JPH0131905Y2 - - Google Patents

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JPH0131905Y2
JPH0131905Y2 JP6091587U JP6091587U JPH0131905Y2 JP H0131905 Y2 JPH0131905 Y2 JP H0131905Y2 JP 6091587 U JP6091587 U JP 6091587U JP 6091587 U JP6091587 U JP 6091587U JP H0131905 Y2 JPH0131905 Y2 JP H0131905Y2
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JP
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tank
discharge port
liquid
water
cooling pipe
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JP6091587U
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JPS63168784U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鮮魚や野菜などの生鮮食品や生花な
どの鮮度の保持や鮮度の回復、或は冷凍食品の解
凍などの用途に用いられる生鮮物処理装置に関す
るものである。
従来技術 この種の装置としては、例えば第3図に示すよ
うに、食品を収容する為の水槽51を仕切板52
によつて仕切つて、循環ポンプ53への吸入口5
4が開口する冷却槽55と処理槽56とに分画
し、循環ポンプから送られた水が、吐出口57か
ら噴射され、仕切板52を越流して冷却槽55中
に流れ込み、ここで水槽上部に設けた冷凍機ユニ
ツト58の冷却パイプ59と接触して冷却され、
再びポンプ53で処理槽56内に送り込まれるよ
うに構成されたものが知られている。(実開昭59
−6494号参照)。60は、オゾン空気吐出パイプ
である。
ところで、上述の装置は、処理槽内に冷凍食品
などを浸漬した際、この食品が排除した容積分の
水が、仕切板52を越して冷却槽に溜まり、槽外
に塩水等が溢れ出ないように配慮されており、従
つて、循環水の量は、処理槽に最大量を浸漬処理
した際、尚冷却槽55の水位は仕切板の高さより
下にあるように決められている。しかしながら、
実際の使用現場において、設計した最大量の生鮮
物が浸漬される場合は、むしろまれであるため、
冷却槽内の水位は低くなりがちであり、冷却パイ
プ59上部が空気中に露出した状態で運転される
場合が多く、冷却効率が悪く無駄な電力が消費さ
れていた。又、冷却槽内は、水流が停滞する為、
沈澱物、付着物が多いが、狭いスペースに、冷却
管が収納されている為、清掃が困難で、保守に時
間がかかる欠点があつた。
考案の構成 本考案は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、その要旨は、水、食塩水などの吐
出口と吸入口とを底部付近に設けた水槽と、この
水槽の液体を吸入口から吸入んで吐出口から水槽
中に噴出する循環ポンプと、水槽内の循環液を冷
却する冷凍機ユニツトとを備えた生鮮物処理装置
において、前記水槽を堰板によつて循環液の吐出
口が設けられている側の浸漬処理槽と吸入口が開
口している側の溢流貯溜槽とに仕切り、浸漬処理
槽底部付近に、前記冷凍機ユニツトの冷却パイプ
を配設して、吐出口からの噴出流が冷却パイプの
周囲を通過させるように構成したことを特徴とす
る生鮮物鮮度保持回復装置にある。以下、図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本考案に係る装置の一実施例であつ
て、断熱壁で囲まれた水槽1は、堰板2によつ
て、生鮮物を処理する浸漬処理槽3と該浸漬処理
槽3から堰板2の上縁を溢流した塩水が一旦貯溜
される溢流貯溜槽4とに仕切られている。水槽1
が載置されている基台5上に、水槽1と隣接して
冷凍機ユニツト6と循環ポンプ7とが同一のケー
ス8に収納されて設けられている。循環ポンプ7
は、溢流貯溜槽4の底部に設けた円筒パイプに、
無数の小孔を穿設して成るストレーナ状の吸入口
9から、循環塩水を吸入し、水槽底面の断熱壁中
を貫通する循環流路7aが、浸漬処理槽3中に立
ち上がつて、該処理槽3の底面と平行な方向に塩
水を噴出するように開口する吐出口10から、浸
漬処理槽3内に塩水を送り出す。冷凍機ユニツト
