JPH01312026A - スリーブロール - Google Patents
スリーブロールInfo
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- JPH01312026A JPH01312026A JP14178388A JP14178388A JPH01312026A JP H01312026 A JPH01312026 A JP H01312026A JP 14178388 A JP14178388 A JP 14178388A JP 14178388 A JP14178388 A JP 14178388A JP H01312026 A JPH01312026 A JP H01312026A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/008—Rollers for roller conveyors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鉄鋼の圧延工程、Znメツキライン、加熱炉、
酸洗工程、無酸化炉などで搬送用ロールとして用いられ
るスリーブロールに関する。
酸洗工程、無酸化炉などで搬送用ロールとして用いられ
るスリーブロールに関する。
鉄鋼の圧延工程、Znメツキライン、加熱炉、酸洗工程
、無酸化炉などでは、搬送用ロールとしてスリーブロー
ルか用いられている。このスリーブロールは、両端部に
コッター金具が取付けられた軸と、両端に上記コッター
金具に係合する切込み部が設けられ、」−記軸の外周に
装着されるセラミックス製のスリーブとを有するもので
ある。このスリーブロールでは、軸の外面とスリーブの
内面との間、及びコツター金具と切込み部との間に隙間
が設けられている。そして、軸の」一部において軸の外
面とスリーブの内面とが接触した状態で、スリーブの切
込み部に係合するコッター金具により軸からスリーブへ
回転力が伝達され、スリーブは軸上で滑りながら回転す
る。このようなスリーブロールは多数本が平行に配列さ
れ、これらの上部を被処理物か搬送される。
、無酸化炉などでは、搬送用ロールとしてスリーブロー
ルか用いられている。このスリーブロールは、両端部に
コッター金具が取付けられた軸と、両端に上記コッター
金具に係合する切込み部が設けられ、」−記軸の外周に
装着されるセラミックス製のスリーブとを有するもので
ある。このスリーブロールでは、軸の外面とスリーブの
内面との間、及びコツター金具と切込み部との間に隙間
が設けられている。そして、軸の」一部において軸の外
面とスリーブの内面とが接触した状態で、スリーブの切
込み部に係合するコッター金具により軸からスリーブへ
回転力が伝達され、スリーブは軸上で滑りながら回転す
る。このようなスリーブロールは多数本が平行に配列さ
れ、これらの上部を被処理物か搬送される。
従来は、軸に取付けられたコッター金具と、スリーブに
設けられた切込み部とがなじむまでの稼動初期に、スリ
ーブの切込み部及びその近傍にチンピンクや応力集中に
よる割れか生じるという問題があった。
設けられた切込み部とがなじむまでの稼動初期に、スリ
ーブの切込み部及びその近傍にチンピンクや応力集中に
よる割れか生じるという問題があった。
この対策として、例えば特開昭58− 81917号に
は、軸の外面とスリーブの内面との間、及びコツター金
具と切込み部との間に隙間を適切に設定することが記載
されている。また、スリーブ内面の寸法精度、切込み部
の面精度、コツター金具の接合精度及び面精度などを向
上させることが試みられている。しかし、これらの対策
を講じても、スリーブの切込み部及びその近傍における
チッピングや割れを防止する効果は充分ではなかった。
は、軸の外面とスリーブの内面との間、及びコツター金
具と切込み部との間に隙間を適切に設定することが記載
されている。また、スリーブ内面の寸法精度、切込み部
の面精度、コツター金具の接合精度及び面精度などを向
上させることが試みられている。しかし、これらの対策
を講じても、スリーブの切込み部及びその近傍における
チッピングや割れを防止する効果は充分ではなかった。
一方、スリーブの材質として、例えばタールを含浸した
セラミックスを用いたり、カーボンをコーティングした
セラミックスを用いることにより、スリーブに潤滑作用
を与えることが試みられている。しかし、セラミックス
にタールを含浸yせたものでは、数百度の温度でタール
が揮発してしまうため、短時間で潤滑作用がなくなって
しまう。また、セラミックスにカーボンをコーティング
したものでは、600〜800°Cでカーボンがガス化
