JPH01316414A - スリーブロール - Google Patents
スリーブロールInfo
- Publication number
- JPH01316414A JPH01316414A JP14645688A JP14645688A JPH01316414A JP H01316414 A JPH01316414 A JP H01316414A JP 14645688 A JP14645688 A JP 14645688A JP 14645688 A JP14645688 A JP 14645688A JP H01316414 A JPH01316414 A JP H01316414A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- shaft
- ceramic
- roll
- rolling elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/008—Rollers for roller conveyors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鉄鋼の圧延工程、Ｚｎメツキライン、加熱炉、
酸洗工程、無酸化炉などで搬送のために用いられるスリ
ーブロールに関する。
酸洗工程、無酸化炉などで搬送のために用いられるスリ
ーブロールに関する。
鉄鋼の圧延工程、Ｚｎメツキライン、加熱炉、酸洗工程
、無酸化炉などでは、搬送用ロールとしてスリーブロー
ルが用いられている。従来のスリーブロールは、第２図
に示すように２両端部にコツター金具２が取付けられた
軸ｌと、両端にコツター金具に係合する切込み部４が設
けられ、軸１の外周に装着されるセラミックス製のスリ
ーブ３とを有するものである。このスリーブロールでは
、軸ｌの外面とスリーブ３の内面との間、及びコツター
金具２と切込み部４との間に隙間が設けられている。そ
して、軸ｌの上部において軸１の外面とスリーブ３の内
面とが接触した状態で、スリーブ３の切込み部４に係合
するコツター金具２により軸１からスリーブ３へ回転力
が伝達され、スリーブ３は軸ｌ上で滑りながら回転する
。このようなスリーブロールは多数本が平行に配列され
、これらの上部を板状の被処理物が搬送される。
、無酸化炉などでは、搬送用ロールとしてスリーブロー
ルが用いられている。従来のスリーブロールは、第２図
に示すように２両端部にコツター金具２が取付けられた
軸ｌと、両端にコツター金具に係合する切込み部４が設
けられ、軸１の外周に装着されるセラミックス製のスリ
ーブ３とを有するものである。このスリーブロールでは
、軸ｌの外面とスリーブ３の内面との間、及びコツター
金具２と切込み部４との間に隙間が設けられている。そ
して、軸ｌの上部において軸１の外面とスリーブ３の内
面とが接触した状態で、スリーブ３の切込み部４に係合
するコツター金具２により軸１からスリーブ３へ回転力
が伝達され、スリーブ３は軸ｌ上で滑りながら回転する
。このようなスリーブロールは多数本が平行に配列され
、これらの上部を板状の被処理物が搬送される。
なお、例えば特開昭５８−８１９１７号に記載されてい
るように、軸の外面とスリーブの内面との間、及びコツ
ター金具と切込み部との間の隙間は適切に設定される。
るように、軸の外面とスリーブの内面との間、及びコツ
ター金具と切込み部との間の隙間は適切に設定される。
しかし、従来のスリーブロールでは、軸ｌとスリーブ３
との隙間が大きいと、ガタッキが大きくなり、スリーブ
３にクラックが発生したり、折損することがあった。逆
に、軸１とスリーブ３との隙間が小さいと、両者の間の
摩擦により、軸ｌが回転しても軸１に対してスリーブ３
が滑らずに接触したまま回転するので、偏心状態での回
転となり、多数のスリーブ３の上面で形成される搬送面
の上下動が激しくなるという問題があった。
との隙間が大きいと、ガタッキが大きくなり、スリーブ
３にクラックが発生したり、折損することがあった。逆
に、軸１とスリーブ３との隙間が小さいと、両者の間の
摩擦により、軸ｌが回転しても軸１に対してスリーブ３
が滑らずに接触したまま回転するので、偏心状態での回
転となり、多数のスリーブ３の上面で形成される搬送面
の上下動が激しくなるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、スリーブでのクラックの発生や折損を防止するとと
もに、スリーブの上面で形成される搬送面の上下動を抑
制することができるスリーブロールを提供することを目
的とする。
り、スリーブでのクラックの発生や折損を防止するとと
もに、スリーブの上面で形成される搬送面の上下動を抑
制することができるスリーブロールを提供することを目
的とする。
本発明のスリーブロールは、両端部にコツター金具が取
付けられた軸と、両端に上記コツター金具に対する係合
部が設けられ、上記軸の外周に装着されるセラミックス
製のスリーブとを有するスリーブロールにおいて、上記
軸とスリーブとの間に、多数のセラミックス製の転動体
を円周方向に沿ってリング状に、かつ軸方向に沿って２
列以上配列したことを特徴とするものである。
付けられた軸と、両端に上記コツター金具に対する係合
部が設けられ、上記軸の外周に装着されるセラミックス
製のスリーブとを有するスリーブロールにおいて、上記
軸とスリーブとの間に、多数のセラミックス製の転動体
を円周方向に沿ってリング状に、かつ軸方向に沿って２
列以上配列したことを特徴とするものである。
本発明において、セラミックス製の転動体の形状は、球
状でもよいし、円柱状などのころ形状でもよい。こうし
た転動体を構成するセラミックスとしては、アルミナ、
