JPH01313505A - 水性ポリマー分散体の製造方法及び被覆方法 - Google Patents

水性ポリマー分散体の製造方法及び被覆方法

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JPH01313505A
JPH01313505A JP1100377A JP10037789A JPH01313505A JP H01313505 A JPH01313505 A JP H01313505A JP 1100377 A JP1100377 A JP 1100377A JP 10037789 A JP10037789 A JP 10037789A JP H01313505 A JPH01313505 A JP H01313505A
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emulsifier
polyisocyanate
water
dispersion
aqueous
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JP1100377A
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English (en)
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Joachim Probst
ヨアヒム・プロスト
Walter Schaefer
ウオルテル・シエーフエル
Klaus Schuster
クラウス・シユステル
Heinrich Alberts
ハインリツヒ・アルベルツ
Hanns-Peter Mueller
ハンス・ペーテル・ミユーラー
Shiyumitsuto Adorufu
アドルフ・シユミツト
Wolfhart Wieczorrek
ウオルフハルト・ヴイークゾレク
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation
    • C08F2/24Emulsion polymerisation with the aid of emulsifying agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D133/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」J■U帽走顆 本発明は、ラジカル形成剤の存在下及び乳化剤としての
成るアニオン変性ポリイソシアネート付加物の存在下で
オレフィン不飽和モノマーのポリマーの水性分散体を製
造する新規方法、この方法により得られ得る分散体、並
びに被膜の作製のだめのそれらの使用に関する。
従米坐肢歪 水中における溶解性又は分散性を保証するところの式 %式% のアニオン性構造ユニットが組み込まれているポリイソ
シアネート付加物の溶液又は分散体を製造することは、
独国特許公開明細書第3,441,934号(米国特許
第4.619.966号)から公知である。これらの溶
液又は分散体は、有機ポリイソシアネートをシアナミド
のアンモニウム塩と反応させることにより製造される。
該アンモニウム塩は、そのまま添加され得あるいはシア
ナミドを適当な塩基とともに用いることによりその場で
作られ得る。
これらの溶液又は分散体から作られたシート物が熱によ
って架橋される場合、該塩基の除去後、耐水性かつ耐溶
媒性の反応物又は被膜がもたらされる。
実際には、この先行技術の処理操作は、シート物又は被
膜の作製にとって成る欠点があることがわかった。これ
らの欠点には、次の欠点が含まれる: (イ)溶液又は分散体は、発泡する傾向がある。
(El)大気条件により、いわゆる“沸とうブリスター
”(沸とうによるふくれ)が焼付は過程において形成し
がちである。
(ハ)完全に架橋され、従って耐溶媒性かつ耐水性であ
る11Iを作製するには、約180°Cの高い焼付は温
度を必要とする。
n   <   ’      −i       f
上述の欠点的な性質を有さずかつ熱によって架橋され得
る高品質の被膜の作製に適した安定な分散体が、乳化剤
として上記のポリイソシアネート付加物を用いて水性媒
質中でオレフィン不飽和モノマーを乳化重合することに
より得られ得る、ことが今般驚くべきことに見出された
i を ゛ るための それ故、本発明は、ラジカル形成剤及び乳化剤の存在下
で水性媒質中でオレフィン不飽和モノマーを重合するこ
とによりポリマーの水性分散体を製造する方法において
、 使用乳化剤が、20,000未満の分子量を有するポリ
イソシアネート付加物であって次式%式% に相当するアニオン性構造ユニットが固体分100g当
たり5ミリ当量より多く 1000ミリ当量まで組み込
まれているポリイソシアネート付加物である、ことを特
徴とする上記方法に関する。
本発明はまた、この方法により得られ得る分散体に関す
る。更にまた、本発明は、この方法により得られ得る分
散体をサブストレート上で被膜を作るために用いること
に関する。
本発明の必須要件でありかつ本発明による方法において
乳化剤として用いられるべきであるポリイソシアネート
重付加物は、20.000未満好ましくは500〜10
,000の平均分子量(数平均)を有しかつ固体分10
0g当たり5ミリ当量より多く1000ミリ当量まで好
ましくは20〜500ミリ当量特に40〜400ミリ当
量の上記の式のアニオン性構造ユニットを含有する。
