JPH0131082B2 - - Google Patents

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JPH0131082B2
JPH0131082B2 JP58219637A JP21963783A JPH0131082B2 JP H0131082 B2 JPH0131082 B2 JP H0131082B2 JP 58219637 A JP58219637 A JP 58219637A JP 21963783 A JP21963783 A JP 21963783A JP H0131082 B2 JPH0131082 B2 JP H0131082B2
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JP
Japan
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tube
burner according
vaporizing
heating device
glow
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JP58219637A
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English (en)
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JPS59142316A (ja
Inventor
Harutoigu Peetaasen Ierugen
Yohan Mazu Kurausen Peetaa
Erumu Rasumutsusen Hirumaaru
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Danfoss AS
Original Assignee
Danfoss AS
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Filing date
Publication date
Application filed by Danfoss AS filed Critical Danfoss AS
Publication of JPS59142316A publication Critical patent/JPS59142316A/ja
Publication of JPH0131082B2 publication Critical patent/JPH0131082B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D11/00Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/36Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • F23D11/44Preheating devices; Vaporising devices
    • F23D11/441Vaporising devices incorporated with burners
    • F23D11/448Vaporising devices incorporated with burners heated by electrical means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)
  • Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体燃料のための気化バーナであつ
て、電気的な加熱装置を有し、かつ燃焼室に通じ
る出口開口を備えた気化室と、燃焼空気の少なく
とも大部分を燃焼室に供給するための燃焼空気通
路系と、前記加熱装置により点火温度まで加熱さ
れるグローゾーンを備えて電気的な点火装置とを
有する形式のものに関する。この場合「グローゾ
ーン」とは点火温度まで加熱されると赤熱し、気
化された燃料を点火する区域のことである。
このような形式の公知の気化バーナ(スイス国
特許第365353号明細書)においては、気化室は金
属製の中空円筒体から成つている。該中空円筒体
は端面側に、気化された燃料の出口として横断面
積の小さな通路を有している。加熱装置は気化室
の周囲に螺旋状に巻かれた絶縁された加熱導線か
