JPH01318101A - 多軸制御方法及びその装置 - Google Patents

多軸制御方法及びその装置

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JPH01318101A
JPH01318101A JP15006088A JP15006088A JPH01318101A JP H01318101 A JPH01318101 A JP H01318101A JP 15006088 A JP15006088 A JP 15006088A JP 15006088 A JP15006088 A JP 15006088A JP H01318101 A JPH01318101 A JP H01318101A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の駆動体の移動を統括制御するための多
軸制御方法及びその装置に係り、特に、前記複数の駆動
体の位置決め精度を向上するようkした多軸制御方法及
びその装置に関する。
(従来の技術) 近年の消費者ニーズの多様化に伴い、例えば自動車業界
において多品種少量生産が強く要請され、この要請に応
えるべく種々の提案がなされている。
例えば特開昭62−110.581号公報には、ボディ
サイド、アンダーボディ、ルーフ等の重体構成部品を接
合するための車体板付ステージに、プログラム入力によ
り制御される3軸切換ユニツトを配設すると共に、該3
軸切換ユニツトに前記車体構成部品を位置決めする位置
決めロケータを装着し、前記車体板付ステージに前記車
体構成部品が搬入されたときに発信される車種検出信号
により、前記位置決めロケータを車種別に異なるクラン
プ位置に位置決めし、当該位置決め状態の下で前記車体
構成部品をクランプすることにより、異種混流方式を採
用した際における位置決め用治具等の交換を不要とし、
これをもって車体板付ステージにおける稼働率の低下等
の種々の不具合を解消した自動車の車体組付はシステム
が開示されている。
この車体組付はシステムの構成を概略的に説明すると第
12図に示す通りである。
同図に示すように、前述した位置決めロケータ2Qa、
b・・・は、そのアーム21a、b・・・先端に前記車
体構成部品を把持するためのグリップ22a、b・・・
を有しており、このグリップ22により車体構成部品を
把持した状態で、図中矢印で示す2方向及び図面と直交
方向の3方向に前記車体構成部品を移動可能に構成され
ている。なお、この位置決めロケータ20にあっては、
1装置当りに3軸の自由度を有しており、これが前記車
体板付ステージに複数配置されていることから、この複
数の位置決めロケータ20を統括制御する装置のことを
、以下、多軸制御装置と呼ぶこととする。
この多軸制御装置は、前記複数の位置決めロケータ20
a、b・・・の各々に、ここに接続された教示ペンダン
ト23a、b・・・による教示内容通りに位置決めロケ
ータ20a、b・・・を位置決め制御するロケータコン
トローラ24a、b・・・を接続し、この日ケータコン
トローラ24a、b・・・に、ロケータコントローラ2
4a、b・・・に作動及び作動停止指令を行なうととも
に同期タイミング信号を出力するメインコントローラ2
5を接続して構成されている。
ざらに、ロケータコントローラ24を中心として詳述す
れば第13図に示す通りであり、ロケータコントローラ
24a、b・・・は、前記メインコントローラ25に接
続され、前記教示ペンダント23a、b・・・によって
予め教示されている指令位置に関する情報を内部の記憶
装置に格納するサブコントローラ32a、b・・・と、
このサブコントローラ32a、b・・・より出力される
位置移動指令に従′   つて位置決めロケータ20a
、b・・・のXYZ軸の3軸にそれぞれ設けられたY軸
、Y軸、Z軸駆動用サーボモータ26a、b・、27a
、b−,28a、b・・・の各々に駆動指令を出力する
Y軸、Y軸、Z軸用サーボアンプ29a、b・・・、3
0a。
b・・・、31a、b・・・とよりなっている。なお、
前記Y軸、Y軸、Z軸駆動用サーボモータ26,27.