これらのポリイソシアネート付加物゛の製造に適したポ
リイソシアネートは、例えば、米国特許明細書筒4.6
19.966号の第2欄第55行ないし第3欄第42行
に記載の化合物である。該米国特許明細書の(iii)
の所に記載されているイソシアネートプレポリマーが特
に好ましい、これらのイソシアネートプレポリマーの製
造のために、例示されているポリイソシアネート又はこ
れらのポリイソシアネートの混合物が、当量未満の量の
例示されているポリヒドロキシル化合物又はそれらの混
合物と例えば1.11ないし15:1好ましくは1.5
:工ないし12:1のN COlo Hの当量比にて反
応される。N G Olo Hの当量比かられかるよう
に、これらの“インシアネートプレポリマー“は多くの
場合いわゆる“セミプレポリマー”即ち過剰の未反応出
発ポリイソシアネートとウレタン基含有の真のイソシア
ネートプレポリマーとの混合物である。かかる“セミプ
レポリマー”もまた、本発明に従って用いられるべき乳
化剤の製造のために用いられ得る。
イソシアネートプレポリマー(用いられる場合)は好ま
しくは、本発明に従って用いられるところの生じる乳化
剤が、1分子当たり上記のタイプのアニオン性構造ユニ
ットを少なくとも2個含有しかつ500〜10.000
の平均分子量を有するオリゴウレタンになるように選ば
れる0本発明に関して、用語「分子量ノは、乳化剤の製
造のために用いられる出発物質の化学量論から計算され
得る数平均分子量を指すのに用られる。
原則的に、ポリマー状乳化剤の製造のためにポリウレタ
ン分散体の化学から知られたタイプのイオン変性出発成
分を用いて、本発明に必要とされる上記の一暦式のアニ
オン性構造ユニットに加えてカルボキシレート基または
スルホネート基が組み込まれているポリイソシアネート
付加物を得ることも可能である。このことは、例えば、
カルボキシレート基又はスルホネート基を含有する多価
アルコールを用いて又は該多価アルコールを混在して用
いであるいは相当するヒドロキシカルボン酸又はヒドロ
キシカルボン酸を用いて製造されそしてその後酸基を中
和して得られたイソシアネートプレポリマーを使用する
ことにより達成され得る。かかる追加的なイオン基は、
オレフィン不飽和モノマーに対して及びそれから製造さ
れたポリマーに対して該ポリマー状乳化剤の分散作用及
び安定化作用をかなり増大させるのに寄与し得る。
かかる追加的なイオン基はまた、顔料の湿潤性又は相容
性を改善し得る。
本発明に従って用いられるべきポリイソシアネート付加
物の製造のために、上記に例示されたタイプの有機ポリ
イソシアネートであって、イソシアネート基に対するブ
ロッキング剤例えばフェノール、ε−カプロラクタム、
ジエチルマロネート、エチルアセトアセテート又はオキ
シム(例えば、シクロへキサノンオキシム)でイソシア
ネート基が部分的にブロックされている有機ポリイソシ
アネートも用いられ得・る、しかしながら、かかる部分
的にブロックされているポリイソシアネートがポリイソ
シアネート付加物の製造のために用いられる場合、充分
な数の遊離イソシアネート基を依然含有していてシアナ
ミミドのアンモニウム塩との反応により充分な数の上記
の式のアニオン性構造ユニットがもたらされねばならず
、かくしてオレフィン不飽和モノマーの混合物に対して
かつ重合後に得られる分散体に対して充分な乳化作用並
び−に溶媒又は分散剤中におけるポリイソシアネート付
加物の溶解性又は分散性が保証される0部分的にブロッ
クされたポリイソシアネートから得られたポリイソシア
ネート付加物は熱論ブロックトイソシアネート基を含有
し、しかしてこれらの基は被膜の更に一層強力な熱架橋
に寄与し得る。更に、分子中に追加的な二重結合を含有
する化合物が、ポリイソシアネート重付加物の製造のた
めに成る割合にて用いられ得る。追加的な二重結合を有
するこれらの化合物は、例えば、メタクリル酸又はアク
リル酸のヒドロキシアルキルエステル例えばアクリル酸
2−ヒドロキシプロピルエステル(当該酸にプロピレン
オキシドを化学的に付加することにより得られ得る。)
、アクリル酸2−ヒドロキシエチルエステル、メタクリ
ル酸2−ヒドロキシプロピルエステル(当該酸にプロピ
レンオキシドを化学的に付加することにより作られる。
)及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルエステルであ
る。1.1−ビス(アリルオキシメチル)−1−ヒドロ
キシメチル−プロパン(“トリメチロールプロパンジア
リルエーテル″)、アリルアルコール、メタリルアルコ
ール、1−アリルオキシメチル−1,1−ビス(ヒドロ
キシメチル)−プロパン(′トリメチロールプロパンモ
ノアリルエーテル“)、アリルアミン及びメタリルアミ
ンの如き化合物も用いられ得る。後者のものは、本発明
による方法において生じたポリマーに乳化剤を共有的に
結合させるために特に適する。
ポリイソシアネート付加物の製造のために用いられるポ
リイソシアネート成分は、一般に0.1〜50重量%好
ましくは4〜25重量%のイソシアネート含有率を有す
る。
乳化剤は、ポリイソシアネートをシアナミドのアンモニ
ウム塩と反応させることにより製造される。これらのア
ンモニウム塩は、そのまま用いられ得あるいはシアナミ
ド及び適当な塩基を同時に用いることによりその場で作
られ得る。適当なシアナミドのアンモニウム塩には、(
i)アンモニア、(ii )少なくとも3.1の、Kb
