JPH01310913A - タイヤ加硫成形金型の製作方法 - Google Patents

タイヤ加硫成形金型の製作方法

Info

Publication number
JPH01310913A
JPH01310913A JP14429088A JP14429088A JPH01310913A JP H01310913 A JPH01310913 A JP H01310913A JP 14429088 A JP14429088 A JP 14429088A JP 14429088 A JP14429088 A JP 14429088A JP H01310913 A JPH01310913 A JP H01310913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
labeling
display
tire
notched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14429088A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Miyamoto
幸一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP14429088A priority Critical patent/JPH01310913A/ja
Publication of JPH01310913A publication Critical patent/JPH01310913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主に自動車用等のタイヤの加硫成形金型、特
にタイヤサイド面にラベリング文字等の表示を有するタ
イヤの加硫成形金型の製作方法に関するものである。
[従来の技術と解決しようとする課題]従来より、第4
図に示すように、タイヤサイド面(11’)のショルダ
一部からリムラインの間の表面には、商標、タイヤサイ
ズ、種別、ネームや識別マーク、あるいは輸出品の場合
等必要により使用条件、安全基準や取扱い上の注意等の
製造者責任としての注意事項、さらには製造日記号その
他の表示(12’)が施されている。
ところで、現在のタイヤ加硫成形金型は、タイヤサイド
に対応するサイド型部がスチール製であるものが一般的
であり、この金型の製作上、タイヤサイド面に前記のラ
ベリング文字等の表示を形成するために、第5図のよう
に金型(^°)のサイド型部(2°)の内面をタイヤ形
状に対応する曲面に切削加工しておいて、この内面の必
要個所に、文字等の表示(12°)との対応形状をなす
表示形成部(3“)を彫刻または打刻しているもので、
そのため前記表示形成部(3゛)は凹状をなしている。
それゆえこの金型によって加硫成形されるタイヤサイド
面(11’)の表示(12°)は前記彫刻または打刻の
凹状に対応して凸状になって表わされ、すなわち凸式表
示となっている。
前記のような金型製作上の都合により、従来のタイヤは
、タイヤサイド面におけるラベリング文字等の表示が凸
式表示となっているため、タイヤ使用上前記の表示が縁
石等に擦れて欠損したり消滅し易く、またタイヤの搬送
等の取り扱い時においても前記凸状の表示のためにタイ
ヤ同士および他物との接触による摩擦が大きくなったり
、他物に引掛ったりして取り扱い難くなるといった問題
があった。
そこで、ラベリング文字等の表示を凹成にして表わすこ
とにより、前記の問題を解決することとしたのであるが
、この場合、前記表示を凹設するために、金型内面のタ
イヤ側面の成形面部には凸状の表示形成部を形成してお
かなければならない。
しかし、金型内面の表示形成部を凸状に形成する手段と
して、該表示形成部を凸状に残して切削加工するのはき
わめて難しく、時間と手数がかかり、製作期間が長くな
って、製作コストも膨大なものとなり、タイヤの加硫成
形のための金型としては採算が合わず、その採用には問
題がある。
本発明は、上記に鑑みて、特にブランド文字等の表示を
凹成としたタイヤの加硫成形金型を、コスト安価にして
容易に製作できる方法を提供し、以て開式表示のタイヤ
の実施を容易にせんとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明においては、タイ
ヤ加硫成形金型のタイヤサイドに対応するサイド型部の
主体部を、ラベリング文字等の表示形成部を含む所要範
囲を切欠いて形成し、これとは別に前記範囲に相応する
金型部分を、その表面に有するラベリング文字等の表示
に対応する表示形成部を凸状にして鋳造によって形成し
、この金型部分を前記主体部の切欠部に嵌合固着して、
サイド型部内面に凸状の表示形成部を設けることとした
ものである。
[作 用] 上記の本発明によ°れば、金型のサイド型部における表
示形成部を含む所要範囲の金型部分を、これに有する表
示形成部を凸状にして鋳造によって形成して、これをサ
イド型部の主体部に有する切欠部に嵌合固着することと
したので、サイド型部内面の表示形成部が凸状をなすに
も拘らず、その製作に手数をかけることなく容易に製作
できる。殊に前記表示形成部を含む金型部分、すなわち
サイド型部の一部分を鋳造することとしたので、その鋳
