JPH0131730B2 - - Google Patents
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- JPH0131730B2 JPH0131730B2 JP12094782A JP12094782A JPH0131730B2 JP H0131730 B2 JPH0131730 B2 JP H0131730B2 JP 12094782 A JP12094782 A JP 12094782A JP 12094782 A JP12094782 A JP 12094782A JP H0131730 B2 JPH0131730 B2 JP H0131730B2
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- JP
- Japan
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- soft decision
- error correction
- circuit
- decoding
- input
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/067—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing soft decisions, i.e. decisions together with an estimate of reliability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誤り訂正復号器、特に受信信号に対し
て多値のソフト・デシジヨンを行なうことで訂正
能力を向上させる誤り訂正復号器に関する。
て多値のソフト・デシジヨンを行なうことで訂正
能力を向上させる誤り訂正復号器に関する。
従来、このような誤り訂正復号器のソフト・デ
シジヨン回路の出力には送信信号点の中央値を表
現するような値が存在せずどちらの信号点が送ら
れたかが全くわからないような場合にもどちらか
に近い値を出力するために誤り率が増大するとい
う欠点があつた。
シジヨン回路の出力には送信信号点の中央値を表
現するような値が存在せずどちらの信号点が送ら
れたかが全くわからないような場合にもどちらか
に近い値を出力するために誤り率が増大するとい
う欠点があつた。
本発明の目的は上述の従来の誤り訂正復号器の
欠点を取り除き、より柔軟性のある誤り訂正復号
器を提供することにある。
欠点を取り除き、より柔軟性のある誤り訂正復号
器を提供することにある。
本発明によれば送信系列を誤り訂正符号化し、
誤り訂正符号化後の系列のそれぞれのビツトが
“1”であるか“0”であるかによつて2値伝送
されてきた受信信号を入力し多値のソフト・デシ
ジヨンを行い、該ソフト・デシジヨンに基いて復
号を実現することで復号後の誤り率を減少させる
誤り訂正復号器において、受信信号を入力しデジ
タル・コードを出力し、そのさい前記“1”又は
“0”に対応する信号点の中央の値を表現するゼ
ロ・デジタル・コードを出力コードのうちに有す
るソフト・デシジヨン回路と、該ソフト・デシジ
ヨン回路の出力を入力し、前記ゼロ・デジタル・
コードが入力されたときは前記2つの送信信号点
のうちどちらの点が送られたかに関する情報は存
在しないものとして復号する復号回路とから構成
される誤り訂正復号器および送信系列を誤り訂正
符号化し、誤り訂正符号化後の系列のそれぞれの
ビツトが“1”であるか“0”であるかによつて
2値伝送されてきた受信信号を入力し多値のソフ
ト・デシジヨンを行い、該ソフト・デシジヨンに
基いて復号を実現することで復号後の誤り率を減
少させる誤り訂正復号器において、受信信号を入
力しデジタル・コードを出力するソフトデシジヨ
ン回路と、制御端子からの信号に基いて前記ソフ
ト・デシジヨン回路の出力を前記“1”又は
“0”に対応する信号点の中央の値を表現するゼ
ロ・デジタルコードに変換する変換回路と、該変
換回路の出力を入力し前記ゼロ・デジタルコード
が入力されたときは前記2つの送信信号点のうち
どちらの点が送られたかに関する情報は存在しな
いものとして復号する復号回路とから構成される
誤り訂正復号器を提供することができる。
誤り訂正符号化後の系列のそれぞれのビツトが