値を有する第1級又は第2級アミン例えばメチルアミン
、ジメチルアミン、エチルアミン又は第3級ブチルアミ
ン及び(iii)第3級アミン例えばトリメチルアミン
、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ジメチルア
ミノエタノール、N−メチル−ジェタノールアミン又は
トリエタノールアミン、を基材としたものがある。
アミンは好ましくは、本発明による方法で得られた分散
体の熱処理下にて蒸発即ち気化する物質である。
上記の出発物質からのポリイソシアネート付加物の製造
は、一般に0〜80℃好ましくは5〜50″Cの温度範
囲にて、有機媒質又は水性媒質中で、好ましくはアンモ
ニウム塩を反応混合物中でその場で作って行われる。シ
アナミドの使用量は、0.5:1ないし1.5:1好ま
しくは0.8jlないし1.2:1の遊離イソシアネー
ト基対シアナミドのモル比をもたらすよう計算される。
塩基の使用量は、イソシアネート基と反応させるべきシ
アナミド1モルにつき少なくとも0.5モル好ましくは
1モルの塩基窒素原子をもたらすように計算される。過
剰量のアミンが用いられ得るけれども有利ではない、ポ
リイソシアネート成分のイソシアネート基とアンモニウ
ム塩との反応は、次式に従って進行する: R(NCO)m +  a HEN−C!N +  n
NR’+−一→R(NH−Co−N−CヨN)皇 + 
aHNR’怠この式において、Rはn官能性ポリイソシ
アネートの不活性な基を表し、そしてR′は水素を表す
かあるいは当該塩基の不活性な有機基を表す。
ポリイソシアネート付加物の製造はいくつかの方法で行
われ得、例えば次の方法である:(1)上記に例示され
たタイプの有機ポリイソシアネート又は有機ポリイソシ
アネートの混合物が、液体の形態又は有機溶媒中の溶液
の形態にてシアナミドと所要の塩基との混合物と反応さ
れ、そして生じた反応生成物が、随意に溶媒を除去して
から、水中に溶解又は分散され、随意にこの溶液又は分
散液から蒸留により溶媒が除去される。適当な溶媒の例
には、特に水混和性溶媒例えばアセトン、メタノール、
エタノール、メチルエチルケトン及びN−メチルピロリ
ドン並びに水に対して非混和性である溶媒例えばエチル
アセテート、n −ブタノール及びトルエンがある。し
かしながら、水に対して非混和性である溶媒が用いられ
る場合、それらの量は、ポリイソシアネート付加物の均
質な溶液又は分散体が得られるように制限されねばなら
ない。
(2)米国特許明細書第4.619,966号の(i)
又は(ii )の所に例示されているタイプの有機ポリ
イソシアネート又は有機ポリイソシアネートの混合物が
、当量未満の量の米国特許明細書第4,619.966
号の(Hの所に例示されているタイプのポリヒドロキシ
ル化合物又はかかる化合物の混合物、シアナミド及び塩
基と随意に上記に例示されたタイプの不活性溶媒の存在
下で混合される。イソシアネートプレポリマー及びシア
ナミドと塩基とのアンモニウム塩の両方ともその場で製
造され、そして引き続いてそれらの反応がワンシ四ット
法により行われ、その後上記(1)の所で記載したよう
に反応混合物の仕上げが行われる。
(3)ポリイソシアネート又はポリイソシアネートの混
合物が、随意に上記に例示されたタイプの不活性溶媒中
に溶解されて、シアナミドのアンモニウム塩の水溶液に
添加され、随意に補助溶媒がその後蒸留除去される。
適当な溶媒のリストに挙げられるアルコールは、ポリイ
ソシアネート成分に対する溶媒として用いられ得ないで
シアナミド及び塩基即ちシアナミドのアンモニウム塩に
対する溶媒としてのみ用いられ得る、ということが理解
されるべきである。かかるアルコール溶媒中の溶液がポ
リイソシアネートと反応される場合、アルコール性ヒド
ロキシル基は反応を妨害せず、何故なら、シアナミドの
塩は溶媒のアルコール性ヒドロキシル基よりもはるかに
速くイソシアネートと反応するからである。
上記に挙げたすべての場合に、水性又は水性−有機の溶
媒又は分散剤中のポリイソシアネート付加物の溶液又は
分散体が得られる。
得られる物質が溶液であるか又は分散体であるかどうか
は、使用ポリイソシアネートの分子量及び反応生成物中
に存在するアニオン基の割合に依存する。溶液又は分散
体の固体分は、一般に5〜95重量%好ましくは20〜
80重量%である。
本発明による方法即ちオレフィン不飽和モノマーの重合
は、上述のポリイソシアネート付加物の存在下で慣用の
乳化重合法により行われ、しかして該ポリイソシアネー
ト付加物は、その製造法において当初に得られる水溶液
又は水硅分散体の形態で用いられ得る。オレフィン不飽
和モノマ一対本発明で所要される乳化剤の重量比は、本
発明による方法においてo、i:tないし20:1好ま
しくは0.5 : 1ないし10:1最も好ましくは0
.5=1ないし4:lである。
次のものが、オレフィン不飽和モノマーの例として挙げ
られる: a) 3〜5個の炭素原子を含有するα、β−オレフィ
ン不飽和モノカルボン酸並びにそれらのエステル、ニト
リル及びアミド。例えば、アクリル酸、メタクリル酸及
びクロトン酸、アクリル酸及びメタクリル酸のアミド、
アクリロ及びメタクリコニトリル。アクリル酸及びメタ
クリル酸のエステル。
特に1〜20個の炭素原子を含有する飽和の一価の脂肪
族又は環状脂肪族アルコールのエステル例えば上記の酸
とメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、オク
