JPH0131468Y2 - - Google Patents

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JPH0131468Y2
JPH0131468Y2 JP4041682U JP4041682U JPH0131468Y2 JP H0131468 Y2 JPH0131468 Y2 JP H0131468Y2 JP 4041682 U JP4041682 U JP 4041682U JP 4041682 U JP4041682 U JP 4041682U JP H0131468 Y2 JPH0131468 Y2 JP H0131468Y2
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JP
Japan
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pipe
conveyor
hot plate
drum
pipes
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JP4041682U
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JPS58143215U (ja
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Publication date
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Priority to JP4041682U priority Critical patent/JPS58143215U/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱可塑性樹脂パイプの端部に一般にビ
ードと称している突出部(厚肉部)を形成するた
めに用いる装置に関するものである。
飲料用の吸引パイプにおいて、例えば第1図に
示すように小径のパイプ1を大径のパイプ2内に
挿入して二つのパイプを組合わせた構造とし、保
管時には短くし又使用時には長くししかも使用状
態に適した長さとして使用するようにしたものが
考えられる。このようなパイプは、使用する際に
適宜な長さにするために、一方のパイプが他方の
パイプに対し移動可能とししかもいかなるところ
でも停旨し得る構造にする必要がある。そのため
に第1図に示すように小径のパイプ1の先端に突
出部(厚肉部)1aを形成する。
本考案は、上記のようなパイプの先端の厚肉部
を形成するための装置で、熱可塑性樹脂パイプを
移送するコンベアーの一方の側面近傍に熱板を配
置し、これによつてパイプが移送される間にその
先端が加熱溶融されて厚肉部が形成されるように
した熱可塑性樹脂パイプ端部厚肉化装置を提供す
るものである。
以下本考案の熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉化
装置の詳細な内容を図示する一実施例にもとづい
て説明する。第2図は本考案の装置の概要を示す
斜視図、第3図は本考案の一実施例の平面図、第
4図はその縦断面図である。これら図に示すよう
に本考案の装置は大きく分けてホツパー10、ド
ラム20、コンベアー30、熱板40の各部分に
て構成されている。これら各部分のうちホツパー
10は、設置台50に取付けられたパネル51に
支持されていて、その上方はパイプ投入口10a
を、又下端には落下口10bを有している。落下
口10bの上にはパイプが一本ずつ落下するよう
に所定の間隙を有しているゲート11が形成され
ている。このゲート11は、その間隙が調整可能
になつていて投入されるパイプの径に応じた適宜
な間隔になし得るようにしてある。
ドラム20はホツパー10の落下口10bの下
に位置するように配置され、落下口10bより落
下したパイプが入る大きさの溝20aが多数設け
られている。21はドラム20の一方の側にドラ
ム20に沿つて配置されたガイドで、ドラム20
が矢印方向に回転して溝20a内に入つたパイプ
を送る時に、パイプが途中で抜け落ちることなく
下まで送られるために設けたものである。
コンベアー30はその送り出し側がドラム20
の下に位置するように設置されている。このコン
ベアー30を矢印方向に運転することによつて、
ホツパー10の落下口10bより落下してドラム
20の溝20a内に入つたパイプがドラム20の
回転によりコンベアー30上に落下すると、この
パイプ1を矢印方向へ移送する。31,32は
夫々位置決めガイドで、上述のようにドラム20
から落下してコンベアー30上に落下したパイプ
1の位置が、所定の位置からずれていた時に所定
位置にもどすためのものである。つまりパイプ1
がコンベアー30の移動方向と直角方向に向くよ
うにし、しかも第2図に鎖線Aにて示す付近にパ
イプ1の端が来るようにするためのものである。
又図示していないがパイプ端部等が上方にあがる
のを防止するガイドを設けてもよい。
熱板40は、コンベアー30のわきにこれと近
接させしかもその移動方向に沿つて配置されてい
る。熱板40には位置調整用ねじ41が設けられ
ていて、これによつてコンベアー30から熱板4
0までの間隔およびコンベアー30と熱板40と
の平行状態などが調整される。
52は設置台50内に取付けられたモーターで
減速機構53を介してコンベアー30を駆動す
る。又54はローラー、55はアーム、56はス
プリングで、これらによつてコンベアー30に一
定の張力を与え、コンベアー30が常に張られた