ら成つており、該加熱導線は延長された端部で気
化室の出口の前に配置され、そこで外部からの点
火装置として役立つグローゾーンを形成してい
る。気化室への入口には弁が設けられており、該
弁は気化室の壁が十分に高い温度に達すると開く
ようになつている。
このような構成では気化された燃料は気化室か
らジエツト流として噴射される。点火は燃焼室内
にあるグローゾーンにより行われる。この場合に
は噴射された燃料全部がグロー点火に基づき燃焼
させられないので、少なくとも始動時においては
不完全な燃焼が発生する。その理由の1つは通路
から噴射されたジエツト流に基づき気化燃料と空
気とから形成された混合気が加熱線から成るグロ
ーゾーンに部分的にしか接触しないからであり、
もう1つの理由は、グローゾーンと接触する混合
気部分が点火可能な混合比を有していないことで
ある。したがつて気化した燃料の1部が燃焼室の
冷えた部分に凝縮し、不完全な燃焼の証である黄
い火炎が発生し、煤煙が形成される。しかも加熱
線端部で形成されたグローゾーンは火炎に絶えず
直接的に接触するので熱的に高い負荷に晒され
る。螺旋状に曲げられた公知の抵抗材料はこのよ
うな負荷には限られた時間しか耐えることができ
ない。
別の公知の気化バーナ(VD1報告No.423、
1981、175ページから180ページまで)において
は、気化室は横断面積の小さな多数の平行な通路
から成つている。これらの通路は中空円筒体に設
けられており、加熱コイルで取囲まれている。こ
の中空円筒体で加熱された液体燃料は気化され、
燃焼空気を供給するリング間〓に中空円筒体の周
面から流入する。このようにして形成された点火
可能な混合気は同様に該リング間〓内にある点火
装置によつて発生された高電圧火花により点火さ
れる。この結果として燃焼室内に形成された火炎
は内部に環状渦流を生ぜしめるので、火炎ガスの
1部が中空円筒体の内部を通つて流れ、反対側で
流入する燃焼空気と混合される。この場合には中
空円筒体の加熱によつて電気的な加熱装置は始動
後完全に又は部分的に遮断される。
このような気化バーナでは正常運転では燃料は
青いか又は透明な火炎で燃焼するが化学量論的な
燃焼は得られない。必要な空気過剰率な12kWの
出力では約40%になる。又、この場合にも始動時
に不完全燃焼の証である黄い火炎と煤煙の発生は
避けられない。何故ならば高電圧火花は気化燃料
と空気とから成る混合気を当初は小さな範囲でし
か点火せず、残つた範囲に生じる気化燃料は燃焼
されずに、燃焼室の温度の低い個所に凝縮するか
らである。
本発明の課題は気化燃料と空気との混合物が最
初から完全に点火され、始動過程が青い火炎で、
煤煙が形成されることなしに行われるように冒頭
に述べた形式の気化バーナを改良することであ
る。
この課題は本発明によれば特許請求の範囲第1
項に記載した特徴によつて解決された。
気化バーナをスイツチ・オンしたときに第1の
燃料滴が気化室内に達すると、該燃料滴は気化さ
れ、気化室内に既に存在する空気と混合される。
このようにして形成された気化燃料と空気とから
成る混合気はグローゾーンにより点火される。こ
の点火炎はあとから形成された気化燃料により気
化室から押し出される。未燃焼の気化燃料が燃焼
室に侵入すると、該気化燃料は燃焼空気通路系を
介して供給された燃焼空気と混合される。この燃
焼可能な混合気は点火炎により点火される。この
始動過程は化学量論的に又は稀薄な混合気で、つ
まり空気過剰率で行われ、煤煙の発生と未燃焼の
炭化水素のないきれいな始動を可能にする。しか
も始動過程自体はきわめてソフトである。この始
動過程は脈動なしで第1の燃料滴から調節された
容量まで無段階に滑らかに経過する。前記の調節
された容量自体は大きな範囲で変化させることが
できる。特に有利であることはグローゾーンをい
ずれにしても存在する電気的な加熱装置で形成で
きること、つまりこの電気的な加熱装置に供給す
るエネルギを燃料の気化に使用し、損失しないこ
とである。このグロー点火では点火トランス、点
火ケーブル、点火電極及び所属のリレーが省略で
きるので著しい費用の節約も得られる。さらにこ
の場合にはラジオ及びテレビ受信器の点火ノイズ
の問題も生じない。
特許請求の範囲第2項のように気化室を形成す
るために管が使用されていると、正常運転のため
に設定された管容積は、最初から安定した火炎を
生ぜしめるために必要である空気量を管内に存在
させるのに十分な大きさとなる。全燃料は噴出さ
