JPH01316884A - 画像認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は画像認識装置に関し、特に画像認識対象の実
面積を、画像の単位画素当りの面積を求める事で平方ミ
リメートル単位で求めるものに関するものである。

〔従来の技術〕

図において、（１）は認識対象ワーク（４）　を撮影す
るテレビカメラ、（２）　はモニタテレビ、（３）　は
認識対象ワークを予め登録するためのライトベン、（１
０）は画像処理装置である。

次に動作について説明する。まず予めライトペン（３）
によって認識対象ワークの特徴パラメータを登録してお
くものとする。テレビカメラ（１）によりて認識対象ワ
ーク（４）を撮影する。その映″像信号が画像処理装置
（１０）へ送られ、２値化処理、特徴抽出処理を行い、
その結果をモニタテレビ（２）へ送り画面に表示する。

この時認識対象ワーク算出のための画素数も同時に表示
される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の画像認識装置は以上のように構成されているため
、認識対象ワークの面積は、モニタテレビに表示された
画素の数でしか表わされなく、そのため実際の面積値（
平方ミリメートル、又は平方センチメートル単位）では
求められないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、画像認識対象ワークの実面積値を、平方ミリ
メートル、平方センチメートル単位で画像表示できる画
像認識装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る画像認識装置は、画像認識対象を撮像し
映像信号としたのち画像処理して表示装置に画像表示さ
せる画像処理回路に、縦・横寸法が既知な物体の表示画
像の縦方向及び横方向の画素数をそれぞれ検出し、これ
ら画素数で物体の縦・横寸法を除算して単位画素の縦・
横寸法を算出した後、縦・横寸法より単位画素の面積を
求め記憶回路に記憶する画素面積算出手段と、表示装置
に表示した画像認識対象の画素数を求める画素数検出手
段と、求められた画素数を上記単位画素面積で乗算して
画像認識対象の面積を求める対象面積算出手段とを設け
たものである。

〔作用〕

この発明によれば、縦・横寸法が既知な物体の表示画像
データを画素面積算出手段に読み込み、物体を画像表示
する縦方向の画素数と横方向の画素数を求め、これら画
素数で物体の縦方向と横方向の寸法を割算することで、
単位画素の縦寸法及び横寸法がそれぞれ求められるので
単位画素の面積が求まる０次に画素数検出手段で画像認
識対象を画像表示する総画素数を求めた後、対象面積算
出手段で、総画素数に単位画素面積を乗算することで、
画像認識対象ワークの面積が平方ミリメートル又は平方
センチメートルの単位で求めることができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明による画像認識装置の一実施例の構成
図である。この実施例は第１図から明らかなように、画
像認識対象　（７）を撮影する撮像装置（１）より出力
された映像信号を処理して、生成された画像データに基
づき画像認識対象を、表示装置　（２）に表示する画像
入力回路　（５）に縦・横寸法が既知な物体の表示画像
の縦方向及び横方向の画素数をそれぞれ検出し、これら
画素数で物体の縦・横寸法を除算して単位画素の縦・横
寸法を算出した後、縦・横寸法より単位画素の面積を求
め記憶回路　（６）に記憶する画素面積算出手段（５ａ
）と、表示装置　（２）に表示した画像認識対象の画素
数を求める画素数検出手段（５ｂ）と、求められた画素
数を上記単位画素面積で乗算して画像認識対象の面積を
求める対象面積算出手段（５Ｃ）とを設けたものである
。

以下、本発明の一実施例を第２図、第３図を基に説明す
る。まず第２図において、（１）は認識対象ワーク（４
）を撮影するテレビカメラ、　（２）はテレビカメラ（
１）で撮影した認識対象ワーク（４）を表示したり、テ
ィーチングモード時におけるデータの表示を行うモニタ
テレビ、　（５）はテレビカメラ（１）からの映像信号
を濃淡画像処理、２値処理を施す画像入力回路、　（６
）は画像データを記憶する記憶回路、（！Ｏ）は画像入
力回路　（５）、記憶回路（６）を含む画像処理装置で
ある。第２図は寸法が既知な物体を撮影し、物体の表示
画像を構成する単位画素当りの縦寸法及び横寸法（ミリ
メートル等）を求めるものである。　　（７）は縦・横
寸法が既知な物体、　（８）はテレビカメラ（１）　を
用いて寸法の決まった物体　（７）を撮影した結果を画
像入力装置　（５）が２値処理を行って表示した結果で
ある。

