JPH01313100A - 電磁誘導加熱式アイロン装置およびそれに用いられるアイロンベースの製造方法 - Google Patents

電磁誘導加熱式アイロン装置およびそれに用いられるアイロンベースの製造方法

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JPH01313100A
JPH01313100A JP14400388A JP14400388A JPH01313100A JP H01313100 A JPH01313100 A JP H01313100A JP 14400388 A JP14400388 A JP 14400388A JP 14400388 A JP14400388 A JP 14400388A JP H01313100 A JPH01313100 A JP H01313100A
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JP
Japan
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iron
induction heating
electromagnetic induction
iron base
ironing
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JP14400388A
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Inventor
Hiroshi Oya
弘 大矢
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁誘導加熱式アイロン装置および、この装
置に用いられるアイロンベースの製造方法に関するもの
である・ 従来の技術 従来のアイロンはアイロン本体内に電源コードに接続さ
れるヒータを埋設し、アイロン本体の発熱によりアイロ
ン掛けを行なうものであったが、作業を行なうにあたり
電源コードが邪魔になり、また、電源コードの位置関係
により作業位置が規制されるという欠点があった。また
最近乙の欠点を解決するために、蓄熱材を用いたコード
レースアイロンなども開発されているが、アイロン作業
中に本体温度が下がるという問題が生じるため、アイロ
ン作業中にも発熱できる本格的なコードレスアイロンが
要望されている。
これらの問題点を解決するために、たとえば、第7図に
示すようなものが提案されている。第7図において、1
は支脚2を有するアイロン台であり、その内部には、誘
導コイルおよび、この誘導加熱コイルに高周波電流を印
加するインバータ回路などを備えた電磁誘導加熱装置3
を設けである。
また、この電磁誘導加熱装置3の上部には布地などから
なるアイロン掛は面4を形成しである。そして、電磁誘
導加熱装置3にはプラグ5を取着した電源コード6が接
続されており、この電源コード6を通して電磁誘導加熱
装置3に給電した場合には、誘導加熱コイルから高周波
磁界が発生するようになっている。7は鉄などの磁性体
を内装するか、もしくは磁性体自体で構成された押圧鏝
であり、その上部には非磁性体からなる把手8が装着さ
れている。9は電源回路を示す。
発明が解決しようとする課題 一般に、電磁誘導加熱装置で加熱できる金属は、鉄や、
ステンレスなどの体積抵抗率の高い金属に限られる。し
かし、鉄やステンレスなどの体積抵抗率の高い金属は、
アルミニウムや銅などの体積抵抗率の低い金属と比べ熱
伝邊率が著じるしく劣るものである。このために、従来
の構造のように、押圧鏝に鉄やステンレスなどの熱伝導
の悪い材料を使用したものにおいては、押圧鏝の熱分布
が不均一となる問題があり、発明者らの実験によると、
昇温時の温度差は最大tx) degの差が生じた。ま
た、鉄やステンレスなどの金属は、アルミニウムと比べ
て比重が大きく、シたがって押圧鏝の重量が大きくなっ
て使いにくいものとなる問題があった。
本発明は上課題を解決するもので、押圧鏝の熱分布が均
一となり、しかも軽量で使いやすい電磁誘導加熱式アイ
ロン装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の装置は、良熱伝導
性の物質により成形された押圧鏝に、磁性体層を形成し
てなるアイロンベースを有したアイロン本体と、アイロ