れた点火火炎が存在する管出口開口を介して流出
しなければならないために、後から送られてくる
気化燃料の迅速な点火が保証される。又、グロー
ゾーンもこのような管においては比較的に簡単に
構成することができる。さらにこのような形式で
は正常運転時には空気過剰率で運転した場合だけ
ではなく空気過剰率で運転しない場合に青い火炎
が得られる。
さらに特許請求の範囲第3項に記載された構成
によればグローゾーンの容易な形成が可能にな
る。
さらに特許請求の範囲第4項に記載した材料が
選択されることによつて、十分な導電性と使用に
耐え得る熱的強度が達成される。炭化けい素体は
管として一体に構成することも2つの半割シエル
体として構成することもできる。
グローゾーンは特許請求の範囲第5項から第1
0項までに記載したように構成することができ
る。均一に加熱される状態では比較的に小さな横
断面を有する壁部分、つまり薄い壁又は切欠きを
備えた壁は、他の壁部分よりも高い温度になる。
又、被覆体により形成される熱の堰止めによつて
もより高い表面温度が得られる。又、別体の管区
分はグロー過程に合わせて選択することができ
る。又、加熱装置の出力の大きな区分は加熱装置
が加熱コイルから成る場合には該部分の巻条間〓
が小さく選ばれていることにより形成される。
又、2つの加熱体を使用することは運転中にグロ
ーゾーン用の加熱体を遮断することを容易にす
る。又、加熱装置が2つの出力段に切換え可能で
あると、グロー温度用の出力を始動時にだけ供給
することができる。
特許請求の範囲第11項に記載された補助燃焼
空気の供給導管によつては、点火炎が後続の気化
燃料によつて消される前に、点火炎の大きさ及び
点火炎の存続時間が、前記供給導管により供給さ
れた補助燃焼空気で増大されるので、点火の確実
性が高められる。特に出力が小さい場合には供給
された補助燃焼空気は搬送ガスの形式で作用し、
この結果、気化室を成す管の出口開口に十分な速
度が維持される。補助燃焼空気量は燃料気化に必
要な出力に影響を及ぼさないよう小さく選ぶこと
ができる。
特許請求の範囲第12項に記載された端面板を
使用した場合には出口横断面は端面板及び(又
は)これに隣接する管部分に設けられた開口によ
つて形成される。有利であるのは管の内径横断面
の5〜40%の横断面を有する中心孔を設けること
である。このように出口開口を縮小することは、
当初形成された点火炎が制御される他に、端面板
の外側に保護ゾーンが形成され、点火炎がより長
時間に亙つて維持されるという利点をもたらす。
端面板の別の利点はまだ完全に気化されていない
燃料滴が比較的長時間に亙つて気化室を成す管内
に滞在させられることである。
特許請求の範囲第13項に記載した構成では外
側のリングが保護ゾーンを形成し、周面開口から
出た、当初形成された火炎が良好に維持されるよ
うになつている。このような周面開口は正常運転
時にも、周面開口から出た気化燃料が同心的な燃
焼空気通路系により供給された燃焼空気と効果的
に混合されるという利点をもたらす。
特許請求の範囲第14項に記載された構成によ
れば、始動時に気化燃料と空気とから形成された
混合気が流出すると同時に全周に亙つて点火され
かつきわめて安定した点火炎が形成されるという
利点が得られる。又、ノーズリングは当初形成さ
れた火炎とあとから形成された気化燃料流との良
好な案内をもたらす。
特許請求の範囲第15項に記載された構成によ
ればグローゾーンはきわめて僅かな費用で形成す
ることができる。
又、特許請求の範囲第16項に記載された構成
によれば管を最前端まで加熱し、管の最前端にグ
ローゾーンを設けることができる。これに対して
接続部は温度のもつとも低い範囲に位置すること
になる。
次に図面について本発明を説明する: 気化室1はほぼ楕円形又は円筒形の管2によつ
て形成されている。入口側には保持体3がガス密
に押込まれかつ固定されている。この保持体3に
は液体燃料のための供給導管4がガス密に結合さ
れている。出口側には出口開口5が設けられ、こ
の出口開口5はバーナ管7により制限された燃焼
室6に向いている。管2の前端にはリング8が被
せ嵌められている。それ以外では管は断熱材9に
よつて取囲まれている。
燃焼空気通路系10は燃焼室6に燃焼空気を供
給するために役立つ。この燃焼空気通路系10は
内側で断熱材9を取囲むケーシング11によつて
制限されかつ外側で外套12によつて制限されて
いる。外套12は接線方向の燃焼空気接続部13
と、ねじ14で外套12に結合された挿入体15
