JPH0131674Y2 - - Google Patents

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JPH0131674Y2
JPH0131674Y2 JP1982155533U JP15553382U JPH0131674Y2 JP H0131674 Y2 JPH0131674 Y2 JP H0131674Y2 JP 1982155533 U JP1982155533 U JP 1982155533U JP 15553382 U JP15553382 U JP 15553382U JP H0131674 Y2 JPH0131674 Y2 JP H0131674Y2
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JP
Japan
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screw conveyor
excavator
target
earth
sand
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JP1982155533U
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JPS5961395U (ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は地中掘削機の排土装置に関する。
地中に管路を布設する場合に、地中掘削機を用
いた推進工法が多用されている。この掘削機が
300mm以下の小口径の場合には、先導管の回転式
掘削カツタにて掘削した土砂は、掘削カツタ後方
における圧力室の中央部に案内され、掘削機の軸
心に沿つた中央位置に設けられたスクリユーコン
ベアにて後方へ排土されるのが通例となつてい
る。
一方、先導管の位置を検出して掘削機の進行方
向を測定する場合には、先導管内に設けたターゲ
ツトを発進坑内のトランシツトやレーザ発振器の
ように光学装置により検出することが一般に行な
われている。
ところが、小口径の掘削機の場合、軸心に沿つ
た中央位置に設けられたスクリユーコンベアのケ
ーシングと推進管壁との隙間は非常に狭く、ター
ゲツトの大きさも制限され、推進距離が長くなる
と推進管継手の屈曲によりターゲツトが見えなく
なるという問題がある。
そこで本考案はこのような問題点を解決し、タ
ーゲツトを確実に確認できるようにすることを目
的とするものである。
この目的を達成するため本考案は、掘削カツタ
からの土砂を受ける第1のスクリユーコンベアを
掘削機の軸心に沿つた中央位置に設け、この第1
のスクリユーコンベアに接続されてこの第1のス
クリユーコンベアからの土砂を後方へ運搬する第
2のスクリユーコンベアを掘削機の軸心から外れ
た側方に設け、掘削機の進行方向を光学的に測定
するためのターゲツトを前記第1のスクリユーコ
ンベアの後方に設け、前記第2のスクリユーコン
ベアを駆動するための駆動装置をこの第2のスク
リユーコンベアの後部に設け、前記第2のスクリ
ユーコンベアと第1のスクリユーコンベアとを、
ギヤを用いた動力伝達装置により連動したもので
ある。
したがつて、第2のスクリユーコンベアは掘削
機の軸心から外れた側方に設けられていることか
ら、この第2のスクリユーコンベアと推進管壁と
の間が広くなり、ターゲツトの確実な視認が可能
になる。またターゲツトを大きくして視野範囲を
広くすることにより、長距離推進が可能となる。
さらに、両スクリユーコンベアをギヤを用いた動
力伝達装置により連動し、かつ第2のスクリユー
コンベアの後部に設けた駆動装置により両コンベ
アを駆動するものであるため、第1のスクリユー
コンベアの近傍にこの第1のスクリユーコンベア
のための駆動源を設ける必要がなく、このためタ
ーゲツトの設置が容易になり、この点からもター
ゲツトの確実な視認が可能になる。また、動力伝
達装置のギヤ比を適当に選定することにより、両
スクリユーコンベアの回転数が変化することにな
つて、それらの口径が自由に選択可能となる。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図〜第3図において、1は先導管、
2は先導管1に接続された推進管であり、先導管
1の先端には、モータ3で駆動される回転式の掘
削カツタ4が設けられている。掘削カツタ4の後
方には圧力室5が配設されており、この圧力室5
には、掘削機の軸心に沿つた中央位置に配置され
た短尺の第1のスクリユーコンベア6が接続され
ている。7はケーシング、8は回転軸9に取り付
けられたスクリユー、10は軸受、11は土砂流
入口である。また12は、第1のスクリユーコン
ベア6に接続されるとともに、推進管2の管底に
沿つて発進坑13まで延設された第2のスクリユ
ーコンベアである。すなわち第1のスクリユーコ
ンベア6の後端と第2のスクリユーコンベア12
の前端とは互いの周壁どうしが接続され、連絡口
14が形成されているものである。15はケーシ
ング、16は回転軸17に取付けられたスクリユ
ー、18は軸受、19は土砂排出口、そして20
は回転軸17を駆動するための駆動装置としての
モータである。
第2図〜第3図に詳細に示すように、回転軸1
7の前端はケーシング15から突出してギヤ21
が取り付けられており、一方回転軸9の後端はケ
ーシング7から突出してギヤ22が取り付けられ
ている。23は一端にギヤ24が取り付けられる
とともに他端にギヤ25が取り付けられた動力伝
達軸であり、ギヤ24はギヤ21に、またギヤ2
5はギヤ22に噛合している。この動力伝達軸2
3は両ケーシング7,15の外部に配設され、土
砂の搬送の妨げにならないようにされている。以
上により動力伝達装置26が構成され、回転軸1
7の動力が回転軸9に伝達されるものである。す
なわち、モータ20によつて、第2のスクリユー
コンベア12のみならず第1のスクリユーコンベ
ア6もともに駆動されるものである。
なお、図示しないが、両ケーシング7,15の
接続部すなわち連絡口14には、開度調節可能な
シヤツタが設けられており、崩壊性地盤における
土圧バランスをとることができるようにされてい
る。
上記のように第2のスクリユーコンベア12を
推進管2の管底に沿つて設けたため、ケーシング