状態で所定速度で正しく運転するために設けたも
のである。
次に以上のような構成の本考案装置の作用につ
いて説明する。まず多数の熱可塑性樹脂パイプ1
をホツパー10内に投入口10aより投入する。
ホツパー10内に投入されたパイプ1は一本一本
順にホツパー10の落下口10bより落下する。
落下したパイプ1は、定速度で回転しているドラ
ム20の溝20a内に順次入つて行く。溝20a
に入つたパイプは、順次下方へ移動されコンベア
ー30上に落下する。コンベアー30上に落下し
たパイプは、図面右より左へ送られ、途中位置決
めガイド31,32により所定位置に直され先へ
進んで行く。これらパイプ1の一方の端は、熱板
40の近くを通過するので、熱板40によつて加
熱される。かくして熱板40の近くを一定距離移
動する間にパイプの一端は溶融され、これによつ
てビードが形成される。つまり第1図に示す突出
部(厚肉部)1aが形成される。
以上述べた装置においてドラム20は取替え可
能な構造とすることが望ましい。つまり溝の巾、
長さ、深さ等の異なる各種のドラムを用意し、厚
肉部を形成するパイプの太さ、長さ等に応じて最
も適切なドラムを交換して使用すればよい。
又コンベアーとしては、移送中パイプがずれな
いようにする等の点から、チエーンを用いたもの
が好ましい。しかしチエーンを用いたもの以外の
ベルトコンベアー等の他のコンベアーでもよい。
ベルトコンベアーを使用する場合、滑りが少ない
ように材質の選択その他考慮することが望まし
く、又移動方向に対し直角な細長い線状の突起を
形成することにより移送中のパイプのずれを防止
することもできる。
更にホツパー10の適宜個所(例えば落下口1
0b付近)にバイブレーターを設置し、ホツパー
内に投入されているパイプに振動を与えて、順次
連続してパイプが落下するようにすれば望まし
い。
熱板40には位置調整用のねじ41が設けられ
ているので、これによつてコンベアー30との間
隔を調整できる。したがつてコンベアー30によ
り移送されるパイプ1の一端1dから熱板40ま
での距離を適当なものにすることができ、パイプ
を形成する材料、パイプの径の大小その他被加工
パイプに適した距離に設定できる。尚パイプ1の
一端1aと熱板40との距離のほかコンベアー3
0の移動速度によつても厚肉化の条件が異なるの
で、本考案装置では、コンベアーの移動速度を調
整し得るようになつている。
以上説明したように、本考案の熱可塑性樹脂パ
イプの端部厚肉化装置によれば、コンベアー、熱
板等よりなる簡単な構成で、しかもコンベアー上
に一定間隔をおいて被加工パイプを置いて移送す
るだけで所望の厚肉部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置にて形成するパイプの一
例の断面図、第2図は本考案の構成の概要を示す
一部破断した斜視図、第3図は本考案の一実施例
の平面略図、第4図は第3図における−線断
面図である。 10……ホツパー、20……ドラム、30……
コンベアー、40……熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工パイプを投入するホツパーと、前記ホツ
    パーの落下口の下に設置されたその外周面に被加
    工パイプが入る大きさの溝を多数有しているドラ
    ムと、移送側の端部が前記ドラムの下に位置する
    ように設置された被加工パイプ移送用のコンベア
    ーと、前記コンベアーの一方の側面に近接させて
    配置された熱板と、前記コンベアー上でドラムと
    熱板との間に設けられた各被加工パイプの一端面
    と熱板との間の距離が一定になるように規制する
    ガイドとを備えた熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉
    化装置。
JP4041682U 1982-03-24 1982-03-24 熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉化装置 Granted JPS58143215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041682U JPS58143215U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041682U JPS58143215U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143215U JPS58143215U (ja) 1983-09-27
JPH0131468Y2 true JPH0131468Y2 (ja) 1989-09-27

Family

ID=30051641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4041682U Granted JPS58143215U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 熱可塑性樹脂パイプの端部厚肉化装置

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JP (1) JPS58143215U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58143215U (ja) 1983-09-27

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