ン指面の下部に電磁誘導加熱装置を内装したアイロン台
とを具備したものである。
さらに、本発明は、アルミダイキャストにより成形され
た押圧鏝に磁性材料を溶射することにより磁性体層を形
成し、アイロンベースを得るものである。
さらに、アルミダイキャストにより成形された押圧鏝に
磁性材料を高融点はんだにてろう付けすることにより磁
性体層を形成し、アイロンベースを得るものである。
さらに、アルミの厚板に磁性体層をクラッド形成した後
、鍛造により成形してアイロンベースを得るものである
作用 上記の構成により、使用時にアイロン台上に載置したア
イロン本体は、アイロン台に設けた電磁誘導加熱装置か
らの高周波磁界によって磁性体層が発熱し、これにより
、アイロンベースが加熱される。このとき、押圧鏝が良
熱伝導性であることからアイロンベースとしての温度分
布が均一化される。また、衣服類の上を滑らして移動さ
せるアイロンベースには電源コードを設ける必要がなく
、このためアイロン掛けの作業位置が規制されたりする
ことがない。
マタ、アイロンベースはアルミ材の押圧鏝に磁性体層を
形成することにより簡単に製造できるものであり、軽量
化が達成できて、アイロン掛は作業は容易なものとなる
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図〜第2図において、11は支脚νを有するアイロン
台であり、その内部には、誘導コイルおよび、この誘導
加熱コイルに高周波電流を印加するインバータ回路など
を備えた電磁誘導加熱装置口を設けである。また、この
電磁誘導加熱装置13の上部には布地などからなるアイ
ロン掛は面14を形成しである。そして、電磁誘導加熱
装置mにはプラグ市を取着した電源コード正が電源回路
17を介して接続されており、この電源コード16を通
して電磁誘導加熱装置口に給電した場合には、誘導加熱
コイルから高周波磁界が発生するようになっている。そ
して、アイロン本体思は、アイロンベース19に把手冗
を取付けて形成されており、アイロンベース19は、良
熱伝導性で軽量な物質であるアルミニウムにより成形さ
れた押圧鏝21に、フェライト系ステンレスよりなる磁
性体層4を形成したものである。
以下、上記構成における作用について説明する。
まず、アイロン掛を行うときには、アイロン台1のアイ
ロン掛は面4の上に、アイロン掛けを行ないたい被体(
衣服など)を載置し、その上からアイロン本体用を押し
つける。アイロンベース19の磁性体層ηは、電磁誘導
加熱装置口から発生する高周波磁界によって発熱し、押
圧鏝乞を加熱する。
その結果として、加熱されたアイロンベース19によっ
て被体に対するアイロン掛けが行われる。このとき、磁
性体層から発熱する熱は、押圧鏝匹が熱伝導性の良いア
ルミニウムであることから均熱化され、アイロンベース
19としての温度分布がよくなる。発明者らの実験では
、第1表に示すようになった 第1表に示すように、昇温時の最大温度差もステンレス
押圧鏝と比べ半分以下になり、アイロン第1表 本体凪の性能が大幅に向上する。また、アイロンベース
19のほとんどを占る押圧鏝ムがアルミニウムになるこ
とにより、アイロンベースの軽量化ができるために、ア
イロン本体用の作業性が向上する。
次にアイロンベースの製造方法の実施例について説明す
る。
第3図は、溶射により磁性体層nを形成する工程を示す
ものである。この実施例では、始めにアルミ材料31を
、アルミダイキャスト羽により押圧鏝21を成形する。
次に、フェライト系ステンレスやチタンなどの磁性材料
田を、押圧鏝ムのベース面に溶射凋を行ない磁性体層η
を形成する。この方法によれば、押圧鏝汎の成形にアル
ミダイキャスト羽を使用できるため、アイロン製造工程
の既存設備が使用できるため、設備投資を少なくするこ
とができ、イニシアルコストを安くすることができるも
のである。
第4図はろう付けにより、磁性体B’zxを形成する工
程を示したものである0この実施例では、アルミ材料3
1をアルミダイ竹スト羽で成形することは先の実施例と
同じである。一方、磁性体層ηについては、フェライト
系ステンレスや、チタンなどを薄板化した磁性材料dを
型抜きCを行ない、磁性体層ρを成形し、前記、押圧鏝
21と磁性体層ηを、アルミ粉などの高融点はんだを利
用してろう付心を行ない、アイロンベース19を形成す
るものである。この方法によれば押圧鏝4の成形に、ア
ルミダイキャスト澄を使用でき設備投資を少なくすると