とを有している。この挿入体15は円錐形の案内
面16を有している。リング8とケーシング11
との間には円錐面18を有する案内リング17が
配置されている。この円錐面18は円錐形の案内
面16と協働して燃焼空気の流出する円錐形のリ
ング間〓19を形成する。このリング間〓19の
大きさは挿入体15をねじ込むことによつて調節
することができる。ケーシング11に於けるねじ
孔21に係合するねじ20は他の2つの図示され
ていないねじと一緒に保持体3、ひいては管2を
ケーシング11に固定する。
この実施例に於ては管2とリング8は導電性の
材料、すなわち炭化けい素から成つている。この
材料はけい素を含浸させるか又はオキシ窒化けい
素被覆層で被覆してガス密にされる。管2の後方
の端部に於けるリング状の接続部22は導線23
と接続され、リング8の外側の端部のリング状の
接続部24は導線25と接続されている。このよ
うにして形成された加熱装置26は調整及び切換
装置27を介して作動される。この調整及び切換
装置27には電源28、例えば配電網により電流
が供給され、自動着火装置29によつて制御され
る。この自動着火装置29は公知の形式でボイラ
ーサーモスタツト、火炎監視器及びそれに類似し
たものから信号を受取り、バーナを必要な場合に
自動的に遮断する。電流を供給すると管2は液体
燃料の気化温度よりも高い温度に達する。リング
8の範囲の導熱性が悪いためにそこには管材料が
グロー温度に達するグローゾーン30が形成され
る。
断熱材9は例えばセラミツク繊維、酸化アルミ
ニユーム、二酸化けい素及びそれに類似したもの
から製作することができる。案内リング17はリ
ング8が燃焼空気によつて強く冷却され過ぎない
ように電気的な絶縁作用及び断熱作用を有する材
料から成つていると有利である。
バーナを始動させるためにはまず加熱装置26
が接続される。必要な温度に達すると燃料の供給
が開始される。気化室1に達する最初の燃料滴は
気化し、管2内にある空気と点火可能な混合気を
形成する。この混合気はグローゾーン30で点火
され、点火炎を形成する。この点火炎は後から送
り込まれる気化燃料によつて燃焼室6内に押込ま
れる。この気化燃料は燃焼空気通路系10を介し
て供給された燃焼空気と共に可燃な混合気を形成
する。この混合気は既に存在する点火炎により点
火される。後続する可燃な混合気の点火は安定し
た火炎フロントが形成されるまで継続される。こ
の始動過程は稀薄な混合気、すなわち空気過剰の
混合気でも化学量論的にでも行うことができ、完
全燃焼による始動、すなわち煤煙及び燃焼しない
炭化水素のない始動を可能にする。さらに始動は
脈動なしに無段階に第1の滴から調節された容量
まで滑らかに経過する。このゆるやかな始動は大
きな出力範囲内のすべての容量値にあてはまる。
リング8が燃焼室に於ける噴射炎によつて加熱
され、これによつて管2が熱を吸収するので運転
中の電気的な出力は減少させることができる。
バーナを消す場合にはただ燃料の供給が遮断さ
れる。加熱電流が小さな時間的な遅れで遮断され
ると、まだ流れる燃料は確実に気化されるので、
バーナフアンの惰性回転と相俟つて煤煙のない停
止経過が得られる。
さらに燃料を供給しないが、壁に付着する堆積
物を灰に燃焼する温度に加熱装置26を加熱する
掃除期を所定の時間的インターバルで設けること
ができる。この場合に燃焼した灰は次にバーナの
運転を再開したときに気化燃料により出口開口5
を通して吹き出される。
第2図に示された実施例に於ては相応する構成
部分には第1図の符号に100を加えた符号が付
けられている。第1図の実施例との相違は挿入体
15が壁115によつて置換えられていることで
あり、管102の出口開口105にノーズリング
131が設けられ、このノーズリング131が内
側の円錐面132を有していることである。この
円錐面132の頂角βは噴出する燃料ガス流の頂
角αよりもいくらか大きい。しかもこの円錐面1
32は部分的に比較的に薄い壁133によつて形
成されている。この薄い壁133は電流が流れる
ときに容易に加熱され、グローゾーン130を形
成する。両方の頂角の差に基いてグローゾーン1
30に対する循環流が生ぜしめられる。この循環
流によつて点火状態が改善される。ノーズリング
131の外側の円錐面118は第1図の案内リン
グ17の円錐面18に相当している。矢印134
は実施に於て全燃焼空気がリング間〓119を介
して燃焼室に導かれることを示している。もちろ
