JPH01315128A - 半導体異種接合作製方法 - Google Patents
半導体異種接合作製方法Info
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- JPH01315128A JPH01315128A JP14592188A JP14592188A JPH01315128A JP H01315128 A JPH01315128 A JP H01315128A JP 14592188 A JP14592188 A JP 14592188A JP 14592188 A JP14592188 A JP 14592188A JP H01315128 A JPH01315128 A JP H01315128A
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- 229910005542 GaSb Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は半導体の異種接合の作製方法に関し、ざらに詳
しくは急峻な接合界面を有づる半導体異種接合作製方法
に関する。
しくは急峻な接合界面を有づる半導体異種接合作製方法
に関する。
[従来の技術およびその課題」
分子線エピタキシー法を利用した従来のIII−V族化
合物半導体の異種接合の作製方法は、第1の半導体の成
長終了後、第2の半導体を時間的な待機をおかず成長す
るか、あるいは第1の半導体の成長終了後、1分程度、
両生導体に共通のV族元素の分子線を当て、その後筒2
の半導体を成長する方法がある。前者は通常の方法であ
り、第1の半導体および第2の半導体におけるV族元素
が一致している場合には問題はない。なぎならm族元素
は、はぼ瞬間的にその分子線を切ったり出したりできる
ために、異種接合界面での第1の半導体に含まれるm族
元素と、第2の半導体に含まれるm族元素の混合はほぼ
一原子層以内に抑えられるからである。後者の方法は、
やはり、第1および第2の半導体のV族元素が一致して
いる場合についてなされているものであり、異種接合界
面での第1および第2の半導体に含まれるm族元素の混
合を、前者よりもさらに減らそうとするものである。
合物半導体の異種接合の作製方法は、第1の半導体の成
長終了後、第2の半導体を時間的な待機をおかず成長す
るか、あるいは第1の半導体の成長終了後、1分程度、
両生導体に共通のV族元素の分子線を当て、その後筒2
の半導体を成長する方法がある。前者は通常の方法であ
り、第1の半導体および第2の半導体におけるV族元素
が一致している場合には問題はない。なぎならm族元素
は、はぼ瞬間的にその分子線を切ったり出したりできる
ために、異種接合界面での第1の半導体に含まれるm族
元素と、第2の半導体に含まれるm族元素の混合はほぼ
一原子層以内に抑えられるからである。後者の方法は、
やはり、第1および第2の半導体のV族元素が一致して
いる場合についてなされているものであり、異種接合界
面での第1および第2の半導体に含まれるm族元素の混
合を、前者よりもさらに減らそうとするものである。
しかしながら、■族元素が変化する半導体の異種接合に
関しては、その作製方法を取上げた報告は特にない。V
族元素か変化する半導体同士の異種接合形成に対し、従
来のように第1の半導体の成長後、時間的待機をおかず
第2の半導体を成長すると、異種接合界面に両生導体の
異なるVK元素の混合が起こる。第2図はGaSb/
InAsの異種接合の場合において、従来技術を用いた
時の分子線源のオン、オフの状態の時間変化を示したも
ので、第1の半導体を構成するGaおよびsbの分子線
源をオフにすると同時に、第2の半導体を構成する1口
およびAsの分子線源をオンにしている。
関しては、その作製方法を取上げた報告は特にない。V
族元素か変化する半導体同士の異種接合形成に対し、従
来のように第1の半導体の成長後、時間的待機をおかず
第2の半導体を成長すると、異種接合界面に両生導体の
異なるVK元素の混合が起こる。第2図はGaSb/
InAsの異種接合の場合において、従来技術を用いた
時の分子線源のオン、オフの状態の時間変化を示したも
ので、第1の半導体を構成するGaおよびsbの分子線
源をオフにすると同時に、第2の半導体を構成する1口
およびAsの分子線源をオンにしている。
この場合、V族元素は成長表面上に、■族に比べ長時間
残ると思われるために、第1の半導体の成長後すぐに第
2の半導体の成長を開始すると、第2の半導体の結晶側
の界面付近に第1の半導体のV族元素か多く混じり、急
峻な界面ができないと同時に、その部分は大きな格子不
整が生じ、格子欠陥などの原因となる。
残ると思われるために、第1の半導体の成長後すぐに第
2の半導体の成長を開始すると、第2の半導体の結晶側
の界面付近に第1の半導体のV族元素か多く混じり、急
峻な界面ができないと同時に、その部分は大きな格子不
整が生じ、格子欠陥などの原因となる。
本発明は以上述べたような従来の欠点を回避し、V族元
素が変化する半導体異種接合において急峻な界面を形成
することの可能な半導体異種接合作製方法を提供するこ
とを目的とする。