6から、冷媒蒸発管としての冷却パイプ11がケ
ース8から伸張して浸漬処理槽3の底層にコイル
状に配設されている。浸漬処理槽3の側壁1a
(第2図参照)は、一定の高さh(第1図参照)を
保つて、冷却パイプ11(第2図)に向かつて突
出することにより、複数の突堤部12,12,…
を形成し、この突堤部によつて、冷却パイプ11
が囲まれると共に、突堤部12の先端12a,1
2a,12b,12b及び固定板13等によつ
て、槽の中央に固定されている。14は、堰板2
の上縁と水槽1の縁辺とに懸装された濾過網で、
15はその上に載置された繊維状のフイルタであ
る。又、16は、生鮮物を収納した処理篭17を
浸漬処理槽から引き上げた際の水切り用フレー
ム、18は、水抜き孔を閉じる栓、19は、ケー
ス8中に収納されたオゾン供給器(図示せず)に
連結するオゾン供給パイプである。
効 果 このような構成から成る本願生鮮物鮮度保持回
復装置は、一定の高さhを保つて設けた突堤部1
2上に、鮮魚や冷凍魚を入れた処理篭17を置く
ようにして、浸漬処理を行う。この際、溢れた水
は、堰板を越流して、鱗などがフイルタ15によ
つて濾過され、溢流貯溜槽4内に入つて貯溜され
る。本願装置は、吐出口10の塩水噴出域に臨ん
で冷却パイプ11が設けられているので、早い水
流が冷却パイプと交わつて、冷却効率が極めて高
い。又、処理篭に入れられた冷凍魚などは、従来
の場合、処理篭の周囲に近いものが早く解凍さ
れ、篭の中心に収納されたものは、解凍速度が遅
くなり、解凍状態にむらが生じがちであつた。こ
れに対して、上記実施例に係る装置においては、
突堤が噴出水の案内面として作用し、噴出方向に
対して上方に直角に曲げて上下対流を生じる効果
を有し、処理篭の底面から上方に水流が作用し、
解凍むらが均一化される効果がある。
従来装置は、溢流貯溜槽内にコイル状冷却パイ
プが収納されていたので、溢流する水量によつて
は、冷却パイプの一部が空気中に露出してしまう
ことが多く、水流による撹拌効果が十分に効かな
いで、流速がほぼ水面の移動速度に近い状態とな
り、冷却パイプと水との接触効率が悪く、更に狭
い貯溜槽内に冷却パイプが巻回して配設されてい
るので、衛生面上の管理に多くの時間を要した
が、本願装置の場合は、このような欠点がすべて
解消されると共に、ランニングコストの低減効果
も無視し得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す説明図、第
2図は、第1図に示した実施例を平面方向から見
た説明図、第3図は、従来技術を示す説明図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体の吐出口と吸入口とを底部付近に有する
    水槽と、前記吸入口と前記吐出口とを結ぶ液体
    循環流路に介装した循環ポンプと、水槽内の循
    環液を冷却する冷凍機を備えた生鮮物処理装置
    において、前記水槽を堰板によつて、前記吐出
    口を有する浸漬処理槽と前記吸入口を有する溢
    流貯溜槽とに区画し、浸漬処理槽底部付近に前
    記冷凍機の冷却パイプを配設して、吐出口から
    の吐出流を通過させるようにしたことを特徴と
    する生鮮物鮮度保持回復装置。 (2) 冷却パイプが浸漬処理槽の側壁を一定の高さ
    で内方に突出させて成る複数の流液案内用の突
    堤部によつて囲まれており、該突堤部上面を生
    鮮物処理篭載置部としている請求の範囲第1項
    記載の生鮮物鮮度保持回復装置。
JP6091587U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0131905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6091587U JPH0131905Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JP6091587U JPH0131905Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63168784U JPS63168784U (ja) 1988-11-02
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JP6091587U Expired JPH0131905Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63168784U (ja) 1988-11-02

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