JP3052454B2 - キャリブレーション設定方法 - Google Patents

キャリブレーション設定方法

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JP3052454B2 JP3188094A JP18809491A JP3052454B2 JP 3052454 B2 JP3052454 B2 JP 3052454B2 JP 3188094 A JP3188094 A JP 3188094A JP 18809491 A JP18809491 A JP 18809491A JP 3052454 B2 JP3052454 B2 JP 3052454B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象物をテレビカメ
ラで撮像して対象物の形状などを認識する画像処理装置
に関連し、殊にこの発明は、カメラ座標系における位置
データを実座標系における位置データに変換するための
変換データを設定するのに用いられるキャリブレーショ
ン設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来画像処理装置におけるキャリブレー
ション設定方法として、基準となる2個以上の対象物を
撮像して得られた画像につきそれぞれ重心位置を計測
し、各計測値に対する実座標をキーボードなどの入力装
置により入力することにより前記変換データの算出およ
び設定を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なキャリブレーション設定方法では、操作が複雑であっ
て、初心者にとってキャリブレーションの概念が理解し
難く、操作方法の習得に時間がかかるばかりでなく、誤
操作により間違った変換データが設定されるという問題
がある。
【0004】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、初心者であっても容易かつ短時間に理解かつ習
得することが可能なキャリブレーション設定方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、撮像装置に関わる既知の光学データ
を入力して変換倍率の概略値を算出し、その概略値に応
じたスケールをモニタ画面上にグラフィック表示した
後、そのモニタ画面上に実寸法が既知の基準となる対象
物を撮像して得られた画像を表示し、前記スケールをモ
ニタ画面上で変化させて前記対象物の画像に位置合わせ
することにより変換データの設定を行うようにしてい
る。
【0006】
【作用】モニタ画面上に表示されたスケールを見ながら
キャリブレーション設定操作を行うので、初心者であっ
ても、キャリブレーションの概念を視覚的に理解でき、
設定方法を短時間で習得し得、また誤操作により間違っ
た変換データが設定される虞もない。
【0007】
【実施例】図1は、画像処理装置の概略構成を示すもの
で、テレビカメラ1とコントローラ2とビデオモニタ3
と入力装置4とで構成されている。前記テレビカメラ1
は、計測時は認識対象物を、キャリブレーション時は実
寸法が既知の基準となる対象物を、それぞれ撮像するの
に用いられる。前記コントローラ2はテレビカメラ1よ
り画像信号を入力して所定の画像処理を実行する。前記
ビデオモニタ3はテレビカメラ1により撮像された対象
物の画像を画面上に表示する。前記入力装置4はキーボ
ードやマウスなどを含み、コントローラ2に対して計測
やキャリブレーションに必要なデータを入力するのに用
いられる。
【0008】図2は、前記コントローラ2の回路構成を
示している。A/D変換器5は、テレビカメラ1よりア
ナログ量の画像信号を入力してディジタル量の画像信号
に変換する。この画像信号は表示制御部6や画像メモリ
7へ出力される。
【0009】計測処理部8は、前記画像メモリ7に記憶
された認識対象物の画像につき面積,重心などの特徴量
を計測する。9はキーボードであって、テンキー10,
矢印キー11〜14,設定キー15,変更キー16な
ど、後記するキャリブレーション設定操作などに必要な
各種のキーを有する。
【0010】CPU17は、制御・演算の主体であっ
て、計測時は計測処理部8より計測結果を取り込んで認
識などの処理を行い、またキャリブレーション時はキャ
リブレーション設定操作に必要な各種演算や制御を実行
する。またCPU17はコントローラ2の全体の動作を
制御する。
【0011】スケールラインメモリ18は、キャリブレ
ーション設定操作時に後記するスケールをビデオモニタ
3に表示するための表示データがCPU17により書き
込まれる。文字メモリ19は、ビデオモニタ3に表示さ
れたスケールの画像に付される数字などの表示データが
CPU17により書き込まれる。
【0012】メモリ20は各種データやプログラムを記
憶し、表示制御部6は画像信号とスケールおよび数字な
どの表示データとを合成し、その合成データをD/A変
換してビデオモニタ3へ出力し、その表示動作を制御す
る。
【0013】図3は、この発明にかかるキャリブレーシ
ョン設定方法の手順をステップ1(図中、「ST1」で
示す)〜ステップ5で示している。まずステップ1で
は、テレビカメラ1の対物レンズ21の焦点距離および
テレビカメラ1の設定距離をキーボード9のテンキー1
0を用いてコントローラ2へ入力する。これによりCP
U17はメモリ20に格納された変換テーブルTBを参
