチルベンジルアンモニウム−パーフルオル
オクチルスルホナート又はテトラヘキシルアンモニウム
トシレートが、触媒量で用いられる。ホスホニウム塩例
、tばテトラフェニルホスホニウムプロミド又はテトラ
ブチルホスホニウムクロリド、並びアルソニウム塩例え
ばテトラヒドロアルンニウムクロリドも、相転移触媒と
して使用できる。もち論クラウンエーテル、クリプタン
ド又は脂肪族ポリエーテル自体も使用できる。
環化は50〜150℃特に好ましくは90〜160℃特
に100〜120℃の温度で行うことができる。特に有
利には反応は大気圧下で行われるが、軽微な減圧の使用
も可能である。
本方法の実施に際しては、一般に次のように操作する。
塩基を場合により相転移触媒及び有機溶剤と一緒に装入
し、この混合物を反応温度に加熱し、これに4−クロル
ブタナール又は好ましくは反応条件下で不活性の溶剤中
の4−クロルブタナールの溶液を滴下し、そしてすでに
この滴加の間に生成したホルミルシクロプロパンを水及
び溶剤と一緒に共沸混合物として蒸留除去する。
4−クロルブタナールは環化のために精製された形で使
用できる。しかし本方法を工業的規模で実施するために
は、前に接続された酸化反応において4−クロルブタナ
ールを2相系中で製造し、そして4−クロルブタナール
を含有する有機相をそのままで、すなわちあらかじめ精
製することなく、環化に用いることが特に好ましい。こ
の操作は、4−クロルブタナールがその反応性により貯
蔵安定でなく、4−クロルブタナールの蒸留仕上げ処理
が節約され、そして4−クロルブタノールから出発する
連続的操作法を可能にする点で特に有利である。
本方法のこの実施態様において、4−クロルブタノール
を酸化するためには、Anelliら(J、○rg、C
hem、52  (1987)2559〜2562)に
より導入された酸化法の使用が特に適している。この場
合は4−クロルブタノールは2相系中で酸化され、酸化
剤としては、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、好ましくは
触媒量の臭化カリウム及び−形式 の化合物から成る系が用いられる。本来の酸化剤として
作用する化合物■は、市販の生成物として用いることが
でき、あるいは相当するアミンからその場で、すなわち
過酸化水素と、好ましくはタングステン酸ナトリウム又
は類似の酸化段階がより高い金属酸化物化合物と一緒に
反応させることにより、又は特に有利にはパーオキシカ
ルボン酸特にm−クロルパーオキシ安息香酸との反応に
より生成させることができる。
個々には化合物■は、宮沢ら(J、 Org、 Che
m。
50 (1985) 1332 )、Br1ereら(
Bull。
Soc、 Chim、 France、 (1965)
 3273)及びRozantsevら(5ynthe
sis 1971 、191 )の方法により得ること
ができる。2,2,6.6−チトラメチルービペリジン
ー4−オン(トリアセトンアミド)は市販品であり、ア
セトンとアンモニアから得られる。
本方法のこの実施態様において、個々には次のように実
施される。有機溶剤に溶解した触媒量の化合物■を装入
し、次いで4−クロルブタノール、水及び好ましくは臭
化カリウムを添加し、水相のpH価を緩衝液好ましくは
燐酸塩緩衝液により5〜9好ましくは6.0〜8.0に
する。
最後に、5〜20重量%好ましくは10〜15重量%の
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を0〜40℃好ましくは室
温で加えて、反応を開始させる。
有機溶剤としては、水と混合せず、そして酸化反応並び
に後続の環化反応の条件下で不活性の挙動をするすべて
のものが適している。その例としては、ジクロルメタン
、ジクロルエタン、テトラクロルエタン、デカリン、テ
トラリン、ペンゾール、ドルオール、キソロール及ヒメ
シチレンがあげられる。好ましくは酸化においても環化
においても、同じ溶剤が用いられる。
酸化終了後、有機相を水相から分離し、これをさらに仕
上げ処理することなく直接に、前記のように操作される
酸化のために使用する。環化の際に得られる共沸留出物
は、それに含有される水が除去され、そしてホルミルシ
クロプロパンを分離するために好ましくは大気圧又は減
圧下に分別蒸留される。こうしてホルミルシクロプロパ
ンが良好な収率で得られる。
従って本発明方法は、簡単な出発化合物からの工業的規
模でのシクロホルミルプロパンの費用上好ましい製造を
可能にし、その際これまでの操作法の欠点を有しない。
特に強調すべきことは、本発明方法を、例えば両方の反
応が管状反応器中で相転移剤と組合せて行われる連続的
操作法に容易に移しうろことである。
出発化合物4−クロルブタノールは市販品であるが、テ
トラヒドロフランを塩酸によりエーテル分解することに
より容易に製造できる(○rg、、 5ynth、 C
o11.■(1943) 571参照)。
実施例1 水1.51中の炭酸ナトリウム424 g (4,0モ
ル)を、テトラブチルアンモニウムクロリド29.6.