してしまうため、高温に耐えられない。そして、スリー
ブに潤滑作用がなくなると、切込み部からの振動によっ
てスリーブロールの搬送面の上下動が激しくなり、搬送
中の被処理物に悪影響を与える。
セラミックスを用いたり、カーボンをコーティングした
セラミックスを用いることにより、スリーブに潤滑作用
を与えることが試みられている。しかし、セラミックス
にタールを含浸yせたものでは、数百度の温度でタール
が揮発してしまうため、短時間で潤滑作用がなくなって
しまう。また、セラミックスにカーボンをコーティング
したものでは、600〜800°Cでカーボンがガス化
してしまうため、高温に耐えられない。そして、スリー
ブに潤滑作用がなくなると、切込み部からの振動によっ
てスリーブロールの搬送面の上下動が激しくなり、搬送
中の被処理物に悪影響を与える。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、高温下でも稼動初期におけるスリーブの切込み部及
びその近傍におけるチッピングや割れを防止することが
でき、しかも長期にわたって潤滑作用を維持することが
できるスリーブロールを提供することを目的とする。
り、高温下でも稼動初期におけるスリーブの切込み部及
びその近傍におけるチッピングや割れを防止することが
でき、しかも長期にわたって潤滑作用を維持することが
できるスリーブロールを提供することを目的とする。
本発明のスリーブロールは、両端部にコツター金具が取
付けられた軸と、両端に上記コツター金具に係合する切
込み部が設けられ、」二記軸の外周に装着されるセラミ
ックス製のスリーブとを有するスリーブロールにおいて
、上記スリーブの両端面、切込み部のコツター金具との
係合面、及び両端から中央部に向かって少なくとも切込
み部の長さ以上の領域を含む内面に、主として六方晶よ
りなるBN(窒化ホウ素)をコーティングしたことを特
徴とするものである。
付けられた軸と、両端に上記コツター金具に係合する切
込み部が設けられ、」二記軸の外周に装着されるセラミ
ックス製のスリーブとを有するスリーブロールにおいて
、上記スリーブの両端面、切込み部のコツター金具との
係合面、及び両端から中央部に向かって少なくとも切込
み部の長さ以上の領域を含む内面に、主として六方晶よ
りなるBN(窒化ホウ素)をコーティングしたことを特
徴とするものである。
本発明のスリーブロールにおいて、スリーブの両端面、
切込み郡のコツター金具との係合面、及び両端から中央
部に向かって少なくとも切込み部の長さ以上の領域を含
む内面にコーティングされるBN(窒化ホウ素)は、カ
ーボンと同様に六方晶で潤滑作用を有し、しかもカーボ
ンのガス化温度よりはるかに高温でも充分な耐熱性を示
す。したがって、高温下でも稼動初期におけるスリーブ
の切込み部及びその近傍におけるチッピングや割れを防
止することができ、しかも長期にわたって潤滑作用を維
持して切込み部からの振動によるスリーブロールの搬送
面の上下動を抑制することができる。
切込み郡のコツター金具との係合面、及び両端から中央
部に向かって少なくとも切込み部の長さ以上の領域を含
む内面にコーティングされるBN(窒化ホウ素)は、カ
ーボンと同様に六方晶で潤滑作用を有し、しかもカーボ
ンのガス化温度よりはるかに高温でも充分な耐熱性を示
す。したがって、高温下でも稼動初期におけるスリーブ
の切込み部及びその近傍におけるチッピングや割れを防
止することができ、しかも長期にわたって潤滑作用を維
持して切込み部からの振動によるスリーブロールの搬送
面の上下動を抑制することができる。
本発明において、スリーブにBN”をコーティングする
方法としては、例えばBN粉末とバインダーとを混練し
てはけ塗りし、150〜200°Cで乾燥する方法が挙
げられる。コーティングされるBN層の厚さは、0.1
〜0.5 mmであることが好ましい。すなわち、BN
層の厚さが薄すぎると、潤滑作用が不充分となってスリ
ーブにチッピングや割れが発生しやすくなる。一方、B
N層の厚さが厚すぎると、スリーブと軸やコツター金具
との間の隙間が小さくなり、多数本のスリーブロールの
うちには軸上でスリーブが滑らないものも現われるため
、スリーブロールの搬送面が上下動を起しやすくなる。
方法としては、例えばBN粉末とバインダーとを混練し
てはけ塗りし、150〜200°Cで乾燥する方法が挙
げられる。コーティングされるBN層の厚さは、0.1
〜0.5 mmであることが好ましい。すなわち、BN
層の厚さが薄すぎると、潤滑作用が不充分となってスリ
ーブにチッピングや割れが発生しやすくなる。一方、B
N層の厚さが厚すぎると、スリーブと軸やコツター金具
との間の隙間が小さくなり、多数本のスリーブロールの