素が変化する半導体異種接合において急峻な界面を形成
することの可能な半導体異種接合作製方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、V族元素の異なる第1および第2の■−v族
化合物半導体の分子線エピタキシー法による異種接合の
作製方法において、第1の半導体の成長工程の後、第2
の半導体の成長工程に先立って、前記第1の半導体に含
まれるV族元素の分子線を当てる工程と、次いで前記第
2の半導体に含まれるV族元素の分子線を当てる工程と
を備えてなることを特徴とする半導体異種接合作製り法
である。
化合物半導体の分子線エピタキシー法による異種接合の
作製方法において、第1の半導体の成長工程の後、第2
の半導体の成長工程に先立って、前記第1の半導体に含
まれるV族元素の分子線を当てる工程と、次いで前記第
2の半導体に含まれるV族元素の分子線を当てる工程と
を備えてなることを特徴とする半導体異種接合作製り法
である。
本発明において第1の半導体の成長後に第1の半導体に
含まれるVM元索を照射覆る時間、および第2の半導体
に含まれるV族元素を照射覆る時間はいずれも1〜60
秒程度が望ましい。
含まれるVM元索を照射覆る時間、および第2の半導体
に含まれるV族元素を照射覆る時間はいずれも1〜60
秒程度が望ましい。
[作用]
V族元素が異なる第1および第2の■−v族化族化合物
半導体上びBを、A、Bの順で作製し、これらの異種接
合を形成する場合、まず半導体Aの成長後、半導体Aに
含まれるV族元素(VA)をしばらくの間、例えば1〜
60秒間、半導体Aの上に当てることにより、Aの表面
はすべてvAで覆われ、かつVA原子と結合していない
半導体への■族原子(■A)はなくなる。この復、半導
体Bに含まれるV族元素(v8)をAの表面に当てるこ
とにより、Aの表面を覆っていた■A原子は、v8原子
に置き換る。その後半導体Bの成長を開始すれば、半導
体Aの表面にある■8原子の上に■8原子、その上にv
8原子という順序で成長するために、■oとVBが混じ
り合うことはなく、また、成長待機時間をおいているた
めに■Aと■8が混じり合うこともなく、きわめて急峻
な異種接合界面が形成できることになる。
半導体上びBを、A、Bの順で作製し、これらの異種接
合を形成する場合、まず半導体Aの成長後、半導体Aに
含まれるV族元素(VA)をしばらくの間、例えば1〜
60秒間、半導体Aの上に当てることにより、Aの表面
はすべてvAで覆われ、かつVA原子と結合していない
半導体への■族原子(■A)はなくなる。この復、半導
体Bに含まれるV族元素(v8)をAの表面に当てるこ
とにより、Aの表面を覆っていた■A原子は、v8原子
に置き換る。その後半導体Bの成長を開始すれば、半導
体Aの表面にある■8原子の上に■8原子、その上にv
8原子という順序で成長するために、■oとVBが混じ
り合うことはなく、また、成長待機時間をおいているた
めに■Aと■8が混じり合うこともなく、きわめて急峻
な異種接合界面が形成できることになる。
[実施例コ
次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
する。
以下、例としてGaSbとInAsの異種接合を分子線
エピタキシー法を用いて作製する方法について述べるが
、本発明の異種接合の組合わせはこれに限定されるもの
ではなく、例えばMSbとInAs、 InPとMsb
As等が挙げられる。
エピタキシー法を用いて作製する方法について述べるが
、本発明の異種接合の組合わせはこれに限定されるもの
ではなく、例えばMSbとInAs、 InPとMsb
As等が挙げられる。
まず、通常の方法によりGaSb基板を有機洗浄し、化
学的にエツチングして清浄化した後、1o−10Tor
r台の超高真空に排気された成長室中の基板ホルダに装
着する。
学的にエツチングして清浄化した後、1o−10Tor
r台の超高真空に排気された成長室中の基板ホルダに装
着する。
成長開始に先立ら、Ga、 Sb、 In、 Asの各
分子線源は所望の組成が得られるように温度制御される
。
分子線源は所望の組成が得られるように温度制御される
。
次に基板温度を480℃に安定させ、Gaとsbの分子
線源の前方のシャッタを開けてGaSbを3000人成
長させる。次にGaの分子線源のシャッタを閉じ、sb
分子線のみをGaSb上に約10秒間当て、その後sb
分子線源のシャッタを閉じ、^Sの分子線源のシャッタ
を開けてAsの分子線を約10秒間当てる。次いでIn
の分子線源のシャッタを開けてInAsを成長する。
線源の前方のシャッタを開けてGaSbを3000人成
長させる。次にGaの分子線源のシャッタを閉じ、sb
分子線のみをGaSb上に約10秒間当て、その後sb
分子線源のシャッタを閉じ、^Sの分子線源のシャッタ
を開けてAsの分子線を約10秒間当てる。次いでIn
の分子線源のシャッタを開けてInAsを成長する。
以上の工程により、Garbと1nAsの異種接合が作
製された。第1図は本実施例の場合の分子線源のオン、
オフの状態の時間変化を示したもので、時間toが第1
の半導体であるGaSbの成長を終了した時点を示して