次に動作について説明する。第３図において、まずテレ
ビカメラ（１）を用いて寸法のわかっている物体　（７
）を撮影する。その映像信号を画像入力回路　（５）が
濃淡画像処理及び２値画像処理を施し、モニタテレビ　
（２）に表示する。その画像　（８）に対してライトペ
ン　（３）を用いて寸法のわかっている物体の縦・横の
実寸値を入力する。入力されると画像処理装置（１０）
はモニタテレビ　（２）に表示された物体　（８）の縦
・横の画素数を求め、人力された実寸値を画素数で除算
を行ない、単位画素当りの縦・横寸法をミリメートル単
位（あるいはセンチメートル単位等）でモニタテレビ　
（２）に表示すると同時に単位画素当りの縦の長さと横
の長さを乗じて単位画素の面積値として記憶回路　（６
）へ保存する０次に第２図において認識対象ワーク（４
）をテレビカメラ（１）を用いて撮影し、画像処理装置
（１０）内の画像入力回路　（５）で濃淡画像処理、２
値画像処理を行ない、その結果をモニタテレビ　（２）
へ送信して画像　（９）として表示し、この画像　（９
）の画素数を画像処理装置（１０）が計算する。次に記
憶回路　（６）に保存された単位画素当りの面積値に画
像（９）の画素数を乗算して実際の画像認識対象の面積
値（平方ミリメートル、あるいは平方センチメートル）
で求め、モニタテレビ（２）へ表示する。

上記実施例では、寸法のわかっている物体の縦・横の実
寸法値を入力するのにライトベンを用いたが、キースイ
ッチ、マウス等地の入力装置でも同様の効果を得る。

（発明の効果） 以上のようにこの発明によれば、予め算出した単位画素
の面積と、画像表示された画像認識対象の画素数から、
画像認識対象の実面積値が算出できるよう構成したので
、より精度のよい画像解析データが得られるとともに、
数値処理に最適な画像データが生成される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像認識装置の構成
図、第２図は本実施例による画像認識対象ワークの画像
処理動作を示す図、第３図は本実施例による画像認識対
象ワークの実面積値の算出処理動作を示す図、第４図は
従来の画像認識装置の構成図である。 （１）はテレビカメラ、（２）はモニタテレビ、（４）
は認識対象ワーク、（５）は画像入力回路、（５ａ）は
画素面積算出手段、 （５ｂ）は画素数検出手段、 （５Ｃ）は対象面積算出手段、（６）は記憶装置、（７
）は寸法が既知なワーク、 （８）は上記ワーク　（７）をモニタテレビに表示した
画像、 （９）は認識対象ワークをモニタテレビに表示した画像
、 （１０）は画像処理装置。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像認識対象を撮像する撮像装置より出力された映像信
   号を、画像処理回路で処理して生成した画像データに基
   づき画像認識対象を表示装置に画像表示するものにおい
   て、上記画像処理回路に、縦・横寸法が既知な物体の表
   示画像の縦方向及び横方向の画素数をそれぞれ検出し、
   これら画素数で物体の縦・横寸法を除算して単位画素の
   縦・横寸法を算出した後、縦・横寸法より単位画素の面
   積を求め記憶回路に記憶する画素面積算出手段と、表示
   装置に表示した画像認識対象の画素数を求める画素数検
   出手段と、求められた画素数を上記単位画素面積で乗算
   して画像認識対象の面積を求める対象面積算出手段とを
   設けたことを特徴とする画像認識装置。