9 (0,1モル)及びテトラリフ200m/!と一緒
に装入し、104°Cに加熱する。激しく攪拌されたこ
の混合物に104〜108℃で、テトラリy200ml
に溶解した4−クロルブタナール213.!i’(2,
0モル)ヲ滴加する。ホルミルシクロプロパンをその生
成に応じて、水、テトラリン及び少量のジクロルメタン
及びテトラヒドロ7ラン(4−クロルブタナールIEJ
造からの不純物)と−緒に共沸混合物として反応混合物
から留去する。4−クロルブタナールの添加終了後、さ
らに15分間蒸留する。
留出物から水を除去し、ホルミルシクロプロパンを分留
により単離する(沸点94〜97°C)。
収率71%。
実施例2 トリアセトンアミン38.8 g(0,25モル)をジ
クロルメタン250 mlに溶解する。この溶液に、ニ
トロキシル基を生成させるために、ジクロルメタン50
罰mJ中のm−クロルパーオキシ安息香酸0.52モル
の溶液を室温に冷却しながら滴加し、添加終了後さらに
30分間攪拌する。
次いでこの溶液にジクロルメタン250罰、水1010
0O,4−クロルブタ/−ル542.5.9 (5,0
モル)、臭化カリウム29.89 (0,25モル)及
び燐酸ジナトリウム−2水和物890 g(0,5モル
)を加える。水相のpH価を苛性ソーダ溶液を加えて6
.7にする。
次いで激しく攪拌しながら同様に室温で、14重量%次
亜塩素酸す) IJウム水溶液2660゜79 (s、
 oモル)を徐々に滴加する。添加終了後、室温でさら
に15分間攪拌する。4−クロルブタナールを含有する
有機相を分離し、水相をジクロルメタンで抽出し、−緒
にした有機相を、水1750mJ中の水酸化ナトリウム
533gの溶液、メチルトリオクチルアンモニウムクロ
リド40.09及びテトラリン500mJから成る11
0℃に加熱された混合物に徐々に滴加し、その際反応混
合物を激しく攪拌する。
添加の間にも、ジクロルメタン、テトラヒドロフラン(
未反応4−クロル−1−ブタノールの環化により生成す
る)、水、テトラリン及びホルミルシクロプロパンの成
分から成る共沸混合物を留去する。4−クロルブタナー
ル溶液の滴加中に、共沸蒸留の経過中に留去される水を
置き換えるために、追加の水750m1を反応混合物に
加える。添加が終了し、次いで共沸混合物の留出温度が
100°Cに達したのち、さらに15分間蒸留する。得
られた共沸混合物から水を除去し、ホルミルシクロプロ
パンを単離するために分留する。収率(4−クロルブタ
ノールに対し)65%。
実施例3 トソアセトンアミン23.3.9 (0,15モル)を
テトラリン150m/!に溶解する。この溶液に冷却し
ながら、テトラリン450 ml中のm−クロルパーオ
キシ安息香酸0.6モルの溶液を加え、添加終了後さら
に60分間攪拌する。
次いでこの溶液に室温で、水600m1.4−クロルブ
タノール325.5 jj (3,0モル)、臭化カリ
ウム17.99 (o、 15モル)及び燐酸ジナトリ
ウム−2水和物53.4 g(0,3モル)を加える。
苛性ソーダ溶液を加えて水相のpHを7、 OKする。
次いで激しく攪拌しながら、14重量%次亜塩素酸ナト
リウム水溶液1650 g(3,1モル)を徐々に滴加
する。添加終了後、室温でさらに15分間攪拌する。4
−クロルブタナールを含有する有機相を分離し、水相を
テトラリンで2回抽出し、−緒にした有機相を、炭酸す
)IJクム636 g(6,0モル)、水3沼、メチル
トリオクチルアンモニウムクロリド6 o、 b y 
(0,15モル)及びテトラリン400m1から成る1
06℃に加熱された混合物に徐々に滴加し、その際反応
混合物を激しく攪拌する。添加の間にも、ホルミルシク
ロプロパン、水、テトラリン及びテトラヒドロフランの
成分から成る共沸混合物を留去する。4−クロルブタナ
ール溶液の滴加中に、追加の水750m1を反応混合物
に加える。
添加終了後、さらに15分間蒸留する。得られた留出物
から水を除去し、ホルミルシクロプロパンを分留により
単離する。収率(4−クロルブタノールに対し)56%
0 実施例4 4−クロルブタナール213g(2,0モル)及びテト
ラリン2DOmlの混合物を、水1500 mlに溶解
した炭酸ナトリウム254g(2,4モル)及びテトラ
リン200m1から成る激しく攪拌された沸騰混合物に
、90分間かげて滴加する。この添加の間にすでに、ホ
ルミルシクロプロパン、消費されなかった4−クロルブ
タナール、水及びテトラリンからの共沸混合物を大気圧
下で留去する。
留出物の水相を相分離器中で有機相から分離し、再び抽
出する。次いで一緒にした有機相を硫酸ナトリウム上で
乾燥したのち、分留する。
収率71%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 4−クロルブタナールを水性鉱物塩基により環化し、こ
    の環化反応を、水性相及び水と混合しない有機相から成
    る液状の2相系中で50ないし150℃の温度において
    行い、そしてホルミルシクロプロパンを反応混合物から
    連続的に除去することを特徴とする、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I のホルミルシクロプロパンの製法。
JP1112395A 1988-05-06 1989-05-02 ホルミルシクロプロパンの製法 Pending JPH01319451A (ja)

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DE58901012D1 (de) 1992-04-30
ES2030232T3 (es) 1992-10-16
DE3815485A1 (de) 1989-11-16
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