28のそれぞれには、このサーボモータ26゜27.2
8の回転に応じたパルス信号を出力するY軸、Y軸、Z
軸エンコーダ33a、b−,34a、b・・・、35a
、b・・・が接続されており、このエンコーダ33,3
4.35よりのパルス信号は前記Y軸、Y軸、Z軸周サ
ーボアンプ29,30゜31にフィードバックされ、こ
れをもって、Y軸。
Y軸、2軸駆動JTI−、に−E−夕26.27.28
の各々が位置移動指令通りに位置決めされるようになっ
ている。
このように構成された多軸制御装置にあっては、予め次
の手順に従って教示が行なわれる。
すなわち、作業者は、教示ペンダント23aを操作する
ことで位置決めロケータ20aを所望の位置に位置決め
し、この位置に関する情報を順次サブコントローラ32
a内の記4a装置に格納する。
位置決めロケータ20aの移動軌跡が全て記憶装置に格
納されると、以下の位置決めロケータ20bにも同様の
教示を行ない、全ての位置決めロケータ20に対する教
示が終了すると、前記多軸制御装置の起動準備が整う。
この多軸制御装置は、第14図に示すフローチヤードの
通りの動作を行なう。
まず、メインコントローラ25よりサブコントローラ3
2a、b・・・に起動指令が出力されると(ステップ1
)、サブコントローラ32a、b・・・は−斉に内部の
プログラムをスタートさせ、前述したそれぞれの記憶装
置に格納されている教示データを読出しつつ位置移動指
令を前記X軸、Y軸。
Z軸用サーボアンプ29,30.31に出力しくステッ
プ2)、これを受けて前記X軸、Y軸。
Z軸駆動用サーボモータ26,27.28の各々が前記
位置移動指令通りの駆動を行ない、位置決めロケータ2
1a、b・・・は所定の位置に位置決めされるようにな
っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の多軸制御装置において、
位置決めロケータ20a、b・・・を同期制御すべくサ
ブコントローラ32a、b・・・の教示データを考慮し
、かつメインコントローラ25よりの起動指令出力に同
期して初期作動を実行させるよう各種パラメータを一致
させたとしても、教示ステップが進むにつれてメカ的な
ガタ等が累積して大きな誤差となり、この結果同期がず
れてしまい、このため例えば位置決めロケータ20a、
b・・・のグリップ22a、b・・・がボディサイドパ
ネルにおける所定位置を把持した状態でこのボディサイ
ドパネルを移動しようとした場合には、前記同期ずれの
結果それぞれの位置決めロケータ20a。
b・・・同士が相互に干渉し合い、この干渉が前記ボデ
ィサイドパネルに伝わってこのパネルをゆがめるよう作
用し、この結果、自動車のボディ加工精度を悪化すると
いう問題点が指摘されている。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、複
数の駆動体の位置決め精度を向上するようにした多軸制
御方法及びその装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、複数の駆動体の移
動を統括制御するための多軸制御方法であって、前記複
数の駆動体の移動に関する情報を、異なる駆動体毎に、
複数の実行単位ステップに区分して実行順に記憶し、前
記複数の実行単位ステップのなかから1つのステップを
指定し、当該指定されたステップに対応する前記複数の
駆動体におけるそれぞれの移動に関する情報を読出し、
当該移動に関する情報に基づいて、前記複数の駆動体相
互間における同期及び干渉を監視しつつ、該複数の駆動
体のそれぞれを位置決めするようにしたことを特徴とす
る多軸制御方法であり、また、複数の駆動体の移動を統
括制御するように構成した多軸制御装置であって、前記
複数の駆動体の移動に関する情報を、異なる駆動体毎に
、複数の実行単位ステップに区分して実行順に記憶する
記憶手段と、当該記憶手段の記憶内容のなかから1つの
実行単位ステップを指定する指定手段と、当該指定手段
により指定されたステップに対応する前記複数の駆動体
におけるそれぞれの移動に関する情報を読出す読出手段
と、当該読出手段により読出された移動に関する情報に
