JPH01310883A - 移動式チャックハンド - Google Patents

移動式チャックハンド

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JPH01310883A
JPH01310883A JP14098788A JP14098788A JPH01310883A JP H01310883 A JPH01310883 A JP H01310883A JP 14098788 A JP14098788 A JP 14098788A JP 14098788 A JP14098788 A JP 14098788A JP H01310883 A JPH01310883 A JP H01310883A
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JP
Japan
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chuck
rack
shaft
drive gear
support member
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Application number
JP14098788A
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English (en)
Inventor
Shigeki Tanaka
茂樹 田中
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は物体を把持して任意の位置に移動させる移動式
ヂャックハンドに関し、より詳しくは、セラミックの焼
成炉や熱処理炉においてセラミックの被焼成物や被熱処
理物が載置された合板等を所定の場所に移動させるのに
使用される移動式ヂャックハンドに関する。
[従来の技術] 一般に、バッチ式の焼成炉や熱処理炉では、第6図に示
すように、スペーサIを介して多段に積み重ねられたセ
ラミック製の台板2上に、セラミックの被焼成物や被熱
処理物3が載置されて、焼成や熱処理が行なわれる。
ところで、セラミックの被焼成物や被熱処理物3の焼成
や熱処理の前に、台板2を焼成炉や熱処理炉内に移送し
て積み重ねたり、焼成や熱処理が終わったセラミックの
被焼成物や被熱処理物3が載置された台板2を焼成炉や
熱処理炉の外に取り出したりする作業は、チャックハン
ト4により行なわれている。
上記チャックハンド4は、第7図に示すように、台板2
(第6図参照)を左右から把持するための左側および右
側のチャック部材5および6を有する。
これら左側および右側のチャック部材5および6は、四
角形の平板状の支持部材7に平行に設けられたガイド8
および9にスライド自在に取り付(Jられる。上記支持
部材7にはまた、回転ノヤフト11が取り付けられてお
り、この回転シャフト11に固定された円板12と上記
左側のチャック部材5とは結合板I3により相互に結合
される一方、上記円板12と右側のチャック部材6とは
いま一つの結合板14により相互に結合される。上記結
合板13はピン+3aおよび13bにより、左側のチャ
ック部材5および上記円板12に対して回動可能に結合
される。また、上記結合板14はピン14、aおよび+
4bにより、右側のチャック部材6および上記円板12
に対して回動可能に結合される。
上記回転シャツ)・11が駆動装置15(第6図参照)
により回転駆動され、円板12が第7図において矢印A
1で示す向きに回動すると、左側のチャック部材5おに
び右側のチャック部材6は夫々矢印A2およびA3で示
ず向きに移動する。これにより、左側のチャック部材5
のチャック部5a。
5aと右側のチャック部If’ 6のチャック部6aと
の間に、台板2(第6図参照)が把持される。上記チャ
ック部5aおよび6aにはいずれも、台板2との間の摩
擦を犬きくするためのゴム16が取着されている。
なお、上記支持部材7は、水平方向姿勢を保持しつつ、
図示しない位置制御手段により、xilj、y軸および
Z軸方向に3次元的に位置が制御される。
そして、第6図に示すように、台板2を把持するときは
、その上方から矢印A4で示すように下降し、チャック
部5 a、 6 aが矢印A 2 、 A 3で示す向
きに移動して、その間に台板2を把持する。
従来のチャックハントには、上記第7図のもののほかに