チル又はステアリルアルコール、シクロヘキサノール又
はメチルシクロヘキサノールとのエステル、あるいはベ
ンジルアルコール、フェノール、クレゾール又はフルフ
リルアルコールとのエステル、3個又は4個の炭素原子
を含有するα、β−モノオレフィン不飽和モノカルボン
酸と2〜4個の炭素原子を含有する二価の飽和脂肪族ア
ルコールとのモノエステル例えば2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアク
リレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレート、アク
リル酸及びメタクリル酸のグリシジルエステル例えばグ
リシジル(メタ)アクリレート、並びにアクリル酸及び
メタクリル酸のアミノアルキルエステル及びアミノアル
キルアミド例えば2−アミノエチル−(メタ)アクリル
塩酸塩、N、 N−ジメチル−アミノエチル−(メタ)
アクリレート及びN、N−ジメチルアミノプロピルアク
リルアミド。
分子中に2個又はそれ以上の二重結合を含有するモノマ
ー例えばエチレングリコールジアクリレート及びエチレ
ングリコールジメタクリレートも用いられ得る。高度に
分枝した又は架橋されたポリマー粒子即ちいわゆるミク
ロゲルが、かかるモノマーから得られ得る。
b)  3〜5個の炭素原子を含有す・るα、βオレフ
ィン不飽和ジカルボン酸並びにこれらの酸の誘導体、例
えば、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、及びアルコ
ール部において1〜18個の炭素原子を含有する上記の
ジカルボン酸のモノ及びジエステル引見ばジメチルマレ
エート、ジエチルマレエート、ジブチルマレエート、モ
ノへキシルマレエート及びモノシクロへキシルマレエー
ト。
C)ビニルアルコールとカルボン酸又はハロゲン化水素
酸とのモノ及びジエステル、ビニルエーテル、ビニルケ
トン及びビニルアミド、例えば、ビニルアセテート、ビ
ニルプロピオネート、ビニルラウレート、ビニルステア
レート、ビニルベンゾエート、クロロビニルアセテート
、ジビニルアジペート、ビニルクロライド、ビニリデン
クロライド、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエー
テル、ビニルエチルエーテルビニルイソプチルエーテル
、ビニルエチルケトン、ビニルホルムアミド及びN−ビ
ニルアセトアミド。
d)芳香族化合物及び複素環式化合物のビニル化合物、
例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、p−クロロスチレン、ジビニルベンゼン、2−ビニ
ルピロリドン及び2−ビニルピリジン。
e)次の一般式I RR。
(式中、Rは水素又はメチルを表し、R3は水素、アル
キル、アルアルキル又はアリールを表し、モしてR2は
アルキル又はシクロアルキル例えばメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル又
はシクロへ牛シルを表す、) に相当するアクリル酸アミド及びメタクリル酸アミドの
N−メチロールエーテル([1E−8(独国特許公告公
報)第1.035,363号参照)、並びにアクリル酸
アミド及びメタクリル酸アミドの非エーテル化N−メチ
ロール化合物。
f)次の一般式■ (式中、R及びR1は式■における意味と同じ意味を有
し、そしてR1及びR4はアルキル又はシクロアルキル
を表すかあるいは一緒になって複素環式基例えばモルホ
リン基を表す、)に相当するアクリル酸アミド及びメタ
クリル酸アミドのマンニッヒ塩基、このタイプの適当な
化合物は、DH−B (独国特許公告公報第1,102
,404号に記載されている。
g)次の一般弐■によって表される如き、ハロゲノメチ
ルカルボニル基を末端基とするアクリル酸及びメタクリ
ル酸の誘導体(BB−^(ベルギー国特許公開公報)第
696,010号参照):R−H,CH。
=  −0−CH! −CH−0− h)  )リアリルシアヌレート、トリアリルホスフェ
ート、アリルアルコール及びアリルアミドの如きアリル
化合物。
i)2〜6個の炭素原子を含有するモノオレフィン不飽
和脂肪族炭化水素、例えば、エチレン、プロピレン、ブ
チレン及びイソブチレン。
j)4〜6個の炭素原子を含有する共役ジオレフィン、
例えばブタジェン、イソプレン、2.3−ジメチルブタ
ジェン及びクロロブタジェン。
k)ノルボルネン及びヒドロキシメチルノルボルネン。
次のものが好ましくは用いられる:アルコール部におい
て1〜12個の炭素原子を含有するアクリル酸エステル
及びメタクリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸
、及びこれらの酸のC1〜C4ヒドロキシアルキルエス
テル、スチレン、アクリロ及びメタクリコニトリル。ビ
ニルアセテート ビニルプロピオネート ビニルクロラ
イド。
ビニリデンクロライド、エチレン及びプロピ゛レン(上
記のモノマーの1種又はそれ以上との組合わせ)。
本発明による方法を実施する場合、上記のタイプのアル
コール性ヒドロキシル基を持った七ツマ−を含有するモ
ノマー混合物を該モノマー混合物が0.5〜8重量%の
アルコール性ヒドロキシル基を含有するような量にて用
いることが特に好ましい、かかる好ましいモノマー混合
物が用いられる場合及び最終的に得られる本発明による
分散体がポリマーの1個のヒドロキシル基につき上記の
