JPH01319407A - 恒温槽用清浄剤 - Google Patents

恒温槽用清浄剤

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JPH01319407A
JPH01319407A JP63153147A JP15314788A JPH01319407A JP H01319407 A JPH01319407 A JP H01319407A JP 63153147 A JP63153147 A JP 63153147A JP 15314788 A JP15314788 A JP 15314788A JP H01319407 A JPH01319407 A JP H01319407A
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SANAI SEKIYU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、科学機器に於ける、水を媒体とする反応恒温
槽、特に自動分析装置に於ける恒温槽中に添加される防
腐、防黴、防藻作用を有するPJT規な清浄剤に関する
[発明の背景コ 一般に、臨床化学の分野では、疾病の診断、病態の把握
等の目的で血清、尿及び組織液等の生体試料中の生理活
性物質、例えば酵素、脂質、蛋白質等の測定が広く行わ
れている。
自動分析装置は、迅速である、高能率・高精度である、
操作が簡便である、試料・試薬か微徴てよい、省力化で
きるとい一〕た種々の特徴を有することから、この分野
に於いて、最近広く用いられている。測定は通常、試料
の採取、試案の添加、混合、加温、比色(吸光度測定)
、演算の順に1〒われろ。この内、加温は形式としてエ
アバス(空×浴)方式と水浴又は油浴方式があるか、水
浴を恒7=槽とする形式か最も一般的である。反応温度
は通常50℃以下で行われるか、37℃で行うのが最も
一般的である。吸光度測定は、反応液を反応容器よりセ
ルに吸い上げて測定する方式と、反応容器を測定セルと
して直接測定する方式とがあるが、現在は後者の方式が
主流となっている。この方式の測定は水浴を恒温槽とす
る場合、槽外に設置された光源より1.?射された光が
恒温槽を通し、更に恒温槽中の反応容器を通して槽の反
則側に設置された検知器で検知されることにより行われ
る。即ち、反応容器はまた反応セルとして直接測定され
る訳である。また、測定に使用される波長は通常340
〜900nmである。
ところで、自動分析装置の恒温槽中の水の交換は、通常
−日に1度乃至数度行われるが、この水交換時に反応容
器外壁に気泡が付着する場合が多い。この防止の目的で
通常少量の清浄剤が添加される。この目的で使用される
清浄剤は通常各種界面活性剤を主成分とし、これにキレ
ート剤、pl+調整剤、防腐剤等を添加したもので、低
起泡性のものであり、恒温槽中での清浄剤としての濃度
は通常0.05〜2.OV/VXである。しかしながら
、かがる清浄剤を含む恒温槽中の水は、長期間使用した
場合、i青浄剤の成分が栄養源となり、藻の発生や微生
物(細菌等)の発育を促しく防腐剤を添加したものでも
その効果があまり認められない)、その結果、反応容器
への藻の付着や恒温槽中の水の濁り等が生しる等、吸光
度測定に於いて大きな誤差を生ずる原因となっていた。
このため装置の使用に際しては、度々槽内を監視したり
、また定期的に槽内の清掃を行う等、精度管理、保守管
理に多大の労力を必要としているのが実情である。この
ように恒温槽への清浄剤の添加は必要且つ有効である反
面、日常の1呆守管理を十分に行う必要があるため、こ
の点の改善が強く要望されていた。
本発明者らは、藻の発生や微生物(細菌等)の発育の原
因は、通常の清浄剤の使用濃度(0,05〜2、OV/
VX)では、その−成分として存在する防腐剤の恒温槽
中ての終濃度が有効濃度以下となって効果がなくなる為
ではないかと考え、少量添加で効果のある、即ち有効濃
度の低い防腐剤としてトリアジン誘導体に着目し、鋭意
研究の結果、これと界面活性剤を成分として含む清浄剤
を用いることにより、恒温槽中の藻の発生及び微生物(
細菌等)の発育を防止できることを見出した。
し・かじながら、この組成の清浄剤を用いた場合、恒温
槽中の藻の発生及び微生物(細菌等)の発育については
長間間に亘り防止することは可能であったが、該清浄剤
原液を高温下に保存した際には、この成分の一部が経時
的に分解して、測定に使用される波長(340〜900
nm)に吸収を有する物質を生しさせ、吸光度測定に於
いて大きな誤差を生ずる原因となる可能性があることが
判明した。一方、文献(American 5ocie
ty ofい」brication Engineer