基づいて、前記複数の駆動体相互間における同期及び干
渉を監視しつつ、該複数の駆動体のそれぞれを位置決め
制御する制御手段と、を備えてなることを特徴とする多
軸制御装置である。
(作用) 上記手段を採用すれば、異なる駆動体毎に、複数の実行
単位ステップに区分して実行順に記憶された記憶内容の
なかから、1つのステップが指定され、この指定された
ステップに対応する複数の駆動体におけるそれぞれの移
動に関する情報が読出され、この読出された移動に関す
る情報に基づいて、複数の駆動体相互間における同期及
び干渉を監視しつつ、複数の駆動体のそれぞれが位置決
めされる。この位置決め後には次の実行単位ステップが
指定されるのであるが、このように、実行単位ステップ
に区切られて順次所定の位置決めが実行されることから
、メカ的なガタ等が累積することがなく、複数の駆動体
を高精度で位置決めできる。また、この位置決めは、複
数の駆動体相互間における同期及び干渉を監視しつつ実
行され、同期成いは干渉の虞れがある場合には位置指令
の補正が行なわれることから、前記した位置決め精度を
さら(高める利点がある。
(実施例) 以下に、本発明に係る多軸制御方法及びその装置につい
て、車体板付ステージを例示した図面を参照しつつ詳細
に説明する。
なお、以下の説明において、前述した第12図及び第1
3図に示した部材と共通する部材間には同一符号を付し
、その説明を一部省略する。
第8図乃至第11図は車体板付ステージを示す図であり
、フロア−メインパネル、左右のボディサイドパネル、
ルーフパネル、及びリアパネル等の車体構成部品が相互
に仮止めされてボディの骨格が形成された状態で搬入さ
れ、このボディに対して図示する仮付ステージにおいて
スポット溶接により仮付けがなされる。
この仮付はステージに搬入される前には、上述したフロ
ア−メインパネル等の車体構成部品は、これらの部品の
端部同志を折り曲げることによって機械的に一体となっ
たボディBを形成している。
このボディBは、第10図に示されるシャトルバーとも
言われるトランスファーパー1によってこの仮付ステー
ジに搬入される。
基盤2の上には、前記トランスファーバー1を囲むよう
にしてステージ本体をなす支持フレーム3が設置されて
いる。この支持フレーム3の上方には、ボスト4によっ
て台板5が固設され、この台板5の上には前記支持フレ
ーム3に装着された機器全体を制御するための指定手段
としてのメインコントローラ6が設置されている。この
台板5の上に作業者が昇るために、梯子7が台板5に取
付けられている。なお、符号5aは台板5の上に取付け
られた安全柵である。
上述したように、この仮付ステージに前記トランスファ
ーパー1によって搬入されたボディBを支持するために
、第10図に示すように、支持フレーム3の底部3aに
は、複数の位置決めロケータ20が設けられている。こ
れらの位置決めロケータ20は、第2図に示すように、
アーム21の先端に、ボディBの下面に係合するグリッ
プ22を有してなり、それぞれの位置決めロケータ20
は、図中矢印で示す2方向及び図面と直交方向の3方向
にボディBを移動可能に構成されている。
前記位置決めロケータ20によって支持された状態のボ
ディBに対して仮付は作業を行なうために、第10図に
示すように、支持フレーム3の前接部3b、3Cには、
ボディBを構成する車体構成部品相互をクランプする一
方、クランプされた状態の車体構成部品同士を溶接する
ための作業用ロボット9がそれぞれ装着されている。
これらの作業用ロボット9は、第11図に示されるよう
に、前記支持フレーム3の前部3bに固定されたガイド
10に沿ってボディBの搬送方向に移動自在となってい
る。また、前記支持フレーム3の天部3dには、上述し
た作業用ロボット9と同様の作業用ロボット9が装着さ
れており、この作業用ロボット9は第9図に示すように
、天部3dに固定されたガイド10に沿ってボディBの
搬送方向に移動自在となっている。更に、第10図に示
された後部3Gにも前部3bと同様に作業用ロボット9
が搬送方向に移動自在に装着されている。
前記トランスファーパー1によって、この仮付ステージ