式のアニオン性構造ユニットを0.1〜10個有するよ
うに本発明で必要とされる乳化側の性質及び量が算定さ
れる場合、本発明による特に価値ある分散体が得られる
重合は、一般に10〜150°C好ましくは40〜13
0℃の温度にて行われる。
用いられる開始剤は一般に、分解したラジカルになるタ
イプのものであり、そしてモノマーを基準として0.0
5〜5重量%の量にて用いられる。
かかる開始剤の例には、有機過酸化物例えばラウロイル
ペルオキシド、シクロヘキサノンヒトoペルオキシド、
第3級ブチルペルオクトエート、第3級ブチルペルピバ
レート、第3級ブチルベルベンゾエート、ジクロロベン
ゾイルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、ジ第3
級ブチルペルオキシド、第3級ブチルヒドロペルオキシ
ド、クメンヒドロペルオキシド、ペルオキシカーボネー
ト(例えば、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート
、ジシクロへキシルペルオキシジカーボネート及びジイ
ソプロピルペルオキシジカーボネート、スルホニルペル
オキシド(例えば、アセチルシクロへキシルスルホニル
ペルアセテート)、スルホニルヒドラジド及びアゾ化合
物(例えば、4.4’−アゾ−ビス(4−シアノベンク
ンカルボン酸)、アゾ−ジイソ酪酸ジニトリル及び例え
ばDE−A (独国特許公開公報)第2,841,04
5号に記載の水溶性アゾ化合物)がある。
無機過酸化物例えば過酸化水素、ベルオキシニ硫酸カリ
ウム及びベルオキシニ硫酸アンモニウムも適する。
分解してラジカルになる開始剤は、単独であるいは還元
剤又は重金属化合物と組み合わせて用いられ得る。かか
る化合物の例には、ピロ亜硫酸のナトリウム塩及びカリ
ウム塩、ギ酸、アスコルビン酸、千オ尿素、ヒドラジン
誘導体、アミン誘導体及びロンガリットがある0重金属
化合物は、油溶性形態であっても水溶性形態であっても
よい。
水溶性重金属化合物の例には、硝酸銀、二価又は三価の
鉄、コバルト又はニッケルのハロゲン化物及び硫酸塩、
並びに低原子価状態のチタン又はバナジウムの塩がある
。油溶性重金属価の例には、コバルトナフチネート並び
にバナジウム、コバルト、チタン、ニッケル又は鉄のア
セチルアセトン錯体がある。
重合は、一般に5〜10好ましくは6〜9のpH値にて
行われる。酸基が反応混合物に存在する場合、pHをこ
れらの範囲内の値に調節することは、しばしば水性アン
モニアの添加により行われる。
ポリマーの分子量を調節するための通常の調節剤が用い
られ得、例えばn−ドデシルメルカプタン、t−ドデシ
ルメルカプタン、ジイソブロピルキサントゲンジスルワ
イド、チオグリコール及びチオグリセロールである。そ
れらは、一般にモノマー混合物を基準として0.1〜2
重量%の量にて添加される。
水性媒質中での乳化重合は、公知の重合法により回分的
に又は連続的にあるいは流入法により行われ得る。
連続法及び流入法が特に好ましい、後者の方法では、水
が乳化剤系の一部又は全部及び随意にモノマー混合物の
一部とともに窒素雰囲気下で反応容器中に導入されそし
て重合温度に加熱され、そしてモノマー混合物及び開始
剤及び随意に乳化剤が0.5〜10時間好ましくは1〜
6時間かけて滴下的に添加される。
反応混合物はしばらくしてから再活性化され、そして反
応は約99.0〜99.9重量%の変換率まで完了せし
められる。七ツマ−の残留、物及び依然存在する有機溶
媒は、乳化重合後、必要なら存在する水又はその一部と
ともに、真空蒸留により除去され得る0次い、で、本方
法で最終的に得られる生成物が10〜60重量%の分散
体好ましくは20〜50重量%の分散体の形態になるよ
うな量の水が添加され得る。
レーザー散乱光相関スペクトロスコピーによって測定さ
れる平均粒子直径は、反応条件に依り20〜1000n
II好ましくは50〜500111の範囲にある。50
nm未満の粒子サイズを有する分散体は透明に見えるの
に対し、粒子が大きくなるにつれて分散体は曇ってくる
本分散体は、同様な電荷を持った他の分散体例えばポリ
ビニルアセテート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ
ブタジェン、ポリビニルクロライド又はポリアクリレー
トの分散体と混合され得る。
充填剤、可塑剤、顔料、フッ化水素酸ゾル、シリカゾル
、並びにアルミニウム、クレー又はアスベストの分散体
も組み込まれ得る。
本発明による方法の生成物は、貯蔵及び輸送に適した形
態の安定な水性分散体であり、後日において造形品に加
工され得る。それらは、一般に乾燥して直接に寸法安定
なプラスチック被膜になる。
官能基特にヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基を
有するモノマーが本発明による方法に用いられた場合、
追加的な熱架橋をもたらすこと及びかくして熱硬化過程
を促進させることが所望されるならば、他の架橋物質が
本発明による生成物中に混入され得る。かかる追加的な
物質の例には、ブロックされた又は遊離の有機ポリイソ
シアネート、有機カルボジイミド、ホルムアルデヒド、
分解してホルムアルデヒドを放出する物質、メラミン樹
脂、並びにメチロール化合物及びそれらのエーテルがあ
る。
ラッカー技術において慣用的に用いられている他の添加
剤も熱論本発明による方法の生成物に添加され得、例え