うちには軸上でスリーブが滑らないものも現われるため
、スリーブロールの搬送面が上下動を起しやすくなる。
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図を参照して説明
する。なお、第1図は本発明に係るスリーブロールを一
部破断して示す正面図、第2図は同スリーブロールの端
部の断面図、第3図はスリーブへのBNのコーティング
個所を示す斜視図である。
する。なお、第1図は本発明に係るスリーブロールを一
部破断して示す正面図、第2図は同スリーブロールの端
部の断面図、第3図はスリーブへのBNのコーティング
個所を示す斜視図である。
第1図及び第2図において、軸1の両端部それぞれ4個
所にはコツター金具2が取付けられており、この軸1の
外周には、両端にコツター金具2と係合する切込み部4
が設けられた溶融シリカ質のスリーブ3が装着されてい
る。このスリーブ3の寸法は、外径 150mm、内径
80mm、長さ1530mllであり、切込み部4の寸
法は幅23mm、長さ58.5mmである。
所にはコツター金具2が取付けられており、この軸1の
外周には、両端にコツター金具2と係合する切込み部4
が設けられた溶融シリカ質のスリーブ3が装着されてい
る。このスリーブ3の寸法は、外径 150mm、内径
80mm、長さ1530mllであり、切込み部4の寸
法は幅23mm、長さ58.5mmである。
第3図に示すように、スリーブ3の両端面、切込み部4
のコツター金具2との係合面、及び両端から中央部に向
かって少なくとも切込み部4の長さ以上の領域を含む内
面にはBN層5がコーティングされている。このBN層
5は、BN粉末1重量部に対してパインターとしてリン
酸アルミニウムを 0.5重量部を配合して混練し、は
け塗りし、150〜200°Cで乾燥することによりコ
ーティングされたものである。このBN層5の厚ざは約
0.3mmである。
のコツター金具2との係合面、及び両端から中央部に向
かって少なくとも切込み部4の長さ以上の領域を含む内
面にはBN層5がコーティングされている。このBN層
5は、BN粉末1重量部に対してパインターとしてリン
酸アルミニウムを 0.5重量部を配合して混練し、は
け塗りし、150〜200°Cで乾燥することによりコ
ーティングされたものである。このBN層5の厚ざは約
0.3mmである。
上記実施例のスリーブロールと比較するために、上記と
同一の溶融シリカ質で、第3図に示す個所にカーボンを
コーティングしたスリーブを用いたスリーブロール(比
較例1)、及び上記と同一の溶融シリカ質で、全くコー
ティングを施していないスリーブを用いたスリーブロー
ルを作製した。
同一の溶融シリカ質で、第3図に示す個所にカーボンを
コーティングしたスリーブを用いたスリーブロール(比
較例1)、及び上記と同一の溶融シリカ質で、全くコー
ティングを施していないスリーブを用いたスリーブロー
ルを作製した。
これらのスリーブロール各10本をケイ素鋼焼鈍炉内で
平行に配列し、温度850〜1050°C5回転数15
0〜25Orpmの条件でケイ素鋼を通板したときの結
果を第1表に示す。
平行に配列し、温度850〜1050°C5回転数15
0〜25Orpmの条件でケイ素鋼を通板したときの結
果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、実施例のスリーブロールで
は、稼動初期にスリーブの切込み部及びその近傍におけ
るチッピングや割れが少なく、搬送面の振動も少なく、
しかも平均寿命が従来のスリーブロールの約2倍となっ
ている。
は、稼動初期にスリーブの切込み部及びその近傍におけ
るチッピングや割れが少なく、搬送面の振動も少なく、
しかも平均寿命が従来のスリーブロールの約2倍となっ
ている。
第 1 表
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明のスリーブロールによれば、
高温下でも稼動初期におけるスリーブの切込み部及びそ
の近傍におけるチンピングや割れを防止し、長期にわた
って潤滑作用を維持して切込み部からの振動によるスリ
ーブロールの搬送面の上下動を抑制し、しかも寿命が長
くなるなど顕著な効果を奏するものである。
高温下でも稼動初期におけるスリーブの切込み部及びそ
の近傍におけるチンピングや割れを防止し、長期にわた
って潤滑作用を維持して切込み部からの振動によるスリ
ーブロールの搬送面の上下動を抑制し、しかも寿命が長
くなるなど顕著な効果を奏するものである。
第1図は本発明に係るスリーブロールな一部破断して示
す正面図、第2図は同スリーブロールの端部の断面図、