造が容易であって、しか゛もかなり複雑な表示形成部で
もモールド型によって凸状に形成できることになり、し
かもタイヤの加硫成形に必要な金型強度をサイド型部の
主体部によって保持できる。
そしてこうして製作された加硫成形金型によれば、金型
内面のサイド型部に有する表示成形部が凸状をなしてい
るために、加硫成形されるタイヤサイド面に形成される
ラベリング文字等の表示が前記凸状と対応した凹状とな
って表されることとなり、タイヤサイド面に凹成表示を
施したタイヤを加硫成形できることになる。
[実施例] 次に本発明の実施態様を図面に基いて説明する。
第1図は本発明により製作されるタイヤ加硫成形金型(
A)を示し、図の場合はタイヤのトレッド部とショルダ
一部の境界部付近で主にトレッド部に対応するトレッド
型部(1)と主にタイヤサイドに対応するサイド型部(
2)とに分離形成されており、通常トレッド型部(1)
はアルミニウム、サイド型部(2)は鉄鋼等により形成
され、このサイド型部(2)の内面は切削加工によりタ
イヤ形状に相応する曲面をなし、この内面の必要個所に
各種のラベリン文字等の表示に対応する表示形成部(3
)が凸状に形成されている。
本発明においては前記の表示形成部(3)を含む所要範
囲の金型部分(2b)を、サイド型部(2)の主体部(
2a)とは別に前記表示形成部(3)を凸状にして鋳造
によって形成し、これを主体部(2a)に組合せ構成す
る。
すなわち、上記の金型(A)を製作にあたっては、金型
(A)のサイド型部(2)の主体部(2a)を、その内
面の表示形成部(3)を含む所要範囲を凹状に切欠いて
形成しておく。
またこれとは別に、前記の切欠範囲に相応する金型部分
(2b)を、前記サイド型部(2)の主体部(2a)の
切欠部(4)に面一に嵌合し得るようにアルミニウム等
の金属材料により鋳造し形成する。この際、前記サイド
型部(2)内面に形成すべき表示形成部(3)を凸状に
鋳造形成しておく。
すなわち、第2図(a)に示すように、モールド型(5
)にラベリング文字等の表示と同形をなす凹部を形成し
ておいて鋳造することにより、鋳造品である金型部分(
2b)の表面に凸状の表示形成部(3)を形成する。前
記の金型部分(2b)としては、アルミニウムおよびそ
の合金のほか、これと同様に鋳造可能な金属材料により
鋳造使用することができる。
そして前記の金型部分(2b)を、第2図(b) (e
)に示すように上記サイド型部(2)の主体部(2a)
に有する切欠部(4)に嵌合し、金型外側からのボルト
等の締結手段(6)により固定すれば、サイド型部(2
)の内面に凸状の表示形成部(3)を有する金型(A)
を構成できる。もちろん前記の金型部分(2b)を主体
部(2a)に対して溶接等の手段により固定することも
できるが、前記のようにして金型部分(2b)を差し替
え可能に構成しておくと、ラベリング文字等の表示の変
更が可能になる。
上記の製作方法によれば、サイド型部(2)の内面を表
示形成部を凸状に残して切削加工する場合に比して、そ
の製作に要する手数を大幅に低減でき、比較的短時間に
して容易にかつ安価に製作することができ、またかなり
複雑な表示形成部(3)を形成することができる。
しかもこうして製作された金型にあっては、金型内面の
表示形成部(3)が凸状をなしているために、これによ
り加硫成形されるタイヤ(T)は、第3図に示すように
タイヤサイド面(11)の表面に形成されるラベリング
文字等の表示(12)が前記表示形成部(3)の凸状に
対応した凹状となって表され、四式表示を施したタイヤ
(T)を得ることができる。
なお、上記において、表示形成部(3)を含む金型部分
(2b)は、文字等の表示(12)の大きさによっても
異なるが、表示(12)の一つ毎その他適当な大きさの
ブロック毎に分離して鋳造形成して、このそれぞれをサ
イド型部(2)主体部(2a)の切欠部(4)に嵌合固
着することも、また周方向に連続した環状に鋳造形成し
てこれを切欠部(4)に嵌合同着することもできる。
また本発明でいうブランド文字等の表示(12)として
は、商標、タイヤサイズ、種別、識別マークやネーム、
安全基準や使用条件および取扱 1い上の注意事項、製
造日記号等のタイヤサイド面に表示されるあらゆる表示
を含み、この全ての表示について上記のように凸状の表
示形成部(3)とする必要はなく、例えばタイヤサイド
面(11)の最膨出部となるサイドウオール部の中央部
付近等の表示について、上記のように金型部分(2b)
により凸状の表示形成部(3)として実施することがで
きる。
またラベリング文字等の表示(12)の凹状の深さは、
タイヤサイズや表示自体の大きさ、あるいは種類等によ
っても異なるが、乗用車用タイヤの場合外部からの見易
さおよびタイヤ強度等の点から、通常0゜5〜2.0m
m程度、好ましくは1關前後に設定され、これに対応す
るように上記金型部分(2b)の内面の表示形成部(3
)の凸状の高さが定められる。また凹成の表示(12)
部分からの割れ防止を考慮して、表示形成部(3)の頂
面と側面との境界部をアール状に面取り形成してておく
のが好ましい。
[発明の効果] 上記したように本発明によれば、表示形成部を含む所要
範囲の金型部分を鋳造品で構成することとしたので、型
内面に従来品とは反対の凸状の表示形成部を有するもの