ジルコニア、マグネシア、窒化ケイ素、窒化アルミニウ
ム、炭化ケイ素などいずれでもよく、軸及びスリーブの
材質、熱膨張度合、摩滅度合、摩擦抵抗などを考慮して
適宜選択して使用される。
状でもよいし、円柱状などのころ形状でもよい。こうし
た転動体を構成するセラミックスとしては、アルミナ、
ジルコニア、マグネシア、窒化ケイ素、窒化アルミニウ
ム、炭化ケイ素などいずれでもよく、軸及びスリーブの
材質、熱膨張度合、摩滅度合、摩擦抵抗などを考慮して
適宜選択して使用される。
本発明において、軸とスリーブとの間の距離は転動体の
直径と軸及びスリーブの膨張代を考慮して設定される。
直径と軸及びスリーブの膨張代を考慮して設定される。
そして、セラミックス製の転動体は、互いに隣接するも
のどうしが接触しないように、スペーサを介して配列さ
れる。これは、隣接する転動体どうしが互いに接触する
と、更に軸−転動体−スリーブが強く接触し、摩擦抵抗
が大きくなって偏心状態で回転することになるため、ス
リーブの上面で形成される搬送面が上下動を起すためで
ある。また、セラミックス製の転動体の直径は２〜５層
層であることが望ましい、これは、転動体の直径が大き
すぎると摩擦抵抗が大きくなり、一方直径が小さすぎる
と応力が集中して転動体と接触する個所の相手材が損傷
しやすくなるためである。
のどうしが接触しないように、スペーサを介して配列さ
れる。これは、隣接する転動体どうしが互いに接触する
と、更に軸−転動体−スリーブが強く接触し、摩擦抵抗
が大きくなって偏心状態で回転することになるため、ス
リーブの上面で形成される搬送面が上下動を起すためで
ある。また、セラミックス製の転動体の直径は２〜５層
層であることが望ましい、これは、転動体の直径が大き
すぎると摩擦抵抗が大きくなり、一方直径が小さすぎる
と応力が集中して転動体と接触する個所の相手材が損傷
しやすくなるためである。
なお、本発明において、軸からスリーブへ動力を伝達す
るためには、軸に第２図に示すようなコツター金具を取
付け、スリーブ端部に切込み部を設けてもよいし、軸側
にスリーブ端面に対向するように１本〜複数本のビンコ
ツターを取付け、スリーブ端面にピン孔を設けてもよい
。
るためには、軸に第２図に示すようなコツター金具を取
付け、スリーブ端部に切込み部を設けてもよいし、軸側
にスリーブ端面に対向するように１本〜複数本のビンコ
ツターを取付け、スリーブ端面にピン孔を設けてもよい
。
本発明のスリーブロールによれば、軸とスリーブとの間
に、多数のセラミックス製の転動体を円周方向に沿って
リング状に、かつ軸方向に沿って２列以上配列している
ので、軸上でスリーブがなめらかに滑る。そして、軸−
転動体間及びスリーブ−転動体間の隙間を極力小さくす
ることができるので、ガタッキがなくなり、スリーブに
クラックが発生したり、折損することがない、また、軸
、転動体及びスリーブが強く接触して偏心状態で回転す
ることがないため、スリーブの上面で形成される搬送面
の上下動を抑制することができる。更に、上記のように
スリーブへの応力負荷が小さくなるため、スリーブロー
ルの寿命が長くなる。
に、多数のセラミックス製の転動体を円周方向に沿って
リング状に、かつ軸方向に沿って２列以上配列している
ので、軸上でスリーブがなめらかに滑る。そして、軸−
転動体間及びスリーブ−転動体間の隙間を極力小さくす
ることができるので、ガタッキがなくなり、スリーブに
クラックが発生したり、折損することがない、また、軸
、転動体及びスリーブが強く接触して偏心状態で回転す
ることがないため、スリーブの上面で形成される搬送面
の上下動を抑制することができる。更に、上記のように
スリーブへの応力負荷が小さくなるため、スリーブロー
ルの寿命が長くなる。
以下、本発明の実施例を第１図を参照して説明する。な
お、第１図は本発明に係るスリーブロールの断面図であ
る。
お、第１図は本発明に係るスリーブロールの断面図であ
る。
第１図において、外径１３０ｓ＋ｓの軸ｌの両端部それ
ぞれ４個所にはコツター金具２が取付けられており、こ
の軸ｌの外周には、両端にコツター金具２と係合する切
込み部４が設けられた溶融シリカ質のスリーブ３が装着
されている。このスリーブ３の寸法は、外径２１０ｍｍ
、内径１４５ｍｍ、長さ２５６０■である。
ぞれ４個所にはコツター金具２が取付けられており、こ
の軸ｌの外周には、両端にコツター金具２と係合する切
込み部４が設けられた溶融シリカ質のスリーブ３が装着
されている。このスリーブ３の寸法は、外径２１０ｍｍ
、内径１４５ｍｍ、長さ２５６０■である。
また、軸１とスリーブ３との間には、ジルコニア質で直
径５ｍ■の転動体５が円周方向に沿ってリング状に８３
個、軸方向に沿って１０列、スペーサ６を介在させて配
列されている。これら転動体５は１間に介在するスペー
サ６によって互いに隣接するものどうしが接触しないよ
うになっている。
径５ｍ■の転動体５が円周方向に沿ってリング状に８３
個、軸方向に沿って１０列、スペーサ６を介在させて配
列されている。これら転動体５は１間に介在するスペー
サ６によって互いに隣接するものどうしが接触しないよ
うになっている。
これらのスリーブロール１０本をケイ素鋼焼鈍炉内で平
行に配列し、温度８５０〜１０５０℃、回転数８０〜１
ＢＯｒｐｍの条件でケイ素鋼を通板した。
行に配列し、温度８５０〜１０５０℃、回転数８０〜１
ＢＯｒｐｍの条件でケイ素鋼を通板した。
その結果、スリーブ３にクラックが発生したり、スリー
ブ３が折損することはなく、しかも搬送面の上下動はほ
とんどなかった。また、スリーブロールの平均寿命は従
来のものの約２倍であった。
ブ３が折損することはなく、しかも搬送面の上下動はほ