には、複数の車種のボディBが混在した状態で搬入され
る。これにより、いわゆる異種混流方式のΦ体板付けが
実施されるのであるが、ところが、それぞれの車種毎に
位置決めロケータ20がボディBを支持すべき位置は相
’>uしている。
そこで、仮付ステージに搬入されたボディBの種類に応
じて、前記位置決めロケータ20はそれぞれ3次元方向
に移動して、前記ボディBに適合する位置に位置決めさ
れるようになっている。
この位置決めロケータ20a、b・・・の移動を統括制
御する多軸制tit装首は、第2図に示すように、位置
決めロケータ2Qa、b・・・にロケータコントローラ
8a、8bを接続し、この日ケータコントローラ8a、
 8bに、位置決めロケータ20a。
b・・・の作動を統括制御する前述した指定手段として
のメインコントローラ6が接続されている。なお、この
メインコントローラ6には教示ペンダント23が接続さ
れており、これにより、選択した任意の位置決めロケー
タ20の位置教示が設定できるようになっている。
ざらに、前記ロケータコントローラ6a、Bbを中心に
詳述すれば第3図に示す通りであり、ロケータコントロ
ーラ8a、3bは、前記メインコントローラ6に接続さ
れ、前記教示ペンダント23によって予め教示されてい
る指令位置に関する情報を内部の記憶装置に格納する記
憶手段及び読出手段としての第1.第2サブコントロー
ラ11゜12と、この第1.第2サブコントローラ11
゜12より出力される位置移動指令に従って位置決めロ
ケータ20a、b・・・のXYZ軸の3軸にそれぞれ設
けられた駆動体としてのX軸、Y軸、Z軸駆動用サーボ
モータ26a、b・・・、27a、b・・・。
28a、b・・・の各々に駆動指令を出力する制御手段
としてのX@、Y軸、Z軸周サーボアンプ29a、  
b・、30a、b・、31 a、b−・・とよりなって
いる。
なお、前記X軸、Y軸、Z軸駆動用サーボモータ26.
27.28のそれぞれには、このサーボモータ26.2
7.28の回転に応じたパルス信号を出力するX軸、Y
軸、Z軸エンコーダ33a。
b・・・、34a、b・・・、35a、b・・・が接続
されており、このエンコーダ33,34.35よりのパ
ルス信号は前記X軸、Y軸、Z軸周サーボアンプ29.
30.31にフィードバックされ、これをもって、X軸
、Y軸、2軸駆動用サーボモータ26.27.28の各
々が位置移動指令通りに位置決めされるようになってい
る。
ここで、本発明と従来例との相違点について言及すると
、従来例に係る多軸制御装置にあっては、1つのサブコ
ントローラは、1つの位置決めロケータにおけるX、Y
、Zの3軸全ての移動軌跡を格納し、この移動軌跡を読
出しつつ該当する位置決めロケータの作動を制御してい
るのに対し、本発明に係る多軸制御装置にあっては、1
つのサブコントローラは、複数の位置決めロケータにお
けるx、y、zの3軸に:おけるいずれか1つ、若しく
は1つ以上の移動軌跡を格納し、この移動軌跡を読出し
つつ複数の位置決めロケータにおける該当する軸の作動
を制御している点が異なっている。
これにより、従来例では位置決めロケータの数と同数の
ナブコントローラが必要であるのに対し、本発明におっ
ては最高3つの位置決めロケータがあれば足りるので、
装置構成を簡単化する利点がある。なお、本実施例中、
第1サブコントローラ11にX軸及びY軸の駆動を、第
2サブコントローラ12にZ軸の駆動を制御させるよう
例示したが、決してこれに限定されるものではなく、接
続される位置決めロケータの数、サブコントローラの処
理速度等に応じて自由に改変できるものである。
また、従来例ではサブコントローラに一対一で教示ペン
ダントを接続しているのに対し、本発明にあってはメイ
ンコントローラにのみ教示ペンダントを接続する構成と
していることから、教示ペンダントの数を省略でき、ま
た、1つの教示ペンダントを操作することで全ての位置
決めロケータの教示ができるので、教示作業を簡素化す
る利点がある。
次に、前記第1.第2サブコントローラ11゜12内に
格納されている教示テーブルについて第4図を参照して
説明する。
同図に示すように、第1サブコントローラ11の記i!