ば充填剤、顔料、均展剤、脱泡剤及び溶媒である0本発
明による分散体は液状又はペースト状のコンシスチンシ
ーを有し得、また乳化剤の添加なしで安定であるが、適
当なアニオン性又は中性の乳化剤及び保護コロイド並び
に増粘剤例えばアンモニアで分解されたカゼイン、石け
ん、逆性石ケン、アルキルスルホネート、ポリビニルア
ルコール、工・トキシ化フェノール、オレイルアルコー
ルポリグリコールエーテル、エトキシ化ポリプロピレン
グリコール及び天然物(例えば、ゼラチン、アラビアゴ
ム、トラガカント及び漁膠)が、本方法の実施中添加さ
れ得る。かかる添加剤は、主に水性分散体の表面張力を
下げるよう働く。
それらはまた、これらの分散体の安定性及び凝固性にも
影響を及ぼす。
しかしながら、乳化重合のために慣用的に用いられてい
るかかる乳化剤の添加は本発明による方法において決し
て必要ではない、ということが留意されるべきである。
本発明による方法によって得られ得る水性分散体は多方
面に用いられる。かくして、それらは、浸漬成形品の製
造のために並びにラテックスの機械的起泡法による発泡
体の製造のために用いられ得る。混合ローラー上で加工
され得る凝固物が、電解質を水性分散体に添加すること
により得られ得、また粘着性のない及び粘着性のフィル
ム及びホイルが、水を蒸発除去することにより得られ得
る0本方法の生成物は、織布、不織布、皮革、紙、木材
、金属、セラミック、石、コンクリート、ビチューメン
、硬質繊維、麦わら、ガラス、磁器、種々のタイプのプ
ラスチック及びガラス繊維を被覆するために及び含浸す
るために並びに帯電防止性及び折り目抵抗性に仕上げる
ために適する。それらはまた、不織ウェブ用のバインダ
ー接着剤、接合剤、裏打ち剤、疏水化剤、可塑剤、例え
ばコルク粉、銅剤、ガラス繊維、アスベスト、プラスチ
ック、廃ゴム又はセラミック物質用のバインダー、布を
プリントする際の助剤、ポリマー分散体への添加剤、サ
イズ剤及び皮革仕上げ剤として用いられ得る。
これらの分散体は好ましくは、熱によって自動架橋され
る水性ラッカー系用に用いられる0本発明による系の熱
による架橋は、一般に70〜170゛C好ましくは10
0〜150°Cの温度範囲で行われる。それ故、本発明
による分散体は、耐熱性サブストレート上における被膜
の作製のために特に好ましい。
実−」L二医 下記の例に記載の百分率はすべて、重量百分率である。
乳化剤1 1.6−ジイツシアナトヘキサンを基材としかつ23%
のイソシアネート含有率を有するビウレットポリイソシ
アネート639gを、アジピン酸、ヘキサンジオール−
(1,6)及びネオペンチルグリコール(ジオールの重
量比−11:6)を基材としかつ1700の分子量を有
するポリエステル297.5gに添加した0次いで、こ
の反応混合物を120°Cに2時間加熱した。
900gのこの反応生成物(2,9モルのNGO)を、
260dのテトラヒドロフラン中の121.5g(2,
9モル)のシアナミド(1%NaHtPO,で安定化さ
れた。)と258g(2,9モル)のN、 N−ジメチ
ルアミノエタノールとの混合物に、温度が25°Cを越
えないように10〜20°Cにて添加した。
次いで、この反応混合物を、イソシアネート帯がIRス
ペクトルから消失するまで20〜25℃にて2〜4時間
かくはんした0次いで、このポリイソシアネート付加物
を900dの水中に溶解した。この水溶液(60〜80
°Cに加熱した。)中に窒素を導入することにより、テ
トラヒドロフランを追い出した。残存する水溶液は、5
0%の固体分(180°Cにて水を蒸発させることによ
り測定)を有していた。
乳化剤1は、計算された分子量約2.200を有しかつ
固体分100g当たり227ミリ当量の式NH−Co−
N−CミNの構造ユニットを含有していた。
乳化剤2 1.6−ジイツシアナトヘキサンを基材としかつ21%
のイソシアネート含有率を有する三量体500gを、ア
ジピン酸、ヘキサンジオール−(1,6)及びネオペン
チルグリコール(ジオールの重量比−11:6)を基材
としかつ1700の分子量を有するポリエステル212
.5gに添加した。
次いで、この反応混合物を120″Cに2時間加熱した
この反応混合物を70°Cに冷却し、次いでトリメチロ
ールプロパンジアリルエーテル96.3 gの添加後7
0°Cにて2時間かくはんした。
750gのこの反応生成物(1,7モルのNC0)を、
150dのアセトン中の71.2g(1,7モル)のシ
アナミド(1%NaH1PO4で安定化された。)と1
51.3g (1,7モル)のN、N−ジメチルアミン
エタノールとの混合物に、温度が25℃より高くならな
いような速度で10〜20°Cにて添加した。
次いで、この反応混合物を、イソシアネート帯がIRス
ペクトルから消失するまで20〜25゛Cにて2〜4時
間かくはんした0次いで、このポリイソシアネート付加
物を975dの水中に溶解した。この水溶液(60°C
に加熱した。)中に窒素を通じることにより、アセトン
を追い出した。残存する水溶液は44.4%の固体骨(
180°Cにて水を蒸発させることにより測定)を有し
ていた。
乳化剤2は、計算された分子量的2.500を有しかつ
固体骨100g当たり175ミリ当量の式NH−Co−
N−C:iNの構造ユニットを含有していた。
本発明による方法: 例1 かくはん機、還流凝縮器及びガス出入口を備えた2リツ
トルの4つロフラスコ中に、460gの脱イオン水を導
入した0次いで、窒素雰囲気中で充分に沸とうさせ、そ
して60°Cに冷却した。このフラスコの内容物に乳化