“1”であるか“0”であるかによつて2値伝送
されてきた受信信号を入力し多値のソフト・デシ
ジヨンを行い、該ソフト・デシジヨンに基いて復
号を実現することで復号後の誤り率を減少させる
誤り訂正復号器において、受信信号を入力しデジ
タル・コードを出力し、そのさい前記“1”又は
“0”に対応する信号点の中央の値を表現するゼ
ロ・デジタル・コードを出力コードのうちに有す
るソフト・デシジヨン回路と、該ソフト・デシジ
ヨン回路の出力を入力し、前記ゼロ・デジタル・
コードが入力されたときは前記2つの送信信号点
のうちどちらの点が送られたかに関する情報は存
在しないものとして復号する復号回路とから構成
される誤り訂正復号器および送信系列を誤り訂正
符号化し、誤り訂正符号化後の系列のそれぞれの
ビツトが“1”であるか“0”であるかによつて
2値伝送されてきた受信信号を入力し多値のソフ
ト・デシジヨンを行い、該ソフト・デシジヨンに
基いて復号を実現することで復号後の誤り率を減
少させる誤り訂正復号器において、受信信号を入
力しデジタル・コードを出力するソフトデシジヨ
ン回路と、制御端子からの信号に基いて前記ソフ
ト・デシジヨン回路の出力を前記“1”又は
“0”に対応する信号点の中央の値を表現するゼ
ロ・デジタルコードに変換する変換回路と、該変
換回路の出力を入力し前記ゼロ・デジタルコード
が入力されたときは前記2つの送信信号点のうち
どちらの点が送られたかに関する情報は存在しな
いものとして復号する復号回路とから構成される
誤り訂正復号器を提供することができる。
次に図面を参照して本発明について詳細に説明
する。
する。
第1図は従来の誤り訂正復号器の一実施例を示
すブロツク図である。第1図の例は符号化率1/2
の畳み込み符号に対するソフト・デシジヨンを用
いたビタビ復号器である。符号化率1/2の畳み込
み符号の符号器は1ビツトの情報に対して2ビツ
トを出力する。これらの値はそれぞれ±1の2値
に変換されて送信され、伝送路を通過して雑音が
加わつて受信される。
すブロツク図である。第1図の例は符号化率1/2
の畳み込み符号に対するソフト・デシジヨンを用
いたビタビ復号器である。符号化率1/2の畳み込
み符号の符号器は1ビツトの情報に対して2ビツ
トを出力する。これらの値はそれぞれ±1の2値
に変換されて送信され、伝送路を通過して雑音が
加わつて受信される。
入力端子100,101ではそれぞれ±1の値
に雑音が加わつたアナログ値が入力される。これ
らのアナログ値はA/D変換器10,11でデジ
タルコードに変換される。A/D変換器10,1
1の入力と出力の関係は例えば第2図1,2にあ
るようなものである。第2図においてA/D変換
器は3ビツトの通常2進符号を出力するものと
し、出力を10進数で表現している。ビタビ復号器
ではこの受信信号と送信パタンとの相関を計算し
ビタビ・アルゴリズムにより復号している。送信
パタンは(1、1)、(1、−1)、(−1、1)、
(−1、−1)の4通りなのでそれぞれのパタンと
の相関を計算すれば良い。受信信号と“1”との
相関はA/D変換器出力そのままで、“−1”と
の相関はA/D変換器出力をビツト毎に反転して
得られる。
に雑音が加わつたアナログ値が入力される。これ
らのアナログ値はA/D変換器10,11でデジ
タルコードに変換される。A/D変換器10,1
1の入力と出力の関係は例えば第2図1,2にあ
るようなものである。第2図においてA/D変換
器は3ビツトの通常2進符号を出力するものと
し、出力を10進数で表現している。ビタビ復号器
ではこの受信信号と送信パタンとの相関を計算し
ビタビ・アルゴリズムにより復号している。送信
パタンは(1、1)、(1、−1)、(−1、1)、
(−1、−1)の4通りなのでそれぞれのパタンと
の相関を計算すれば良い。受信信号と“1”との
相関はA/D変換器出力そのままで、“−1”と
の相関はA/D変換器出力をビツト毎に反転して
得られる。
従つて、反転回路20,21,22,23によ
り“−1”との相関を求めA/D変換器10,1
1の出力とそれぞれ加算器30,31,32,3
3で加算することで(1、1)、(1、−1)、(−
1、1)、(−1、−1)の4通りのパタンとの相
関を求めることが出来る。加算器30は(1、
1)との相関、加算器31は(1、−1)との相
関、加算器32は(−1、1)との相関、加算器
33は(−1、−1)との相関を求めている。第