s、 Presented at The 24th 
ASLE ANNIJAL MEETING IN P
HILADELP)IIA、 20+頁、 MAY 5
−9.1969等)に因れは、トリアジン誘導体の多く
は、水中でアミン文@、アミド類、アルデヒド類、例え
ばキ酸等の低級脂肪酸類、アミノアルコール類等に分解
し、この反応は高温下或は強酸性領域下で促進されると
されているが、その分解機構の正確なことは未た不明で
あるし、また上記測定波長に吸収を有する物質がこのよ
うなトリアジン誘導体の分解によって生しているものか
否かについても未だ解明されていない。
[発明の目的] 本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、科学
機器に於ける、水を媒体とする反応恒温槽、特に自動分
析装置に於ける恒温槽中に添加されろ清浄剤であって、
防腐、防黴、防藻作用を長期間に亘って有し、且つその
一部構成成分の分解等により測定に使用される波長(3
40〜900nm)に吸収を有する物質を生しることの
ない(或は少ない)新規な清浄剤を提供することを目的
とする。
[発明の構成] 本発明は、トリアジン誘導体、界面活性剤及び一般式[
I] (式中、R1、R2、R3及′ひR4は夫々独立して水
素原子、メチル基又はヒドロキシメチル基を表わす。ま
た、nは1〜5の整数を表わす。)て示される化合物を
主成分とする恒温槽用清浄剤の発明である。
即ち、本発明者らは、上記の如き問題点を解決すべく鋭
意研究を重ねた結果、有効濃度の低い防腐剤としてのト
リアジン誘導体と界面活性剤とを組み合わせた清浄剤に
、更に一般式[I]で示される化合物を添加することに
より、恒温槽中の藻の発生及び微生物(細菌等)の発育
を防止できることのみならず、清浄剤自体を高温下に保
存した際に、その構成成分の一部が分解して測定に使用
される波長(340〜!JOOnm)に吸収を有する物
質を生しるのを抑制することが出来ることを見出し、本
発明を完成するに至った。
本発明に使用される有効濃度の低い防腐剤であるトリア
ジン誘導体としては、特に1,3.5− )リアジン誘
導体が有効であり、具体的な化合物としては、シアヌー
ル酸、塩化シアヌル、ヘキサヒドロ−1,3,5−)リ
スくβ−ヒドロキシエチル)トリアジン、2−クロロ−
4,6−ジアルキルアミノ−1,3,5−トリアジン、
2−メチルチオ−4,6−ジアルキル−1,3,5−ト
リアジン、ヘキサヒトロー1.3.5− )リエチルト
リアジン等が挙げられる。これらトリアジン誘導体は単
独で用いても、また、2種以上併用して用いても構わな
い。また、その添加量としては、藻の発生や、微生物(
細菌等)の発育を防止し、かつ測定に影響しない濃度で
あればよく、!、3.5− トリアジン誘導体では、通
常恒温槽中ての濃度が合計で0.003〜0.08讐/
■工程度好ましくは0.005〜0.05讐/■zにな
るように、清浄剤中に3〜80W/W%程度、好ましく
は5〜50W/W!程度、単独で若しくは2種以上併用
して用いられる。
トリアジン化合物以外にも種々のものが防腐剤とし・て
上布されており、例えはフェノール類、クレゾール類、
塩素系、サリチル酸系、安、9.香酸系。
アジ化ナトリウム等がその代表的なものとして挙げられ
ろ。しかしながら、これらは微生物の生育防止には有効
であるが、恒温槽用清浄剤の成分として使用する場合に
は、例えば測定波長に影響を与えたり、恒温槽を構成す
る金属やプラスチ・ツク類を傷める等の点て問題がある
。即ち、本発明の目的に使用し得る防腐剤としては、使
用濃度て測定波長(340〜900nm)に殆と吸収を
もたないこと、水又は/及び界面活性剤と相溶性がある
こと、清浄剤中の他の成分と沈殿、濁りを生しないこと
、カラス・プラスチック・金属等を腐食しないこと、長
間間品質が安定していること、及び低い有効濃度で藻の
発生、微生物(細菌等)の発育を防止できることが必須
条件である。
本発明に使用される界面活性剤としては、測定に影響が
なく、反応容器への気泡付着を防止できるものであれば
大略良いが、より厳密に言えば、水不溶性物質の混在が
ないこと、低起泡性であること、曇点が高く反応温度(
37℃)でも澄明であること、本発明に係わる防腐剤で
あるトリアジン誘導体或は一般式[I]で示される化合
物と反応及び沈殿等を起こさないこと、340〜900
nmの範囲に吸収が殆とないこと、自動分析装置の恒温
槽及び反応容器を構成するガラス、金属、プラスチック
等に影響がないこと、常に品質が安定し危険性がなく取
扱が容易であること等の性質を有するものであれば特に
限定されろことなく用いることがてきるが、特に非イオ
ン系の界面活性剤が好ましく用いられる。非イオン系の
