JPH0131113Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ＊ 産業上の利用分野 本考案は、一般に市販されているみみかき具は
単体で、再々使用する際にそのままでは不衛生的
であり、また携帯用でそう除器のついたみみかき
具として、生活用品として開発されたものであ
る。

＊ 従来の技術 従来、みみかき具は金属性、硬質合成樹脂製、
めんぼうに至るまで種々市販され、さらに進歩し
たみみかき具にみみ孔がのぞける乾電池式みみか
き具まで各種あつたが、みみあかを除去する場
合、ちり紙とか、ハンカチ等にふき取るようにし
て除去し、そのままポケツトに入れで所持する
か、めんぼうなら１回みみそう除するのに５〜６
本使用する、即ち使い捨てになつて、不経済的で
あり、かつ不衛生的であり、携帯用の衛生的みみ
かき具はなかつた。

＊ 考案が解決しようとする問題点 前の通り、みみかきを使用した後、高価なみみ
かきは捨られないので、再三使用するためバイキ
ンの多いポケツト等にはだかのまま収容している
のを再々見受られる、不衛生的であり、めんぼう
では数を使用するので不経済であり、使用毎にみ
みかすを取除かねばならず、面倒くさく、不便で
あつた。

＊ 問題点を解決するための手段 しかるに本考案は、これらの問題を解消するた
めに創作されたもので、以下図面を参照しながら
説明すれば、第１図は本考案の縦断面図である。
図において、第２図第４図に示したように、円錐
形状保持筒２の下辺内周部３より下部内中空部周
壁にそつて、嵌合される半円形状下蓋１の内周
に、ゴミ受凹部５を設け、半円形状下蓋１のゴミ
受凹部５の上周にそつて嵌込凸部３ａを一体成型
して半円形状下蓋を成型し、さらに第３図に示し
たように、平板状ブラシ体４の上面に植毛４した
平板を毛部ａを内側にして環状にブラシ体を成型
し、該下蓋１の上面内周に凸設された嵌合凸部３
ａの上面外周に着脱自在に装置し、円錐形状保持
筒の下周面の下辺内周部３に半円形状下蓋を嵌着
し、必要に応じて円形状下蓋内のゴミ受部５に、
ブラシ体ａによつて自主的に取除かれたミミカス
等を除去するために、任意に円錐形状保持筒２よ
り、半円形状下蓋１を離脱し、環状ブラシ体４を
はずし、ミミあか等を捨て、ブラシ体の汚れを除
去し、該下蓋１と上面に形成されている嵌込凸部
３ａの上面外周に環状ブラシ体４を再度嵌着し
て、円錐形状保持筒２の下辺内周に嵌込固持さ
せ、円錐形保持筒内周壁に脱脂めんにアルコール
を含ませて内装し、みみかき８は常時消どくされ
た状態で収容され。円錐形状保持筒２の挿入口ｂ
よりみみかき具８の上端部に装着されている上蓋
７を上方に第２図のように引き抜き使用すると、
みみかき部８はブラシ体ａの中心を通過する際
に、みみかす、ゴミ等を四方かが除去し、該下蓋
のゴミ受部５内に落下するようにしたので、携帯
振動等で、ミミかす、ゴミが円錐形保持筒２の内
中空部b′に飛散しないようにブラシ体が中蓋の役
割をするように構成された、そう除器付携帯用み
みかき具である。

＊ 実施例 第３図は本考案のみみかき部そう除ブラシ体の
展開部分側面略図で、弾性状の細長い植毛板の１
面に並列にブラシ材を植毛ａし、該下蓋１の上面
に凸設した嵌込凸部上面外周大に、植毛板を毛部
を内側にして環状にブラシ体を成型し、該下蓋の
嵌込凸部３ａの上面外周に着脱自在に第２、第４
図のように装置し、円錐形状保持筒１の下辺内周
部に嵌着するようにした、そう除器付携帯用みみ
かき具である。

＊ 考案の効果 １ みみかき具の支持軸６の上端部を嵌合部７ａ
付上蓋７の中心部に挿通し１体に形成され、円
錐形状保持筒２の上部２ａの挿入口ｂより内中
空部を径て半円形状下蓋１の嵌合凸部３ａの外
周に上面より装着された、環状ブラシ体４の毛
部ａを通過してゴミ受部５の中心上部に定置さ
れる。

このように該保持筒の嵌合部即ち下辺内周部
に、上面にブラシ体４を嵌着した円形状下蓋１
が着脱自材（在）に嵌合されるので、ミミカス
等の除去が使用する毎に自動的にブラツシング
されて衛生的にみみかき具が収容される。

２ みみかき具の手入が前述のように自動的に行
なわれる。

円形状下蓋は円錐形状保持筒の下周辺に着脱
自在に装着しているから、ブラシ体の手入、下
蓋内のそうじが容易である。

３ 円錐形状保持筒内周壁にアルコール等の脱脂
めんを収容し、常時消どくされるように装置す
ることも可能である。

４ そう除器付携帯用みみかき具は常時携帯して
いても容器内に密閉されているので、汚染する
ことなく常時衛生的である。

５ みみかき部の支持軸は５〜６cmでたりるの
で、上蓋を支承してみみ内のごみ、あかを上蓋
を回転し支持軸６とみみかき部８を同時回転し
て除去でき、軸が短いので、こ膜を傷つけたり
しない。

６ みみかき軸が短かいので、無理な力が附加さ
れないから安全である。

７ そう除器付携帯用みみかき具はスマートで、
意しよう的にも審美性が附加できる。

以上説明したように構造が簡単で、あり、操作
持ち運びに大変便利で、安価に量産ができ、実用
上その効果は有用な考案である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の縦断面図、第２図は第１図の
展開図、第３図は本考案のブラシ体の一部展開
図、第４図は本考案の円形状下蓋とブラシ体の装
着を示した斜視図である。 ＊ 符号の説明、ａ：毛部（植毛）、ｂ：挿入口、
b′：内中空部、下辺内周部、１：円形状下蓋、
２：円錐形状保持筒、３：保持筒下周辺、３ａ：
嵌込凸部、４：環状ブラシ体、５：ゴミ受部、
６：支持軸、７：上蓋、７ａ：嵌合部、８：みみ
かき部より成る。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 円錐形状保持筒２の下辺内周部３より、下部内
   中空部周壁に嵌着される、半円形状下蓋１の内周
   にゴミ受凹部５を設け、下蓋上面内周に（ゴミ受
   部上周を言う）嵌込凸部３ａを１体に半円形状下
   蓋を成型し、平板状に植毛ａされたブラシ体４を
   環状に毛部を内側にして形成し、嵌込凸部３ａの
   上面外周に着脱自在に装置し、円錐形状保持筒２
   の下辺内周部３に半円形状下蓋１を嵌着し着脱自
   在に装置し、みみかき部８の支持軸６の上端部を
   嵌合部７ａ付上蓋７の中央部に挿通固着し、円錐
   形保持筒２の上部２ａの挿入口ｂより内中空部
   b′を径て、ブラシ体ａの中央部に挿通すると同時
   に上蓋が円錐形状保持筒挿入口に嵌合閉止するよ
   うに構成したことを特徴とする、そう除器付携帯
   用みみかき具。