JPH0131572Y2 - - Google Patents

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JPH0131572Y2
JPH0131572Y2 JP1961484U JP1961484U JPH0131572Y2 JP H0131572 Y2 JPH0131572 Y2 JP H0131572Y2 JP 1961484 U JP1961484 U JP 1961484U JP 1961484 U JP1961484 U JP 1961484U JP H0131572 Y2 JPH0131572 Y2 JP H0131572Y2
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opening
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closing device
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JP1961484U
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車のフロントガラスとボンネツ
ト後端縁部に形成した間隙開口部に、フロントワ
イパーを収納すると共に、該間隙をワイパーカバ
ーで開閉自在に施蓋するようにしたコンシールド
ワイパー収納装置に関する。
<従来技術> 周知の如く、乗用車等においては乗員スペース
を広くするため、エンジンルーム及びカウルボツ
クスは極力小さく設計されている。その中でカウ
ルボツクスは特に狭く、その中にコンシールドワ
イパー収納装置全体を収納することは極めて困難
であつた。
例えば、実開昭57−158556号公報に記載された
公知のコンシールドワイパー収納装置によれば、
狭小なカウルボツクス内に、ワイパーカバー開閉
装置及びその駆動装置を全て組込んでいるため、
組立及びメンテナンスが極めて困難であつた。
更に上記従来技術においては、カウルボツクス
内にコンシールドワイパー収納装置を1ユニツト
として一体的に組込むものであるから、該収納装
置は車種ごとに異なり、互換性に乏しく、コスト
ダウンが図れないものであつた。
<考案の目的> そこで、本考案の第1の目的とするところは、
狭小なカウルボツクス内にはワイパーカバー開閉
装置等の必要最小限のもののみを設け、該開閉装
置用の駆動装置等はエンジンルーム内に設けるよ
うにして、コンシールドワイパー収納装置の組立
及びメンテナンスの容易化を図る点にある。
本考案の第2の目的とするところは、ワイパー
カバー開閉装置と同駆動装置とを分離することに
より、少なくとも駆動装置は各車種共用できるも
のとし、コンシールドワイパー収納装置のコスト
ダウンを図る点にある。
本考案の第3の目的とするところは、分離され
たワイパーカバー開閉装置と同駆動装置との結合
を容易なものとし、ライン作業での組立時間の短
縮を図る点にある。
<考案の構成> 本考案のコンシールドワイパー収納装置は、フ
ロントガラスとボンネツト後端縁間に形成された
間隙開口部からカウルボツクス内にフロントワイ
パーを収納し、該間隙開口部をワイパーカバーで
開閉自在とするものである。
前記開口部を開閉自在とするワイパーカバーの
開閉装置はカウルボツクス内に設けられている。
この開閉装置はカムスライド式、リンク式等任意
の形式のものであつてもよい。該開閉装置を作動
させる駆動装置はエンジンルーム内に設けられて
いる。この駆動装置はモータ、エアシリンダー等
任意の形式のものであつてもよい。これら両装置
は駆動ケーブルを介して連動連結されている。こ
の駆動ケーブルは開閉装置側のケーブルと、駆動
装置側のケーブルとに分割されている。両ケーブ
ルは継手を介して着脱自在に連結されている。こ
の継手の形式も任意のものでよい。
<実施例> 第1〜3図に本考案の第1実施例を示す。同図
において、1は乗用車のボンネツトであり、エン
ジンルーム2の上方を開閉自在に被覆している。
ボンネツト1の後端縁とフロントガラス3間に所
定間隔を有する間隙開口部Sが形成されている。
この開口部Sの下方にはカウルボツクス4が設け
られている。カウルボツクス4の前壁5上端縁は
クツシヨン6を介してボンネツトインナ7に接離
自在に接当している。カウルボツクス4の後壁8
の上端縁はシール材9を介してフロントガラス3
を支持している。この後壁8にはフロントワイパ
ー10の回動駆動軸等が支持されている。
前記フロントワイパー10は、上記間隙Sから
出没自在にフロントガラス3を払拭する。ワイパ
ー不使用時、該フロントワイパー10は、開口部
Sからカウルボツクス4内に収納される。この収
納された状態において、前記開口部Sを開閉自在
とするワイパーカバー11が設けられている。こ
のワイパーカバー11は、ワイパー不使用時は開
口部Sを閉じ、雪等がカウルボツクス4内に積も