界面活性剤としては、例えば脂肪酸グリセライド、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
、ポリ芽キシエチレンアルキルアミン、ボリオギシエチ
レン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンボリブロビレン
グリコールエーテル等が挙げられる。また、その清浄剤
中の濃度としては、特に限定されるものではないが、好
ましくは1〜20讐八2、より好ましくは3〜10−/
讐2の範囲で選択される。また、これらを単独で若しく
は2種以上併用して用いる等は任意である。
本発明に於いて用いられる一般式[I]で示される化合
物のR1、R2、R〕及びR4としては、夫々独立して
、水素原子、メチル基、ヒドロキシメチル基が挙げられ
、またnとしては1〜5の!i数が挙げられる。これら
一般式[I1て示される化合物の使用攬は、用いられる
化合物の種類により若干異なるが、通常トリアジン誘導
体1モルに対して約0.3モル以北、好ましくは0.5
モル以上、より好ましくは1モル以上となるように清浄
剤中に添加され、これらを単独で若しくは2種以上併用
して用いる等は任意である。
しかしながら、上記した如き本発明の清浄剤に係わる各
化合物の濃度を増加させていくと、清浄剤の溶ンαの粘
度が高くなり過ぎたり、該、3液が白濁してくるので、
本発明の清浄剤としては好ましくない。即ち、本発明の
清浄剤は、主に自動分析機の恒温水槽中に添加されるも
のであり、通常小口径のプラスチックチューブを介して
水槽中に添加される。このため、清浄剤自身の粘度が高
くなり過ぎたり、白濁する等していた場合には、恒温水
槽中に所定量の清浄剤を添加することができなかったり
、移送用のプラスチックチューブが目詰まりする等、実
用上問題が生しる可能性が高い。
従って、清浄剤自身の性質として、粘度が6センチスト
ークス(c S t )未満てあって、且つ澄明である
ことか望ましい。
また、本発明に係わる清浄剤は、本発明の目的を阻害し
ないものであれば、必要に応して各種界面活性剤、キレ
ート剤、p+調整剤、防腐剤、例えばβ−チオジグリコ
ール等の安定化剤等を添加することも任意である。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが
、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。
[実施例コ 実験例1.)リアジン化合物の微生物に対する最小発育
阻止濃度の測定 (試験菌) 下記に示すような、自動分析装置の恒温水槽に生育して
いた微生物(カビ、細菌、酵母、藻類等)及びl l 
5−Z−2911号のカビ抵抗性試験方法に3C!載さ
れているカビを用いた。
−mi類: Pseudomonas aerugin
osa、Baci l Iussubtilis、 E
scl+erichia coli。
命カビfm : Aspergillus n1cer
、 Fusarium moniliforme、Cl
adosporium cladosporioide
s+PeniclllllJm  Clj、rlnlJ
ffie・藻類:緑藻類、藍藻類、珪藻類。
・酵母類: Saccharomyces cerev
isiae、 Rhodot。
orula  sp、。
(t?i長液) 微生物の種類に応して以下のものを用いた。
・細菌類用 肉エキス     3g ポリペプトン   108 塩化ナトリウム  陣 蒸留水    全量10100O ・カビ頌用(ポテト・デキストロース・プロス)ポテト
抽出液末  4g ブドウ糖     20g 蒸留水    全量10100O ・藻類用(プツト・メルト・ブ【コス)(二a(N+二
13)2−41120      1gM y、s o
4・71121)     0 、25 gkcl  
       0.25g K)I2Pθa         0 、25gFeC
l3       痕跡 蒸留水    全fll1000ml ・酵母類用(モルト・イースト・ブロス)酵母エキス 
   38 グルコース    10呂 麦芽エキス    38 ペプトン     5g 蒸留水    全flloooml (操作法) 各々の微生物を、所定の培養液中で所定菌数以上となる
まで培養した後(細菌類・酵母類=107個/m1以上
、藻類: 108個/m1以上、カビ類:106個/m
1以上)、本発明に係わるトリアジン化合物でに添加し
、細菌類・酵母類については30℃、48時間後に、カ
ビ類については28℃、120時間後に、藻類について
は35°C,168時間後にその最小発育阻止濃度(発
育を阻止するのに必要な最小添加ff1)を判定した。
尚、判定はTHT$添加の培地で同様の操作を行ったも
