JPH0131054Y2 - - Google Patents

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JPH0131054Y2
JPH0131054Y2 JP13176186U JP13176186U JPH0131054Y2 JP H0131054 Y2 JPH0131054 Y2 JP H0131054Y2 JP 13176186 U JP13176186 U JP 13176186U JP 13176186 U JP13176186 U JP 13176186U JP H0131054 Y2 JPH0131054 Y2 JP H0131054Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
rings
hinge
container halves
shells
Prior art date
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Expired
Application number
JP13176186U
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English (en)
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JPS6336314U (ja
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Publication of JPH0131054Y2 publication Critical patent/JPH0131054Y2/ja
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Landscapes

  • Adornments (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は土産品や贈答品、販促品などに好適な
貝殻製の小物入れに係り、殊更天然の巻貝に機械
的な加工・細工を施すことにより、その体層に表
出する螺条帯の装飾美と、耐久強度に富む斬新な
小銭入れや貴金属ケース、その他の各種小物入れ
として提供できるように案出したものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、その小物入れを表わした第1〜
5図において、10a,10bは断面円弧状をな
して向かい合う一対の容器半体であり、その開口
縁部が何れも略楕円形を呈している。
各容器半体10a,10bは、例えばフルヤガ
イ科に属するサラサアシアガイのように、殻表に
棘状の突子を有しない比較的体形の大きな巻貝M
の1個を、第6,7図のカツト線X−X,Y−
Y,Z−Zで示唆する数個所から機械的にカツト
し、その螺塔eの先端部などを除去することによ
り得た略卵型素材11における殻表の螺層を、全
体として平滑となるようにやはり機械的に削り取
つて作成されるのである。尚、sはその巻貝Mの
殻口を示している。
その場合、両容器半体10a,10bにおける
開口縁部の大きさが、互いに合致するものとして
加工されること勿論であり、このようにして殻表
の螺層が削り取られ平滑化された容器半体10
a,10bの表面は、全体として真珠の如き乳白
色を呈し、且つ巻貝M自身の体層中に刻まれてい
る螺条帯cが顕出すると共に、内容物をかすかに
透視できる半透明性も備えている。
そして、その各容器半体10a,10bの開口
縁部には、アルミニウムや真鋳などの軟質な金属
材から成る口金環12a,12bが、接着剤など
を介して嵌め付け一体化される。その口金環12
a,12bは第5図から明白なように、断面略倒
立L字型をなしており、これによつて容器半体1
0a,10bの開口縁部が被覆されているため、
その開口縁部からの不慮な欠損や、開閉使用時に
おける指先の負傷なども効果的に予防されること
となる。
又、13は両容器半体10a,10bを開閉自
在に枢支連結する蝶番であつて、これを形作る一
対の翼片14s,14bが上記口金環12a,1
2bにおける略楕円形の長軸方向に沿う中途位置
へ、ロウ付けや接着などの固定手段により取付け
一体化されている。15はその連結ピンを示して
いる。
16a,16bはその容器半体10a,10b
の閉合状態を固定するための係止金具であり、上
記蝶番13と正しく向かい合う位置において、や
はり両口金環12a,12bの中途部から対応的
に張り出されている。その一対の係止金具16
a,16bを係脱自在に係止させることによつ
て、容器半体10a,10bを第1〜4図によう
に閉合操作できようになつているわけであり、茲
に所謂ガマ口形態の小物入れとして仕上げられて
いる。この各係止金具16a,16bもロウ付け
や接着などの手段によつて、口金環12a,12
bと固定一体化されていること言うまでもない。
上記の第1〜5図では、小銭や頭飾品、その他
の小物類を言わばバラ状態として、そのま収容す
る形態の小物入れを表わしているが、第8図の変
形例に示す如く、その一方の容器半体10a内へ
スポンジなどの弾性台座17を収容し、その台座
17に刻設した切込み18へ、例えばイヤリング
やネクタイピン、指輪などの身飾品を、位置ズレ
や脱落の不能に挿入使用できるように構成しても
良い。又、上記口金環12a,12bや係止金具
16a,16bには、キーホルダーやその他の付
属品を連繋させることも考えられる。
以上を要するに、本考案では貝殻製の小物入れ
として、その構成上1個づつのの巻貝Mをカツト
して、その表面の螺層を平滑に削り取ることによ
り、向かい合う一対の断面円弧状容器半体10
a,10bを作成し、その両容器半体10a,1
0bの略楕円形をなす開口縁部に、軟質金属の口
金環12a,12bを各々被着一体化させ、 その両口金環12a,12bの相互を蝶番13
により開閉自在に枢支連結すると共に、その閉合
状態の係止金具16a,16bを両口金環12
a,12bから対応的に張り出して、全体的なガ
マ口形態に形作つてあるため、土産品や贈答品、
販促品などとして好適な一種独特の製品を得るこ
とができるのである。
つまり、その小物入れは天然の巻貝Mを素材と
しており、そのため一対の容器半体10a,10
bを深く、且つ耐久強度に富むものとして作成で
き、又その一対の容器半体10a,10bは殻表
の螺層を削り取ることによつて平滑化されている
ので、その機械的な加工を施すことも相伴つて、
品質の均一な製品を大量生産できるばかりでな
く、その製品として巻貝自身の体層中に刻まれて
いる螺条帯cを、同じく削り加工による真珠色や
半透明性とも相俟ち、斬新な装飾模様として顕出
させることができることになり、優美な小物入れ
を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小物入れの閉合状態を示
す正面図、第2〜4図は同じく側面図、平面図並
びに底面図、第5図は開放状態として示す小物入
れの拡大断面図、第6,7図は巻貝の概略を示す
正面図と平面図、第8図は第5図に対応する変形
例の拡大断面図である。 10a,10b……容器半体、12a,12b
……口金環、13……蝶番、16a,16b……
係止金具、17……弾性台座、M……巻貝、c…
…螺条帯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 1個づつの巻貝Mをカツトして、その表面の
    螺層を平滑に削り取ることにより、向かい合う
    一対の断面円弧状容器半体10a,10bを作
    成し、その両容器半体10a,10bの略楕円
    形をなす開口縁部に、軟質金属の口金環12
    a,12bを各々被着一体化させ、 その両口金環12a,12bの相互を蝶番1
    3により開閉自在に枢支連結すると共に、その
    閉合状態の係止金具16a,16bを両口金環
    12a,12bから対応的に張り出して、全体
    的なガマ口形態に形作つたことを特徴とする貝
    殻製の小物入れ。 2 各口金環12a,12bにおける略楕円形の
    長軸方向に沿う中途位置へ、蝶番13と係止金
    具16a,16bを取付けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲・第1項記載の貝殻製
    の小物入れ。
JP13176186U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0131054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13176186U JPH0131054Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP13176186U JPH0131054Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6336314U JPS6336314U (ja) 1988-03-09
JPH0131054Y2 true JPH0131054Y2 (ja) 1989-09-22

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JP13176186U Expired JPH0131054Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521733Y2 (ja) * 1990-03-12 1997-01-08 タマパック株式会社 装飾品収納容器

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JPS6336314U (ja) 1988-03-09

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