いる。本実施例によれば極めて急峻な異種接合界面が形
成され、従って格子不整合の少ない界面が得られた。
製された。第1図は本実施例の場合の分子線源のオン、
オフの状態の時間変化を示したもので、時間toが第1
の半導体であるGaSbの成長を終了した時点を示して
いる。本実施例によれば極めて急峻な異種接合界面が形
成され、従って格子不整合の少ない界面が得られた。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の方法によれば、分子線エ
ピタキシー法によるV族が変化するm−V族化合物半導
体の異種接合について、きわめて急峻で、格子不整合の
少ない異種接合界面を形成することのできる半導体異種
接合作製方法が提供される。
ピタキシー法によるV族が変化するm−V族化合物半導
体の異種接合について、きわめて急峻で、格子不整合の
少ない異種接合界面を形成することのできる半導体異種
接合作製方法が提供される。
第1図は本発明の一実施例の分子線源のオン、オフの状
態の時間変化を示した図、第2図は従来例による異種接
合作製方法における分子線源のオン、オフの状態の時間
変化を示した図である。
態の時間変化を示した図、第2図は従来例による異種接
合作製方法における分子線源のオン、オフの状態の時間
変化を示した図である。
Claims (1)
- (1)V族元素の異なる第1および第2のIII−V族化
合物半導体の分子線エピタキシー法による異種接合の作
製方法において、第1の半導体の成長工程の後、第2の
半導体の成長工程に先立って、前記第1の半導体に含ま
れるV族元素の分子線を当てる工程と、次いで前記第2
の半導体に含まれるV族元素の分子線を当てる工程とを
備えてなることを特徴とする半導体異種接合作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14592188A JPH01315128A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体異種接合作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14592188A JPH01315128A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体異種接合作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01315128A true JPH01315128A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15396161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14592188A Pending JPH01315128A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 半導体異種接合作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01315128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005006421A1 (ja) * | 2003-07-15 | 2005-01-20 | Nikko Materials Co., Ltd. | エピタキシャル成長方法 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP14592188A patent/JPH01315128A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005006421A1 (ja) * | 2003-07-15 | 2005-01-20 | Nikko Materials Co., Ltd. | エピタキシャル成長方法 |
EP1646078A1 (en) * | 2003-07-15 | 2006-04-12 | Nikko Materials Co., Ltd. | Epitaxial growth process |
JPWO2005006421A1 (ja) * | 2003-07-15 | 2006-08-24 | 日鉱金属株式会社 | エピタキシャル成長方法 |
EP1646078A4 (en) * | 2003-07-15 | 2009-09-02 | Nippon Mining Co | EPITAXIAL GROWTH PROCESS |
JP4714583B2 (ja) * | 2003-07-15 | 2011-06-29 | Jx日鉱日石金属株式会社 | エピタキシャル成長方法 |
US8231728B2 (en) | 2003-07-15 | 2012-07-31 | Nippon Mining & Metals Co., Ltd. | Epitaxial growth process |
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