であるにも拘らず、時間をかけずに容易に製作でき、製
作費用も切削加工による場合に比してはるかに低減でき
、コスト安価に製作できることになる。殊に前記表示形
成部を含む一部分を鋳造することとしたため、その鋳造
作業が容易であって、しかもかなり複雑な表示形成部で
もモールド型によって容易に凸状に形成して製作できる
ことになり、ラベリング文字等の表示の複雑化にも対応
でき、またタイヤの加硫成形に必要な金型強度をサイド
型部の主体部によって保持できる。
そして本発明により製作される金型を使用すれば、タイ
ヤサイド面に形成される文字等の表示が凹状となり、凹
成表示のタイヤの製作および実用化を容易に可能にする
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタイヤ加硫成形金型を例示する部
分断面図、第2図(a)〜(C)は本発明の製作過程を
示す略示断面図、第3図は本発明の金型により得られる
タイヤ一部の断面斜視図、第4図は従来のタイヤの表示
部一部の断面斜視図、第5図は従来の金型構造を示す断
面図である。 (T)・・・タイヤ、(A)・・・加硫成形金型、(2
)・・・サイド型部、(2a)・・・主体部、(2a)
・・・鋳造金型部、(3)・・・表示形成部、(4)・
・・切欠部、(11)・・・タイヤサイド面、(12)
・・・ラベリング文字等の表示。 特許出願人 東洋ゴム工業株式会社 A 第1図 第3図   11 (Q) 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タイヤ加硫成形金型のタイヤサイドに対応するサイ
    ド型部の主体部を、ラベリング文字等の表示形成部を含
    む所要範囲を切欠いて形成し、これとは別に前記範囲に
    相応する金型部分を、その表面に有するラベリング文字
    等の表示に対応する表示形成部を凸状にして鋳造によっ
    て形成し、この金型部分を前記主体部の切欠部に嵌合固
    着して、サイド型歩内面に凸状の表示形成部を設けるこ
    とを特徴とするタイヤ加硫成形金型の製作方法。
JP14429088A 1988-06-10 1988-06-10 タイヤ加硫成形金型の製作方法 Pending JPH01310913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14429088A JPH01310913A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 タイヤ加硫成形金型の製作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14429088A JPH01310913A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 タイヤ加硫成形金型の製作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01310913A true JPH01310913A (ja) 1989-12-15

Family

ID=15358632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14429088A Pending JPH01310913A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 タイヤ加硫成形金型の製作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01310913A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189510A (ja) * 1990-11-26 1992-07-08 Sumitomo Rubber Ind Ltd 金型
EP0576892A1 (fr) * 1992-07-02 1994-01-05 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin-Michelin & Cie Moule pour pneumatique, son procédé de réalisation, et procédé de moulage d'un pneumatique au moyen d'un tel moule
WO2009007790A1 (en) 2007-07-11 2009-01-15 Pirelli Tyre S.P.A. Process and apparatus for vulcanization and moulding of vehicles tyres
JP2015033958A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社ブリヂストン ランフラットタイヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041615A (ja) * 1973-03-02 1975-04-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041615A (ja) * 1973-03-02 1975-04-16