ん、気化室101の入口側の端部には補助空気通
路135が接続されている。この補助空気通路1
35を介して矢印136で示されているように小
量の2次空気が供給される。この量は最高でも最
大燃焼空気量の1.9%である。この2次空気はバ
ーナ出力が小さい場合の火炎の形成と掃除期に於
ける堆積物の燃焼を促進する。ノーズリング13
1は流れ状態が必要とする場合には他の形を有し
ていることもできる。特にノーズリングは孔あき
板と一緒に用いることができる。
第3図の実施例に於ては相当する部分には第1
図の符号に200を加えた符号が付けられてい
る。この場合には管202は出口側の端部に端板
237を備えている。この端板237は中心孔2
38を有している。この中心孔238の横断面は
気化室201の内径横断面の5%と40%との間で
ある。加熱装置226は管202の上に被せ嵌め
られている。加熱装置226はこの場合には分割
されかつ反対側から複数のスリツトがつけられた
スリーブから成つている。端部に於ては抵抗が高
いので大きな加熱力がしようぜしめられ、管20
2の出口開口の範囲にグローゾーン230を形成
する。ケーシング211と断熱材209との間に
は絶縁スリーブ239があり、この絶縁スリーブ
239には2つのねじ240と241が支えられ
ている。このねじ240と241はL字形の接続
部(接続部224しか図示せず)を加熱装置22
6を形成するスリーブに圧着している。加熱装置
226のバーナ室側の端部を保護するためには管
202はフランジ242とそれに接続されたスリ
ーブ243を備えている。これらの部分は加熱装
置226がコークス堆積物によつて短絡されるこ
とを防止する。さらにこの場合にはスペーサスリ
ーブ244が設けられており、このスペーサスリ
ーブ244はねじ240と241の範囲に切欠き
を有し、ねじ245で管202に固定するために
締付け固定されている。
相当する部分にさらに100を加えた符号が付
けられている第4図に示された実施例は管302
に直接的に接続部324を有している。管302
の前端はリング308を介して燃焼室306内に
突出しており、付加的に外周に出口開口347を
有している。そこから噴出する第1の火炎は、回
転する円錐流として供給された燃焼空気334に
対して、外側のリング308によつて保護され
る。この範囲に生じる旋回流348はこの個所に
供給された気化された燃料と燃焼空気との確実な
混合をもたらす。
第5図の実施例に於ては相応する部分はさらに
100を加えた符号で示されている。気化室40
1は管402によつて形成されている。この管4
02は2つの内外に差嵌められた管部分402a
と402bとから成つている。管部分402aと
402bとの間には支持リング449があり、こ
の支持リング449は単数又は複数の縦通路45
0を有している。この縦通路450の入口側は空
間451と孔452とを介して通路系410と結
合されているので、この縦通路450を介して2
次燃焼空気が管402に導入される。リング40
8は内周面に溝453を有している。この溝45
3は空間454と孔455とを介して燃焼空気通
路系10と接続されている。この溝453を介し
て3次燃焼空気が燃焼室406に導入される。
端板437は1つの円上に複数の孔438を有
している。第1の火炎の1部分は端板437の孔
438を通つて噴出する。そこでは火炎は到達す
る燃焼空気に対して十分に保護されている。さら
に突出する管部分446には周開口447が設け
られている。差込孔456はリング間〓419を
マニアル又は自動的に調節するために挿入体41
5を回動させるために役立つ。断熱性のリング円
板457は燃焼室406が燃焼空気通路系410
の燃焼空気によつて不都合に冷却されることを防
止する。さらに挿入体415には半径孔459を
備えたリング458が設けられている。この半径
孔459を介して循環ガスが導かれる。
相応する部材がさらに100を加えた符号で示
されている第6図に示された実施例に於ては、管
502を同軸的に取囲む外套560がある。この
外套560は導電性の材料、例えばけい素を含浸
させかつ前方範囲で抵抗の高められた炭化けい素
から成つている。管502と外套560との間の
間隔は電気的絶縁作用を有する前方の支持リング
561と後方の支持リング562によつて保証さ
れている。残つた間〓563は空気通路として役
立つ。このためには前方の開口564が外套56
0に設けられ、この開口564を介して2次空気