、第8図に示すものも周知である。
第8図のチャックハントは、第7図のチャックハントに
おいて、左側のチャック部材5および右側のチャック部
材6に夫々ラック17および18を一体に設け、支持部
材7に取着した回転シャフト11に、上記両ラック17
および18に噛合する逆転ギヤ19を取着し、上記ラッ
ク18をエアーシリング21により駆動するようにした
ものである。上記エアーシリンダ21のピストンロッド
22が矢印A5で示す向きに移動すると、このピストン
ロッド22に結合された上記ラック18が矢印A8で示
ず向きに移動する。゛これにより、逆転歯車19が矢印
A1.で示ず向きに回転し、上記ラック17は矢印A8
て示す向きに移動する。これにより、左側のチャック部
材5のチャック部5a、5aと右側のチャック部材6の
チャック部6aとの間に、台板2(第6図参照)が把持
される。
なお、第8図において、第7図に対応する部分には対応
する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、第7図および第8図の従来のチャックハンド
では、上記したことからもわかるように、台板2のチャ
ッキング時、左側のチャック部材5のチャック部5a、
5aと右側のチャック部材6のチャック部6aが同量だ
け移動する。このことは、チャッキングと同時に台板2
のセンタリングができるというメリットとなっている。
しかし、台板2のセンタとチャックハントのセンタとが
ずれた状態で台板2が把持されると、台板2は、センタ
が上記チャックハントのセンタに合致するまでずらされ
る。このため、台板2が第6図に示すように、スペーサ
1を間にして積み重ねられているような場合は、台板2
のチャッキング時に、積み重ねられた台板2がくずれる
おそれがあった。また、具体的には図示しないが、チャ
ッキングされる物体とそれが載置されている被載置物と
の間に摩擦等があり、物体が被載置物の上で自由に移動
できないときには、物体がチャッキングてきないという
問題もあった。
本発明の目的は、移動させるべき物体のセンタに自らの
センタを合致させた状態で該物体を把持して移動するこ
とのできる移動式チャックハンドを提供することである
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、物体を把持する左側および右側の
チャック部材を支持してなる支持部材を位置制御手段に
よりx、yおよびZ軸方向に3次元的に制御し、上記左
側および右側のチャック部材に設けられたチャック部の
間に物体を把持して一つの位置から他の位置に移動させ
る移動式チャックハンドであって、上記支持部材に一方
向に移動自在に支持されるとともに上記左側のチャック
部材が固定されてなる第1のラックと、この第1のラッ
クと平行に上記支持部材に移動自在に支持されてなる第
2のラックと、この第2のラックと平行に上記支持部材
に移動自在に支持されるとともに上記右側のチャック部
材が固定されてなる第3のラックと、上記第1のラック
と第2のラックとの間に配置され、これら第1のラック
と第2のラックとに噛合するとともに上記支持部材に固
定されたシャフトに回転自在に固定されてなる逆転ギヤ
と、上記第2のラックと第3のラックとの間に配置され
、これら第2のラックと第3のラックとに噛合するとと
もにシャフトに回転自在に支持されてなる駆動ギヤと、
この駆動ギヤのノヤフトを」二記支持部制に対して上記
各ラックと平行な方向に移動させる駆動ギヤ移動装置と
を備え、上記駆動ギヤのシャフトの支持部材に対する移
動により左側および右側のチャック部材のチャック部間
に物体を把持するようにしたことを特徴としている。
[作用] 一7= 上記駆動ギヤ移動装置が駆動ギヤのソヤフトを支持部材
に対して一つの方向に移動させる。
■駆動ギヤのシャフトの移動時、左側および右側のチャ
ック部材がいずれも物体に接触していないときには、左
側および右側のチャック部材には負荷がかかっていない
ので、上記駆動ギヤが回転することがない。これにより
、第2および第3のラック力月二記駆動ギヤのソヤフト
と同じ向きに同量移動するとともに、第2のラックの移
動により上記逆転ギヤが回転し、第1のラックが上記第
2および第3のラックとは逆の向きに移動し、左側およ
び右側の把持部材がそのいずれかが物体に当接するまで
、同量移動する。
■駆動ギヤのソヤフトの移動により左側のチャック部材