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189510A (ja) * 1990-11-26 1992-07-08 Sumitomo Rubber Ind Ltd 金型
EP0576892A1 (fr) * 1992-07-02 1994-01-05 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin-Michelin & Cie Moule pour pneumatique, son procédé de réalisation, et procédé de moulage d'un pneumatique au moyen d'un tel moule
JPH0664068A (ja) * 1992-07-02 1994-03-08 Michelin & Cie タイヤ用金型と、その製造方法と、その金型を用いたタイヤの成形方法
US5382402A (en) * 1992-07-02 1995-01-17 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin - Michelin & Cie Tire mold and method of molding a tire by means of such a mold
WO2009007790A1 (en) 2007-07-11 2009-01-15 Pirelli Tyre S.P.A. Process and apparatus for vulcanization and moulding of vehicles tyres
JP2010533081A (ja) * 2007-07-11 2010-10-21 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車両タイヤを加硫およびモールド成形するための方法および装置
JP2015033958A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社ブリヂストン ランフラットタイヤ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9333810B2 (en) Tire tread comprising a wear indicator
JP2001030721A (ja) 乗物タイヤ用ウェアインジケータ
KR20070002048A (ko) 지시기로써 타이어의 색상 지표의 이용 방법
US4442618A (en) Decorative ornamentation for a rubber article and method for making same
EP2623341B1 (en) Tyre
WO2012035690A1 (ja) タイヤ
JPH01310913A (ja) タイヤ加硫成形金型の製作方法
JP6746951B2 (ja) タイヤ標識刻印用プレートが取り付けられているタイヤモールドおよびタイヤの製造方法
EP0384775A2 (en) Split dies for casting small segments of tire mold
EP0554448A1 (en) Cover for receiving air bag
EP3524446B1 (de) Fahrzeugreifen aufweisend einen laufstreifen mit vulkanette und herstellungsverfahren
JPS63106109A (ja) 空気入りタイヤ
JP3182945U (ja) タイヤ成形用環状金型
JP2000094083A (ja) ラッチプレートの製造法
US20100170598A1 (en) Tire structure with inked rubber skin and method of manufacturing the same
JPH1177694A (ja) タイヤ加硫成形用金型
US3100318A (en) Mold identification plug
KR100592989B1 (ko) 사이드월의 타이어 정보 표시 방법
JP2006341830A (ja) 空気入りタイヤ
JP6059933B2 (ja) 非空気圧タイヤの製造方法及び非空気圧タイヤ
JPH08282219A (ja) 多数のリッジよりなる装飾体を備えた空気入りタイヤ
US20240042806A1 (en) Vehicle tire with new tire identifier, method for producing a vehicle tire with a new tire identifier, heating mold for tires for producing such a vehicle tire, and use of a new tire identifier on such a vehicle tire
KR102463584B1 (ko) 공기입타이어
JPH01311905A (ja) タイヤ
JP7384641B2 (ja) タイヤ加硫金型