1図において結線上の斜線は複数の結線が並列に
存在していることを意味し、反転回路20,2
1,22,23はそれぞれビツト毎に反転を行な
うことを意味している。
り“−1”との相関を求めA/D変換器10,1
1の出力とそれぞれ加算器30,31,32,3
3で加算することで(1、1)、(1、−1)、(−
1、1)、(−1、−1)の4通りのパタンとの相
関を求めることが出来る。加算器30は(1、
1)との相関、加算器31は(1、−1)との相
関、加算器32は(−1、1)との相関、加算器
33は(−1、−1)との相関を求めている。第
1図において結線上の斜線は複数の結線が並列に
存在していることを意味し、反転回路20,2
1,22,23はそれぞれビツト毎に反転を行な
うことを意味している。
加算回路30,31,32,33の出力は0か
ら14までの値のうちいずれかをとることになる。
通常、正の値と負の値との相関値は負になるので
あるが、ビタビ復号器においては相対的にどちら
が相関が大きいかという情報に基いて復号を行つ
ているため、通常の相関と大小関係が変わらなけ
れば相関の絶対値は問題にはならない。従つて第
2図1の例のようにA/D変換器出力をあえて負
の値をとらず正の値のみで表現した。
ら14までの値のうちいずれかをとることになる。
通常、正の値と負の値との相関値は負になるので
あるが、ビタビ復号器においては相対的にどちら
が相関が大きいかという情報に基いて復号を行つ
ているため、通常の相関と大小関係が変わらなけ
れば相関の絶対値は問題にはならない。従つて第
2図1の例のようにA/D変換器出力をあえて負
の値をとらず正の値のみで表現した。
加算器30,31,32,33で得られた4通
りの相関値はビタビ・アルゴリズムを実行するプ
ロセツサ40へ入力されビタビ復号されて端子1
02から出力される。
りの相関値はビタビ・アルゴリズムを実行するプ
ロセツサ40へ入力されビタビ復号されて端子1
02から出力される。
第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。第3図の実施例も第1図と同じく符号率1/
2の畳み込み符号に対するビタビ・アルゴリズム
を用いた復号器である。入力端子100′,10
1′から入力された受信信号は比較器51,52,
53,54,55,56,57,58で予め設定
されているしきい値と比較される。比較器51,
55のしきい値はそれぞれ第2図2のaに、比較
器52,56のしきい値はそれぞれ第2図2のb
に、比較器53,57のしきい値はそれぞれ第2
図2のcに、比較器54,58のしきい値はそれ
ぞれ第2図2のdに設定されている。比較器5
1,52,53,54の出力はリード・オンリ・
メモリ(ROM)ROM61のアドレスとして用
いられ、また比較器55,56,57,58の出
力はROM62のアドレスとして用いられる。
ある。第3図の実施例も第1図と同じく符号率1/
2の畳み込み符号に対するビタビ・アルゴリズム
を用いた復号器である。入力端子100′,10
1′から入力された受信信号は比較器51,52,
53,54,55,56,57,58で予め設定
されているしきい値と比較される。比較器51,
55のしきい値はそれぞれ第2図2のaに、比較
器52,56のしきい値はそれぞれ第2図2のb
に、比較器53,57のしきい値はそれぞれ第2
図2のcに、比較器54,58のしきい値はそれ
ぞれ第2図2のdに設定されている。比較器5
1,52,53,54の出力はリード・オンリ・
メモリ(ROM)ROM61のアドレスとして用
いられ、また比較器55,56,57,58の出
力はROM62のアドレスとして用いられる。
ROM61,62の出力は第2図2の出力欄に
示すようなデジタル・コードである。本発明の場
合にはゼロ・デジタル・コードを出力に含むよう
にするために2の補数を用いる。第2図2にはこ
のデジタル・コードを10進数で表現している。受
信信号がしきい値bとcの間の値をとつたとき
ROM61,62の出力はゼロ・デイジタルコー
ドである“0”になる。
示すようなデジタル・コードである。本発明の場
合にはゼロ・デジタル・コードを出力に含むよう
にするために2の補数を用いる。第2図2にはこ
のデジタル・コードを10進数で表現している。受
信信号がしきい値bとcの間の値をとつたとき
ROM61,62の出力はゼロ・デイジタルコー