のチャック部が先に物体に接触し、左側のチャック部材
に負荷がかかると、第3のラックが移動を停止して駆動
ギヤの回転が始まる。これにより、第2のラックは駆動
ギヤのシャフトの移動量の2倍移動し、この2倍の移動
量は逆転ギヤから第1のラックに伝達され、右側のチャ
ック部材のチャック部も物体に当接するまで移動する。
■駆動ギヤのソヤフトの移動により右側のチャック部材
のチャック部が先に物体に接触し、右側のチャック部材
に負荷がかかると、第1のラックが移動を停止する。こ
れにより、逆転ギヤの回転が停止し、第2のラックも停
止する。よって、上記駆動ギヤはそのシャフトの上記支
持部材の移動により回転し、第3のラックは上記シャフ
トの移動量の2倍移動し、左側のチャック部材のチャッ
ク部も物体に当接するまで移動する。
■左右のチャック部材のチャック部がともに物体に当接
すると、駆動ギヤのシャフトを一つの方向に移動させる
のに作用する力は、第3のラックに伝達されるとともに
、第2のラックおよび逆転ギヤを通して第1のラックに
伝達される。これにより、左右のチャック部材のチャッ
ク部の間に物体が把持される。
[発明の効果] 本発明によれば、駆動ギヤのシャフトの支持部材に対す
る移動により左右のチャック部材のヂャッり部がともに
物体に当接してのち、はじめて物体に対する把持力が作
用するので、物体には横ずれ等が生じる力が作用するこ
とがなく、多段に積み重ねられた物体もくずれることな
く容易に移動させることができ、また、物体とそれが載
置されている被載置物との間に摩擦等があって物体を被
載置物上でスライドさせることができない場合や多品種
の非対称の物体も、容易に把持して移動させることがで
きる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明に係る移動式ヂャックハンドの一実施例の正面図
を第1図に、その■−■線に沿う断面を第2図に夫々示
す。
上記移動式チャックハンド31は、各々が長方形の板状
の支持部材32に一方向に移動自在に支持されてなる第
1のラック33、第2のラック34および第3のラック
35と、第1のラック33と第2のラック34とに噛合
する逆転ギヤ36と、第2のラック34と第3のラック
35とに噛合する駆動ギヤ37と、この駆動キャ37の
ノヤフト38を上記支持部材32に対して移動させる駆
動キヤ移動装置3つとを備えている。
上記支持部材32には、その4つのコーナ部のやや内側
に夫々上記支持部材32を吊下げ支持する吊下げロット
41の各一端がナツト42により固定される。各吊下げ
ロット41は、上記支持部材32に対して垂直となるよ
うに固定される。
上記各吊下げロッド41は、その他端から一定の範囲の
径が他の部分の径よりも大きな抜止め部分41aとなっ
ており、この抜止め部分4]aにねし溝41bが形成さ
れている。そして、上記各吊下げロッド41はその上記
一端側より、支持部材32の」二部にてこの支持部材3
2と平行に配置されてなる長方形状の吊下げ支持板43
に取着されたガイド筒44に夫々挿通され、上記したよ
うに支持部材32に一端が固定される。これら各ガイド
筒44は、上記支持部材32との対向面側にて、いずれ
もねじ45により上記吊下げ支持板43に固定される。
上記各ガイド筒44の内部には、それに挿通された吊下
げロッド4Iが軸方向にスムーズに移動できるようにす
るためのヘアリング46が設(プられている。
上記各吊下げロッド41の抜止め部分41aには、リン
グ状のワッシャ47が外嵌している。このワソノヤ47
は上記抜止め部分4.1aのねじ諧41、 bに螺合さ
せた抜止め用のナツト48および緩み止め用のナツト4
9により抜は止めされる。
そして、各ワッシャ47と吊下げ支持板43との間には
、チャック検出用のばね5Iが介装されている。このチ
ャック検出用のばね51は、後述するように、吊下げ支
持板43がそれに固定された吊下げ部+′A52により
、Z軸方向にわずかに持ち上げられた際に、吊下げ支持
板43と支持部材32との間隔に変化を生じさせ、それ
をセンサ(後述)により検出するためのものである。
長方形状の上記支持部材32には、吊下げ支持板43と
は反対側に、第1のラック33.第2のラック34およ
び第3のラック35を夫々ガイド=12− するガイド部材53.54および55が平行に固定され
ている。これらガイド部+、t 53 、54および5
5は、第2図において矢印Allで示す−に記支持部材
