JPH0131016Y2 - - Google Patents

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JPH0131016Y2
JPH0131016Y2 JP1061586U JP1061586U JPH0131016Y2 JP H0131016 Y2 JPH0131016 Y2 JP H0131016Y2 JP 1061586 U JP1061586 U JP 1061586U JP 1061586 U JP1061586 U JP 1061586U JP H0131016 Y2 JPH0131016 Y2 JP H0131016Y2
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JP
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tip
rod
section
guide
front storage
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JP1061586U
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JPS62122569U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は穂先を確実に保護し得るガイド付き振
出竿の竿先保護カバーに関するものである。
(従来の技術) 従来、ガイド付き振出竿の竿先保護カバーは着
用時において保護カバーに外方より衝撃が加えら
れた場合に弱い穂先竿の先端に2番竿以降の竿の
重量がかかり、保護カバー内で穂先が折損するこ
とがあるので、本考案者はこれを防止するため
に、保護カバー本体内に竿先係止駒を嵌合し、こ
の竿先係止駒に形成した円錐傾斜面に2番竿又は
3番竿の先端を係止させるようにした保護カバー
を開発した(実開昭59−182171号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記実開昭59−182171号公報の竿先保護
カバーは、穂先竿のガイド以外のガイドが保護カ
バー本体上に突出するように本体の上面及び竿先
係止駒の上面を長手方向に切断してガイド挿入溝
を形成しているため、2番竿又は3番竿以降の竿
の重量が円錐形斜面に衝撃的に加えられた場合、
この斜面が外方へ広がり、2番竿又は3番竿の先
端が前側収納部に喰込むことがあり、これを離脱
する際に穂先やガイドを損傷する虞れがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するために、断面
形状がU字形の前側収納部と、これより大径で断
面形状が半円以上の弧状の後側収納部とを円錐弧
状部により一体的に連結し、少なくとも前側収納
部と円錐弧状部の上縁に逆U字形のガイド保護部
を一体的に形成することにより、円錐弧状部の強
化を図り、2番竿又は3番竿以降の竿の重量がこ
の円錐弧状部に瞬間的且つ衝撃的に加えられるこ
とがあつても、外方へ広がり、ガイド付の2番竿
又は3番竿の先端が前側収納部へ喰込むことのな
いように構成したものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、Aはキヤツプ本体であり、穂先竿a1の先端
部を収納する断面U字形で細長い前側収納部1
と、断面形状が半円以上で前側収納部1より大径
の後側収納部2とを、2番竿a2以降の竿a3,a4
a5の前方への突出を防止するための円錐弧状部3
により連結し、且つ前側収納部1と円錐弧状部3
の上縁に逆U字形のガイド保護部4を一体的に形
成している。
b1,b2,b3,b4,b5は各竿先に固定したガイ
ド、c1,c2,c3,c4,c5は各竿先に遊嵌したガイ
ド、5は後側収納部2の上面に形成したガイド挿
入溝、6は後側収納部2の後端を後方へ延長して
形成した断面半円以下の弧状の取付片であり、締
付用ゴムバンド7を取付けている。8は前側収納
部1とガイド保護部4との前端に嵌着したゴムキ
ヤツプである。
本考案の一実施例は上記のような構成であるか
ら、第2図に示すように各竿a1〜a5の先端部にこ
れを被せ、ゴムバンド7を元竿a5の外周に巻付け
て固定すれば、穂先竿a1の先端部及びガイドb1
c1は前側収納部1及びガイド保護部4内に、その
他の竿a2〜a5の先端部は円錐弧状部3及び後側収
納部2内に受入れられ、2番竿a2のガイドb2はガ
イド保護部4内に挿入され、それ以降のガイド
c2,b3,c3,……b5,c5はガイド挿入溝5より上
方へ露出した状態で装着されるのである。
尚、上記実施例にあつては、ガイド保護部4を
前側収納部1と円錐弧状部3とに亘つて形成した
が、これを第1図に鎖線で示すように後側収納部
2まで延長してもよい。また前側収納部1には2
番竿a2の先端部まで収納される太さとし、3番竿
a3の先端が円錐弧状部3に係止されるようにする
こともある。
更に取付片6はゴムバンド7による巻付け方式
により元竿a5に固定する場合を示したが、この取
付片6を元竿a5とその手前の竿a4との間隙に嵌入
する嵌込み方式を採用してもよい。
(効果) 以上のように本考案に係るガイド付き振出竿の
竿先保護カバーは、キヤツプ本体の前側収納部と
後側収納部とを円錐弧状部により連結し、少くと
もこの円錐弧状部と前側収納部との上縁にガイド
保護部を設けることにより、円錐弧状部の変形を
防止したから、着用時に何らかの衝撃により各竿
先が前方へ飛出すようなことがあつても、2番竿
以降の飛出しを円錐弧状部で係止させることがで
きるので穂先やガイドを損傷することがなく、ま
たこのような衝撃により円錐弧状部に大きな力が
加えられても円錐弧状部が外方へ広がり、竿先が
前側収納部内に喰込むことがないので、従来のよ
うに前側収納部に喰込んだ竿先を無理に離脱しよ
うとして穂先を折損したり、穂先に設けたガイド
を破損したりすることも解消されるのである。
尚、実施例第1図、第2図に示すようにキヤツ
プ本体に連結した取付片を断面半円以下の弧状と
するときは、キヤツプ本体を竿軸の方向に引抜く
ことにより、穂先及びガイドを損傷することなく
容易に離脱し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上実施例の使用状態を示す一部横断平面
図、第3図はX−X断面図、第4図はY−Y断面
図。 A;キヤツプ本体、1;前側収納部、2;後側
収納部、3;円錐弧状部、4;ガイド保護部、
5;ガイド挿入溝、6;取付片、7;ゴムバン
ド、a1;穂先竿、a2;2番竿、a5;元竿、b1
b5;ガイド、c1〜c5;ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穂先竿の先端部又は穂先竿と2番竿との先端部
    を収納する断面U字形の前側収納部と、2番竿又
    は3番竿以降の竿の先端部を収納する断面形状が
    半円以上の弧状で前側収納部より大径の後側収納
    部とを円錐弧状部により連結し、且つ少なくとも
    前側収納部と円錐弧状部の上縁に、逆U字形のガ
    イド保護部を一体的に形成したガイド付き振出竿
    の竿先保護カバー。
JP1061586U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0131016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1061586U JPH0131016Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JP1061586U JPH0131016Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62122569U JPS62122569U (ja) 1987-08-04
JPH0131016Y2 true JPH0131016Y2 (ja) 1989-09-22

Family

ID=30797073

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JP1061586U Expired JPH0131016Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JPS62122569U (ja) 1987-08-04

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