ドである“0”になる。
この比較器51,52,53,54,55,5
6,57,58とROM61,62は合せてソフ
ト・デシジヨン回路60を構成している。
6,57,58とROM61,62は合せてソフ
ト・デシジヨン回路60を構成している。
ソフト・デシジヨン回路60の出力は第1図の
実施例と同様に加算器30′でパタン(1、1)
との相関が、また加算器31′でパタン(1、−
1)との相関が、また加算器32′でパタン(−
1、1)との相関が、また加算器33′でパタン
(−1、−1)との相関が計算される。“−1”と
の相関は反転回路20′,21′,22′,23′で
ソフト・デシジヨン回路の出力を反転して得られ
る。但しこの場合の反転回路はビツト毎の反転で
はなくソフト・デシジヨン回路60,61の出力
の正負を反転させる回路になつている。例えばソ
フト・デシジヨン回路の出力が2の補数で表現さ
れている場合にはビツト毎の反転を行つて“1”
を加えるようにする。加算器30′,31′,3
2′,33′の出力はプロセツサ40′へ入力され
ビタビ・アルゴリズムに基いて端子102′から
判定出力が得られる。反転回路20′,21′,2
2′,23′および加算器30′,31′,32′,
33′はプロセツサ40′と合せて復号回路70を
構成している。このような本発明の誤り訂正復号
器は通常の復号を行う場合には従来の誤り訂正復
号器と大差ない訂正能力になるが、パンクチヤド
符号と呼ばれる送信ビツトを一部間引いて送る方
法や、インパルス性の雑音が存在するような伝送
路を通つてきた信号の復号に際しては従来の方式
よりも大きな訂正能力を得ることができる。
実施例と同様に加算器30′でパタン(1、1)
との相関が、また加算器31′でパタン(1、−
1)との相関が、また加算器32′でパタン(−
1、1)との相関が、また加算器33′でパタン
(−1、−1)との相関が計算される。“−1”と
の相関は反転回路20′,21′,22′,23′で
ソフト・デシジヨン回路の出力を反転して得られ
る。但しこの場合の反転回路はビツト毎の反転で
はなくソフト・デシジヨン回路60,61の出力
の正負を反転させる回路になつている。例えばソ
フト・デシジヨン回路の出力が2の補数で表現さ
れている場合にはビツト毎の反転を行つて“1”
を加えるようにする。加算器30′,31′,3
2′,33′の出力はプロセツサ40′へ入力され
ビタビ・アルゴリズムに基いて端子102′から
判定出力が得られる。反転回路20′,21′,2
2′,23′および加算器30′,31′,32′,
33′はプロセツサ40′と合せて復号回路70を
構成している。このような本発明の誤り訂正復号
器は通常の復号を行う場合には従来の誤り訂正復
号器と大差ない訂正能力になるが、パンクチヤド
符号と呼ばれる送信ビツトを一部間引いて送る方
法や、インパルス性の雑音が存在するような伝送
路を通つてきた信号の復号に際しては従来の方式
よりも大きな訂正能力を得ることができる。
第4図はパンクチヤド符号の符号器と復号器の
構成を示すブロツク図である。符号化率1/2の畳
み込み符号器210の出力は間引き回路で間引か
れて送信される。間引き回路220では畳み込み
符号器210の出力をバツフアに蓄えて予め定め
られた消去マツプに基いて間引いて送信する。
構成を示すブロツク図である。符号化率1/2の畳
み込み符号器210の出力は間引き回路で間引か
れて送信される。間引き回路220では畳み込み
符号器210の出力をバツフアに蓄えて予め定め
られた消去マツプに基いて間引いて送信する。
例えば消去マツプが(1、1、1、0)の場合
2クロツク分の畳み込み符号器の出力4ビツトを
バツフアに蓄え最初から3ビツトのみを送信す
る。こうすることによつて符号化率が1/2から2/3
に上る。送信された信号には伝送路で雑音が加え
られて受信される。受信側では挿入回路230に
おいて3シンボル受信されるごとに実際は送信さ
れなかつたダミー・データを加えて復号器240
へ入力する。このときに4シンボル目は実際には
送信されなかつたシンボルであるがあたかも送信
されたかのようにして復号を行なう。そのさい4
シンボル目は+1と−1の中央の値とみなして復
号するのが好ましい。ところが第2図1に示すよ
うなしきい値を有する従来のソフト・デシジヨン
回路ではいわゆるゼロ・デイジタル・コードを出