32の長手方向に、カイト部材54を間にして、その両
側にガイド部材53および55が位置するように配置さ
れている。
上記第1のラック33は、ガイド部材53により、支持
部材32の長手方向に移動可能に支持される。そして、
上記第1のラック33には、右側のチャック部材56が
結合される。この右側のチャック部材56は、1本のチ
ャック部57を有しており、2本の上記ガイド部材53
および54により、支持部材32の長手方向に移動する
上記第2のラック34は、長手方向両側にラック部が形
成された両側ラックであり、ガイド部材54により、支
持部材32の長手方向に移動可能に支持される。
一方、第3のラック35は、ガイド部材55により、支
持部材32の長手方向に移動可能に支持される。そして
、上記第3のラック35には、左側のチャック部材58
が結合される。この左側のチャック部材58は、2本の
チャック部59.59を有しており、2本の上記ガイド
部材53および55により、支持部材32の長手方向に
移動する。
」二記第1のラック33と第2のラック34との間に配
置され、これら第1のラック33および第2のラック3
4に噛合する逆転ギヤ36は、支持部材32に固定され
たシャフト6Iに回動自在に取り付けられる。
一方、上記第2のラック34と第3のラック35との間
にて第2のラック34および第3のラック35に噛合す
る駆動ギヤ37のシャフト38は、第3図に示すように
、支持部材32に取り付けられたガイド60に移動自在
に取り何けられて支持部材32の長手方向に対して移動
可能に設けられたシャフト支持部材62に固定される。
そして、このシャフト38を支持部材32に対して移動
可能とするため、支持部材32には、長穴63が形成さ
れている(第2図参照)。
上記シャフト38は、第1図に示す駆動ギヤ移動装置3
つにより、支持部材32に対して第2のラック34およ
び第3のラック35と同じ方向(支持部材32の長手方
向)に移動される。
上記駆動ギヤ移動装置39は、支持部4A32にボルト
64で固定されたL字状の固定部材65に収り例けられ
たエアーノリンダ66からなる。このエアーノリング6
Gのピストンロッド67がシャフト支持部材62の結合
部62aに結合され、上記のように、シャフト支持部材
62が移動される。
上記駆動ギヤ移動装置39がシャフト支持部材62のシ
ャフト38を、第2図において矢印A 12で示す向き
に移動させると、後述するように、右側のチャック部材
56および左側のチャック部材58のうち、負荷がかか
っていないものが移動し、チャック部57とチャック部
59.59との間に台板2(第1図参照)が把持される
。」二記ヂャック部57およびチャック部59.59に
も、第7図および第8図において説明した移動式ヂャッ
クハンドと同様に、把持した台板2との間の摩擦を犬き
くして台板2の落下を防止するためのゴム68を取り何
けている。
上記台板2を把持する際に、移動式ヂャックハンド31
は、第1図に示すように、台板2の上まで移動した後、
台板2に向かって降下するように位置が制御される。そ
して、上記チャック部57およびチャック部59.59
が台板2に接近すると、この接近が上記チャック部57
に近接して支持部材32に取り付けられた光電センサ7
1および上記チャック部59に近接して支持部材32に
取り付けられた光電センサ72により検出される。
上記支持部材32にはまた、移動式ヂャックハンド31
のチャック部材56のチャック部57とチャック部材5
8のチャック部59.59との間に台板2が把持されて
いることを検出するための光電センサ73が設(づられ
ている。すなわち、台板2とその上に載置されている被
熱処理物もしくは被焼成物の重量によりばね51のバネ
力に抗して支持部材32と吊下げ支持板43との間隔が
開くと、1つの吊下げロッド41のガイド筒44に取り
付けられた遮光板74が上記光電センサ73に設けられ
た発光素子(図示せず。)から受光素子(図示せず。)
に到る光路を遮断する。これにより、台板2の把持が検
出される。
一方、駆動ギヤ37のシャフト38の位置を検出するた
め、第4図に示すように、ノヤフ)・支持部材62の移
動方向に沿って、支持部材32には近接センサ75が配
置される。
なお、上記実施例では、移動式ヂャックハンド31が台
板2を把持して2軸動作で持ち上げた後、台板2のセン
タリンクを行なうために、センタリングツリンダ76.
