JPH01314833A - 中高層ビルにおける室内排気システム - Google Patents
中高層ビルにおける室内排気システムInfo
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- JPH01314833A JPH01314833A JP63146617A JP14661788A JPH01314833A JP H01314833 A JPH01314833 A JP H01314833A JP 63146617 A JP63146617 A JP 63146617A JP 14661788 A JP14661788 A JP 14661788A JP H01314833 A JPH01314833 A JP H01314833A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atrium
- air
- wind
- pressure
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 title 1
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 claims abstract description 35
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000004088 simulation Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000002076 thermal analysis method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005094 computer simulation Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ホテル、オフィスビル等の中高層ビルにおけ
る自然エネルギーを利用した室内排気システムに関する
。
る自然エネルギーを利用した室内排気システムに関する
。
従来、ホテル、オフィスビル等の中高層ヒルにおいて、
室内の換気は、各室をダクトにて屋上に設置した排気フ
ァンに接続し、この排気ファンにより強制的に外部へ排
気している。
室内の換気は、各室をダクトにて屋上に設置した排気フ
ァンに接続し、この排気ファンにより強制的に外部へ排
気している。
しかしながら、上記従来の強制排気による方式では、ダ
クトスペースをかなり必要とすると共に、排気ファンの
運転、メンテナンスの経費が増大するという欠点がある
。また、ダクトにより室内空気を吸引するため、各室の
空気を均一に排出させることが困難であり、室内環境に
悪影響を及ぼしていた。
クトスペースをかなり必要とすると共に、排気ファンの
運転、メンテナンスの経費が増大するという欠点がある
。また、ダクトにより室内空気を吸引するため、各室の
空気を均一に排出させることが困難であり、室内環境に
悪影響を及ぼしていた。
本発明の課題は上記問題を解決するものであって、風圧
による自然エルギーを利用することにより、設備、運転
経費のfIff減を図ることができる中高層ビルにおけ
る室内排気システムを提供することを目的とする。
による自然エルギーを利用することにより、設備、運転
経費のfIff減を図ることができる中高層ビルにおけ
る室内排気システムを提供することを目的とする。
そのために本発明の中高層ビルにおける室内排気システ
ムは、中高層ビルの中央部に吹抜は部を設け、該吹抜は
部に各室排気を接続することにより自然エネルギーを利
用して排気を行うことを特徴とするものである。
ムは、中高層ビルの中央部に吹抜は部を設け、該吹抜は
部に各室排気を接続することにより自然エネルギーを利
用して排気を行うことを特徴とするものである。
本発明においては、例えば第2図に示すように、中高層
ビルIのタワー吹抜は部2を設けた場合、軒高風速VH
とタワー吹抜は部2の排出風速Vは正比例することに着
目して、上空に強い風が吹くことを気象データにより確
認し、これに基づいて吹抜は部2の頂部の風によりより
タワー吹抜は部2内部に上昇気流が発生することを風洞
実験により確認し、さらに、照明等の熱ドラフトによる
上昇気流データを電算機に入力して、シミュレーション
によるタワー吹抜は部2内の熱性状の解析を行い、各室
排気をタワー吹抜は部2内へ排出し、吹抜けの自然エネ
ルギーにより外部へ排出するように設計する。
ビルIのタワー吹抜は部2を設けた場合、軒高風速VH
とタワー吹抜は部2の排出風速Vは正比例することに着
目して、上空に強い風が吹くことを気象データにより確
認し、これに基づいて吹抜は部2の頂部の風によりより
タワー吹抜は部2内部に上昇気流が発生することを風洞
実験により確認し、さらに、照明等の熱ドラフトによる
上昇気流データを電算機に入力して、シミュレーション
によるタワー吹抜は部2内の熱性状の解析を行い、各室
排気をタワー吹抜は部2内へ排出し、吹抜けの自然エネ
ルギーにより外部へ排出するように設計する。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
1図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システムの
設計方式を説明するための図、第2図は本発明の室内排
気システムの原理を説明するための図、第3図は電算機
シミニレ−ジョンによる熱性状の解析結果を示す図、第
4図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システムの
1実施例を示す断面図である。
1図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システムの
設計方式を説明するための図、第2図は本発明の室内排
気システムの原理を説明するための図、第3図は電算機
シミニレ−ジョンによる熱性状の解析結果を示す図、第
4図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システムの
1実施例を示す断面図である。
第2図において、中高層ビル1のタワー吹抜は部2を設
けた場合、軒高風速V)Iとタワー吹抜は部2の排出風
速■は正比例し、例えば、軒高150m、軒高風速2.
1m/sのときには、タワー吹抜は部2の排出風速は0
.3m/sの上昇気流が生じる。
けた場合、軒高風速V)Iとタワー吹抜は部2の排出風
速■は正比例し、例えば、軒高150m、軒高風速2.
