JPH01311285A - 光式電流変成器 - Google Patents

光式電流変成器

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JPH01311285A
JPH01311285A JP63142222A JP14222288A JPH01311285A JP H01311285 A JPH01311285 A JP H01311285A JP 63142222 A JP63142222 A JP 63142222A JP 14222288 A JP14222288 A JP 14222288A JP H01311285 A JPH01311285 A JP H01311285A
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JP
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prism
light
optical
prisms
current transformer
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Takashi Ito
伊東 尚
Kenji Tatsumi
辰巳 賢二
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光式電流変成器に関し、特にファラデー効果を
利用して高電圧導体に流れる電流を、非接触にて測定す
る光式電流変成器に関するものである。
〔従来の技術〕
磁界内における偏光面の回転現象、即ちファラデー効果
を利用して高電圧導体に流れる電流を測定するようにな
した光式電流変成器は公知であり、第5図〜第9図はこ
のような従来の光式電流変成器の主要構成または光路を
示す模式図である。
以下、これらの従来の光式電流変成器について説明する
第5図は、特開昭58−153174号公報に開示され
た第1の従来例の構成を示す斜視図であって、図中10
0は電流測定対象の導体を示す。該導体100は、磁界
によりファラデー効果を示す鉛ガラス等のファラデー効
果ガラス5 (以下ファラデローテークという)に内挿
されており、該ファラデローテーク5内を一周する光は
ファラデー効果により偏光回転が生じるようになってい
る。発光部1から出射された光は光ファイバ2を伝播し
、コリメータレンズ3により集光されて偏光子4に入射
する。偏光子4からの直線偏光波はファラデローテーク
5内を一周する間に、その偏光面が回転される。ファラ
デローテーク5からの出射光は、偏光ビームスプリッタ
6により2系路に分離され、集光レンズ7にて集光され
た光は光ファイバ9を経て受光部11へ送られ、集光レ
ンズ8にて集光された光は光ファイバ10を経て受光部
11へ送られる。
受光部11では2つの直線偏光波P−,Pbに基づいて
、(Pつ− Pb )/ (p、+  Pb )の値に
よりファラデー回転角を算出し、導体100を流れる電
流を測定する。
この第1の従来例では、ファラデローテーク5への入射
光り、とファラデローテーク5からの出射光L2とはそ
の光路方向が互いに直交するので、入射側光学部材と出
射側光学部材とを同一方向の光軸にて設置することがで
きず、装置全体が大型化するという難点があった。また
、ファラデローテーク5の位置は、入射光L1と出射光
L2との進路がコリメータレンズ3.集光レンズ7.8
の位置により確定しているので、装置製作時における位
置合わせに高精度が要求され、設置された装置の環境制
限が極めて限定されるという難点があった。
このような難点を解決すべく、入射光L1及び出射光L
2の光路を同一方向とする光式電流変成器が提案されて
いる(特開昭60−236071号公報。
特開昭61−266961号公報等)。
第6図、第7図は特開昭60−236071号公報に開
示されている光式電流変成器の第2の従来例におけるフ
ァラデローテーク5及び光路の概略を示す模式図、また
第8図、第9図は特開昭61−266961号公報に開
示されている光式電流変成器の第3の従来例におけるフ
ァラデローテーク5及び光路の概略を示す模式図であり
、図中第1の従来例(第5図)と同一符号、同一番号に
て示すものは同一部分である。
第2の従来例にあっては、導体100を周回するファラ
デローテーク5内の光路の終端部分にコーナキューブ1
2を設けて光線を元の方向に戻そうとするものであり、
本例では光がファラデローテーク5内を一往復する。
また第3の従来例にあっては、ファラデローテーク5の
基本構成は前述の第1の従来例と同様であるが、光路内
に多面プリズム13を設けることにより入射光L1と出
射光L2との光路とを同一方向としており、ファラデロ
ーテーク5の内部と多面プリズム13の内部とにおける
全反射の回数を何れも偶数回とし、各反射面への入射角
を何れも45゜とし、隣合う2つの全反射面では平行な
偏波成分と垂直な偏波成分とが交替するように、両者の
形状を設定している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが第2の従来例では、コーナキューブ12内部に
おける全反射面への入射角は各全反射の度に異なった値
であり、また入射光の偏波面と入射面との角度が各回毎
に異なった値となるので、全反射に際して入射面に平行
な偏波成分及び垂直な偏波成分間において生じる位相変
