JPH01318760A - 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造 - Google Patents

慣性飛込式始動電動機のピニオン構造

Info

Publication number
JPH01318760A
JPH01318760A JP15152688A JP15152688A JPH01318760A JP H01318760 A JPH01318760 A JP H01318760A JP 15152688 A JP15152688 A JP 15152688A JP 15152688 A JP15152688 A JP 15152688A JP H01318760 A JPH01318760 A JP H01318760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
damper
engaged
gear
ring gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15152688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2628069B2 (ja
Inventor
Nozomi Takada
望 高田
Kazuhisa Suzuki
鈴木 一壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Moriyama Kogyo KK
Original Assignee
Moriyama Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Moriyama Kogyo KK filed Critical Moriyama Kogyo KK
Priority to JP15152688A priority Critical patent/JP2628069B2/ja
Publication of JPH01318760A publication Critical patent/JPH01318760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2628069B2 publication Critical patent/JP2628069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は慣性飛込式始動電動機のピニオン構造に係り
、詳しくは、作動時の衝撃を緩和し、かつ歯切り仕様の
変更を容易にする慣性飛込式始動電動機のピニオン構造
に関する。
[従来の技術] 慣性飛込式始動電動機は、車両や各種産業機械の内燃機
関の始動装置に用いられ、始動電動機の回転時の慣性力
によって、ピニオンを内燃機関のクランク軸に連結され
たクランクギヤに係合してクランキングさせ、内燃機関
が起動すると自動的に元の位置に復帰するようになって
いる。
この慣性飛込式始動電動機のピニオンは、例えば第8図
に示すように、ピニオン100の内径に形成されたヘリ
カルスプライン雌部100aを始動電動機で駆動される
回転軸101のヘリカルスプライン雄部101aに係合
させ、回転軸101の回転でピニオン100を軸方向へ
移動させ、その歯部t oobがリングギアに噛合する
ことにより始動時に、動力を伝達するものがある。
また、第9図に示すように、ピニオン110を筒体11
1と一体に形成し、この筒体111にゴムダンパ112
を嵌合して、さらにヘリカルスプライン筒体113を嵌
合して、サークリップ114を筒体111に係止して抜
は止めし、ヘリカルスプライン筒体113のヘリカルス
プライン雌部113aを始動電動機の回転軸toiに係
合させるものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、第8図に示すものでは、ピニオンが始at動
機の回転により、軸方向へ移動してクランクギヤに飛び
込む時や復帰するときの衝撃が大きく、またピニオンに
ヘリカルスプライン雌部を切削加工するのに、多くの工
数を要する等の問題点がある。
また、第9図に示すものでは、ゴムダンパを介在させる
ことにより、衝撃の緩和になっているが、多くの場合に
は軸方向寸法に余裕がなく、ピニオンの歯部が短くなる
ため、ボブカッタ等の切削m械を使用できなくなり、ピ
ニオンは鋳造・焼結等の製造方法によらざるを得す、多
品種少量化に対応できない。
この発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、ピニオ
ンの作動時の?fI!を緩和し、かつ歯切り仕様の変更
が容易で、多品種少量化に対応できる慣性飛込式始動電
動機のピニオン構造を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明の慣性飛込式始動
電動機のピニオン構造は、ピニオンのギヤ部に環状溝を
設けて分割ワッシャを係合させ、このピニオンのギヤ部
の一端部にダンパを前記分割ワッシャに当接するように