が燃焼空気通路系から供給されるのに対し、後方
の開口565によつて気化室501との接続が行
われている。このような形式で2次空気は気化燃
料と接触する前に加熱される。外套560は前方
部分に周開口566を有し、この周開口566は
管502の周開口547に対して周方向にずらさ
れている。その間にあるリング室567には支持
リング561に於ける通路553を介して3次燃
焼空気が供給される。
このような気化バーナによつては多数の利点が
得られる。第1に極めてゆるやかな始動が青い炎
でかつ煤煙の発生と燃焼しない炭化水素なしで得
られる。化学量論的な燃焼を可能にする下方の出
力限界はほぼ0にまでなる。つまりいずれにして
も下方の容量限界は極めて小さな熱交換器に必要
な値よりもはるかに小さくなる。適当な構成的寸
法によつて出力の上限にはほとんど限界がなくな
る。この場合、燃料の粘度と濃度並びに表面張力
は問題にならない。燃料範囲は極めて濃厚なオイ
ルから稀薄なオイルまでになる。気化バーナはす
べての開口が汚染粒子で閉塞されないほど大き
く、自動的な自己掃除作用によつて堆積物が除か
れるので汚れの影響を受けにくい。加熱抵抗は配
電回路網にも低電圧にも合わせて構成することが
できる。さらに点火トランスは必要ではなく、燃
料の供給圧は極めて低く、1.1から1.5バールの圧
力で十分である。燃料は全出力範囲に於て理論的
にもつとも低い空気過剰率で運転できるようにす
るまで気化される。所定の寸法のバーナでは出力
は1:10以上の範囲に亘つて調整することができ
る。従つて燃焼させられた燃料量は調節された運
転によつて消費に適合させることができる。さら
に唯一のタイプを種々異なる出力と種々異なる燃
料に対して提供することができるので、製作とス
トツクが容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであつ
て、第1図は本発明の第1実施例の気化バーナの
縦断面図、第2図は本発明の第2実施例の気化バ
ーナの縦断面図、第3図は本発明の第3実施例の
気化バーナの縦断面図、第4図は本発明の第4実
施例の気化バーナの部分的縦断面図、第5図は本
発明の第5実施例の気化バーナの縦断面図、第6
図は本発明の第6実施例の気化バーナの縦断面図
である。 1……気化室、2……管、3……保持体、4…
…供給導管、5……出口開口、6……燃焼室、7
……バーナ管、8……リング、9……断熱材、1
0……燃焼空気通路系、11……ケーシング、1
2……外套、13……燃焼空気接続部、14……
ねじ、15……挿入体、16……案内面、17…
…案内リング、18……円錐面、19……リング
間〓、20……ねじ、21……ねじ孔、22……
接続部、23……導線、24……接続部、25…
…導線、26……加熱装置、27……調整及び切
換え装置、28……電源、29……自動着火装
置、30……グローゾーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体燃料のための気化バーナであつて、電気
    的な加熱装置を有し、かつ燃焼室に通じる出口開
    口を備えた気化室と、燃焼空気の少なくとも大部
    分を燃焼室に供給するための燃焼空気通路系と、
    前記加熱装置により点火温度まで加熱されるグロ
    ーゾーンを備えて電気的な点火装置とを有する形
    式のものにおいて、前記グローゾーン30;13
    0;230;330;430;530が前記気化
    室1;101;201;301;401;501
    の少なくとも出口開口部分にある気化室壁部分に
    より形成されていることを特徴とする、液体燃料
    のための気化バーナ。 2 グローゾーン30;130;230;33
    0;430;530が前記燃焼空気通路系10に
    対してほぼ同心的に配置された、気化室1;10
    1;201;301;401;501の気化室壁
    を成す管2;102;202;302;402;
    502に配属されている、特許請求の範囲第1項
    記載の気化バーナ。 3 前記管2;102;302;402;502
    が電気的な抵抗材料から成り、それ自体が前記加
    熱装置26;126;326;426;526の
    少なくとも一部分として用いられている、特許請
    求の範囲第2項記載の気化バーナ。 4 前記管2;102;226;302;40
    2;502が炭化けい素から成つている、特許請
