JPH0131037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131037Y2 JPH0131037Y2 JP19118585U JP19118585U JPH0131037Y2 JP H0131037 Y2 JPH0131037 Y2 JP H0131037Y2 JP 19118585 U JP19118585 U JP 19118585U JP 19118585 U JP19118585 U JP 19118585U JP H0131037 Y2 JPH0131037 Y2 JP H0131037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- electrode
- chamber
- cells
- electric field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007910 cell fusion Effects 0.000 claims description 9
- 230000000638 stimulation Effects 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007499 fusion processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、二種類の細胞を電気刺激を利用して
融合させる細胞融合チヤンバに関するものであ
る。
融合させる細胞融合チヤンバに関するものであ
る。
(従来の技術)
二種類の細胞を電気刺激を利用して融合させる
場合、一対の電極をもつ細胞融合チヤンバの電極
間に細胞を懸濁した細胞液を入れ、電気刺激を与
える。電気刺激は通常、AC(交流)電界やDC(直
流)電気パルスを印加する。
場合、一対の電極をもつ細胞融合チヤンバの電極
間に細胞を懸濁した細胞液を入れ、電気刺激を与
える。電気刺激は通常、AC(交流)電界やDC(直
流)電気パルスを印加する。
(考案が解決しようとする問題点)
細胞液が例えば0.05ml位のように少量の場合
は、平行電極でも電極が小さく、チヤンバの形状
も複雑にはならず取扱いもあまり難かしくはな
い。しかしながら、細胞液が例えば1ml程度とい
うように多量になつてくると細胞液の容量を確保
するためには電極の幅を広げるか、電極の長さを
長くせざるをえない。
は、平行電極でも電極が小さく、チヤンバの形状
も複雑にはならず取扱いもあまり難かしくはな
い。しかしながら、細胞液が例えば1ml程度とい
うように多量になつてくると細胞液の容量を確保
するためには電極の幅を広げるか、電極の長さを
長くせざるをえない。
電極の幅を広げる場合には入力電源の電圧を増
大しなければならないので、装置が大型化し、好
ましくない。一方、電極の長さを長くする場合、
長い電極を一定のチヤンバに収めるようにすると
電極の形状が複雑になり、また、長い電極を直線
的に使用しようとすればチヤンバが長くなり、操
作性が悪くなる。
大しなければならないので、装置が大型化し、好
ましくない。一方、電極の長さを長くする場合、
長い電極を一定のチヤンバに収めるようにすると
電極の形状が複雑になり、また、長い電極を直線
的に使用しようとすればチヤンバが長くなり、操
作性が悪くなる。
本考案は互いに対向する一対の電極を備え、こ
れらの電極間に収容された細胞液に電気刺激を与
えて細胞を融合させる細胞融合チヤンバにおい
て、チヤンバの大きさを小さく抑え、かつ単純化
するとともに、収容される細胞の容量を確保する
ことを目的とするものである。
れらの電極間に収容された細胞液に電気刺激を与
えて細胞を融合させる細胞融合チヤンバにおい
て、チヤンバの大きさを小さく抑え、かつ単純化
するとともに、収容される細胞の容量を確保する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の細胞融合チヤンバでは、一対の電極は
平行電極に近い程度に互いに接近した曲率をもつ
円形状とした。
平行電極に近い程度に互いに接近した曲率をもつ
円形状とした。
(実施例)
第1図は一実施例におけるチヤンバ本体を示す
平面図、第2図は同実施例でチヤンバ本体にカバ
ーを被せた状態を示す断面図であり、第1図中の
A−B線位置での切断状態を表わしている。
平面図、第2図は同実施例でチヤンバ本体にカバ
ーを被せた状態を示す断面図であり、第1図中の
A−B線位置での切断状態を表わしている。
4は上部が開口した皿状チヤンバ本体である。
チヤンバ本体4には外輪の円状電極1と内輪の円
形電極2が一定の距離を保つて対向して配置され
ている。両電極1,2の対向した間隔には細胞を
懸濁した細胞液3が収容され、両電極1,2間に
電界が印加され細胞に電気刺激が与えられる。5
はチヤンバ本体4の開口部を被うカバーである。
チヤンバ本体4には外輪の円状電極1と内輪の円
形電極2が一定の距離を保つて対向して配置され
ている。両電極1,2の対向した間隔には細胞を
懸濁した細胞液3が収容され、両電極1,2間に
電界が印加され細胞に電気刺激が与えられる。5
はチヤンバ本体4の開口部を被うカバーである。
電気刺激はまず、AC電界を印加して細胞のペ
アを形成させ、その後DC電気パルスを与えて細
胞融合を起させる。電極1,2間にAC電界を一
定時間印加すると細胞は密着をする。密着が完了
した時点でDC電界(パルス)を印加すると細胞
は融合する。
アを形成させ、その後DC電気パルスを与えて細