77を設けている。
」二記移動式ヂャックハント31に(Jまた、台板2を
把持して移動する際、台板2上の被熱処理物や被焼成物
のくずれを防止するため、シリンダ78により位置が制
御されろくずれ防止板79が、支持部材32の下側に配
置されている。
次に、以」二に構成を説明した移動式チャックハンド3
1の動作を、第5図(a)から第5図(d)を参照して
説明する。
上記移動式チャックハンド31が図示しない位置制御手
段により台板2の上部に移動され、シャフト支持部材6
2が駆動ギヤ移動装置39により移動され、シャフト3
8が第2図において矢印AI2で示す向きに移動されて
台板2のチャラギング動作に入った場合、台板2の位置
により、次の4つの場合が生じる。
■左側のチャック部材58のチャック部59゜59およ
び右側のチャック部材56のチャック部57がいずれも
台板2に接触していない場合(第5図(a)の場合)。
■左側のチャック部材58のチャック部59゜59が先
に台板2に接触する場合(第5図(b)の場合)。
■右側のチャック部材56のチャック部57が先に台板
2に接触する場合(第5図(c)の場合)。
■右側のチャック部材56のチャック部57と左側のチ
ャック部材58のチャック部59゜59が同時に台板2
に接触する場合(第5図(d)の場合。) [■の場合] この場合は、左側のチャック部材58のチャック部59
.59および右側のチャック部材56のチャック部57
は台板2に接触していないので、上記左側のチャック部
材58および右側のチャック部材56のいずれにも負荷
がかかっていない。
このため、上記駆動ギヤ37が第5図(a)において矢
印A21で示す向きに移動されても、上記駆動ギヤ37
は回転しない。これにより、第2のラック34および第
3のラック35が第5図(a)において矢印A12およ
びA23で示ずように、駆動ギヤ37のシャフト38と
同じ向きに同量移動する。
そして、第2のラック34の移動により、逆転ギヤ36
が第5図(a)において矢印A、4で示す向きに回転し
、第1のラック33が第5図(a)において矢印A25
で示す向きに、上記第2のラック34および第3のラッ
ク35とは逆の向きに移動し、左側のチャック部材58
のチャック部59.59および右側のチャック部材56
のチャック部57はそのいずれかが台板2に当接するま
で同量移動する。
[■の場合] 駆動ギヤ37のシャフト38が第5図(b)において矢
印A 、1で示す向きに移動したとき、左側のチャック
部材58のチャック部59.59が先に台板2に接触す
ると、左側のチャック部材58に負荷がかかり、第3の
ラック35が停止して駆動ギヤ37は矢印A、6の向き
に回転しはじめる。これにより、第2のラック34は、
駆動ギヤ37のシャフト38の矢印A2+の向きへの移
動量の2倍移動する。この2倍の移動量は、逆転ギヤ3
6から第1のラック33に伝達され、右側のチャック部
材56のチャック部57も台板2に当接するまで、第5
図(b)において矢印A 25で示す向きに移動する。
[■の場合] 駆動ギヤ37のシャフト38が第5図(c)において矢
印A2□で示す向きに移動したとき、右側のチャック部
材56のチャック部57が先に台板2に接触すると、右
側のチャック部材56に負荷がかかり、第1のラック3
3が停止する。これにより、逆転ギヤ36の回転が停止
し、第2のラック3/lも停止する。よって、上記駆動
ギヤ37はそのシャツI・38の矢印Allで示される
向きの移動により矢印A2?で示す向きに回転し、第3
のう・ツク35は上記シャフト38の移動量の2倍矢印
A23で示す向きに移動し、左側のチャック部材58も
そのチャック部59.59が台板2に当接するまで移動
する。
[■の場合] 左側のチャック部材58のチャック部59.59および
右側のチャック部材56のチャック部57がともに台板
2に当接すると、第5図(d)に示すように、駆動ギヤ
37のシャフト38を矢印A21で示ず向きに移動させ
る力は、第3のラック35に伝達されるとともに、第2
のラック34および逆転ギヤ36を通して第1のラック
33に伝達される。これにより、左側のチャック部材5
8のチャック部59.59と右側のチャック部材56の
チャック部57との間に台板2が把持される。
そして、上記状態で、第1図に示すように、吊下げ部材
52により吊下げ支持板43がZ軸方向に上方に僅かに
持ち上げられて、台板2とその上に載置されている被焼
成物や被熱処理物の重量により、支持部材32と吊下げ