!装置内には、異なる位置決めロケータ20毎に、全て
の位置決めロケータ2Qa、b・・・のX軸及びY軸に
関する移動軌跡が、1ステツプ毎に実行順に格納されて
いる。なお、1つのステップは、3軸分の移動軌跡が書
込めるように3つの領域に区分されているが、第1サブ
コントローラ11では、Z軸に関する移動軌跡を書込む
ための領域は空き領域となっている。第2サブコントロ
ーラ12の記憶装置内にも前述と同様にZ軸に関する移
動軌跡が格納されており、ざらに前述と同様、X軸及び
Y軸に関する移動軌跡を書込むための領域は空き領域と
なっている。なお、図示していないが、第1.第2サブ
コントローラ11.12の記憶装置内には、サーボモー
タの最高速度を書込む領域が設定されており、この最高
速度以内の速度でサーボモータが回転するようになって
いる。
この教示テーブル作成時における多軸制御装置の動作フ
ローチャートが第5図に示されている。
まず、準備作業として、教示ペンダント23を操作する
ことでこれから教示をすべき位置決めロケータ20が選
択されると(ステップ1)、メインコントローラ6は、
内部のステップレジスタNに1を設定し、これにより、
教示データを格納するアドレス位置を指定する(ステッ
プ2)。作業者は、教示ペンダントに配設された図示し
ない各軸筒の移動キーを操作することで位置移動指令信
号をメインコントローラ6に入力し、この位置移動指令
信号がX軸又はY軸に関するものならば、第1サブコン
トローラ11を介してX軸又はY軸用サーボアンプ29
.30にこの指令を転送し、X軸又はY軸周サーボモー
タ26.27を駆動する一方、前記位置移動指令信号が
Z軸に関するものならば、第2サブコントローラ12を
介してZ軸用サーボアンプ31にこの指令を転送し、Z
軸用サーボモータ28を駆動することにより、前記選択
した位置決めロケータ20の位置決め操作を行ない(ス
テップ3)、全ての軸についての位置決めが完了すると
図示しない教示キーをオンする(ステップ4.5)。な
お、ステップ1において教示すべき位置決めロケータ2
0が一旦選択されると、インターロックが作動して伯の
位置決めロケータ20の操作はできないようになってお
り、これにより、誤操作の防止を図っている。
ステップ5において教示キーがオンされると、第1.第
2サブコントローラ11.12は、前記位置決めした位
置決めロケータ20の現在位置を、IIl、 Y軸及ヒ
zlNI用エン−1−133,34,35より出力され
るパルス信号を入力することで読出し、この現在位置を
、前記ステップレジスタNで指定されたステップ位置に
、第4図に示すとともに前述した通りに格納する(ステ
ップ6)。
ステップ6の記憶処理が終了すると、メイン5ントロー
ラ6は、ステップレジスタへの内容をインクリメントし
くステップ7)、前記選択した位置決めロケータ20に
ついての全ての教示が終了したか否かの判断を行ない(
ステップ8)、終了していなければステップ3へ戻る一
方、終了していれば教示プログラムを終了させる。
なお、この教示作業が全ての位置決めロケータ20に対
して実行される。
次に、本発明に係る多軸制′gA装置の動作を、第6図
及び第7図(a)、 (b)のフローチャートを参照し
て説明する。
まず、起動指令が出力されると(ステップ10)、メイ
ンコントローラ6は、ステップレジスタNに1を設定す
る処理を行なう(ステップ11)。
これにより、第1.第2サブコントローラ11゜12の
記憶装置内に格納されている全ての位置決めロケータ2
0a、b・・・についての教示テーブルは、−斉に1ス
テツプ目から読出されることになる。
ステップ11の設定を受けて、第1.第2サブコントロ
ーラ11.12は、前記設定されたステップに格納され
た教示データを読出し、この教示データをX軸、Y軸、
Z軸周サーボアンプ29a。