    求の範囲第3項記載の気化バーナ。 5 前記気化室101;501の、前記グローゾ
    ーン130;530を形成する気化室壁部分が減
    少させられた横断面を有している、特許請求の範
    囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の気
    化バーナ。 6 前記グローゾーン30;230〜330;4
    30を形成する気化室壁部分の外側に、熱の導出
    を強く減少させる被覆体8;208;308;4
    08が配属されている、特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項記載の気化バーナ。 7 前記グローゾーンを形成するために、前記気
    化室401の出口部分を形成する別の管部分40
    2bが設けられている、特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項記載の気化バーナ。 8 前記グローゾーン230を形成するために前
    記加熱装置226が出力の大きな区分を有してい
    る、特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか1項記載の気化バーナ。 9 前記グローゾーン230を形成するために前
    記加熱装置226が出力の大きな区分を有し、該
    区分を形成するために前記加熱装置226が2つ
    の加熱体を有し、一方の加熱体が管のグローゾー
    ンにかつ他方の加熱体が残りの管部分に配属され
    ている、特許請求の範囲第8項記載の気化バー
    ナ。 10 前記加熱装置26;126;226;32
    6;426;526が2つの出力段の間で切換え
    可能であり、一方の出力段が前記グローゾーンに
    グロー温度を得るために用いられ、他方の出力段
    がグロー温度に較べて低い気化温度を得るために
    用いられている、特許請求の範囲第1項から第9
    項までのいずれか1項記載の気化バーナ。 11 気化室101;401;501が入口開口
    の近く又は気化ゾーンとグローゾーンの間に補助
    空気用の供給導管135;450;565を有
    し、この供給導管135;450;565の流動
    抵抗の大きさが、全燃焼空気の1.9%よりも少な
    い補助空気量しか得られないように選ばれてい
    る、特許請求の範囲第1項から第10項までのい
    ずれか1項記載の気化バーナ。 12 管202;402;502の出口側の端部
    が流出横断面積を減少させるために端面板23
    7;437;537を備えている、特許請求の範
    囲第2項から第11項までのいずれか1項記載の
    気化バーナ。 13 管202;402;502の出口側の端部
    が外側にリング308;408;508を備えて
    おり、管202;402;502が該リング30
    8;408;508を越えて軸方向に突出する延
    長部を有し、該延長部の周壁に出口開口347,
    447,547が設けられてている、特許請求の
    範囲第2項から第12項までのいずれか1項記載
    の気化バーナ。 14 管の出口側にノーズリング131が配置さ
    れており、該ノーズリング131に外部に向かつ
    て拡大する円錐面132が形成されており、該円
    錐面132にグローゾーン130が構成されてい
    る、特許請求の範囲第2項から第11項までのい
    ずれか1項記載の気化バーナ。 15 ノーズリング131が電気的な抵抗材料か
    ら成つており、それ自体が加熱装置126の一部
    分を形成している、特許請求の範囲第14項記載
    の気化バーナ。 16 管502が該管502に対して間隔をおい
    て同心的に保持された、端面側で前記管502と
    電気的に接続された、導電性の外套560で取囲
    まれており、2つの電気的な接続部522,52
    4が管502と外套560との入口側の端部に取
    付けられている、特許請求の範囲第3項記載の気
    化バーナ。
JP58219637A 1982-11-24 1983-11-24 液体燃料のための気化バ−ナ Granted JPS59142316A (ja)

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