支持板43との間隔が開くと、光電センサ73がそれを
検出する。これにより、図示しない位置制御手段が台板
2が確実にチャッキングされたことを確認し、移動式チ
ャックハンド31をx、yおよびZ軸方向の3次元の位
置制御により、たとえば焼成炉の炉床」−等の所定の位
置に移送する。
なお、台板2の」二記Z軸方向への持」二げ時に、必要
であれば、センタリングツリンダ76,77の作用によ
り、センタリングが行なわれる。
このようにして、センタのずれた台板2も自由にチャッ
キングして所定の位置に移送することができる。
本発明は、焼成炉や熱処理炉用の台板2に限らず、任意
の物品をチャッキングして移送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る移動式チャックハンドの一実施例
の正面図、 第2図は第1図の移動式チャックハンドの底面図、 第3図は第1図のnT−III線に沿う断面図、第4図
は第1図の移動式チャックハンドの一部破断乎面図、 第5図(a)、第5図(b)、第5図(c)および第5
図(d)は夫々第1図の移動式チャックハンドの動作説
明図、 第6図は従来のチャックハンドの動作説明図、第7図お
よび第8図は夫々従来のチャックハンドの説明図である
。 31・移動式チャックハンド、 32 支持部材、33 ・第1のラック、34 第2の
ラック、35・第3のラック、36 逆転ギヤ、37・
駆動ギヤ、 38 シャフト、39 ・駆動ギヤ移動装置、53.5
4.55  ガイド部材、 −23= 56・・右側のチャック部材、57・・ヂャック部、5
8・左側のチャック部材、59・ヂャック部、62・シ
ャフト支持部材、 76.77・・センタリングシリンダ。 特許出願人 株式会社 打出製作所 代理 人弁理士 青白 葆 外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体を把持する左側および右側のチャック部材を
    支持してなる支持部材を位置制御手段によりx、yおよ
    びz軸方向に3次元的に制御し、上記左側および右側の
    チャック部材に設けられたチャック部の間に物体を把持
    して一つの位置から他の位置に移動させる移動式チャッ
    クハンドであって、上記支持部材に一方向に移動自在に
    支持されるとともに上記左側のチャック部材が固定され
    てなる第1のラックと、この第1のラックと平行に上記
    支持部材に移動自在に支持されてなる第2のラックと、
    この第2のラックと平行に上記支持部材に移動自在に支
    持されるとともに上記右側のチャック部材が固定されて
    なる第3のラックと、上記第1のラックと第2のラック
    との間に配置され、これら第1のラックと第2のラック
    とに噛合するとともに上記支持部材に固定されたシャフ
    トに回転自在に固定されてなる逆転ギヤと、上記第2の
    ラックと第3のラックとの間に配置され、これら第2の
    ラックと第3のラックとに噛合するとともにシャフトに
    回転自在に支持されてなる駆動ギヤと、この駆動ギヤの
    シャフトを上記支持部材に対して上記各ラックと平行な
    方向に移動させる駆動ギヤ移動装置とを備え、上記駆動
    ギヤのシャフトの支持部材に対する移動により左側およ
    び右側のチャック部材のチャック部間に物体を把持する
    ようにしたことを特徴とする移動式チャックハンド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09267287A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Plus Eng:Kk 4爪チャック
JP2008277029A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Fujitsu Telecom Networks Ltd 被測定物の芯出し装置
CN103433929A (zh) * 2013-06-03 2013-12-11 浙江大学 一种二指平动机械手
CN108724123A (zh) * 2018-06-04 2018-11-02 华东矿用设备有限公司 一种低耗能自固定式安全阀加工用工作台

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