らないようにし、ワイパーの凍結による作動不良
を防止する。ワイパー使用時は、開口部Sを開
き、該間隙Sからのワイパー10の進退を可能と
する。
前記ワイパーカバー11の開閉を行う開閉装置
12がカウルボツクス4内に設けられている。該
開閉装置12は、カウルボツクス4の左右両側部
に前後方向に沿つて平行配置された一対のガイド
レール13を有する。略水平配置された左右一対
のガイドレール13には、スライダー14が前後
方向摺動自在に嵌合されている。スライダー14
の前後両端部の側面にカムピン15が左右外方に
向つて突設されている。
一方、前記ワイパーカバー11の下面にはカバ
ーパネルインナー16が固設され、該インナー1
6の下端部にブラケツト17を介してカム18が
固定されている。カム18の前・後部にはカム溝
19が開設され、該カム溝19に前記カムピン1
5が相対移動自在に嵌合している。カム溝19は
前方に至るに従い上方に向かうよう傾斜したカム
曲線に形成されている。
前記ブラケツト17にストツパーピン20が突
設され、該ストツパーピン20の前面に係脱自在
に係合するストツパー21がガイドレール13に
突設されている。ストツパーピン20に係合する
ストツパー21の係合面は垂直面であり、ストツ
パーピン20はこの係合面に係合して上下方向に
移動するが、前方移動は防止されている。しかし
係合面の下端にストツパーピン20を通過させる
逃し部が設けられているので、ストツパーピン2
0がストツパー21の係合面に沿つて所定位置ま
で下降すると、ストツパー21とピン20との係
合は解除され、ストツパーピン20の前方移動は
自由なるよう構成されている。
即ち、第3図のワイパーカバー11が開口部S
を閉塞している状態から、スライダー14を前方
移動させると、カムピン15に係合したカム18
も同行して前方移動しようとするが、ストツパー
21とストツパーピン20の係合によりカム18
側の前方移動は防止される。従つて、カムピン1
5とカム溝19の相対移動が生じ、カム18が下
降し、該カム18の下降によりワイパーカバー1
1が下降する。この下降が所定量に達するとスト
ツパー21とストツパーピン20との係合が解除
され、以後カム18はスライダー14と同行して
前方移動する。しかしてワイパーカバー11も前
方移動して間隙Sを開くことになる。22はスラ
イダー14の前方移動限界ストツパーである。
ワイパーカバー11を閉じるには、前述とは逆
にスライダー14を後方移動させることにより、
カム18も同行して後方へ移動する。そして、ガ
イドレール13の後端に設けられた後部ストツパ
ー23にカム18が接当してカム18の後方移動
が防止される。更にスライダー14を後方移動さ
せれば、カム溝19とカムピン20の相対移動が
生じ、カム18が上昇し、それによりワイパーカ
バー11が上昇して開口部Sを閉じる。
上記ワイパーカバー11の開閉装置12を上述
の如く作動させる駆動装置24がエンジンルーム
2の任意空間に設けられている。そして、この駆
動装置24と開閉装置12とは、駆動ケーブル2
5により連動連結されている。この駆動ケーブル
25は、開閉装置12のスライダー14に連結さ
れたケーブル26と、駆動装置24のウオームギ
ヤ27に噛合するプツシユプルケーブル28とに
分割構成されている。
すなわち、スライダー14に連結されているケ
ーブル26は、カウルボツクス4の前壁5にパツ
キン29を介して支持されたチユーブ30に挿通
され、その前端は、前壁5により少し前方に出た
ところに位置している。このケーブル26前端に
はコの字形の継手31が形成されている。
駆動装置24側のプツシユプルケーブル28は
導設チユーブ32によりガイドされている。この
ケーブル28後端の継手33と、前記継手31と
がピン34を介して着脱自在に連結され、駆動装
置24側のケーブル28と、開閉装置12側のケ
ーブル26は一体的に連結される。駆動装置24
側のチユーブ32と、開閉装置12側のチユーブ
間は、伸縮自在な保護カバー35で連結されてい
る。この保護カバー35は、両ケーブル26,2
8の連結作業時、いずれか一方のチユーブ側に寄
せられている。
しかして、駆動装置24のモータ36によりウ
オームギヤ27を駆動し、プツシユプルケーブル
28を移動させることにより、スライダー14が
移動し、ワイパーカバー11の開閉が前述の如く
行われる。
上記本考案の第1実施例によれば、狭小なカウ
ルボツクス4内には、ワイパーカバーの開閉装置
12のみを組込んでいるので、従来のように駆動
装置もいつしよに組込んだものに比べ、カウルボ
ツクス4内の組立が極めて容易となる。また駆動
装置24はエンジンルーム2に設けているので、
この駆動装置24は各車種共通とすることができ
る。駆動装置24と開閉装置12とは駆動ケーブ
ル26,28により着脱自在に連結されているの
で、両者を一体的に連結したものに比べ、組立が
極めて容易となる。