力として持たないため入力がゼロに近い値、すな
わち3又は4を出力することになる。これは+1
もしくは−1のどちらかに近い値となつているた
め、復号によつて誤りを生ずる可能性が強い。
2クロツク分の畳み込み符号器の出力4ビツトを
バツフアに蓄え最初から3ビツトのみを送信す
る。こうすることによつて符号化率が1/2から2/3
に上る。送信された信号には伝送路で雑音が加え
られて受信される。受信側では挿入回路230に
おいて3シンボル受信されるごとに実際は送信さ
れなかつたダミー・データを加えて復号器240
へ入力する。このときに4シンボル目は実際には
送信されなかつたシンボルであるがあたかも送信
されたかのようにして復号を行なう。そのさい4
シンボル目は+1と−1の中央の値とみなして復
号するのが好ましい。ところが第2図1に示すよ
うなしきい値を有する従来のソフト・デシジヨン
回路ではいわゆるゼロ・デイジタル・コードを出
力として持たないため入力がゼロに近い値、すな
わち3又は4を出力することになる。これは+1
もしくは−1のどちらかに近い値となつているた
め、復号によつて誤りを生ずる可能性が強い。
これに対して本発明の復号器では、判定出力の
“0”がいわゆるゼロ・デイジタル・コードにな
つているので実際には送信されなかつたシンボル
にはこのゼロ・デイジタル・コードを割当てれば
良い。
“0”がいわゆるゼロ・デイジタル・コードにな
つているので実際には送信されなかつたシンボル
にはこのゼロ・デイジタル・コードを割当てれば
良い。
第5図はパンクチヤド符号に対して本発明の誤
り訂正復号器を応用した場合のブロツク図であ
る。入力端子300,301から受信されたアナ
ログ信号が入力される。また入力端子302,3
03からは消去マツプ情報が入力される。この消
去マツプ情報が“0”のシンボルに対してはスイ
ツチ310,311をアース側に接続し零ボルト
を入力信号として加える。このようにすると誤り
訂正復号器320では実際には送信されなかつた
信号に対してゼロ・デイジタル・コードを割当て
ることになり誤りの少い復号を実現することがで
きる。FM変調の周波数デイスクリミネータによ
る検波のようにインパルス性の雑音の現われる伝
送路ではそのインパルス性雑音が出現したか、し
ないかという情報を端子302,303から入力
しインパルス性雑音があるときは零ボルトを誤り
訂正復号器に入力することでインパルス性雑音の
影響を軽減することができる。
り訂正復号器を応用した場合のブロツク図であ
る。入力端子300,301から受信されたアナ
ログ信号が入力される。また入力端子302,3
03からは消去マツプ情報が入力される。この消
去マツプ情報が“0”のシンボルに対してはスイ
ツチ310,311をアース側に接続し零ボルト
を入力信号として加える。このようにすると誤り
訂正復号器320では実際には送信されなかつた
信号に対してゼロ・デイジタル・コードを割当て
ることになり誤りの少い復号を実現することがで
きる。FM変調の周波数デイスクリミネータによ
る検波のようにインパルス性の雑音の現われる伝
送路ではそのインパルス性雑音が出現したか、し
ないかという情報を端子302,303から入力
しインパルス性雑音があるときは零ボルトを誤り
訂正復号器に入力することでインパルス性雑音の
影響を軽減することができる。
第6図は本発明の他の一実施例を示すブロツク
図である。第6図において入力端子100″,1
01″からはアナログ信号が入力される。アナロ
グ信号はソフト・デシジヨン回路60′でソフ
ト・デシジヨンされる。ソフト・デシジヨン回路
60′は第3図の実施例のソフト・デシジヨン回
路60と同一の構成になつている。また端子11
0,111からは制御信号が入力される。この制
御信号は第5図の例における端子302,303
から入力される信号と同じものである。変換回路
90ではそれぞれ端子110,111からの制御
信号とソフト・デシジヨン回路60′からの入力
100″,101″のソフト・デシジヨン結果との
アンドをビツト毎にアンド・ゲート91,92で
計算している。
図である。第6図において入力端子100″,1
01″からはアナログ信号が入力される。アナロ
グ信号はソフト・デシジヨン回路60′でソフ
ト・デシジヨンされる。ソフト・デシジヨン回路
60′は第3図の実施例のソフト・デシジヨン回
路60と同一の構成になつている。また端子11