剤1の50重量%水溶液350gを添加し、次いでこの
内容物に窒素を通じた。
次いで、8gのメチルメタクリレートと8gのn−ブチ
ルアクリレートとの混合物(モノマー混合物■)を、開
始剤4.4′−アゾ−ビス(4−シアノペンタンカルボ
ン酸)の2重量%水性アンモニア溶液(開始剤溶液1)
to、4gと同時に、速やかに添加した。30分の反応
時間後、80gのメチルメタクリレートと80gのn−
ブチルアクリレートとのモノマー混合物(モノマー混合
物■)及び4.4′−アゾ−ビス(4−シアノペンタン
カルボン酸)の1重量%水性アンモニア溶液(開始剤溶
液II)102gを、3時間以内で同時にしかし別々に
添加した。2時間の追加的反応時間後、同じ開始剤の3
重量%水性アンモニア溶液10.4 gで反応混合物を
再活性化した0次いで、更に5時間重合を続行して完了
させた0次いで、約100dの水及び残留モノマーを水
流ポンプによる真空下で留去し、そして100dの脱イ
オン水で置き換えた。この水性分散体の濃度は33.9
重量%であり、そのpHは8.0であり、平均粒子直径
゛(レーザー散乱光相関スペクトロスコピーにより測定
)は84±lnmであった。凝固物は認められなかつた
。使用モノマーの乳化剤(固体骨)に対する重量比は1
:1であった。
例2及び3 例2及び3においてモノマーの乳化剤に対する重量比を
それぞれ6:4及び7:3に増大したこと以外は、例1
の処理操作と同じ処理操作であった。更なる詳細を表1
に示す0表1には、水性分散体の物理化学特性も記載さ
れている。
(以下余白) 表−一」− 凝固物 例4 高速かくはん機、還流凝縮器及びガス出入口を備えた2
リツトルの三つ口かくはんフラスコ中に、412gの脱
イオン水を導入した0次いで、この水を窒素雰囲気下で
充分に沸とうさせ、そして60°Cに冷却した。
次いで、乳化剤1の50%水溶液288gを受器の内容
物に添加し、そして窒素を通じた。
130gのスチレン、130gのメチルメタクリレート
、29gのn−ブチルアクリレート、38gのヒドロキ
シプロピルメタクリレート及び10gのメタクリル酸の
モノマー混合物、及び150gの脱イオン水中に溶解し
た1、5gの4.4’−アゾ−ビス(4−シアノペンク
ンカルボン酸)及び10.5 gのN−ジメチルアミノ
エタノールの開始剤溶液を、4時間以内で同時にしかし
別々に添加した0次いで、この反応混合物を2時間かく
はんし、その後10gの脱イオン水中に溶解した0、3
gの4,4′−アゾ−ビス(4−シアノベンクンカルボ
ン酸)及び0.13 gのN−ジメチルアミノエタノー
ルの開始剤溶液で再活性化した0次いで、更に5時間重
合を続行した。約100dの水及び残留モノマーを約1
00ミリバールの真空下で留去し、そして100I11
の脱イオン水で置き換えた。
この水性分散体の濃度は41.4重量%であり、そのp
Hは7.5であり、平均粒子直径(レーザー散乱光相関
スペクトロコピーにより測定)は112±3nsであっ
た。この残存分散体から10011Ilのメツシュ幅の
ポリアミドフィルターによって分離してから乾燥した凝
固物の量は7gであった。
この例におけるモノマ一対乳化剤の重量比は7:3であ
った。
例5 例4に記載の方法において、89.5 gのスチレン、
89.5 gのメチルメタクリレート、29gのn−ブ
チルアクリレート、119gのヒドロキシプロピルメタ
クリレート及び10gのメタクリル−酸のモノマー混合
物を用いかつそれ以外は同一の条件下にて重合させた。
得られた水性分散体の濃度は40.3重量%であり、そ
のpHは7.3であり、平均粒子直径は167nmであ
った。Logの乾燥した凝固物が認められた。モノマ一
対乳化剤の重量比は7:3であった。
例6 かくはん機、還流凝縮器、温度計及びガス出入口を備え
た500mの三つロフラスコ中に、107gの脱イオン
水を導入した。次いで、この水を窒素雰囲気下で充分に
沸とうさせ、そして50°Cに冷却した。乳化剤lの5
0重重景水溶液48gをフラスコの内容物に添加し、次
いで窒素を通じた。
28gのアクリロニトリルと288のn−ブチルアクリ
レートとのモノマー混合物、15gの31水中に溶解し
た0、2gのベルオキシュ硫酸アンモニウム及び4.2
gのN−ジメチルアミノエタノールの開始剤溶液、並び
に15gの蒸留水中に溶解した0、 04 gのナトリ
ウムヒドロキシメタンスルフィネートニ水和物(ロンガ
リットC(Rongali tC@))の活性剤溶液を
、3時間以内でフラスコの内容物に同時にしかし別々に
添加した(モノマー対乳化剤の重量比−773)、次い
で、この反応混合物を50°Cにて3時間か(はんし、
続いて再活性化のため下記の溶液を別々に添加した:a
)Igの蒸留水中の0.03 gのベルオキシュ硫酸ア
ンモニウム b)Igの蒸留水中の0.07 gのロンガリットC(
Rongalit C■) 次いで、50°Cにて5時間かくはんを続行した。
10成の水及び残留モノマーを約100ミリバールの真
空下で留去し、次いで10dの蒸留水をフラスコの内容
物に添加した。
この分散体を、100μmのメツシュ幅のポリアミド布
で濾過した。
この水性分散体の濃度は30.3重量%であり、そのp
Hは7.6であり、平均粒子直径は109±1r+n+
であった。乾燥した凝固物の量は0.1gであった。こ
の分散体を脱脂したガラス板上にコーティングナイフで
引き伸ばして0.51の厚さの液状薄膜を形成させ、次
いで空気中で48時間乾燥した。次いで、このポリマー
