JPH01313278A

JPH01313278A - ホームエレベータ

Info

Publication number: JPH01313278A
Application number: JP13935288A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Kato; 厚志加藤
Original assignee: Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Current assignee: Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Priority date: 1988-06-08
Filing date: 1988-06-08
Publication date: 1989-12-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、個人住宅に備えられるホームエレベータに関
する。

〔従来の技術〕

近時、住宅難のため、２世代、３世代が同一家屋に住む
ことが推奨され、２階達や３階建の個人住宅が増加して
いる。そして、この個人住宅においては、階段を老人が
上り下シするのが危険であるということから、老人用居
室が１階に設けられることが多くあつ九。しかし、この
１階は日当たり、見晴らしが悪い等の理由で、老人用居
室を２階や３階などの上階に設けるものもある。このよ
うな上階に老人用居室を設けるものには、安全確保など
のため、ホームエレベータを据え付けることが提案され
、一部実用されている。なお、この種の装置として関連
するものには、例えば特開昭６２−４６８８５号公報に
示されるものが挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上記のような従来のホームエレベータにあっ
ては、かごを個人的に使用できることから、「外景や自
分の敷地をのんびりと眺めたい」とか、「かごを日の当
たる高さ位置に停止させ日光浴をしたい」等の要望があ
るにもかかわらず、乗客がかごを昇降路内の所望の高さ
位置で停止させることができず、上記の要望に応じるこ
とができないという不具合があった。

本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、乗客がかごを昇降路内の所望
の高さ位置で停止させることができるとともに、乗客の
操作に伴うかごの停止を乗場で知らせることのできるホ
ームエレベータヲ提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明は、かごの内部に、こ
のかごを昇降路内の所望の高さ位置に停止可能な操作手
段を設けるとともに、前記階床の乗場に、前記操作手段
によるかごの停止に応じて作動する報知手段を設けた構
成にしである。

〔作用〕

本発明は上記のように構成したので、乗客がかごの内部
に設けられる操作手段を操作すると、かごが停止し、こ
のかごの停止に応じて乗場に設けられる報知手段が作動
する。これにより、乗客がかごを昇降路内の所望の高さ
位置に停止させることができるとともに、乗客の操作に
伴うかごの停止を乗場で知らせることができる。

〔実施例〕

以下、本発明のホームエレベータを図に基づいて説明す
る。

第１図は本発明のホームエレベータの一実施例の全体構
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
に備えられるかごの内部構成を示す斜視図、第３図は第
１図のホームエレベータに備えられる表示体を示す正面
図、第４図は第１図のホームエレベータに備えられる操
作手段および報知手段を説明する電気回路図である。

第１図において、１は住宅で、例えば１階階床１１．２
階階床１２．３階階床１３を有する３階建の個人住宅で
ある。２はこの住宅１の外壁コーナ部に立設される昇降
路、３は昇降路２の下部に伸縮可能に設けられるプラン
ジャ、４はプランジャ３の上端に固設され、昇降路２内
を上下動するかご、５は昇降路２に装着される透明窓、
６はかと４に装着され、透明窓５に対向する展望窓で、
かご４内より展望窓６、透明窓５を介し外景の展望が可
能となっている。また、７は１階階床１１０乗場１１ａ
、２階階床１２の乗場１２ａ、３階階床１３の乗場１３
ａにそれぞれ設けられる乗場戸、８は乗場戸７の近傍に
それぞれ設置され、かご４の呼び登録を行なう乗場釦、
９は乗場戸７の上方にそれぞれ設置される表示体である
。

第４図において、１４．１５は第１図および第２図のか
と４内にそれぞれ備えられる停止釦と停止解除釦、１６
はかご４の行先階を登録する行先階釦、１６　ａはこの
行先階釦１６の操作に応じて閉じ、登録された階床に達
すると開く常開接点、１７は常開接点１６が閉じると走
行指令を発する走行指令リレー、１８は停止釦１４が押
圧されるときに励磁される停止指令リレー、１８ａ、　
、　１８ａ２は停止指令リレー１８の常開接点、１８　
ｂは停止指令リレー１８の常閉接点、１９は第１図およ
び第３図に示す表示体９に備えられ、常開接点１８ａ、
が閉じるときに点灯する表示灯で、この表示灯１９には
、例えば、「展望中」という文字が付されている◇なお
、停止釦１４、停止解除釦１５、停止指令リレー１８、
常開接点１８ａ１、常閉接点１８　ｂ　Ｋよシ、かご４
を昇降路２内の所望の高さ位置で停止可能な操作手段を
、また、常開接点１８ａ３、表示灯１９により、操作手
段によるかと４の停止に応じて作動する報知手段をそれ
ぞれ構成している。

この実施例にあって、例えば、乗客が１階階床１１０乗
場１１　ａで乗場釦８を押圧し、かご４を呼び寄せてこ
のかと４内に乗り込む。そして、電源（＋）、常開接点
１６、常閉接点１８ｂ、走行指令リレー１７、電源（−
）の回路が閉成されると、かご４が上昇する。このかと
４が上昇しているときに、かご４内の乗客が昇降路２内
の所望の高さ位置で停止釦１４を押圧すると、停止指令
リレー１８が励磁され、常開接点１８ａ１が閉じてこの
停止指令リレー１８が自己保持される。同時に、常閉接
点１８　ｂが開いて走行指令リレー１７が消磁され、か
ご４が停止するとともに、常開接点１８ａ、が閉じて表
示体９の表示灯１９が点灯し、「展望中」という文字が
表示される。

このとき、乗場釦８が押圧されても、かご４は作動しな
い。

その後、かご内の乗客が停止解除釦１５を押圧すると、
常開接点１８ａ、による停止指令リレー１８の自己保持
が解除されて、常閉接点１８　ｂが閉じ、再び走行指令
リレー１７が励磁されてかと４が上昇する。

同時に、常開接点１８ａ、が開いて表示灯１９が消灯す
る０このように構成した実施例では、乗客がかと４内の停止
釦１４を押圧することによって、かご４を昇降路２内の
所望の高さ位置で停止させるとともに、その後、乗客が
かと４内の停止解除釦１５を押圧することによって、再
びかご４を作動させろことができる。また、停止釦１４
の抑圧によりかご４が停止されると、乗場１１ａ〜１３
ａの表示体９の表示灯１９が点灯して、展望中であるこ
とを知らせることができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成し几ことから、乗客がかごを
昇降路内の所望の高さ位置で停止させることができると
ともに、乗客の操作に伴うかごの停止を乗場で知らせる
ことができる。したがって、かご内から外景等をのんび
り眺めたり、かご内で日光浴をしたいという要望に応じ
ることができるばかりか、乗客が乗った状態でかごが停
止しても、故障によるかごの停止と区別でき、関係者の
不安を取り除くことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のホームエレベータの一実施例の全体構
成を示す縦断面図、第２図は第１図のホームエレベータ
に備えられるかごの内部構成を示す斜視図、第３図は第
１図のホームエレベータに備えられる表示体を示す正面
図、第４図は第１図のホームエレベータに備えられる操
作手段および報知手段を説明する電気回路図である。１・・・・・・住宅、２・・・・・・昇降路、４・・・
・・・かご、５・・・・・・透明窓、６・・・・・・展
望窓、７・・・・・・乗場戸、８・・・・・・乗場釦、
９・・・・・・表示体、１１〜１３・・・・・・階床、
１１　ａ〜１３ａ・・・・・・来場、１４・・・・・・
停止釦、１５・・・・・・停止解除釦、１７・・・・・
・走行指令リレー、１８・・・・・・停止指令リレー、
１９・・・・・・表示灯。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の階床を有する住宅に立設され、透明窓が装
着される昇降路と、この昇降路内に上下動可能に備えら
れ、前記透明窓に対向する展望窓が装着されるかごとを
含み、前記かごの内部より外景を眺めることができるよ
うにしたホームエレベータにおいて、前記かごの内部に
、このかごを前記昇降路内の所望の高さ位置に停止可能
な操作手段を設けるとともに、前記階床の乗場に、前記
操作手段によるかごの停止に応じて作動する報知手段を
設けたことを特徴とするホームエレベータ。