0,111からは制御信号が入力される。この制
御信号は第5図の例における端子302,303
から入力される信号と同じものである。変換回路
90ではそれぞれ端子110,111からの制御
信号とソフト・デシジヨン回路60′からの入力
100″,101″のソフト・デシジヨン結果との
アンドをビツト毎にアンド・ゲート91,92で
計算している。
こうすることにより制御信号が“0”のときは
全てのビツトが“0”のコード、すなわちゼロ・
デイジタル・コードが出力され、制御信号が
“1”のときはソフト・デシジヨン結果がそのま
ま復号回路70′へ送出される。復号回路70′も
第3図の実施例の復号回路70と同一の構成であ
る。復号結果は出力端子102″から出力される。
第6図の復号器は第5図の復号器と同じ働きを持
つが、ハードウエアの実現性からいえば第6図の
方が一般には容易である。
全てのビツトが“0”のコード、すなわちゼロ・
デイジタル・コードが出力され、制御信号が
“1”のときはソフト・デシジヨン結果がそのま
ま復号回路70′へ送出される。復号回路70′も
第3図の実施例の復号回路70と同一の構成であ
る。復号結果は出力端子102″から出力される。
第6図の復号器は第5図の復号器と同じ働きを持
つが、ハードウエアの実現性からいえば第6図の
方が一般には容易である。
従つて第6図の実施例でパンクチヤド符号や、
FM系のインパルス性雑音あるいはフエーデイン
グに強い復号を実現することができる。なお、第
6図の実施例ではソフト・デシジヨン回路60′
の出力に既にゼロ・デイジタル・コードを有する
ようにしてあるが、第6図のような構成をとる場
合には変換回路90の出力でゼロ・デイジタル・
コードが存在すれば良く、従来のソフト・デシジ
ヨン回路をそのまま用いることも可能である。
FM系のインパルス性雑音あるいはフエーデイン
グに強い復号を実現することができる。なお、第
6図の実施例ではソフト・デシジヨン回路60′
の出力に既にゼロ・デイジタル・コードを有する
ようにしてあるが、第6図のような構成をとる場
合には変換回路90の出力でゼロ・デイジタル・
コードが存在すれば良く、従来のソフト・デシジ
ヨン回路をそのまま用いることも可能である。
以上記したように本発明によれば、受信された
シンボルが全く信頼できないような場合に、その
影響を軽減することの可能な誤り訂正復号器を提
供することができる。
シンボルが全く信頼できないような場合に、その
影響を軽減することの可能な誤り訂正復号器を提
供することができる。
第1図は従来のビタビ復号器一例を示すブロツ
ク図、第2図はソフト・デシジヨン回路の入出力
関係を説明する図、第3図は本発明の一実施例を
示すブロツク図で参照数字60はソフト・デシジ
ヨン回路を、参照数字70復号回路を示す。第4
図はパンクチヤド符号の送受信ブロツク図、第5
図は本発明の誤り訂正復号器をパンクチヤド符号
に応用する場合の一例を示すブロツク図、第6図
は本発明の他の一実施例を示すブロツク図であ
る。 図において、参照数字60′はソフト・デシジ
ヨン回路、参照数字90は変換回路、参照数字7
0′は復号回路をそれぞれ示す。
ク図、第2図はソフト・デシジヨン回路の入出力
関係を説明する図、第3図は本発明の一実施例を
示すブロツク図で参照数字60はソフト・デシジ
ヨン回路を、参照数字70復号回路を示す。第4
図はパンクチヤド符号の送受信ブロツク図、第5
図は本発明の誤り訂正復号器をパンクチヤド符号
に応用する場合の一例を示すブロツク図、第6図
は本発明の他の一実施例を示すブロツク図であ
る。 図において、参照数字60′はソフト・デシジ
ヨン回路、参照数字90は変換回路、参照数字7
0′は復号回路をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 送信系列を誤り訂正符号化し、誤り訂正符号
化後の系列のそれぞれのビツトが“1”であるか
“0”であるかによつて2値伝送されてきた受信
信号を入力し多値のソフト・デシジヨンを行い、
該ソフト・デシジヨンに基いて復号を実現するこ
とで復号後の誤り率を減少させる誤り訂正復号器
において、受信信号を入力し前記“1”又は
“0”に対応する送信信号点の中央の値を表現す
るゼロ・デジタル・コードを出力コードのうちに
有してデジタル・コードを出力するソフト・デシ
ジヨン回路と、該ソフト・デシジヨン回路の出力