のを対!]りとして行った。
(結果) THTの各微生物に対する最小発育阻止濃度を表1に示
す。
表1 実験例2.トリアジン誘導体と界面活性剤を主成分とす
る恒温槽用清浄剤の微生物に対する最小発育阻止濃度の
測定 (恒温槽用清浄剤) THT :ポリオキシェチレンノニルフェニルエーテル
:蒸留水=IO:2:88の重量比となるように混合し
たものを恒温槽用清浄剤とした。
実験例1に於けるTHTを上記恒温槽用清浄剤に代え、
実験例1と同様の微生物、培地を用い、実験例1と同様
の操作法により該恒温槽用清浄剤の微生物に対する最小
発育阻止濃度の測定を行った。
(結果) 結果を表2に示す。
表2 表1及び表2の結果から明らかな如く、本発明に係わる
トリアジン化合物はそれ単独でも、また、トリアジン誘
導体と界面活性剤を主成分とする恒温槽用清浄剤とした
場合でも微生物に対して低濃度で有効であることが判る
。更に、本発明に係わるトリアジン化合物を界面活性剤
と併用すると、意外にも微生物に対してより低濃度で有
効であることもtりった。
実験例3.トリアジン誘導体と界面活性剤を主成分とす
る恒温槽用清浄剤の保存時の安定性の検討(恒温槽用清
浄剤) T HT :ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル:蒸留水=20:5ニア5の重量比となるように混合
したものを恒温槽用清浄剤とした。
(操作法) 上記の清浄剤を、所定温度の恒温水槽又は恒温器中に4
8時間放置した後に、340nI11の吸光度を測定し
た。
(結果) 測定結果を第1図に示す。尚、第1図に於いて、−〇−
は恒温水槽中に放置した場合の結果を、−×−は恒温器
中に放置した場合の結果を夫々示す。
第1図から明らかな如く、上記の組成から成る恒温槽用
清浄剤は、高温で保存した場合には、安定性に問題があ
ることが判る。
実験例4.安定化剤の検索 実験1’M3の結果から、トリアジン誘導体と界面活性
剤を主成分とする恒温槽用清浄剤は、高温て保存した場
合に、安定性に問題があることが判った。そこで、高温
保存時の安定化剤の検討を行った。
(恒温槽用清浄剤) THT :ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
:所定化合物:蒸留水=20: 5 : 5 ニア0の
重量比となるように混合したものを恒温槽用清浄剤とし
た。
(操作法) 上記の清浄剤を、50℃の恒温器中に所定日数放置した
後に、340nmの吸光度を測定した。
(結果) 測定結果を表3−1〜3に示す。
表3−1 表3−2 表3−3 表3−1〜3の結果から、高温保存時の安定化剤として
有用な化合物として、モノエタノールアミン、2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパツール、トリス(ヒドロキ
ンメチル)アミノメタン、2−アミノ−2−メチル−1
,3−プロパンジオール、3−7ミノー1−プロバノー
ル、 (+13−アミノ−1,2−ブロバンンオール、
5−アミノ−1−ヘンダノール、6−アミノー1−ヘキ
サノール等の一般式[+1で示されろ化合物か見出され
た。
実験例5.安定化剤の必要濃度の検討 実験例4て見出された高温保存時の安定化剤が、恒温槽
用清浄剤中でトリアジン誘導体1モル当り何モル必要か
の検討を行った。
(恒温槽用清浄剤) THTを20重型部、ポリオキソエチレンノニルフェニ
ルエーテルを5重量部、高温保存時の安定化剤を所定重
量部に、蒸留水を加えて全体で100重量部となるよう
に混合したものを恒温槽用端7p剤とした。
(操作法) 上記の清浄剤を、50℃の恒温器中に所定日数蔵置した
後に、340nmの吸光度を測定した。
(結果) 測定結果を表4−1及び2に示す。尚、表中、モル比と
は、該清浄剤中に含まれる高温保存時の安定化剤のモル
数をTHTのモル数で除した値を表わす。
表4−1 表11−2 表4−1及び2の結果から、高温保存時の安定化剤の恒
温槽用清浄剤中ての必要濃度は、用いられる安定化剤の
種類により若干差は見られるものの、トリアジン誘導体
1モル当りに0.3〜0.5モル以上と考えられた。
実験例60本発明の恒温槽用清浄剤の微生物に対する最
小発育阻止濃度の測定 (恒温槽用清浄剤) THT :ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
:モノエタノールアミン:蒸留水=20:5:5ニア0
の重量化となるように混合したものを恒温槽用清浄剤と
した。
(操作法) 上記恒温槽用清浄剤を50℃の恒温器中に90日間放置
した。その後、実験例1に於けるTHTを該恒温槽用清
浄剤に代え、実験例1と同様の微生物、培地を用い、実
験例1と同様の操作法により該恒温槽用清浄剤の微生物