係合させ、かつ始動電動機で駆動される回転軸に係合す
るヘリカルプレートをダンパに当接させ、さらに前記分
割ワッシャ、ダンパ及びヘリカルプレートをカバーで覆
い一体化したことを特徴としている。
[作用] この発明では、始動電動機で駆動される軸が回転すると
、慣性力によりピニオンが軸方向に移動し、内燃機関側
のリングギアと噛合して、内燃機関をクランキングさせ
て起動する。
内燃機関が起動すると、ピニオンにかかる負荷が解除さ
れるため、リングギヤとの係合が解除されて、ピニオン
が自動的に元の位置に復帰して静止する。
このピニオンがリングギヤと噛合する飛込時や、元の位
置に復帰して静止する作動時に生じる衝撃はダンパによ
って緩和される。また、歯切り仕様の変更に対しては、
ピニオン及び分割ワッシャを交換することで容易に対応
することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は慣性飛込式始動電動機のピニオン構造を示し、
ピニオンユニット部の上半部は作動前の静止状態を示し
、下半分は飛び込み状態を示している。
図において符号1は例えば芝刈機等に搭載される始動電
動機で、その回転軸2にはヘリカルスプライン雄部2a
が形成されている。この回転軸2にピニオンユニット4
が係合され、内燃機関側のリングギヤ5に係合して、ク
ランク軸をクランキングさせて起動する。
この始動電動機1の回転軸2の先端部にはストッパ筒6
がサークリップ7で抜は止めして設けられ、このストッ
パ筒6とピニオンユニット4のピニオン8との間にはス
プリング9が縮設され、ピニオンユニット4をストッパ
プレート10側へ付勢している。このストッパプレート
10は回転軸2の段部2bに保持され、このストッパプ
レートIOと始動電動機1のケーシング11を構成する
ブラケット12の軸部12aとの間にはシール部材13
が装着されている。
このシール部材13は第6図に示すように、断面り字状
の金属環14と、この金属環14を包む弾性体15とか
らなっている。この弾性体15の外周部は軸方向に延長
して円柱状又は円筒状の弾性変形部15aが形成され、
この弾性変形部15aはストッパプレート10に当接し
ており、この部分は肉薄でテーパー状に形成され、軸方
向の衝撃を弾性変形により吸収しやすくしている。さら
に、弾性体15の内周部には環状係合部15bが形成さ
れ、この環状保合部tsbがブラケット12の軸部12
aの内周側に圧着して保持される。
なお、このシール部材13は弾性体15の大径部t5c
をブラケット12の軸部12aの外周側に圧接して保持
するようにしてもよい。
このシール部材13は回転軸2とブラケット12の軸部
t2aとの間のオイル漏れを防止すると共に、ストッパ
プレート10と軸部12aとの間に塵埃等が侵入するこ
とを防止するダストシールとしても機能している。さら
に、内燃機関が起動した後に、ピニオンユニット4が静
止位置に戻される際に、ストッパプレート10が受ける
衝撃を弾性変形部15aの変形で緩和している。
また、シール部材13は′s7図に示すように、弾性体
15の外周部は軸方向に真っすぐに延長して円柱状又は
円筒状の弾性変形部15dが形成され、この弾性変形部
15dには内側に環状に凹部が15eが形成され、この
部分で軸方向の衝撃を弾性変形により吸収しやすくして
いる ピニオンユニット4は第1図乃至第5図に示すように構
成されている。
ピニオンユニット4のピニオン8には歯部8aがボブカ
ッタ等の切削機械を使用して形成され、二のピニオン8
には環状71I8bが歯部8aより深く形成されている
。ピニオン8のF111j18bに一対の分割ワッシャ
16.17が嵌合される。このピニオン8に係合される
ダンパ18はピニオン80山部8aが嵌合する凹部18
aを有しており、この凹部18aを歯m8 aに嵌合し
て両者は一体回転可能となっている。
ピニオン8に係合された分割ワッシャ16,17及びダ
ンパ18は筒状のピニオンカバー19に組み込まれ、ざ
らにダンパ18側にヘリカルプレート20を組み込む、
このピニオンカバー19の一端のストッパ部19aに分
割ワッシャ16゜17が係止して位置規制され、ヘリカ
ルプレート20側の端部19bを内径方向へかしめて一
体にする。
ヘリカルプレート20にはプレス加工によって形成され
、ヘリカルスプライン20aが同時に形成され、このヘ
リカルスプライン20aが回転軸2のヘリカルスプライ
ン雄部2aに係合する。
このようにしてピニオンユニット4が構成されており、
この構成部材である分割ワッシャ!6゜+7、ダンパ1
8、ヘリカルプレート20はいずれも板状であり、しか
もそれぞれの部材が軸方向へ一部が重なるようにして一
体化されているから、軸方向の長さが短縮されており、
小型でかつ配置スペースの確保が容易である。
また、ピニオンの歯切り仕様が変更される場合でも、ピ
ニオン8と分割ワッシャ16.17を取換えるだけで、
ピニオンユニット4を構成する他のダンパ18、ヘリカ
ルプレート20及びピニオンカバー19は変更する必要
がないから、多数の機種に対応することができる。この
場合、ダンパ18の凹部18aをピニオン8の歯部8a