化量が定まらず、雨漏波成分の合成として得られるコー
ナキューブ12からの反射光の偏波率に変動が生じて、
測定精度が低いという問題点があった。
また第3の従来例では、全反射毎に生じる直交2偏波間
の位相変化量が不安定であるという第2の従来例におけ
る問題点は解決されているが、第9図に示す如く多面プ
リズム13の形状は複雑であるので、多面プリズム13
をファラデローテーク5に設置する際に、両者の光軸合
わせには熟練を要するという問題点があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、ファ
ラデローテークを複数のプリズムにて構成することによ
り、装置全体を小型化でき、しかも高精度に電流を測定
することができる光式電流変成器を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光式電流変成器は、同形状の2個の大型2
等面直角プリズム、小型2等面直角プリズムを接合して
なる接合体に、測定対象の導体を挿通させるための挿通
孔を形成してなる接合プリズムを、ファラデー効果ガラ
スとして使用することを特徴とする。
〔作用〕
本発明の光式電流変成器の接合プリズム(ファラデーガ
ラス)にあっては、まず第3の2等面直角プリズムの直
角の稜線に対向する面に光は入射する。その後入射した
光は2個の第1,2の2等面直角プリズム内にて反射し
ながら導体の周りを1周回し、再び第3の2等面直角プ
リズムの直角の稜線に対向する面から外部に出射する。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本発明に係る光式電流変成器の光学系の全体構
成及び導体100と光学系との位置関係を示す模式図で
あり、第2図は本発明に係る光式電流変成器に使用され
るファラデーガラス(ファラデ−ガラス)としての接合
プリズム15の構成を示す模式図、第3図は該接合プリ
ズム15の第3角法による3面図、第4図は同じく斜視
図である。
第1図において、2は発光部(図示せず)にその一端面
が接続された光ファイバであり、該光ファイバ2の他端
面ばコリメータレンズ3に臨ませである。コリメータレ
ンズ3の出射方向には偏光子4が設けられており、偏光
子4の出射方向には、後述する接合プリズム15を構成
するプリズムの1つである小型の2等面直角プリズム1
8の直角の稜線に対向する面18aが臨ませである。ま
たこの面18aにその入射面を臨ませて、偏光ビームス
ブリック6が設けられている。偏光ビームスプリッタ6
からの出射光の2方向には、夫々集光レンズ7゜光ファ
イバ9、集光レンズ8.光ファイバ10がこの順に光軸
を一致させて設けられており、また各光ファイバ9.1
0は夫々受光部(図示せず)に接続されている。
次に本発明の要旨をなす接合プリズム15の構成につい
て、第2.3.4図に基づき説明する。
接合プリズム15は、同形状をなす2個の大型の2等面
直角プリズム16.17 (以下第1プリズム16゜第
2プリズム17という)及びこれらの第1プリズム16
.第2プリズム17に比して小型である2等面直角プリ
ズム18 (以下第3プリズム18という)を接合して
構成されている。なおこれらの3個のプリズム16.1
7.18は何れもファラデー効果を示すようにファラデ
ーガラスを素材としている。
直角の稜線(図中太い実線Xにて示す)を有する第1プ
リズム16と、直角の稜線(図中太い破線Yにて示す)
を有する第2プリズム17とは、各稜線X、Yが直交す
るように、各稜線X、Yに対向する正方形状をなす面同
士を当接させて、接合されている。また、第1プリズム
16と第3プリズム18とは、第1プリズム16の稜線
Xと第3プリズム1Bの直角の稜線(図中太い破線Zに
て示す)とが平行になるように、第1プリズム16の直
角を挟む2等面のうちの1つの面の一部16aと第3プ
リズム18の直角を挟む2等面のうちの1つの面18b
とを当接させて、接合されている。
そして接合プリズム15には、第1プリズム16と第2
プリズム17との接合面に略垂直な方向に、導体挿通孔
20が形成されており、BN m体挿通孔20には導体
100が挿通されている。
なお、第2図においては第1プリズム16及び第2プリ
ズム17を何れも2等面直角プリズムとして図示してい
るが、各2等面直角プリズム16.17において光が通
過する領域は、両者の接合面に近接した領域に限られる
ので、実用上は第3.4図に示すように、接合面に平行
な平面にて稜線を含んで切除してなる形状のプリズムを
使用することとする。
また、第4図においては、ハツチングを付した部分は、
第1プリズム16及び第3プリズム18の接合面16a
、 16bを示している。更に、第2.3図に示す点A
は接合プリズム15への入射光り、の光路における1点
を示し、また点Pは接合プリズム15からの出射光L2
の光路における1点を示しておリ、更にB〜0の各点は
、接合プリズム15を構成する3個のプリズム16.1
7.18における入射点。
反射点、出射点を順に示したものである。
次に動作について説明する。
図示しない発光部から出射された光は光ファイバ2を伝
播し、コリメータレンズ3にて平行光に変換される。コ
リメータレンズ3からの平行光は偏光子4を通過し、偏
光子4を通過した光L1は第3プリズム18の直角の稜
線Zに対向する面18a(点B)に入射する。第3プリ
ズム18に入射した光は、第3プリズム18の全反射面