15と推進管2の管壁との間には、比較的大きな
空間27が形成されることになる。28は第1の
スクリユーコンベア6の直後に配設されたターゲ
ツトであり、空間27の大きさに応じて比較的大
形とされ、発進坑13内のトランシツトやレーザ
発振器のような光学装置29により検出されるも
のである。
掘削作用を説明する。掘削カツタ4にて掘削さ
れた土砂は、圧力室5から土砂流入口11を経て
第1のスクリユーコンベア6に送られ、連絡口1
4から第2のスクリユーコンベア12を通つて、
土砂排出口19より排土される。先導管1の進行
方向、すなわち掘削機の進行方向は、ターゲツト
28を光学装置29によつて検出することにより
測定され、この結果にもとづいて所定の進行方向
に制御されることになる。この検出は、空間27
が比較的大きいことから、推進距離が長くなつて
推進管継手の屈曲が生じてもターゲツト28を見
失うことがなくなつて、確実に行なうことが可能
となる。
また、動力伝達装置26により、先導管1内に
第1のスクリユーコンベア6の駆動源を設ける必
要がなくなるうえに、ギヤ比を適当に選定して第
1のスクリユーコンベア6と第2のスクリユーコ
ンベア12との回転数を変えることにより、両コ
ンベア6,12の口径を自由に選択することがで
きる。さらに、動力伝達軸26をケーシング7,
15の外部に設けたため、連絡口14において回
転軸17,9の動力伝達を妨げることなく、シヤ
ツタを動作させることができる。
以上述べたように本考案によると、第2のスク
リユーコンベアと推進管壁との間を広くとること
ができるうえに、第1のスクリユーコンベアの近
傍にこの第1のスクリユーコンベアの駆動源を設
置する必要がないためターゲツトを第1のスクリ
ユーコンベアの後方に容易に設置することができ
ることから、ターゲツトを確実に視認でき、しか
もターゲツトを大きくして視野範囲を広くするこ
とにより長距離推進が可能となり、また動力伝達
装置のギヤ比を適当に選定して両スクリユーコン
ベアの回転数を変化させることによつて、両コン
ベアの口径を自由に選択することを可能にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図、第2
図は第1図における要部の拡大図、第3図は第2
図の右側面図である。 4……掘削カツタ、6……第1のスクリユーコ
ンベア、12……第2のスクリユーコンベア、2
6……動力伝達装置、28……ターゲツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掘削カツタからの土砂を受ける第1のスクリユ
    ーコンベアを掘削機の軸心に沿つた中央位置に設
    け、この第1のスクリユーコンベアに接続されて
    この第1のスクリユーコンベアからの土砂を後方
    へ運搬する第2のスクリユーコンベアを掘削機の
    軸心から外れた側方に設け、掘削機の進行方向を
    光学的に測定するためのターゲツトを前記第1の
    スクリユーコンベアの後方に設け、前記第2のス
    クリユーコンベアを駆動するための駆動装置をこ
    の第2のスクリユーコンベアの後部に設け、前記
    第2のスクリユーコンベアと第1のスクリユーコ
    ンベアとを、ギヤを用いた動力伝達装置により連
    動したことを特徴とする地中掘削機の排土装置。
JP15553382U 1982-10-13 1982-10-13 地中掘削機の排土装置 Granted JPS5961395U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15553382U JPS5961395U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 地中掘削機の排土装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15553382U JPS5961395U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 地中掘削機の排土装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961395U JPS5961395U (ja) 1984-04-21
JPH0131674Y2 true JPH0131674Y2 (ja) 1989-09-28

Family

ID=30343483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15553382U Granted JPS5961395U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 地中掘削機の排土装置

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JP (1) JPS5961395U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130013A (en) * 1975-05-06 1976-11-12 Komatsu Mfg Co Ltd Driving direction control device for underground pipe laying apparatus

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125812U (ja) * 1976-03-23 1977-09-24
JPS56172709U (ja) * 1980-05-22 1981-12-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130013A (en) * 1975-05-06 1976-11-12 Komatsu Mfg Co Ltd Driving direction control device for underground pipe laying apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5961395U (ja) 1984-04-21

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