に対する最小発育阻止濃度の測定を行った。
(結果) 結果を表5に示す。
以下余白 表5 表5の結果から明らかな如く、本発明の恒温槽用清浄〜
1は、微生物に対して低濃度で有効であることが判る。
実施例1゜ (恒温槽用清浄剤) THT :ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
:モノエタノールアミン:蒸留水=20:5:5ニア0
の重量比となるように混合したものを恒温槽用清浄剤と
した。
(操作法) 上記清浄剤を蒸留水で1000倍に希釈したものを、ポ
リエチレン容器中、28℃で保管した。
また、別に上記THTを添加しない清浄剤を調製して、
同一条件で保管して対象とした。
保管後、経日的にT HT添加及び簾添加の清浄剤使用
液中の藻の発生、微生物(細菌等)の発育の有無を肉眼
で調べた。
また、日立736型自動分析装置を用いて、同恒温槽中
に上記iit /7+剤を1000倍希釈となるように
添加して、1lll定値への影響を調べた。
別に上記THTを添加しない清浄剤を調製して、同一条
件で日立736型自動分析装置恒温槽へ添加して対象と
した。
尚、測定値への影響は、恒温槽の水の汚れや反応容器に
付着する気泡の影響が最も顕著に現われるUVレート法
による検査項目であるトランスアミナーゼ(GOT、G
PT)の同時再現性の日差変動を追跡した。[n=40
、試薬ニドランスアミナーゼ−HRII(和光純薬工業
(株)製)、標準血清:  Control 5eru
n+  I (和光純薬工′!J(株)製)] (結果) ”z−rr=添加の清浄剤を使用したものは7日目に微
生物(細菌等)の発育を認め、自動分析装置を用いた試
験結果ても測定値に影響を認めたが、T HT添加の清
浄剤を使用したものは600日目も藻の発生、微生物(
細菌等)の発育を認めなかった。
尚、T HT添加及び東添加の清浄剤を使用した自動分
析装置の、恒温槽中の生菌数(個/ml)を経時的に測
定した結果を表6に、THT添加の清浄剤を使用した自
動分析装置を用いてGOT、GPTの同時再現性の日差
変動を追跡した結果を表7に示す。
表6 表7 m:平均値、SD:標準偏差 表6及び表7の結果から明らかな如く、本発明の清浄剤
を添加した場合には、自動分析装置を用いた試験結果て
も、藻の発生、微生物(細菌等)の発育は認められず、
測定値への影響も全く認め・られなかった。
また、THTの代りにトリアジン化合物とじてシアヌー
ル酸を用いた場合でも同様な結果が得られた。
[発明の効果コ 以上述べた如く、本発明は、水を媒体とする恒温水槽を
有する科学機器、特に自動分析装置に於いて、恒温槽内
の水に発生する微生物(細菌等)の発生、及びそれに伴
う測定精度の低下を防止し、且つ、恒温槽内の反応容器
外壁への気泡の発生。
付着を防止し、しかもそれ自体は原液保存時にその構成
成分の一部が分解して測定波長く340〜900nm)
で吸収を有する物質を生しると言うようなことのない(
或は少ない)恒温槽用清浄剤を提供するものであり、本
清浄剤を使用することにより、自動分析装置本来のメリ
ットである迅速性、高能率、高精度、操作の簡便性を従
来以上に生かし得る点に顕著な効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、実験例3に於いて得られた、トリアジン誘導
体と界面活性剤を主成分とする恒温槽用清浄剤の所定の
保存温度での安定性試験の結果を示し、横軸の各保存温
度に対して得られた吸光度(340nm)の値を縦軸に
沿ってプロットした点を結んだものである。尚、図中、
−〇−は恒温水槽中に放置した場合の結果を、−X−は
恒温器中に放置した場合の結果を夫々示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリアジン誘導体、界面活性剤及び一般式[ I
    ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1、R^2、R^3及びR^4は夫々独立
    して水素原子、メチル基又はヒドロキシメチル基を表わ
    す。また、nは1〜5の整数を表わす。) で示される化合物を主成分とする恒温槽用清浄剤。
  2. (2)トリアジン誘導体が1,3,5−トリアジン誘導
    体である請求項1に記載の清浄剤。
  3. (3)界面活性剤が非イオン系界面活性剤である請求項
    1〜2のいずれかに記載の清浄剤。
JP63153147A 1988-06-21 1988-06-21 恒温槽用清浄剤 Expired - Lifetime JPH0621042B2 (ja)

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