照してテレビカメラ1の撮像視野を求める。
【0014】図4は、前記変換テーブルTBの内容をグ
ラフで示したもので、横軸(ただし対数目盛り)にテレ
ビカメラ1の設定距離が、縦軸(ただし対数目盛り)に
テレビカメラ1の撮像視野が、それぞれとってある。こ
の設定距離と撮像視野との関係は前記対物レンズ21の
焦点距離fの値(F1,F2,……)に応じて異なる。
従って対物レンズ21の焦点距離およびテレビカメラ1
の設定距離とが既知であれば、この変換テーブルTBよ
りテレビカメラ1の撮像視野が求められる。なお撮像視
野が既知であれば、その値をテンキー10によりキー入
力してもよい。
【0015】つぎにCPU17は、ステップ2におい
て、テレビカメラ1の撮像視野をビデオモニタ3の画面
の一辺の画素数(解像度)で割って変換倍率の概略値を
算出した後、続くステップ3において、前記変換倍率の
概略値に応じたスケールの表示データをスケールライン
メモリ18に書き込むと共に、その表示データを表示制
御部6を介してビデオモニタ3へ出力させ、図5に示す
ようなスケール22をビデオモニタ3の画面上に表示す
る。同図中、23はスケール22の原点であり、24,
25はX軸およびY軸である。
【0016】つぎのステップ3では、テレビカメラ1に
より実寸法が既知の基準となる対象物、すなわちこの実
施例では目盛り間隔が既知の方眼紙を撮像する。この画
像信号はA/D変換器5および表示制御部6を経てビデ
オモニタ3へ出力され、図6に示す如く、スケール22
が表示されたビデオモニタ3の画面上に方眼紙の画像2
6が表示される。同図中、27は方眼紙の画像26の原
点であり、28,29は方眼紙のX軸およびY軸であ
る。
【0017】つぎにキーボード9をキー操作し、図7に
示す如く、前記スケール22を画面上で変化させて前記
方眼紙の画像26に位置合わせする。この場合、矢印キ
ー11〜14を押すと、スケール22の原点23が矢印
方向へ移動し、変更キー16と左右方向の矢印キー1
1,12とを押すと、スケール22の目盛幅が変化し、
変更キー16と上下方向の矢印キー13,14とを押す
と、スケール22が原点23を中心として回転する。
【0018】このようにして方眼紙の画像26の原点2
7とスケール22の原点23とを一致させ、方眼紙の画
像26の目盛りとスケール22の目盛りとを位置合わせ
した後、ステップ5で設定キー15を押すと、そのとき
に表示されているスケール22にしたがって変換データ
が自動設定される。
【0019】すなわちカメラ座標における任意の3点の
座標を(x1,y1),(x2,y2),(x3,y
3)とし、それに対応する実座標(スケールの座標)を
(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)とす
ると、CPU17はつぎの式で与えられる変換行列の
各パラメータa〜fをつぎの式により算出して自動
設定するものである。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】
【発明の効果】この発明は上記の如く、撮像装置に関わ
る既知の光学データを入力して変換倍率の概略値を算出
し、その概略値に応じたスケールをモニタ画面上にグラ
フィック表示した後、そのモニタ画面上に実寸法が既知
の基準となる対象物を撮像して得られた画像を表示し、
前記スケールをモニタ画面上で変化させて前記対象物の
画像に位置合わせすることにより変換データの設定を行
うようにしたから、モニタ画面上に表示されたスケール
を見ながらキャリブレーション設定操作を行うことが可
能であり、初心者であっても、キャリブレーションの概
念を視覚的に理解できると共に、設定方法を短時間で習
得し得、また誤操作により間違った変換データが設定さ
れる虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の概略を示すブロック図である。
【図2】コントローラの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明にかかるキャリブレーション設定方法
の手順を示すフローチャートである。
【図4】テレビカメラの設置距離と対物レンズの焦点距
離とテレビカメラの撮像視野との関係を示す説明図であ
る。
【図5】画面上に表示されたスケールを示す説明図であ
る。
【図6】画面上に表示された方眼紙の画像を示す説明図
である。
【図7】スケールと方眼紙の画像との位置合わせ状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 コントローラ 3 ビデオモニタ 9 キーボード 22 スケール 26 方眼紙の画像

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置に関わる既知の光学データを入
    力して変換倍率の概略値を算出し、その概略値に応じた
    スケールをモニタ画面上にグラフィック表示した後、そ
    のモニタ画面上に実寸法が既知の基準となる対象物を撮
    像して得られた画像を表示し、前記スケールをモニタ画
    面上で変化させて前記対象物の画像に位置合わせするこ
    とにより変換データの設定を行うことを特徴とするキャ
    リブレーション設定方法。
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