b・・・、30a、b・・・、3’la、b・・・のそ
れぞれに位置移動指令として出力しくステップ12)、
これを受けてX軸、Y軸、Z軸周サーボアンプ29a、
b−,30a、b・、31a、b−(Dそれぞれは、前
記位置移動指令通りの駆動をX軸、Y軸。
Zt@用サーボモータ26a、b・、27a、b−。
2Ba、b・・・k実行させ、位置決めロケータ20a
、b・・・を所定の位置に位置決めする処理を実行する
(ステップ13)。
第1.第2サブコントローラ11.12は、X軸、Y軸
、Z軸用サーボモータ26,27.28のそれぞれを監
視することで位置決めが完了したか否かの判断を行ない
(ステップ14)、位置決めが完了していなければ、後
に詳述するサブルーチン1の同期チエツク及びサブルー
チン2の干渉チエツクを実行後にステップ14に戻り、
一方、位置決めが完了したと判断された場合には、メイ
ンコントローラ6は、ステップレジスタNの内容をイン
クリメントしくステップ15)、位置決めロケータ20
についての全ての教示データが読出されたか否かの判断
を行ない(ステップ16)、終了していなければステッ
プ12へ戻る一方、終了していれば動作プログラムを終
了させる。
このように本発明に係る多軸制m装置にあっては、その
移動軌跡を1つのステップ毎に区分して、全ての位置決
めロケータ2Qa、b・・・を各ステップ毎に一斉に作
動するようにしたので、メカ的なガタ等が累積して大き
な誤差となることを防止でき、この結果、位置決めロケ
ータ20a、b・・・の位置決め精度を向上できる利点
がある。これにより、全ての位置決めロケータ2Qa、
b・・・を同期制御したい場合には、高精度をもって所
望の目的が達成されることになる。
次に、第7図(a)を参照してサブルーチン1の同期チ
エツクについて説明する。
まず、第1.第2サブコントローラ11.12は、位置
決めロケータ20a、b・・・の現在位置を、X軸、Y
軸及びZ軸用エンコーダ33a、b・・・。
34a、b・・・、35a、b・・・より出力されるパ
ルス信号を入力することで読出し、この現在位置を、記
憶装置の所定のアドレスに格納する処理を実行する(ス
テップ20)。第1.第2サブコントローラ11.12
は、前記現在位置を読出して隣合う位置決めロケータ2
0間における位置偏差を演算し、この演算結果と基準偏
差αとの大小を比較する判断を行なう(ステップ21)
。なお、このステップ21及び次に述べるステップ22
.23の処理は、全ての隣合う位置決めロケータ20に
ついて実行される。
ステップ21の判断の結果、位置偏差が基準偏差αより
大きいと判断された場合、つまり隣合う位置決めロケー
タ20間の距離が離れ傾向にあると判断された場合には
、このままでは同期関係が壊れてしまうことから、第1
.第2ザブコントローラ11.12は、エンコーダより
のパルス信号を入力することで前記両位置決めロケータ
20の移動速度を入力し、速い方の位置決めロケータの
最高速を無効とする処理を実行しくステップ22)、該
最高速より遅い速度で前記速い方の位置決めロケータを
移動させる。これにより、前記離れ傾向を補正し、これ
をもって高精度の同期化を図っている。
一方、ステップ21の判断の結果、位置偏差が基Q−幅
偏差より小さいと判断された場合、つまり隣合う位置決
めロケ−920間の距離が接近傾向にあると判断された
場合には、このままでは同期関係が壊れるばかりでなく
衝突の危険もあることから、第1.第2サブコントロー
ラ11.12は、エンコーダよりのパルス信号を入力す
ることで前記両位置決めロケータ20の移動速度を入力
し、遅い方の位置決めロケータの最高速を教示値に戻す
処理を実行しくステップ23)、該教示値により指定さ
れた速度で前記遅い方の位置決めロケータを移動させる
。これにより、前記接近傾向を補正し、これをもって高