を入力し、前記ゼロ・デジタル・コードが入力さ
れたときは前記2つの送信信号点うちどちらの点
が送られたかに関する情報は存在しないものとし
て復号する復号回路とから構成されることを特徴
とする誤り訂正復号器。 2 送信信号系列を誤り訂正符号化し、誤り訂正
符号化後の系列のそれぞれのビツトが“1”であ
るか“0”であるかによつて2値伝送されてきた
受信信号を入力し多値のソフト・デシジヨンを行
い、該ソフト・デシジヨンに基いて復号を実現す
ることで復号後の誤り率を減少させる誤り訂正復
号器において、受信信号を入力しデジタル・コー
ドを出力するソフト・デシジヨン回路と、制御端
子からの信号に基いて前記ソフト・デシジヨン回
路の出力を前記“1”又は“0”に対応する送信
信号点の中央の値を表現するゼロ・デジタル・コ
ードに変換する変換回路と、該変換回路の出力を
入力し前記ゼロ・デジタル・コードが入力された
ときは前記2つの送信信号点うちどちらの点が送
られたかに関する情報は存在しないものとして復
号する復号回路とから構成されることを特徴とす
る誤り訂正復号器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12094782A JPS5912646A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 誤り訂正復号器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12094782A JPS5912646A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 誤り訂正復号器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912646A JPS5912646A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0131730B2 true JPH0131730B2 (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=14798904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12094782A Granted JPS5912646A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 誤り訂正復号器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04141165A (ja) * | 1990-10-01 | 1992-05-14 | Shota Muto | 介護機 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5134635A (en) * | 1990-07-30 | 1992-07-28 | Motorola, Inc. | Convolutional decoder using soft-decision decoding with channel state information |
US20030126541A1 (en) * | 2001-04-25 | 2003-07-03 | Shinsuke Uga | Data decoding method |
JP2009200927A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 誤り訂正復号装置 |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP12094782A patent/JPS5912646A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04141165A (ja) * | 1990-10-01 | 1992-05-14 | Shota Muto | 介護機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912646A (ja) | 1984-01-23 |
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