の変更に対応し、一体回転可能な形状に予め形成してお
く。
次に、この実施例の作動について説明すると、始動電動
機型を駆動で回転軸2が回転し、この回転によりヘリカ
ルプレート20を介して回転軸2に係合しているピニオ
ンユニット4が慣性力でスプリング9に抗してストッパ
筒6の方向に移動する。これにより、ピニオン8の歯部
88がリングギヤ5に噛合すると共に、ストッパ筒6に
当接して移動が規制される。このため、始動電動機1の
回転力がヘリカルプレート20から摩擦力でダンパ18
へ、ざらにダンパI8からは凹凸係合と摩擦力でピニオ
ン8へ伝達され、リングギヤ5を介してクランク軸を強
制的に回転させて、内燃機関を駆動する。
このピニオン8の歯部8aがリングギヤ5と噛合する飛
込時に、ピニオン8とリングギア5との衝撃はダンパ1
8が弾性変形することにより、有効に緩和される。
この後、内燃機関が起動してクランク軸の回転速度が大
きくなり、リングギア5の周速がと二オン8の周速より
も大きくなると、ピニオン8からリングギヤ5への動力
が伝達されなくなる。このため、スプリング9の付勢力
によりピニオンユニット4がストッパプレート1oに当
接して初期位置へ復帰する。これにより、ピニオンユニ
ット4の回転が静止され、このときの衝撃もダンパ18
の弾性変形で緩和される [発明の効果] この発明は前記のように、ピニオンのギヤ部に環状溝を
設けて分割ワッシャを係合させ、このピニオンのギヤ部
の一端部にダンパを分割ワッシャに当接するように係合
させ、かつ始動電動機で駆動される回転軸に係合するヘ
リカルプレートをダンパに当接させ、さらに分割ワッシ
ャ、ダンパ及びヘリカルプレートをカバーで覆い一体化
したから、ダンパによって飛込時及び復帰時の衝撃が有
効に緩和される。
しかも、ピニオンの歯切仕様が変更される場合でも、ピ
ニオンと分割ワッシャを取換えるだけで、ピニオンユニ
ットを構成する他のダンパ、ヘリカルプレート及びピニ
オンカバーは変更する必要がないから、多数の機種に容
易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の慣性飛込式始動電動機のピニオン構
造を示す断面図、第2図はピニオンユニットの断面図、
第3図は第2図の左側面図、第 −4図は第2図の右側
面図、第5図はピニオンユニットの分解斜視図、第6図
はシール部材の断面図、第7図はシール部材の他の実施
例の断面図、第8図及び第9図は従来のピニオンを示す
図である。 図中符号lは始動電動機、2は回転軸、4はピニオンユ
ニット、8はピニオン、16.17は分割ワッシャ、1
8はダンパ、20はヘリカルプレート、+9はピニオン
カバーである。 第2図 第3図 第 5 図 第 6 図 1b 笹 7 図 オフ 第 8 図 第9己 昭和63年7月20日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1 事件の表示 昭和63年特許願第151526号 2 発明の名称 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造 4 代理人〒151 住所 東京都渋谷区代々木2丁目23番1号ニューステ
イトメナ−1043号電話0] (375) 3740
番6 補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の
欄7 補正の内容    別紙のとおり (1)明細書第5頁第3行乃至第4行の「分割ワッシャ
」を「ダンパ」と訂正する。 (2)同書第9頁第8行のr分割ワッシャ16゜17」
を「ダンパ18」と訂正する。 (3)同書第9頁第10行の「ダンパ18」を「分割ワ
ッシャ16.17Jと訂正する。 (4)同書第11頁第13行の「分割ワッシャ」を「ダ
ンパ」と訂正する。 (5)同書第11頁第14行の「ダンパ」をr分割ワッ
シャ」と訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ピニオンのギヤ部に環状溝を設けて分割ワッシャを係合
    させ、このピニオンのギヤ部の一端部にダンパを前記分
    割ワッシャに当接するように係合させ、かつ始動電動機
    で駆動される回転軸に係合するヘリカルプレートをダン
    パに当接させ、さらに前記分割ワッシャ、ダンパ及びヘ
    リカルプレートをカバーで覆い一体化したことを特徴と
    する慣性飛込式始動電動機のピニオン構造。
JP15152688A 1988-06-20 1988-06-20 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造 Expired - Fee Related JP2628069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15152688A JP2628069B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15152688A JP2628069B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01318760A true JPH01318760A (ja) 1989-12-25