精度の同期化を図っている。
ステップ22又は23が終了すると、第1.第2サブコ
ントローラ11.12は、全ての軸について同期チエツ
クが完了したか否かの判断を行ない(ステップ24)、
完了していなければステップ20へ戻る一方、完了して
いればサブルーチン1を終了させ、メインルーチンへ戻
る。
次に、第7図(b)を参照してサブルーチン2の干渉チ
エツクについて説明する。
まず、第1.第2サブコントローラ11.12は、位置
決めロケータ20a、b・・・の現在位置を、xtt、
 y軸及びZN用エンコーダ33a、b−。
34a、b・・・、35a、b・・・より出力されるパ
ルス信号を入力することで読出し、この現在位置を、記
憶装置の所定のアドレスに格納する処理を実行する(ス
テップ30)。また、第1.第2サブコントローラ11
.12は、位置決めロケータ20a、b・・・の進行方
向を、X軸、Y軸及びZ@lI用エンコーダ33a、b
・、34a、b−,35a。
b・・・より出力されるパルス信号を入力することで判
別し、この進行方向を、記憶装置の所定のアドレスに格
納する処理を実行する(ステップ31)。
第1.第2サブコントローラ11.12は、前記現在位
置を読出して隣合う位置決めロケータ20間における位
置偏差を演算し、この演算結果と基準1f;A差βとの
大小を比較する判断を行なう(ステップ32)。’j1
3、このステップ32及び次に述べるステップ33.3
5の処理又は判断は、全ての隣合う位置決めロケータ2
0について実行される。
ステップ32の判断の結果、位置偏差が基準偏差βより
大きいと判断された場合、つまり隣合う位置決めロケー
タ20間の距離が離れ傾向にあると判断された場合には
、相互に干渉する虞れがないことから、ステップ36へ
進み全ての軸について干渉チエツクが完了したか否かの
判断を行なう。
一方、ステップ32の判断の結果、位置偏差が基準偏差
βより小さいと判断された場合、つまり隣合う位置決め
ロケータ20間の距離が接近傾向におると判断された場
合には、相互に干渉する虞れがあることから、ざらに進
行方向が同一方向であるか否かの判断を行なう(ステッ
プ33)。この判断の結果、進行方向が同一でないと判
断された場合には、これは隣合う位置決めロケータ同士
が衝突しようとしているのであるから、異常処理を実行
して位置決めロケータ20仝での作動を緊 ′急停止す
る処理を実行する(ステップ34)。これに対して、進
行方向が同一であると判断された場合には、第1.第2
サブコントローラ11,12は、エンコーダよりのパル
ス信号を入力することで前記両位置決めロケータ20の
移動速度を入力し、速い方の位置決めロケータの最高速
を減速させる処理を実行する(ステップ35)。
ステップ35が終了すると、第1.第2サブコントロー
ラ11,12は、全ての軸について同期チエツクが完了
したか否かの判断を行ない(ステップ36)、完了して
いなければステップ30へ戻る一方、完了していればサ
ブルーチン2を終了させ、メインルーチンへ戻る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、異なる駆
動体毎に、複数の実行単位ステップに区分して実行順に
記憶された記憶内容のなかから、1つのステップが指定
され、この指定されたステップに対応する複数の駆動体
におけるそれぞれの移動に関する情報が読出され、この
読出された移動に関する情報に基づいて、複数の駆動体
相互間における同期及び干渉を監視しつつ、複数の駆動
体のそれぞれが位置決めされる。この位置決め後には次
の実行単位ステップが指定されるのであるが、このよう
に、実行単位ステップに区切られて順次所定の位置決め
が実行されることから、メカ的なガタ等が累積すること
がなく、複数の駆動体を高精度で位置決めできる。また
、この位置決めは、複数の駆動体相互間における同期及