第3図は同スリーブロールのスリーブへのBNのコーテ
ィング個所を示す斜視図である。 1・・・軸、2・・・コッター金具、3・・・スリーブ
、4・・・切込み部、5・・・BN層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
す正面図、第2図は同スリーブロールの端部の断面図、
第3図は同スリーブロールのスリーブへのBNのコーテ
ィング個所を示す斜視図である。 1・・・軸、2・・・コッター金具、3・・・スリーブ
、4・・・切込み部、5・・・BN層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 両端部にコッター金具が取付けられた軸と、両端に上記
コッター金具に係合する切込み部が設けられ、上記軸の
外周に装着されるセラミックス製のスリーブとを有する
スリーブロールにおいて、上記スリーブの両端面、切込
み部のコッター金具との係合面、及び両端から中央部に
向かって少なくとも切込み部の長さ以上の領域を含む内
面に、主として六方晶よりなるBNをコーティングした
ことを特徴とするスリーブロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14178388A JPH01312026A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | スリーブロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14178388A JPH01312026A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | スリーブロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01312026A true JPH01312026A (ja) | 1989-12-15 |
Family
ID=15300062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14178388A Pending JPH01312026A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | スリーブロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01312026A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1473534A1 (fr) * | 2003-04-28 | 2004-11-03 | Vesuvius Crucible Company | Rouleau et dispositif d'entraínement en rotation |
JP2011037576A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Ito Denki Kk | テーパ状スリーブ、並びに、搬送用ローラ |
CN102269517A (zh) * | 2011-08-01 | 2011-12-07 | 长兴县科奥陶业有限公司 | 辊道窑辊棒驱动装置 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP14178388A patent/JPH01312026A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1473534A1 (fr) * | 2003-04-28 | 2004-11-03 | Vesuvius Crucible Company | Rouleau et dispositif d'entraínement en rotation |
WO2004097319A3 (en) * | 2003-04-28 | 2004-12-16 | Vesuvius Crucible Co | Roller and rotational driving device |
JP2011037576A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Ito Denki Kk | テーパ状スリーブ、並びに、搬送用ローラ |
CN102269517A (zh) * | 2011-08-01 | 2011-12-07 | 长兴县科奥陶业有限公司 | 辊道窑辊棒驱动装置 |
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