JPH0641587U - 歯みがきセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯みがきセットにおいて、上フタを着脱自在
とし、チリが付着するのを防止し、下の筒体に歯ブラシ
を容易にさしこめて、手軽に子供でも使える衛生的な歯
みがきセットを提供する。 【構成】 底のついた長方形の筒体の上部に、フタ体を
着脱自在にとりつけ、本体の長方形の筒体の上部には仕
切部を設け、長方形の筒体とフタ体には、両方とも取手
部を設けた事を特徴とする歯みがきセット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、底のついた筒に取手をつけ、同じく取手のついた筒のフタをとり つけた歯みがきセットである。

【０００２】

【従来の技術】

今まで出願されていた物は、例えば実開昭５５−４０７２号コップ付歯ブラシ 挿し立ては取手がなく、子供が使いづらかった。又１ケースに歯ブラシが４本し かさせなかった。実開昭５９−２５２９７号は歯ブラシケースにいづれも取手が なく、１ケースに歯ブラシが３本しかさせなかった。これでは家族の多い家庭で はたりない。コップ受け台が不安定である。子供が使った場合、コップを落して しまう。又、吸盤を土台にしてあるため、吸盤が吸いつく所しか使えない。実開 昭５９−３６７９２号の歯ブラシ立ては、歯ブラシが野ざらしになっているため 、チリ、ホコリ、ゴキブリにさらされる。実開昭６０−１５５３９号の歯みがき 用品収納用品は、実際に使うとチューブの歯みがきの方向へかたむいてしまい使 えない。又、歯ブラシも折りたたんだりのばしたりでめんどうである。

【０００３】 実開昭６１−１６７１５号の携帯に便利な歯ブラシコップ付歯みがき粉は、あ くまでも携帯用であって家庭では使われない。実開平３−３３５７９号の歯ブラ シスタンドは電動用歯ブラシであって、普通では使われない。実開平４−１９２ ８１号のサッシスタンドは、サッシがなければ使えないし意味がない。又チリ、 ホコリ、ゴキブリにさらされる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

これらには次のような欠点があった。 例えば実開昭５５−４０７２号のコップ付歯ブラシ挿し立ては取手が無く、子 供が使いづらかった。又１ケースに歯ブラシが４本しかさせなかった。実開昭５ ９−２５２９７号は歯ブラシケースに取手がなく、歯ブラシも１ケースに３本し かさせなかった。これでは家族の多い家庭ではたりない。コップ受け台が不安定 である。又吸盤を土台にしてあるので吸盤が吸いつく所しか使えない。

【０００５】 実開昭５９−３６７９号の歯ブラシ立ては歯ブラシが野ざらしになっている為 、ゴキブリやチリ、ホコリにさらされる。実開昭６０−１５５３９号の歯みがき 用品収納容器は、実際に使うとチューブの歯みがきの方向へかたむいてしまう。 又歯ブラシも折りたたんだりのばしたりでめんどうである。

【０００６】 実開昭６１−１６７１２５号の携帯に便利な歯ブラシコップは、あくまでも携 帯用であって、家庭では使われない。実開平３−３３５７９号の歯ブラシ立てス タンドは電動用の歯ブラシ立てであって、普通の歯ブラシ立てではない。実開平 ４−１９２８１号のサッシスタンドはサッシが無ければ使えないし、意味がない 。又フタをしていないのでゴキブリやチリ、ホコリにさらされる。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

底のついた長方形の筒体（４）の上部にフタ体（３）を着脱自在にとりつけ、 本体（４）の筒体と上部のフタ体（３）には両方とも取手部（１）（２）を設け 、本体（４）となる底のついた筒体の上部には仕切部（６）を設ける。 本考案は以上のような構成による歯みがきセット。

【０００８】

【作用】

底のついた長方形の筒体（４）の上部にフタ体を着脱自在にとりつけ、本体の 長方形の筒体（４）と上部のフタ体（３）には両方とも取手部（１）（２）を設 ける。フタ体はとりはずせばコップとなるので、歯をみがく時には本体の筒体（ ４）の取手部（２）を持ち、片方の手でフタ体（３）の取手部（１）を持ち上げ れば、中に仕切部（６）があるので、その間の歯ブラシ（５）を持ち上げて歯を みがき、フタ体（３）をコップとして水を入れ、口をすすぎ、歯ブラシを洗って 又本体（４）の仕切部（６）の間にさし入れる。そしてフタ体（３）をかぶせれ ば、チリ、ホコリ、ゴキブリから歯ブラシを守れ、清潔であるので、歯ブラシを 持ち上げ、歯をみがき、フタ体（３）をコップとして水を入れ、口をすすぎ、歯 ブラシを洗って又本体（４）の仕切部（６）の間にさし入れる。そしてフタ体（ ３）をかぶせればチリ、ホコリ、ゴキブリから歯ブラシを守れ、清潔がたもたれ る。

【０００９】 歯みがきセットの高さは歯ブラシに本体（４）の厚みとフタ体（３）の厚み分 をたしただけなので、小型であるし取手部（１）（２）もついているので、子供 から老人までだれにでも使える。家族皆が使う物なので洗面台や台所にかんたん に置ける。陶磁、ガラス、合成樹脂、金属など何でも出来る。しかも本体（４） は透明にして中の歯ブラシが見える様にしても良い。本体（４）に社名や店名な どを書きこみ記念品にもなる。

【００１０】

【実施例】

以下本案の実施例について説明する。 図１は本考案の斜視図であって、底のついた長方形の筒体（４）の上部にフタ 体を着脱自在にとりつけ、本体の長方形の筒体（４）と上部のフタ体（３）には 、両方とも取手部（１）（２）を設けるので子供でも使える。

【００１１】 フタ体（３）は取りはずせばコップとなるので、歯をみがく時には本体の筒体 （４）の取手を持ち、片方の手でフタ体（３）の取手（１）を持ち上げれば、中 に仕切部（６）があり、その間に歯ブラシ（５）があるから歯ブラシ（５）を持 ち上げて歯をみがき、フタ体をコップとして水を入れ、口をすすぎ、歯ブラシを 洗って又本体（４）の仕切部（６）の間にさし入れる。そしてフタ体（３）をか ぶせれば、チリ、ホコリ、ゴキブリから歯ブラシを守れ、清潔がたもたれる。

【００１２】 歯みがきセットの高さは、歯ブラシの長さとフタ体と本体の厚み分を加えただ けなので、小型であるし、取手部（１）（２）もついているので、子供から老人 までだれでも使える。家族皆が使う物なので洗面台や台所にかんたんに置く事が 出来る。しかも本体（４）は透明にして中の歯ブラシが見える様にしても良い。 本体（４）に社名や店名などを書きこみ、記念品にもなる。陶磁、ガラス、合成 樹脂、金属など何でも出来る。

【００１３】

【考案の効果】

歯ブラシをチリ、ホコリ、ゴキブリなどから守れ清潔である。底のついた筒体 と、着脱自在にとりつけたフタ体と、両方に取手部をとりつけたので、子供から 老人までだれにでも使える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案のＡ−Ａ′断面図

【符号の説明】

１ 取手（フタ） ２ 取手（本体） ３ フタ体 ４ 筒の本体 ５ 歯ブラシ ６ 仕切

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底のついた長方形の筒体（４）の上部に
   フタ体（３）を着脱自在にとりつけ、本体（４）の上部
   には仕切部（６）を設け、長方形の筒体とフタ体には、
   両方とも取手（１）（２）を設けた事を特徴とする歯み
   がきセット。