び干渉を監視しつつ実行され、同期成いは干渉の虞れが
ある場合には位置指令の補正が行なわれることから、前
記した位置決め精度をさらに高める利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る多軸制御装置のブロック図、 第2図は、前記多軸制御装置の概略構成図、第3図は、
前記多軸制御装置のブロック図、第4図は、本発明の説
明に供する図、 第5図乃至第7図は、前記多軸制御装置の動作フローチ
ャート、 第8図乃至第11図は、本発明の説明に供する車体の板
付ステージを表す図、 第12図は、従来例に係る多軸制御装置の概略構成図、 第13図は、従来例に係る多軸制御装置のブロック図、 第14図は、従来例に係る多軸制御装置の動作フローチ
ャートである。 6・・・メインコントローラ(指定手段)、11・・・
第1サブコントローラ(記憶手段、読出手段)、 12・・・第2サブコントローラ(記憶手段、読出手段
)、 20・・・位置決めロケータ、 26a、b・・・X軸駆動用サーボモータ(駆動体)、
27a、b・・・Y軸駆動用サーボモータ(駆動体)、
2Ba、b・・・Z軸駆動用り一−ボモータ(駆動体)
、29・・・X軸駆動用サーボアンプ(制御手段)、3
0・・・Y軸駆動用サーボアンプ(制御手段)、31・
・・Z軸駆動用サーボアンプ(制御手段)。 第3図 り、、−、l    j 第5図 Ji 12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の駆動体の移動を統括制御するための多軸制御
    方法であつて、 前記複数の駆動体の移動に関する情報を、異なる駆動体
    毎に、複数の実行単位ステップに区分して実行順に記憶
    し、 前記複数の実行単位ステップのなかから1つのステップ
    を指定し、 当該指定されたステップに対応する前記複数の駆動体に
    おけるそれぞれの移動に関する情報を読出し、 当該移動に関する情報に基づいて、前記複数の駆動体相
    互間における同期及び干渉を監視しつつ、該複数の駆動
    体のそれぞれを位置決めするようにしたことを特徴とす
    る多軸制御方法。 2)複数の駆動体の移動を統括制御するように構成した
    多軸制御装置であって、 前記複数の駆動体の移動に関する情報を、異なる駆動体
    毎に、複数の実行単位ステップに区分して実行順に記憶
    する記憶手段と、 当該記憶手段の記憶内容のなかから1つの実行単位ステ
    ップを指定する指定手段と、 当該指定手段により指定されたステップに対応する前記
    複数の駆動体におけるそれぞれの移動に関する情報を読
    出す読出手段と、 当該読出手段により読出された移動に関する情報に基づ
    いて、前記複数の駆動体相互間における同期及び干渉を
    監視しつつ、該複数の駆動体のそれぞれを位置決め制御
    する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする多軸制御装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58120450A (ja) * 1981-12-29 1983-07-18 Fanuc Ltd 工作機械のテ−ブル制御方式
JPS62110581A (ja) * 1985-11-07 1987-05-21 Sanyo Kiko Kk 自動車の車体組付け方法
JPS62226206A (ja) * 1986-03-27 1987-10-05 Toshiba Mach Co Ltd 同期位置制御方式

Patent Citations (3)

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