1m/sのときには、タワー吹抜は部2の排出風速は0
.3m/sの上昇気流が生じる。
第1図は本発明の室内排気システムの設計方式を示し、
上空に強い風が吹くことを気象データにより111認し
、これに基づいて吹抜は部2の頂部の風によりよりタワ
ー吹抜は部2内部に上昇気流が発生することを風洞実験
により確認し、さらに、照明等の熱ドラフトによる上昇
気流データを電算機に入力して、シミュレーシヨンによ
るタワー吹抜は部2内の熱性状の解析を行い、各室排気
をタワー吹抜は部2内へ排出し、吹抜けの自然エネルギ
ーにより外部へ排出するように設計する。
上空に強い風が吹くことを気象データにより111認し
、これに基づいて吹抜は部2の頂部の風によりよりタワ
ー吹抜は部2内部に上昇気流が発生することを風洞実験
により確認し、さらに、照明等の熱ドラフトによる上昇
気流データを電算機に入力して、シミュレーシヨンによ
るタワー吹抜は部2内の熱性状の解析を行い、各室排気
をタワー吹抜は部2内へ排出し、吹抜けの自然エネルギ
ーにより外部へ排出するように設計する。
第3図は電算機シミュレーションによる熱性状の解析結
果を示す。(a)は夏期において風速が0.8m/sの
ときを示し、タワー吹抜は部2内に下降気流が発生し、
各室排気は空気取入口3より排出される。(b)は冬期
において風速が2゜7 m / sのときを示し、タワ
ー吹抜は部2内に上昇気流が発生し、各室排気は吹抜は
頂部より排出される。
果を示す。(a)は夏期において風速が0.8m/sの
ときを示し、タワー吹抜は部2内に下降気流が発生し、
各室排気は空気取入口3より排出される。(b)は冬期
において風速が2゜7 m / sのときを示し、タワ
ー吹抜は部2内に上昇気流が発生し、各室排気は吹抜は
頂部より排出される。
第4図は本発明を適用した中高層ビルの1実施例を示す
断面図であり、中高層ビル1の中央部にタワー吹抜は部
2を設け、この吹抜は部2に客室5の排気を接続してい
る。吹抜は部2の下部には外気取入口3が設けられ、強
風時に吹抜は部2内の圧力が上昇したときにここで圧力
が調整される。
断面図であり、中高層ビル1の中央部にタワー吹抜は部
2を設け、この吹抜は部2に客室5の排気を接続してい
る。吹抜は部2の下部には外気取入口3が設けられ、強
風時に吹抜は部2内の圧力が上昇したときにここで圧力
が調整される。
また、中高層ビルの上部にはバックアップ送風機4が設
けられ、上空の風速が小さく吹抜は部2の上昇気流が弱
いときに、これを運転して客室5の排気を行うものであ
る。
けられ、上空の風速が小さく吹抜は部2の上昇気流が弱
いときに、これを運転して客室5の排気を行うものであ
る。
以上のように本発明によれば、風圧による自然エルギー
を利用することにより、設備、運転経費の節減を図るこ
とができる。
を利用することにより、設備、運転経費の節減を図るこ
とができる。
第1図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システム
の設計方式を説明するための図、第2図は本発明の室内
排気システムの原理を説明するための図、第3図は電算
機シミュレーションによる熱性状の解析結果を示す図、
第4図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システム
の1実施例を示す断面図である。 1・・・中高層ビル、2・・・吹抜は部、3・・・外気
取入口、4・・・バックアップ送風機、5・・・客室。 出 願 人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉(列4名)第1図 第3図(α) 第3図(b)
の設計方式を説明するための図、第2図は本発明の室内
排気システムの原理を説明するための図、第3図は電算
機シミュレーションによる熱性状の解析結果を示す図、
第4図は本発明の中高層ビルにおける室内排気システム
の1実施例を示す断面図である。 1・・・中高層ビル、2・・・吹抜は部、3・・・外気
取入口、4・・・バックアップ送風機、5・・・客室。 出 願 人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉(列4名)第1図 第3図(α) 第3図(b)
Claims (1)
- (1)中高層ビルの中央部に吹抜け部を設け、該吹抜け
部に各室排気を接続することにより自然エネルギーを利
用して排気を行うことを特徴とする中高層ビルにおける
室内排気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146617A JPH01314833A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 中高層ビルにおける室内排気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146617A JPH01314833A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 中高層ビルにおける室内排気システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01314833A true JPH01314833A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15411789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63146617A Pending JPH01314833A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 中高層ビルにおける室内排気システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01314833A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047675A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱解析caeシステム |
JPH05141728A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Fujita Corp | 高層建物のボイド内換気方法 |
JPH06117121A (ja) * | 1992-10-07 | 1994-04-26 | Okumura Corp | 地中建造物 |
KR970075141A (ko) * | 1996-05-10 | 1997-12-10 | 노보루 마루야마 | 건축물에 있어서의 통기구조 |
JP2003083577A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-19 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 換気システム |
JP2009133075A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建築物 |
US20100178862A1 (en) * | 2007-03-22 | 2010-07-15 | Carrier Corporation | Stack Effect Mitigation |
JP2013104259A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Ohbayashi Corp | 建物における自然換気構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5319812A (en) * | 1976-08-09 | 1978-02-23 | Clarion Co Ltd | Tape recorder |
JPS62160369A (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-16 | 清水建設株式会社 | ベンチヤ−ビジネス用集合ビル |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP63146617A patent/JPH01314833A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5319812A (en) * | 1976-08-09 | 1978-02-23 | Clarion Co Ltd | Tape recorder |
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JP2013104259A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Ohbayashi Corp | 建物における自然換気構造 |
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