上の点Cにおいて90°その進路が変向され、第1プリ
ズム16との接合面18bにおいてほとんど無損失に第
1プリズム16に点りから入射する。
第1プリズム16に入射した光は、第1プリズム16内
を通過した後、点Eから第2プリズム17に入射し、該
第2プリズム17の2本の45°の稜線に夫々対向する
2面(直角の稜線を挟む2等面)上の点21点Gにおい
て全反射され、進行方向が反転して再び第1プリズム1
6に入射する。その後光は、第1プリズム16の2本の
45°の稜線に夫々対向する2面上の点82点Iにおい
て全反射され、進行方向が反転して再び第2プリズム1
7に入射し、第2プリズム17において上述の全反射と
同様な2回の全反射を受けて進行方向が反転し、三たび
第1プリズム16に入射する。その後光は、第1プリズ
ム16の点しにおいて全反射され、第3プリズム18と
の接合面16a上の点Mを通過して、点Nから第3プリ
ズム18に入射し、面18a上の点0から外部に出射し
て出射光L2となる。
出射光L2はその偏波面の違いにより、偏光ビームスプ
リッタ6にて2方向に分割される。つまり第1図に示し
たX軸方向に振動面を有する偏波P、は集光レンズ7の
方向に通過し、X軸方向に振動面を有する偏波P、は集
光レンズ8の方向に反射される。偏光ビームスプリッタ
6にて分割された2方向の平行光は、夫々集光レンズ7
.8により集光された後、光ファイバ9.IOに入射さ
れる。
光ファイバ9,10を伝播した光は図示しない受光部に
おいて光電変換され、その結果が電子回路によって演算
されて導体100を流れる電流Iが測定される。なお、
ファラデー効果による偏波面の回転角が小さい場合には
Iは下記(1)式により算出される。
・・・(1) 但し、 ■8 :接合プリズム15の素材のベルデ定数PX :
偏光ビームスプリッタ6にて分割されたうちのX方向偏
波成分 Py :偏光ビームスプリッタ6にて分割されたうちの
X方向偏波成分 丁7:P8の時間平均 丁「:P、の時間平均 本実施例の接合プリズム15内にあっては、第2プリズ
ム17におけるF、G、J、にの各点、第1プリズム1
6.第3プリズム18におけるC、  H,r。
Lの各点での全反射では入射光の平行方向の偏波成分と
垂直方向の偏波成分とが夫々互いに交替しているので、
全反射の際に生じる直交2偏波間の位相のとびを打消す
ことができ、この結果、導体100を周回する光路T百
、H[、了T、τMにおいては直線偏光とすることがで
きて測定精度は向上する。
また、接合プリズム15は3個の2等面直角プリズムか
ら構成されているだけであり、その製作は容易である。
更に、光の入射面及び出射面は第3プリズム18の1つ
の面に限定されているので、光学系を高密度に配置する
ことができ、空間利用率が高い小型な光式電流変成器と
することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明の光式電流変成器では、3個の
2等面直角プリズムが接合されてなり、導体を挿通する
ための孔が形成された接合プリズムをファラデー効果ガ
ラスとして使用するので、ファラデー効果ガラス自体が
小さくなり、また光の入射面及び出射面を接合プリズム
の一側面に限定でき、この結果、装置全体を小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光式電流変成器の全体構成を示す
模式図、第2図は本発明に係る光式電流変成器に使用す
る接合プリズムの構成を示す模式図、第3図はこの接合
プリズムの第3角法による3面図、第4図はこの接合プ
リズムの斜視図、第5図〜第9図は従来の光式電流変成
器の主要構成または光路を示す模式図である。 4・・・偏光子 6・・・偏光ビームスプリンタ 15
・・・接合プリズム 16・・・第1プリズム 17・
・・第2プリズム 18・・・第3プリズム 20・・
・導体挿通孔100・・・導体 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被測定電流が流れる導体を周回するファラデーガラ
    スを備えた光式電流変成器において、大きさが実質的に
    等しく、ファラデーガラスからなる第1、第2の2等面
    直角プリズムを、互いの直角の稜線が実質的に直交する
    ように接合させ、前記2個のうちの一方の2等面直角プ
    リズムにおける前記稜線を挟む2等面のうちの1面と、
    前記2個の2等面直角プリズムに比して小型であり、フ
    ァラデーガラスからなる第3の2等面直角プリズムの直
    角の稜線を挟む2等面のうちの1面とを、互いの稜線が
    実質的に平行になるように接合させてなる接合体に、前
    記導体を挿通するための挿通孔が、前記第1、2の2等
    面直角プリズムの接合面に実質的に垂直に形成されてな
    る接合プリズムを備え、前記第3の2等面直角プリズム
    の前記稜線に対向する面を、前記接合プリズムへの光の
    入射部及び前記接合プリズムからの光の出射部としてあ
    ることを特徴とする光式電流変成器。
JP63142222A 1988-06-09 1988-06-09 光式電流変成器 Expired - Lifetime JPH0786511B2 (ja)

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