とんどなかった。また、スリーブロールの平均寿命は従
来のものの約２倍であった。
なお、本発明のスリーブロールにおける動力伝達機構に
ついては、第１図に示すコツター金具（軸側）と切込み
部（スリーブ側）に限らず、ビンコツター（軸側）とビ
ン孔（スリーブ側）でもよい。
ついては、第１図に示すコツター金具（軸側）と切込み
部（スリーブ側）に限らず、ビンコツター（軸側）とビ
ン孔（スリーブ側）でもよい。
以上詳述したように本発明のスリーブロールによれば、
スリーブのクラック発生や折損を防止するとともに、搬
送面の上下動を抑制でき、しかも寿命が長くなるなど顕
著な効果を奏するものである。
スリーブのクラック発生や折損を防止するとともに、搬
送面の上下動を抑制でき、しかも寿命が長くなるなど顕
著な効果を奏するものである。
第１図は本発明の実施例におけるスリーブロールの断面
図、第２図は従来のスリーブロールを一部断面で示す斜
視図である。 ｌ・・・軸、２・・・コツター金具、３・・・スリーブ
、４・・・切込み部、５・・・転動体、６・・・スペー
サ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
図、第２図は従来のスリーブロールを一部断面で示す斜
視図である。 ｌ・・・軸、２・・・コツター金具、３・・・スリーブ
、４・・・切込み部、５・・・転動体、６・・・スペー
サ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 両端部にコッター金具が取付けられた軸と、両端に上記
コッター金具に対する係合部が設けられ、上記軸の外周
に装着されるセラミックス製のスリーブとを有するスリ
ーブロールにおいて、上記軸とスリーブとの間に、多数
のセラミックス製の転動体を円周方向に沿ってリング状
に、かつ軸方向に沿って２列以上配列したことを特徴と
するスリーブロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14645688A JPH01316414A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | スリーブロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14645688A JPH01316414A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | スリーブロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01316414A true JPH01316414A (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=15408051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14645688A Pending JPH01316414A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | スリーブロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01316414A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520896B1 (en) * | 1999-06-23 | 2003-02-18 | Voith Sulzer Papiertechnik Patent Gmbh | Elastic roll and a process for producing such a roll |
| JP2005060776A (ja) * | 2003-08-13 | 2005-03-10 | Jfe Steel Kk | 高温用ロール |
| JP2008137815A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Apro System Co Ltd | 物品移送装置 |
| CN105692108A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-06-22 | 胡俊 | 一种链传动辊道保护筒 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP14645688A patent/JPH01316414A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6520896B1 (en) * | 1999-06-23 | 2003-02-18 | Voith Sulzer Papiertechnik Patent Gmbh | Elastic roll and a process for producing such a roll |
| JP2005060776A (ja) * | 2003-08-13 | 2005-03-10 | Jfe Steel Kk | 高温用ロール |
| JP2008137815A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Apro System Co Ltd | 物品移送装置 |
| CN105692108A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-06-22 | 胡俊 | 一种链传动辊道保护筒 |
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