ともに、磁性材料社に薄板を使用できることから品質が
安定し、量産性が高くなるものである。
第5図は、クラッドにより磁性体層ηを形成する工程を
示したものである。この実施例では、厚板のアルミ材料
31と薄板のフェライト系ステンレスやチタンでできた
磁性材料dを、爆着やロールによりクラッド51シたの
ち、型抜き認及び鍛造団を行ないアイロンベース19を
形成するものである。
この方法によれば、アイロンベース19を鍛造531′
″で形成するため量産性が高く、また薄板の磁性材料d
を使用できることから品質が安定し、いっそう量産性が
高くなるものである。
第6図は、前述した各実施例により成形されたアイロン
ベース19の磁性体層ηの肉厚と入力電力の関係を示し
たものである。ただし、磁性体の材料は、フェライト系
ステンレスのSUS 430を使用し、電磁誘導加熱装
置口は最大出力を1000 Wに調整している。第5図
において61は、ろう付及びクラッドにて磁性体層nを
形成したアイロンベース19を用いたときの入力電力を
示したものであり、鵠は、溶射にて磁性体層nを形成し
たときの、入力電力を示したものである。
第6図から明らかなように、入力電力軸は入力電力61
と比べ低くなっている。そして、入力電力61では、磁
性体層nの肉厚が02 yuxのとき、入力電力61の
値が約800Wとなり、それ以下の肉厚では入力電力但
の値が急激に低下するため使用できないものとなる。ま
た、磁性体層ηの肉厚が1.5u以上では、入力電力伝
、メともに1000 Wとなり、それ以上の上昇は見ら
れない。このことにより磁性体層nの厚さとしては0.
2〜1.5111mがもつともよいものとなる。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、アイロンベース側
に電源コードが設けられていないので、アイロン掛は作
業がしやすくなり、アイロン掛は作業位置が規制された
りすることがなくなる。また、高周波磁界によりアイロ
ンベースの磁性体層で発熱し、良熱伝導性の物質で成形
された押圧鏝により均熱されて温度分布もよくなる。ま
たアイロンベース重量の大部分を占める押圧鏝が軽量の
物質で形成されることが可能となることから、アイロン
掛けの作業がいっそう容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁誘導加熱式アイロン装置の一実施
例を示す全体構成図、第2図は第1図のA部拡大図、第
3図は本発明のアイロンベースの製造方法の一実施例を
示すブロック図、第4図は本発明のアイロンベースの製
造方法の他の実施例を示すブロック図、第5図は本発明
のアイロンベースの製造方法のさらに他の実施例を示す
ブロック図、第6図は第3図〜第5図の製造方法におい
て製造された磁性体層の肉厚と入力電力の関係を示した
図、第7図は従来の電磁誘導加熱式アイロン装置の構成
図である。 11・・・アイロン台、口・・・電磁誘導加熱装置、迅
・・・アイロン本体、19・・・アイロンベース、4・
・・押圧鏝、η・・・磁性体層、澄・・・アル疋ダイキ
ャスト、調・・・溶射、C・・・ろう付、毎・・・クラ
ッド、田・・・鍛造。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、良熱伝導性の物質により成形された押圧鏝の下面に
    、磁性体層を形成してなるアイロンベースを有したアイ
    ロン本体と、アイロン掛面の下部に電磁誘導加熱装置を
    内装したアイロン台とを具備した電磁誘導加熱式アイロ
    ン装置。 2、アルミダイキャストにより成形された押圧鏝に磁性
    材料を溶射することにより磁性体層を形成するアイロン
    ベースの製造方法。 3、アルミダイキャストにより成形された押圧鏝に磁性
    材料を高融点はんだにてろう付けすることにより磁性体
    層を形成するアイロンベースの製造方法。 4、アルミの厚板に、磁性体層をクラッド形成した後、
    鍛造により成形するアイロンベースの製造方法。
JP14400388A 1988-06-10 1988-06-10 電磁誘導加熱式アイロン装置およびそれに用いられるアイロンベースの製造方法 Pending JPH01313100A (ja)

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