胞融合を起させる。電極1,2間にAC電界を一
定時間印加すると細胞は密着をする。密着が完了
した時点でDC電界(パルス)を印加すると細胞
は融合する。
細胞液3の容量は電極1,2の長さ(l=2πr)
と電極間隔dと電極高さhの積になる。
と電極間隔dと電極高さhの積になる。
ここで、電界強度E(V/cm)について平行電
極と円形状電極について比較をしてみる。平行電
極の場合は電界強度EはE=Vo/dで一定にな
る。Voは両電極間の印加電圧である。
極と円形状電極について比較をしてみる。平行電
極の場合は電界強度EはE=Vo/dで一定にな
る。Voは両電極間の印加電圧である。
それに対し円形状電極では電極1における電界
強度E1と電極2における電界強度E2との間には
次のような差異を生ずる。
強度E1と電極2における電界強度E2との間には
次のような差異を生ずる。
E1=K/r1,E2=K/r2(Kは比例定数)、
すなわち、
E1/E2=r2/r1、
したがつて、r1R2であればE1E2となり平
行電極の場合と近似的に等しくなる。
行電極の場合と近似的に等しくなる。
なおチヤンバ本体4及びカバー5を透明にして
おけば電界をかけながら細胞の融合過程を顕微鏡
で観察できる。
おけば電界をかけながら細胞の融合過程を顕微鏡
で観察できる。
(考案の効果)
本考案の細胞融合チヤンバでは、一対の電極は
平行電極に近い程度に互いに接近した曲率をもつ
円形状であるとしたので、次のような効果を達成
することができる。
平行電極に近い程度に互いに接近した曲率をもつ
円形状であるとしたので、次のような効果を達成
することができる。
(1) 円形電極だが平行電極とほぼ同じ電気的特性
をもち、細胞融合ができる。
をもち、細胞融合ができる。
(2) 円形電極なのでチヤンバの構造、特に電極の
構造を簡略化できる。
構造を簡略化できる。
(3) チヤンバの大きさがコンパクトにまとまるの
で、顕微鏡上又はクリーンベンチ内での取扱い
が容易となる。
で、顕微鏡上又はクリーンベンチ内での取扱い
が容易となる。
第1図は一実施例におけるチヤンバ本体を示す
平面図、第2図は同実施例でチヤンバ本体にカバ
ーを被せた状態を示す断面図であり、第1図中の
A−B線位置での切断状態を表わしている。 1,2……円形電極、3……細胞液、4……チ
ヤンバ本体、5……カバー本体。
平面図、第2図は同実施例でチヤンバ本体にカバ
ーを被せた状態を示す断面図であり、第1図中の
A−B線位置での切断状態を表わしている。 1,2……円形電極、3……細胞液、4……チ
ヤンバ本体、5……カバー本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに対向する一対の電極を備え、これらの電
極間に収容された細胞液に電気刺激を与えて細胞
を融合させるものにおいて、 前記一対の電極は平行電極に近い程度に互いに
接近した曲率をもつ円形状であることを特徴とす
る細胞融合チヤンバ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118585U JPH0131037Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | |
KR1019860010305A KR890003947B1 (ko) | 1985-12-11 | 1986-12-03 | 세포융합장치 |
EP86117156A EP0225636B1 (en) | 1985-12-11 | 1986-12-09 | Apparatus for fusing cells |
DE8686117156T DE3687889T2 (de) | 1985-12-11 | 1986-12-09 | Apparat fuer zellfusion. |
US06/940,119 US4804450A (en) | 1985-12-11 | 1986-12-10 | Apparatus for fusing cells |
CN86108459A CN1021460C (zh) | 1985-12-11 | 1986-12-11 | 细胞融合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19118585U JPH0131037Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113695U JPS62113695U (ja) | 1987-07-20 |
JPH0131037Y2 true JPH0131037Y2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=31145093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19118585U Expired JPH0131037Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131037Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-11 JP JP19118585U patent/JPH0131037Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62113695U (ja) | 1987-07-20 |
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