JP2628069B2 JP2628069B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=15520443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15152688A Expired - Fee Related JP2628069B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2628069B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0378567A (ja) * 1989-08-07 1991-04-03 Briggs & Stratton Corp スタータモータ構成
JPH0464937U (ja) * 1990-10-15 1992-06-04
KR20030010783A (ko) * 2001-07-27 2003-02-06 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 피니언 복원소음 저감장치
DE102010063507A1 (de) * 2010-12-20 2012-06-21 Robert Bosch Gmbh Geräuschoptimierte Startervorrichtung
US9004035B2 (en) 2010-10-09 2015-04-14 Johnson Electric S.A. Starter motor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0378567A (ja) * 1989-08-07 1991-04-03 Briggs & Stratton Corp スタータモータ構成
JPH0464937U (ja) * 1990-10-15 1992-06-04
KR20030010783A (ko) * 2001-07-27 2003-02-06 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 피니언 복원소음 저감장치
US9004035B2 (en) 2010-10-09 2015-04-14 Johnson Electric S.A. Starter motor
DE102011115352B4 (de) 2010-10-09 2019-05-16 Johnson Electric International AG Anlasser
DE102010063507A1 (de) * 2010-12-20 2012-06-21 Robert Bosch Gmbh Geräuschoptimierte Startervorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2628069B2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007032498A5 (ja)
US20060130600A1 (en) Structure of engine starter equipped with planetary gear speed reducer
JPH01318760A (ja) 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造
JP2544677B2 (ja) エンジン用始動装置
US4197885A (en) Direct cranking starter device
JP4306641B2 (ja) スタータ用トルク伝達装置
JP2000120511A (ja) 内燃機関の始動装置
JP5377863B2 (ja) エンジン始動用トルク伝達装置
JP2001012336A (ja) 一軸式のスタータ装置
JP4305411B2 (ja) スタータ用トルク伝達装置
JP5030041B2 (ja) エンジン始動回転力伝達機構
JPH0526310Y2 (ja)
JPH0355814Y2 (ja)
JPS6313426Y2 (ja)
JPS581661Y2 (ja) オ−バランニングクラッチ装置
JP2000352368A (ja) 内燃機関の始動装置
JPS608185Y2 (ja) 機関用始動電動機のオ−バランニングクラツチ装置
JPS6132190Y2 (ja)
JPH0631182Y2 (ja) スタータモータにおけるガバナ装置
JPH07707Y2 (ja) 内燃機関始動装置
JPH11351331A (ja) 内燃機関の振動低減装置
JPS6221741Y2 (ja)
JP6251922B2 (ja) スタータおよびスタータの組み付け方法
JP3765873B2 (ja) 始動装置におけるガバナ装置
JPH0234463Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees