JPH01313185A - 鋳物の放電液流清浄装置 - Google Patents

鋳物の放電液流清浄装置

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JPH01313185A
JPH01313185A JP14185788A JP14185788A JPH01313185A JP H01313185 A JPH01313185 A JP H01313185A JP 14185788 A JP14185788 A JP 14185788A JP 14185788 A JP14185788 A JP 14185788A JP H01313185 A JPH01313185 A JP H01313185A
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Ivanov Solomatin Evgeny
エフゲニ イバノビチ ソロマティン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋳物(鋳造物)の放電液流清浄装置に関する
本発明は、多くの大ロフト大量の鋳物製造における中子
および残留鋳型砂の除去に利用すると有利である。
〔従来の技術〕
従来、鋳物の清浄には振動式装置が広く用いられており
、中子および残留鋳型砂の破壊と除去は振動の作用下で
行なわれる。更に現在用いられている装置は液流式の装
置であり、この場合は中子および残留鋳型砂は高圧水ジ
ェットの作用下で除去され、あるいは放電液流式の装置
の場合には、鋳物を液体中に置いて、電極と鋳物の間の
高電圧の放電によって液体中に発生する衝撃波と液流圧
とによって鋳物の清浄を行なう。
鋳物の放電液流清浄装置の特徴は、他のタイプの装置に
くらべて、コスト効率が良く、中子強度によらず複雑な
形状の鋳物の清浄の生産性および品質が高く、かつ作業
条件が良いことである。
しかし、大ロツト大量生産プラントにおいて、鋳物の清
浄過程で形成される廃棄物(スライム、スクラップ、中
子強化材等)の効率的除去の問題は現在まで解決されて
いない。
鋳物の清浄装置に最も必要な事の一つは、清浄過程の生
産性が高いことである。
従来公知の鋳物の放電液流清浄装置の一つは、液体を収
容する槽、鋳物の重要点をカバーする位置に配置された
複数の電極(清浄の最良条件を促進する)、この電極を
動かす機構、鋳物を上記槽中に供給する手段、鋳物の清
浄過程で形成される廃棄物、特にスライム、を槽から除
去する手段を含んで成る(DB 、 C、214117
4)。この装置では、鋳物を槽に供給する手段が、相互
に角度をもって配置された複数のガイド部材上に取り付
けられた一対の昇降部を含む。この構造の目的は、清浄
される鋳物を槽へ供給する操作と清浄された鋳物を取り
出す操作とを同時に行なうことによって装置の生産性を
高めることである。
しかし、この装置では、中子、スクラップ、中子付属品
が塊になった、鋳物の大型廃棄物を効率的に除去するこ
とができない。スライム状の小型廃棄物はポンプによっ
て槽外へ除去されるが、大型廃棄物は鋳物の清浄中に槽
内に堆積し、その除去のためには装置の運転を停止させ
る必要がある。
槽の清浄は特殊な装置または手作業によって行なうため
、生産性が低下する。
従来公知の鋳物の放電液流清浄装置の一つは、液体を収
容する槽と、槽の両側で基盤に固定された水平に延在す
るガイド部材とを含む。ガイド部材の中央部分は昇降部
上に位置する。鋳物用パレットを載せる被駆動プラット
フォームがガイド部材上に取り付けられている。この装
置は電極を動かす手段を具備した複数の電極およびこの
電極に結合されたパルス発生装置をも含む’(SIJ、
A。
552756)  。
この装置では、鋳物用パレットを載せるプラットフォー
ムが昇降部上にロールで支持されて槽内に降下し、そこ
で電極が動いて鋳物に接近し、そして鋳物が清浄される
。同時に、先行するパレットから清浄済鋳物が除去され
、その後、清浄される新らたな鋳物がパレットに載荷さ
れる。清浄完了後、昇降部は最上位置にまで移動し、プ
ラントフオーム上に鋳物を載せたパレットがロールによ
って昇降部から出され、そして、清浄される鋳物を搬送
するパレットが移動して前者のパレットと入れ換わる。
この装置によれば、槽内での鋳物の清浄と、清浄済鋳物
の取り出しおよび清浄される鋳物の装入とを同時に行な
って高い生産性を得ることができる。
しかし、この装置では槽内およびパレット上に堆積する
スクラップおよび中子強化材を効率的に除去することが
できない。槽およびパレットを清浄するために、装置を
停止して、手作業または特殊な装置を用いて清浄するた
め、生産性が低下する。
従来公知の鋳物の放電液流清浄装置の一つは、基盤上に
、往復運動駆動装置を有して鋳物を槽中に供給する昇降
部を支持しかつ鉛直方向に延びたガイド部材を有する槽
が設けられ、鋳物を昇降部に載荷する手段が、基盤に固
定された部分と昇降部に固定された部分とを有する水平
に設けられた円形ガイド部材を含み、被駆動載荷プラッ
トフォームが円形ガイド部材上に取り付けられかつ鋳物
用パレットを有し、少なくとも1つの電極が設けられ、
この電極は電極を水平面内および鉛直面内で移動させる
ための駆動装置を具備しかつパルス発生装置と電気的に
結合している(US 、 A 。
4198995)。
この装置では、鋳物はパレット上に載荷され、パレット
は被駆動プラットフォームによって、水平に配置された
ガイド部材に沿って、上部位置にある昇降部に移動する
次に、プラントフオームは昇降部と共に槽内へ降下し、
そこで電極が移動して鋳物に接近し、清浄が行なわれる
。清浄中に、次のパレットに鋳物を載荷し、同時に、既
に清浄された鋳物を載せたパレットを除荷する。清浄サ
イクルが完了したときに、電極を鋳物から引き戻し、昇
降部を上部位置に戻し、円形ガイド部材の各部分を整列
させ、清浄済鋳物を載せるパレットを伴ったプラントフ
オームを除荷ステーションに移動させる。同時に、上記
の装置では、パレットへの載荷、鋳物の清浄、および清
浄済鋳物の除荷の工程それぞれを円形軌道の各部分で行
ない、かつ各部分間の搬送を同時に行なうことによって
、これら3つの工程を同時に行なう。この装置は、従来
の鋳物の放電液流清浄装置の内で最も生産性が高い。
しかし、前記各装置と同様に、この装置で、大型廃棄物
である塊状の中子、スクラップ、および中子強化材を高
い効率で除去することはできない。
やはり、装置を停止させて手作業または特殊な槽清浄装
置で大型廃棄物を除去することになるごとは明白である
。更に、パレット上に堆積する廃棄物を除去するために
、パレットを装置から取り出し、廃棄物除去場所へ搬送
し、そして装置へ戻さなければならず、また、パレット
の清浄を手作業または特殊な補助装置で行なうため、装
置の生産性が低い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、鋳物の清浄、清浄される鋳物の載荷、清浄済
鋳物の除荷、および鋳物の清浄過程で形成される廃棄物
の装置外への除去を同時に行なうことによっ上止産性を
高めた、鋳物の放電液流清浄装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、本発明にしたがえば、基盤上に、昇降部
を支持する鉛直ガイドを有する槽が設けられ、昇降部は
鋳物を槽に供給するのに適しかつ往復運動駆動装置を有
し、 鋳物を昇降部に載荷する手段が、基盤に固定された第1
部分と昇降部に固定された第2部分とを有する水平に配
置された円形ガイド部材として作られており、 被駆動載荷プラットフォームが円形ガイド部材上に設け
られかつ鋳物用パレットを有し、かつ少なくとも1つの
電極が設けられ、電極は電極を水平面内および鉛直面内
で移動させるための駆動装置を具備しかつパルス電流発
生装置と電気的に結合している、鋳物の放電液流清浄装
置において、 鋳造物の清浄過程で形成される廃棄物をパレット・から
除去する手段であって、基盤に固定された円形ガイド部
材の第1部分上に設けられた手段を含むことを特徴とす
る、鋳物の放電液流゛清浄装置によって達成される。
本発明の鋳物の放電液流清浄装置によって、槽内での鋳
物の清浄、次のパレットへの鋳物の載荷、先行パレット
からの鋳物の除荷、および鋳物の清浄中に形成される廃
棄物のパレットからの除去を同時に行なうことができ、
基盤に固定された円形ガイド部材の部分上に、鋳物の清
浄中に形成された廃棄物をパレットから除去する手段を
設けたことによって、パレットを廃棄物除去場所に搬送
しそして本装置に戻す操作を必要とせず、また、パレ・
7ト清浄のために補助装置および手作業労働を必要とせ
ずに、鋳物の清浄中に形成された廃棄物をパレットから
除去することができるため、装置の生産性が向上する。
本発明の鋳物の放電液流清浄装置においては、パレット
がピボット継手によってプラットフォームに取り付けら
れ、鋳造の清浄過程で形成される廃棄物をパレットから
除去する手段が、パレットをプラットフォームに関して
鉛直面内で回転させる機構として作られていることが望
ましい。
鋳物の清浄過程で形成された廃棄物をパレットから除去
する手段を上記構成とすることによって、パレット回転
機構の運動が単純化しかつ信頼性が高まり、その結実装
置の運転信頼性が高まる。
また、本発明の鋳物の放電液流清浄装置においては、パ
レットが、鉛直に配置された第1プレートと台形の横断
面を有する第2プレートとによって構成され、第1プレ
ート同志は、水平に取り付けられたロッドによって互に
間隔をおいて接続され、第2プレートの各々は、鉛直に
配置された第1プレートの間の間隙に取り付けられかつ
、一端を介して、パレットをプラットフォームに取り付
けるピボット継手から最も遠いロッドにピボット接続さ
れていることも望ましい。
パレットを上記構成とすることによって、必要な強度、
放電中に発生する衝撃荷重に対する抵抗が確保され、か
つ金属の消耗が低減する。台形横断面のプレートを具備
することによって、槽中への大型廃棄物の侵入が防止さ
れて槽の清浄のために装置を頻繁に停止させる必要がな
いため生産性が向上する。
プレートを、その一端を介して、パレットをプラットフ
ォームに取り付けるピボット継手から最も遠いロッドに
、ピボット接続することによって、パレット停止後にプ
レートが慣性力の作用下で回転するので、鋳物の清浄過
程で形成されパレットに固着した廃棄物をパレットから
除去する効率が高まる。
本発明の鋳物の放電液流清浄装置においては、パレット
をプラットフォームに関して鉛直面内で回転させる機構
が、基盤に固定されたバネ圧式停止装置も具備し、バネ
圧式停止装置の位置は、パレットが鉛直面内での回転に
よって最上位置となったときに、パレットがバネ圧式停
止装置とかみ合ってパレットと台形横断面を有する第2
プレートの自由端とに振動を付与するような位置である
ことは更に望ましい。この構成によって、鋳物の清浄中
に形成された固着性廃棄物をパレットから除去する効率
が高まる。
パレットの核ロッドが、連接ピンの形であり、かつ、鉛
直に配置された第1プレートの間の間隙に位置するブシ
ュ、およびブシュの端面と鉛直に配置された第1プレー
トとの間に挿入された弾性部材を具備することが望まし
い。
この構成によって、現実に応力集中源として作用する溶
接継手なしにパレットを作ることができ、その結果、弾
性部材の変形による衝撃荷重に対するパレットの抵抗を
高めることができるので、運転中の装置の信頼性を高め
ることができる。
以下に、添付図面を参照し、実施例によって本発明を更
に詳しく説明する。
〔実施例〕
第1図に示した鋳物の放電液流清浄装置において、基盤
l上に、昇降部4を支持する鉛直に延びたガイド3を有
する槽2が設けられ、昇降部4は一鋳物5を槽2に供給
するのに適しかつ往復運動駆動装置6を有する。この実
施態様においては、駆動装置6は油圧シリンダーの形で
あるが、ケーブル駆動装置等の他の駆動装置を用いても
よい。鋳物5を昇降部4に載荷する手段が、水平に取り
付けられた円形ガイド部材7 (第2図)として設けら
れている。円形ガイド部材7は基盤1に固定された部分
71と昇降部4に固定された部分72(第1図)とを有
し、これらの部分はレール軌道として作られている。ガ
イド部材7(第2図)上には鋳物用パレット9を有する
被駆動載荷プラットフォーム8 (第1図)が取り付け
られている。
この実施態様においては、載荷プラットフォーム8の駆
動装置は、ピンlOの基盤1上にピボット取付された十
字部材11として設けられており、プラットフォーム8
に固定されたピン停止装置13とかみ合うつかみ具12
(第2図)と、基盤1に固定されかつ歯車列15 (第
1図)によって十字部材11に結合された油圧シリンダ
ー14(第2図)とを有する。搬送プラットフォームの
駆動装置はこれ以外の形でもよい。
鋳物の放電液流清浄装置は少なくとも1つの電極をも含
み、この実施態様では、電極を水平面内および鉛直面内
で動かすための駆動装置を有する3つの電極16が用い
られている(図中には簡潔のために1つの駆動装置17
のみを示した)。電極16は堅固な絶縁スラブ18上に
取り付けられており、パルス電流発生装置19と電気的
に結合されている。この構成によって鋳物の清浄を強化
できる。電極16の個数は1,2.または3より多くし
てもよい。
本発明の装置においては、鋳物の清浄中に形成された廃
棄物をパレット9から除去する手段が、基盤l (第1
図)に固定された円形ガイド部材7(第2図)の部分7
1上に取り付けられている。
鋳物の放電液流清浄装置のこの実施態様においては、鋳
物の清浄過程で形成された廃棄物をパレット9から除去
する手段は、パレットをプラットフォームに関して鉛直
面内で回転させる機構20を含み、かつ特に、槽2 (
第1図)の反対側にある円形ガイド部材7の部分21 
(第2図)で、すなわち清浄される鋳物を載荷するステ
ーションに位置する円形ガイド部材7の部分22(第2
図)と清浄済の鋳物を除荷するステーションに位置する
円形ガイド部材7の部分23との間で基盤1に固定され
たリンク機構を含む。パレットをプラットフォームに関
して回転させる機構20は、基盤1に固定された油圧シ
リンダー24 (第1および3図)に連結されておりか
つパレット9とかみ合い可能なローラ25を含む。パレ
ット9はピボット継−T−26によってプラットフォー
ム8に取り付けられている。
鋳物の清浄過程で形成される廃棄物を除去する手段とし
ては上記以外の実施態様および配置を用いることもでき
る。また、この手段をたとえば円形ガイド部材7の部分
23 (味λ記)に配置することもできる。
第4図および第5図に示したように、各パレット9(第
3図)を相互に間隔をおいて鉛直方向に延びたプレート
27の形で作ることが望ましい。
プレート27は水平に取り付けられたロッド28によっ
て相互に連結されている。パレット9 (第3図)は水
平に延びたプレート29をも含む。このプレート29は
横断面が台形であり、プレート27(第4図および第5
図)間の間隙に位置し、ピボット継手26から最も違い
ロッド28 (第3図)に一端をピボット継手けされて
いる。ロッド28は連接ロッドの形で作られており、プ
レート27間に取り付けられたブシュ30(第4図およ
び第5図)とブシュ30とプレート27 (第4図およ
び第5図)各々の端面の間に挿入された弾性部材31と
を具備する。パレットのこれ以外の実施態様、たとえば
溶接継手を用いたものも可能である。
パレット(第3図)をプラントフオームに関して回転さ
せる機構20は支柱33によって基盤1に固定されたバ
ネ圧式停止装置32も含む。バネ圧式停止装置32は、
パレット9が鉛直面内で回転して二点鎖線で示した最上
位置となったときに、パレット9がバネ圧式停止装置3
2とかみ合ってパレット9と台面横断面を有するプレー
ト29の自由端とに振動を付与するように位置する。清
浄過程の廃棄物35は傾斜路34(第1図)を通ってベ
ルトコンベヤー36に達する。
〔作 用〕
鋳物の放電液流清浄装置は以下のように機能する。鋳物
が、工場コンベヤー、(図示せず)から、円形ガイド部
材7の部分22 (第2図)上に位置するプラットフォ
ーム8上に取り付けられたパレット9 (第1図)上に
供給される。十字部材11(第1図)が油圧シリンダー
14によって90’回転させられる。つかみ具12が載
荷プラットフォーム8のピン停止装置13とかみ合って
プラットフォームを円形ガイド部材7に沿って動かす。
十字部材11が90°回転した結果、鋳物を載せた載荷
プラットフォーム8が昇降部4上に位置し、パレット9
を載せた次の載荷プラントフオーム8(第1図)が円形
ガイド部材7の部分22 (第2図)上に位置する。
往復運動の駆動装置6が作動することによって、鋳物5
を伴ったパレット9を載せたプラットフォーム8と昇降
部4上に取り付けられた円形ガイド部材の部分72とを
支持した昇降部4が、水で満たされた槽2の中に浸漬さ
れる。必要な位置にある電極16が駆動装置17によっ
て動かされて鋳物5に接近し、パルス電流発生装置19
が始動し、そして鋳物5の清浄が行なわれる。清浄完了
後、昇降部4は油圧シリンダーによって最初の位置まで
上昇し、それぞれ基盤l (第1図)および昇降部4に
取り付けられた円形ガイド部材7 (第2図)の部分7
2および71が整列状態になる。
上記の操作と同時に、円形ガイド部材7の部分22・(
第2図)上に取り付けられた載荷プラットフォーム8上
に位置するパレット9に載荷が行なわれる。
再び十字部材11が油圧シリンダーによって90°回転
させられる。清浄済の鋳物5を載せた載荷プラットフォ
ーム8を円形ガイド部材7の部分23へ移動させ、清浄
される鋳物5を載せた載荷プラットフォーム8を円形ガ
イド部材7の部分22(第2図)から昇降部4へ移動さ
せ、パレット9を載せた次の載荷プラットフォーム8 
(第1図)を部分22へ移動させ、その後、清浄済の鋳
物5を円形ガイド部材7 (第2図)の部分23上の工
場コンベヤー(図示せず)へ除荷する工程、鋳物5 (
第1図)を槽内で清浄する工程、および次の清浄される
鋳物5を部分22(第2図)で載荷する工程を同時に行
なう。
これらの工程が完了し、昇降部4の上昇が柊ったら、十
字部材11を再び90’回転させる。スクラップ、中子
の塊、および中子強化材の形の廃棄物を収容したパレッ
ト9を載せたプラントフオーム8 (第1図)を円形ガ
イド部材7 (第2図)の部分21へ移動させる。回転
機構のローラ25(第3図)を油圧シリンダー24によ
ってパレット9の底へ向けて押圧してパレット9をピボ
ット継手26に関して鉛直面内で回転させてバネ圧式停
止装置32とかみ合わせる。パレット9が振動して清浄
過程の廃棄物35の除荷を促進する。廃棄物35は傾斜
路34(第1図)に沿って工場ベルトコンベヤー36に
供給される。パレット9の台形横断面を有するプレート
29は、ピボット継手26から最も遠いロッド28に関
してパレット9と同時に回転し、そして振動する。これ
によってスライム状に固着した廃棄物のプレート29か
らの除去が強化される。パレット9はこの除去後に初め
の位置に戻される。同時に、次の清浄される鋳物が円形
ガイド部材7 (第2図)の部分22上に載荷され、先
行する鋳物5が槽2 (第1図)内で清浄され、清浄済
の鋳物5が円形ガイド部材7 (第2図)の部分23で
除荷される。
これらの同時進行工程が完了したら、十字部材11を再
び90°回転させ、そして以上のサイクルを繰返す。
〔発明の効果〕
本発明の、鋳物の放電液流清浄装置は、清浄過程の廃棄
物の除去工程、清浄される鋳物の載荷工程、先行する鋳
物の清浄工程、および清浄済の鋳物の装置からの除荷工
程を同時に行なうので、装置の生産性を著しく向上させ
ることができる。清浄過程の廃棄物を槽から除去するた
めに装置の運転を停止させる必要がなく、かつパレット
を装置から廃棄物除去場所まで搬送し更に装置まで戻す
必要がない。本発明の、鋳物の放電液流清浄装置を適用
することによって作業条件が向上する。廃棄物をパレッ
トから除去する機構が簡単な構造であり、運転の信頼性
が高い。パレットが衝撃荷重に対して抵抗力のある構造
なので、長期間運転における装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の、鋳物の放電液流清浄装置を(一部
断面で)示す正面図、 第2図は、第1図の装置の平面図、 第3図は、第2図の線III−IIIに沿った断面図、
第4図は、第3図の線IV−IVに沿った断面図、およ
び 第5図は、第4図中のパレットの部分拡大図である。 1:基盤、 2:槽、 3:槽内のガイド、4:鋳物を
槽内に供給する昇降部、 5:鋳物、 6;昇降部の往復運動駆動装置、7:円形
ガイド部材、 71 :円形ガイド部材の基盤への固定部分、72 :
円形ガイド部材の昇降部への固定部分、8:被駆動載荷
プラットフォーム、 9:鋳物用パレット、lO:ピボットピン、11:十字
部材、   12:つかみ具、13:ピン停止装置、1
4:油圧シリンダー、15:歯車列、    16:電
極、 17:電極駆動装置、18:堅固な絶縁スラブ、19:
パルス電流発生装置、 20:パレットをプラットフォームに関して鉛直面内で
回転させる機構、 21 、22 、23 :円形ガイド部材の各部分、2
4:油圧シリンダー、25:ローラ、26:ピボット継
手、 27:パレットの、鉛直方向に延びたプレート、28:
水平に配置されたロッド、 29:パレットの台形横断面を有するプレート、30:
パレットのブシュ、31:弾性部材、32:バネ圧式停
止装置、33:支柱、34:傾斜路、35:鋳物清浄過
程の廃棄物、36:ベルトコンベヤー。 以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基盤(1)上に、昇降部(4)を支持する鉛直ガイ
    ド(3)を有する槽(2)が設けられ、該昇降部(4)
    は鋳物を該槽(2)に供給するのに適しかつ往復運動駆
    動装置(6)を有し、鋳物を該昇降部(4)に載荷する
    手段が、該基盤(1)に固定された第1部分(7_1)
    と該昇降部(4)に固定された第2部分(7_2)とを
    有する水平に配置された円形ガイド部材(7)として作
    られており、 被駆動載荷プラットフォームが該円形ガイド部材(7)
    上に設けられかつ鋳物用パレット(9)を有し、かつ少
    なくとも1つの電極(16)が設けられ、該電極(16
    )は該電極(16)を水平面内および鉛直面内で移動さ
    せるための駆動装置(17)を具備しかつパルス電流発
    生装置と電気的に結合している、鋳物の放電液流清浄装
    置において、 鋳造物の清浄過程で形成される廃棄物を該パレット(9
    )から除去する手段であって、該基盤(1)に固定され
    た該円形ガイド部材(7)の該第1部分(7_1)上に
    設けられた手段を含むことを特徴とする、鋳物の放電液
    流清浄装置。 2、該パレット(9)がピボット継手(26)によって
    該プラットフォーム(8)に取り付けられ、鋳造の清浄
    過程で形成される廃棄物を該パレット(9)から除去す
    る該手段が、該パレットを該プラットフォームに関して
    鉛直面内で回転させる機構(20)として作られている
    ことを特徴とする請求項1記載の、鋳物の放電液流清浄
    装置。 3、該パレット(9)が、鉛直に配置された第1プレー
    ト(27)と台形の横断面を有する第2プレート(29
    )とによって構成され、該第1プレート(27)同志は
    水平に取り付けられたロッド(28)によって互に間隔
    をおいて接続され、該第2プレートの各々は、鉛直に配
    置された該第1プレート(27)の間の間隙に取り付け
    られかつ、一端を介して、該パレット(9)を該プラッ
    トフォーム(8)に取り付ける該ピボット継手(26)
    から最も遠い該ロッド(28)にピボット接続されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の、鋳物の放電液流清
    浄装置。 4、該パレットを該プラットフォームに関して鉛直面内
    で回転させる該機構(20)が該基盤(1)に固定され
    たバネ圧式停止装置(32)も具備し、該バネ圧式停止
    装置(32)の位置は、該パレット(9)が鉛直面内で
    の回転によって最上位置となったときに、該パレット(
    9)が該バネ圧式停止装置(32)とかみ合って該パレ
    ット(9)と台形横断面を有する該第2プレート(29
    )の自由端とに振動を付与するような位置であることを
    特徴とする請求項2また3記載の、鋳物の放電液流清浄
    装置。 5、該パレット(9)の該ロッド(28)が、連接ピン
    の形であり、かつ、鉛直に配置された該第1プレート(
    27)の間の間隙に位置するブシュ(30)、および該
    ブシュ(30)の端面と鉛直に配置された該第1プレー
    ト(27)の間に挿入された弾性部材を具備することを
    特徴とする請求項3記載の、鋳物の放電液流清浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107598139A (zh) * 2017-09-27 2018-01-19 江苏晶王新材料科技有限公司 一种新型母合金棒材脱模装置

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US4198995A (en) * 1979-03-29 1980-04-22 Proektno-Konstruktorskoe Bjuro Elektrogidravliki Akademii Nauk Ukrainskoi Ssr Apparatus for electrohydroblasting of castings
JPS591440U (ja) * 1983-04-26 1984-01-07 東芝機械株式会社 トリミングマシンの自動化装置

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