すなわち、たとえば開閉装置をカウルボツクス
内に、駆動装置をエンジンルーム内に設けるよう
に構成したとしても、これらを含むコンシールド
ワイパー収納装置全体を一体のユニツトとする思
想では、開閉装置と駆動装置とは固定的に結合さ
れたものとなり、導設チユーブ等は長く、かつ複
雑な曲り等ができるためライン作業での組付けは
非常に困難となる。また一体のユニツトとしたも
のでは、各車種に応じたものとなる。これに対
し、本考案の実施例では、両者を分割自在として
いるからかかる欠点が解消される。
第4図に示すものは本考案の第2実施例である
が、駆動装置側のケーブル28と開閉装置側のケ
ーブル26の連結部の継手構造のみが示されてお
り、他の構成は前記第1実施例と同一である。
この継手37は、駆動装置側ケーブル28にカ
シメ止めされたねじロツド38と、開閉装置側ケ
ーブル26にカシメ止めされたねじロツド39と
をターンバツクル40で伸縮調整自在に連結した
ものであり、41はロツクナイトを示している。
上記第2実施例のように、継手30において両
ケーブル26,28の長さ調整を行うようにすれ
ば、組立調整が極めて容易となるものである。
尚、長さ調整自在な継手として上記実施例のも
のに限定されない。
<考案の効果> 本考案によれば、コンシールドワイパー装置の
組立、メンテナンスが容易となり、かつ駆動装置
は各車種共通のものに構成することができ、コス
トダウンが図られる等、実用に供して多大の効果
を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す車両の斜視
図、第2図は同平面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は本考案の第2実施例のケーブ
ル継手部を示す断面図である。 1……ボンネツト、2……エンジンルーム、3
……フロントガラス、4……カウルボツクス、1
0……フロントワイパー、11……ワイパーカバ
ー、12……開閉装置、24……駆動装置、25
……駆動ケーブル、26……開閉装置側のケーブ
ル、28……駆動装置側のケーブル、31,3
3,37……継手、S……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロントガラスとボンネツト後端縁間に形成さ
    れた間隙開口部からカウルボツクス内にフロント
    ワイパーを収納し、該開口部をワイパーカバーで
    開閉自在としたコンシールドワイパー収納装置に
    おいて、 ワイパーカバーの開閉装置はカウルボツクス内
    に設けられ、該開閉装置を作動させる駆動装置は
    エンジンルーム内に設けられ、両装置は駆動ケー
    ブルを介して連動連結され、該ケーブルは開閉装
    置側のケーブルと駆動装置側のケーブルとに分割
    構成され、両ケーブルは継手を介して着脱自在に
    連結されていることを特徴とするコンシールドワ
    イパー収納装置。
JP1961484U 1984-02-13 1984-02-13 コンシ−ルドワイパ−収納装置 Granted JPS60131449U (ja)

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JP1961484U JPS60131449U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 コンシ−ルドワイパ−収納装置

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JP1961484U JPS60131449U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 コンシ−ルドワイパ−収納装置

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JPS60131449U JPS60131449U (ja) 1985-09-03
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JP1961484U Granted JPS60131449U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 コンシ−ルドワイパ−収納装置

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JP6471708B2 (ja) * 2016-02-17 2019-02-20 トヨタ自動車株式会社 フード下側構造

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JPS60131449U (ja) 1985-09-03

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