薄膜を140°Cにて30分間架橋した。この薄膜の表
面に水滴を施すことにより耐水性を試験した。約1時間
後のみ、ポリマー薄膜がわずかに曇るのが認められた。
例7 16、8 gのアクリロニトリルと39.2 gのn−
プチルアクリレートとのモノマー混合物を用いて、例6
による方法により重合させた(モノマ一対乳化剤の重量
比−173)。
凝固物不含のこの水性分散体の濃度は30.9重量%で
あり、そのpHは7.4であり、平均粒子直径は333
±b て、約3時間後のみ曇りが認められた。
例8 例6に記載の処理操作を用いて、次のように行った。9
7gの蒸留水中に溶解した44.4重量%の乳化剤溶液
54gを反応容器中に導入し、28gのスチレンと28
gのn−ブチルアクリレートとの七ツマー混合物を添加
し、そして重合を例6と同じ条件下で行った(モノマ一
対乳化剤の重量比=7:3)。
この水性分散体は、凝固物を含有せず、30.2重量%
の濃度、7.7のpH及び20B±3na+の平均粒子
直径を有していた。“水滴試験“において、約3時間後
のみ曇りが認められた。
例9 16、8 gのスチレンと39.2 gのn−ブチルア
クリレートとの七ツマー混合物を用いて、例日の方法に
より重合させた(モノマ一対乳化剤の重量比=7=3)
この水性分散液は、凝固物を含有せず、29.9重量%
の濃度、7.6のpH及び188±2n11の平均粒子
直径を存していた。
“水滴試験”において、約3時間後のみ曇りが認められ
た。
例10及び11 (本発明による使用)例4及び5に記
載されているようにし製造した本発明による分散体から
、次の実用的な適用例10及び11において、すぐに使
用できる状態の被覆用配合物を製造した: (以下余白) filo  M上1 例4の分散体、水中において41.4%87.0  −
 %例5の分散体、水中において40.3% −87,
2%表面活性剤1)、水中において10% 2.6 2
.6%均展剤”、50%の市販品      1.3 
1.3%脱泡剤ff+、32%の市販品     0.
9 0.9%エチルジグリコール        4.
1 4.0%ブチルジグリコール        4.
1 4.0%固体分              37
.2 36.4%流出時間(DIN 53211.4m
sカップ)’16  19  spH8,78,4 2)ビタ(@Byk) 301.ビターヘミ−社の市販
品3)アラデイトル(@Additol) XW 39
3. ヘキスト社の市販品 上記の被覆用配合物で、試験シートを被覆した。
室温にて5分間脱泡した後、80°Cにて15分間被膜
を予備乾燥し、次いで140 ’Cにて20分間焼付け
た。完全な均展、高い光沢、優秀な機械的薄膜特性及び
良好な化学抵抗性を有する透明な被膜が得られた。
、LLi団土土 層厚             40 45 μ謂振り
子硬度  ([lIN 53157)  169  1
80  g耐水性、負荷下で24時間  変化なし変化
なし耐キシレン性、負荷下で10分変化なし変化なし本
発明は次の態様を含む: (1)ラジカル形成剤及び乳化剤の存在下で水性媒質中
でオレフィン不飽和モノマーを重合することによりポリ
マーの水性分散体を製造する方法において、 該乳化剤が20,000未満の分子量を有するイソシア
ネート付加物であって次式 %式% に相当するアニオン性構造が固体分100g当たり5〜
1000ミリ当量組み込まれているポリイソシアネート
付加物である、ことを特徴とする上記方法。
(2)オレフィン不飽和七ツマ一対乳化剤の重量比がo
、iitないし20:lである、上記(1)記載の方法
(3)オレフィン不飽和モノマーが、ヒドロキシル基含
有モノマーを含有する混合物であって、しかもヒドロキ
シル基含有モノマーの量は該混合物が0.5〜8重量%
のヒドロキシル基を含有するような量である、上記(1
)記載の方法。
(4)乳化剤が、500〜10.000の範囲の分子量
を有しかつ1分子当たり少なくも2個のアニオン性構造
ユニットを含有するオリゴウレタンである、上記(1)
記載の方法。
(5)上記(1)によって得られ得る分散体。
(6)耐熱性サブストレートを被覆する方法において、
上記(1)による分散体からなる被覆用組成物で該サブ
ストレートを被覆することを特徴とする上記方法。
代理人の氏名   川原1)−穂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラジカル形成剤及び乳化剤の存在下で水性媒質中
    でオレフィン不飽和モノマーを重合することによりポリ
    マーの水性分散体を製造する方法において、 該乳化剤が、20,000未満の分子量を有するポリイ
    ソシアネート付加物であって次式▲数式、化学式、表等
    があります▼ に相当するアニオン性構造が固体分100g当たり5〜
    1000ミリ当量組み込まれているポリイソシアネート
    付加物である、ことを特徴とする上記方法。
  2. (2)耐熱性サブストレートを被覆する方法において、
    請求項(1)による分散体からなる被覆用組成物で該サ
    ブストレートを被覆することを特徴とする上記方法。
JP1100377A 1988-04-23 1989-04-21 水性ポリマー分散体の製造方法及び被覆方法 Pending JPH01313505A (ja)

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